♪何度も実験してたしかめたよ♪
仙台市太白少年少女発明クラブ 第6回講座(7月21日実施)
【手回し発電機の羽根、そのパワーを探る】
講座担当 佐々木三郎 指導員
☆講座のポイント
第4回講座=羽根を製作。
第5回講座=羽根の調整、モーターに取り付け風を送ると、モーターの発電する電圧が羽根 の形によってどのように変化するかを測定。(出力電流= 0 の時)
第6回講座でも実際に製作した羽根をモーターに取り付け、風を送ったときに発電される電圧 を、実際に電流を流して測り、どんな羽根の形が電圧が下がりにくいのか、つま り電力を大きく得られるのかを調べる。
【電流×電圧=電力】ということも学習。
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電力ってなんだろう? 羽根をモーターにつけて電流を流してみると羽根の形で発電する力が
変化することがわかったね。(今回は抵抗(Ω)も加わる)
下のグラフを参照しましょう。
今回の実験の平均値 実施日2007・7・21 資料作成:佐々木三郎指導員
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【みんなの先生クローズアップ 】 大内 厚指導員
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手回し発電機の羽根を製作中の会員に優しくポイントを指導する 大内 厚 指導員。
*とどめておきたい大内先生の言葉*
「何だろうと興味を持つ。そしてどうしてだろうとわいた疑問にたいして、どうすればもっとうまくいくかな?と考えよう。物を作るって、苦労もあるけど楽しいことだね。」
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*「物は作るだけでなく性能を測定して調整、再び実験でデーターを確認するという今回の講座は高度だが、さらによい結果を想定しながら欠点を改良していくことが出来るよ。」*と会員へ工藤会長よりメッセージがある。
太白少年少女発明クラブではものづくりだけにとどまらず、今取り組んでいることがどういう意味を持つのか、今後どんな影響があるのか、活動の内容にあわせながら会員に伝えていくことを大切にしている。
送風機の前のモーターに取り付けられた会員製作の風車の羽、さあいよいよこれからどんな力が出るか実験です。
会員一人ひとりのデーターがコンピュータで集計されスクリーンに映し出される。
自分の作った羽根がどのくらいの電力を生むのか興味津々。また、調整前と調整後では
性能にどんな変化があるのか自分の目でしっかり確認していく。
決してやさしい内容でないはずなのに、、、。
でも会員はいつも一生懸命だ。講座の回を重ねるごとにクラブの活動が好きになってきて
いる証拠かな?
会員の前向きな気持ちが指導員のみなさんの活力になっている!どちらにもエールを贈りたい。
中級クラス製作の風杯型風車のパワーを確かめてみる指導陣。うまく回ったのかな?ちなみに風杯型風車の羽根はお味噌汁をよそう時に用いるお玉、というのがなんともユニークで楽しい。
( 記事 写真 広報担当 今井 )