ものづくりを離れて未知の講座を!
仙台市太白少年少女発明クラブ
第19回講座 (平成24年2月4日)
第一部 数字で遊ぼう 講師 宮城県立仙台第三高等学校 教諭 板橋 淳先生(数学)
第二部 金属の性質を確認しよう 講師 宮城県立仙台第三高等学校 教諭 長谷川俊一先生 (化学)
講座補助員 仙台第三高等学校自然科学部・化学班 高校二年生2名、一年生2名
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回の講座は外部から講師の先生をお招きしました。宮城県立高校で指導されている
長谷川先生と板橋先生、そして高校生のみなさんです。
会員もいつもとは違う雰囲気にワクワクドキドキ、興味がいっぱいの様子です。
数学
「数学は考えることを惜しまず頑張って考えてみましょう。すると答えは必ず見つかるし
数学が楽しくなります。」と会員のそばでクイズ形式の問題を指導される先生。
会員も楽しい数学の時間に次第に夢中になっていました。
出題①元気のないロバの図2枚を動かすことで元気のよいロバに変化させること。
どうやら発想の転換が必要のようですが。これがなかなか大変。答えは下に。
工藤会長をはじめクラブの指導員も今日は生徒に!出題①ロバの変身に挑戦しています。
ちょっと悪戦苦闘の模様です。(ファイト!)
これが解答です。横になっているロバの絵を縦にして騎手を乗馬させてみると
アララ不思議、こんなに元気のいいロバに変身!
このほかに魔方陣もクイズ形式で出題されて全員が我を忘れてチャレンジ、
あっという間の第一部の講座が終了となりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
科学
実験では赤く燃えるリチウムや黄色く燃えるナトリウムをアルコールランプに吹きかけて
炎色反応の実験をしました。写真は黄色の炎が大きく燃え上がったのでナトリウム
ということが分かります。この炎色反応が身近なものでは花火に利用されているという
説明に会員は実感として納得できたようです。
中・上級会員も鏡作りは初めての体験、よく映る美しい鏡を作りたいと意欲十分、
手順を理解して作業は慎重に行う。
特に硝酸銀は試験管の中で銀鏡反応が起きるので
手早土台のガラス板に乗せて処理くすることが求められます。
はたして上手くできたでしょうか!
お見事、美しい鏡が出来ました!
(使用薬品は硝酸銀、アンモンニャ水、水酸化カリウム、ブドウ糖、純水、他。)
鏡を二枚作ったうち、上が表面の鏡、下は裏面となっています。
第二部の講座も瞬く間に時間が過ぎて行きました。
お二人の先生が「会員の皆さんに楽しんで考えたり、取り組むことができたら
素晴らしいことだと思います」という共通の言葉がとても印象に残る講座でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お知らせ
次回2月18日の講座は 電気がなくても聞こえるラジオ作りです。製作経験のある中上級生はさらに
バージョンアップをします。お楽しみに!
次次回3月4日の講座は自由アイディア工作の完成を目指します。今までに自分で製作してきた作品は忘れずに必ず持参してください。
そして今年度最終日3月18日は 自由アイディア工作の発表展示会と閉講式になります。
インフルエンザが流行しているようです。それぞれ予防に心がけて元気よくクラブ活動に
参加して下さいね。
(写真 コメント 広報 今井)