身近な材料でロケット作り
第12 活動 (2015・10・10実施)
秋季特別講座 フイルムケースロケットを作って飛ばそう
講師 奥村清彦専任指導員
特別参加 東北工業大学 上杉直教授・大学生サポーター 佐藤聖隆 野地修平
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【今回の講座では身の回りにあるもので発生させた
ガスの力で手作りロケットを飛ばす実験。】
*ロケットの飛ぶ原理は
個体や液体燃料を高温にすることで高い圧力のガスにして
吹き出す力で飛ばす力にしています。
*ロケットの材料
重曹(じゅうそう)やクエン酸(酢なども)水
*なぜガスが発生するのか
重曹、クエン酸それぞれに単独で水を加えて
も、水に溶けるだけでなにも起こりません。 ところが、
重曹とクエン酸をまぜて水と合わせると、化学反応を
起こして、大量の二酸化炭素(炭酸ガス)が発生します。
*ロケットを飛ばす方法
ふたをしたフイルムケース内でこのガスを発生させると、
容積(約120ml)の5倍のガスが詰め込まれること
になって、その圧力で容器のふたが勢いよくはずれて
ロケットを押し出す力になります。
*材料の分量は
120mlのフイルムケース、スプーン
一杯のクエン酸と重曹と水少量
*ガスの発生量は
約600ml(容器の5倍)
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ガス発生装置
ペットボトルに重曹、クエン酸をまぜ、水を加えたのち、
管付きのフタを閉め、管の先を水槽の中に入れる。すると
泡ブクが出て炭酸ガスが発生していることが見える。
特別講座用に準備された特製装置。
画用紙でロケットの機体を制作した後に、フイルムケースを入れてセットします。
重曹、クエン酸、水などは下を向いているフイルムケースのフタを開けて入れるようになっています。
どうやらかっこいいロケットが出来たようです。
3メートル位、飛んだかな?紙と身近な材料で作れるなんてスゴイ!と驚きの声が一杯。
全員フイルムロケットを飛ばすことに成功しました。秋空のもと、特別講座を楽しみました。
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お知らせ
次回活動は10月24日です。幻想的なイルミネーションスタンド製作です、
また、クリスマスイルミネーション点灯式に向けての準備もスタートします。