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☆どこまで走る気まぐれコップ☆

仙台市太白少年少女発明クラブ  第15回講座     平成19年 1月13日実施
                                                                
     迷走ロボットの製作                                                                                                                                                      担当主任 奥村  清彦 専任指導員  
                                                (協力スタッフ 9名)

講座内容☆モーターの回転軸に中心から外れたおもりを取り付けて回転させると、遠心力が働いて振動が起きるため、モーターを取り付けた紙コップが迷走するというもの。

会員は電気や光の講座とはまた違う物理の世界を楽しく体験できる講座となっています。

また、講座の終盤には教材考案者の奥村専任指導員からは「今日の講座でなぜ迷走?どうしてだろうと思ったことは積極的に自分で調べて解決してみよう」と会員へ強いメッセージが伝えられる。
     
       (このメッセージ、会員のどこかにとどまっていてくれることを期待しています。♪広報・今井)


* 材料
           ・マイクロ振動モーター1個
           ・電池ホルダー1個   ・電池(LR44)1個
           ・切りかえスイッチ1個  ・リード線
           ・厚手ベース両面テープ ・セロテープ

*使用した道具
           ・はんだごて  ・ナイフ  ・ピンセト  ・ニッパー  ・他

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今回は実技に入る前に「振動」と「遠心力」について、教材考案者の奥村専任指導員より会員に理解を深めてもらいたいということで事前の講義が行われる。難しい内容にもかかわらず、どの学年も真剣な面持ちです。


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資料を傍らにおいて、道具のピンセットを上手に使って教材を完成させていく。細かい作業が続く中、本当に神経を集中させていることがうかがえます。

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迷走ロボットの本体が出来ました。一番上が電池、左下がスイッチ、右端がマイクロ振動モーター。

この後、本体の上にさらに顔を書いた紙コップや飾りを付けると「迷走ロボット」の完成となります。

最後にダンボールなどにたくさんにピンを打ち、迷路を作りスイッチを入れると、モーターは振動をはじめ紙コップのロボットは気ままに走り出します。   行き先は誰にも分りません。

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完成した作品を実際に走行させて迷走するかテストをしてみる。みごとピンの間を走り出しました。

モーターの位置を変えて、走り方の変化を楽しむことも覚えました。

頑張った2時間、会員の笑顔と嬉しい声がいちばんよく聞こえる瞬間です。
指導陣もホット胸をなでおろす。

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