仙台市立太白小学校~まるでホントの会社みたい?!試作品発表会!~
=仙台市立太白小学校=
まるでホントの会社みたい?!試作品発表会!
平成18年9月13日(水)
11:00~12:30
仙台市立太白小学校(佐藤達校長、児童数309名)は、平成15年度から起業教育を実践しています。同校では研究主題を「『本気の学び』を創る太白の子ども~実社会にかかわり,創造性や社会性をはぐくむ起業教育の取組を通して~」と掲げ、学校全体で授業実践に取り組んでおり、起業教育の先進校として他県より多くの教育関係者が視察に来られます。 今年度の6年生(52名)は、「大好き!太白!2006!~まちの元気・発信基地Ⅱ~」と題し、昨年度に引き続き、太白のシティセールスを考えるため、「地域とつながる」商品の開発を行っています。 今日は、試作品の発表会ということで、大学でデザインを教えている講師の方にプロの目から試作品を見ていただきます。どんな商品ができあがっているでしょうか? |
今日の授業は、東北工業大学工学部デザイン工学科で講師をしている梅田弘樹先生を招いての試作品発表会です。6つの会社がそれぞれの試作品をプレゼンして、最後に梅田先生からコメントをいただきます。
(※このレポートでは、販売日前ということで、商品紹介は差し控えさせていただきます)
各社とも、社名の由来・社員紹介の後、試作品1つ1つについて説明していきます。今年が起業教育2年目ということもあり、子どもたちのプレゼンにも「余裕」があります。 |
プレゼンの後の質疑応答にも熱が入ります。アドバイスやいい指摘がたくさんありました。 |
梅田先生から各社の試作品について、講評をいただきました。 「(中身を)使い切ったらどうなるの?」 「実際に使ってみたことある?」 「見た目をわかりやすくしたほうがいい」 「(キャラクターに)名前をつけてみたら どうだろう?」 など、具体的なアドバイスをいただきました。 |
また、実際に梅田先生がデザインした商品を見ながら、商品開発(デザイン)の流れについてお話いただきました。
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子どもたちも、かなり納得して話を聞いているようでした。
販売当日まで1ヶ月ちょっと。さらなる改善点がいろいろ見つけることができました。
1度商品開発を行っているだけあって、試作品の段階でもレベルの高い商品がたくさんありました。「おみやげ品」より「実用品」が多くなっており、実際に使ってもらいながら太白のことを想ってほしい、という子どもたちの想いが伝わりました。 <取材・文責:デュナミス 松浦> |