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化学実験は楽しい!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第19回講座 活動内容    (2015・2・7実施)
*全コース  いろいろな金属の性質  ―講義と実験―

特別講師     長谷川 俊一先生   実験指導員  大学一年・二年生

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講師の長谷川先生、普段は高校生の指導をされている。
当クラブのために年に一度、楽しい化学実験講座を開催。
アシスタント役の実験指導員は、高校時代、長谷川先生に
化学を教わった大学生のみなさん。
【今後、科学と関っていく上で、難しいことがあっても前向きに
勉強して仲良くなってください。そうすれば楽しく、科学を糸口
にして豊かな未来も見えてきます】と会員へ頼もしいメッセージ
もいただきました。

実験①鉛の性質
金属なのにくっつく
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鉛の断面同士を押し付けて水入りのペットボトルを持ち上げました。
かなりの粘着力、柔らかい性質を持っていることがわかります。

実験②炎色反応
ある種類の金属(元素)・物質を炎の中に入れるとその金属は
特有の色を出して燃える。


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炎色反応実験を前に、会員の目は金属の入ったお皿に釘づけです。
どんな炎の色かな。橙色のようです。
主な炎色反応
リチウム=赤 ナトリウム=黄 銅=緑 
ナトリウム=黄色。 カルシューム=橙
とすると今お皿 の上で燃えている物質は?
会員はテキストと炎の色を確認しながら燃えている金属を確認
していきます。

実験③イオン化傾向
金属によってさびる速さ(酸化しやすさ)が違う。これをイオン化傾という。
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実験指導員は、ビーカーや薬品を扱いながら手早くイオン化傾向の
実験をしていきます。日頃から化学に親しんでいるからでしょう。
とてもスムーズです。

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すぐわかるイオン化傾向実験:
硫酸銅水溶液に鉄くぎを入れるとどうなるか。
ヒント:
イオン化傾向は小さいほうがくっついている物質を奪うの
でさびにくい銅が表面に出てくる。
(お皿の上のほうの釘が銅色に変色した釘)

銅は金、銀と一緒にオリンピックのメダルに用いられている
いるのはさびにくいからだということも学びました。

長谷川先生、大学生の実験指導員の皆様、会員たちのために
有意義な講座を開いてくださってありがとうございました。
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お知らせ

次回の活動は2月21日

鉱石ラジオその他です。

                 (写真・コメント・広報 今井)