夏休み中に物作りをしよう
仙台市太白少年小女発明クラブ第9回講座(8月9日・10日実施)
夏休みものづくり体験教室(文部科学省より委託)
☆講座の詳細*教材:文部科学省より配布される。
*対象:仙台市内の小中学生
*参加者: 29名(内訳クラブ会員16名 非会員13名)
*会場: 仙台市立太白小学校(図工室・体育館)
*工作キットおよび対象学年、参加人数
・かざぐるまカー コース(対象 小学1年~4年) 6名(会員0名)
(担当 遊座指導員 幾世橋指導員)
・プロペラカーⅡ コース (対象 小学1年~4年)10名(会員4名)
(担当 山崎指導員 奥村専任指導員)
・クランク歩行マシンコース(対象 小学5年~6年)11名(会員のみ)
(担当 佐々木指導員 大内指導員 工藤会長)
・Uターンマシンコース (対象 中学1年~3年) 2名(会員1名)
(佐々木指導員 大内指導員)
一日目 - コースごとにものづくりを体験する
二日目 - 各コースに分かれ競技会を開催
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配布された材料のみでどうしたらマシンの性能を十分発揮できるか考えました!
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夏休みもの作り体験教室一日目がスタート
かざぐるまカーの製作
思案中の参加者にクラブ指導員のリードのもと保護者も力を合わせて物づくりを
サポートしていきます。
どんなかざぐるまカーができるでしょうか。幼いながらも真剣な様子が
とても印象的です
プロペラカーの製作
全身に力をこめてプロペラカーの車体をカット、思い通りに切れたかな。今年初めての
参加ということで道具の使い方もぎこちない、でもそんなとき保護者の方の抑えの
手が心強い!日ごろの家族力を発揮です。
クランク歩行マシンの製作
配布された材料であればOKということで、足の長さ、止め方、接地面など、
随所に独自の工夫が見られます。「どうすれば性能をもっと良くすることができるか、
失敗を恐れず考えてやってみよう」という講座での学びが細かいところに生かされています。
今日の努力が明日の競技会で出るといいですね。
クランク歩行マシンの製作
これもクラブ会員の作品、中学生対象ということでかなりレベルの高いマシンの製作です。
この作品の特徴はマイクロスイッチを入れるレバーの形がとてもユニークです。
見本はL字のような形ですが会員がじっくり考えて製作したものです。
この鹿の角のようなレバーが競技会で素晴らしいコーナリングを披露しました。
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二日目 競技会がスタート
かざぐるまカーの競技、前日から団扇のあおぎかたを練習して今日の日に臨みました。
しかし、5mのゴールはなかなか遠かったようです。応援席もヒートアップ、
心配そうな声援がたくさん飛びました。
クランク歩行マシンの競技、のんびりゆっくり移動のマシンのせいか参加者も
楽しみながら自分の作ったマシンの行き先を見守っていました。
競技の合間にはマシンの修理・改良タイム、「どこが良くなかったのか、どうすると良くなるのか」
クラブ指導陣の声掛けを聞きながら自分なりに考えてみる参加者。
たくさん悩むことによってきっと次のいい結果に結び付くね。がんばれ!
参加者だけで手に負えないときはマシン病院へ、クラブ指導陣が待機していて
問題の解決にあたる。競技会ということで参加者も指導者も応援者もみんな熱くなる。
何かに熱中するってすごいエネルギーを生み出すね。
競技の後は待望の記録発表と入賞者の表彰式、
プレゼンターの工藤会長は全参加者に向けて、「皆さんは競技会のために失敗を重ね
ながら性能のいいマシンづくりを目指してがんばってきました。たとえ今日いい結果が
出なくてく悔しいと思った人もその気持ちを忘れずに次の機会に生かしてください。
いろいろ考え悩んだことは次のときに必ず力となって生きてきます。そのことを忘れな
いでほしいと思います」と励ましの言葉を述べる。
悲喜こもごも、暑い中大いに盛り上がった二日間の「夏休みものづくり体験教室」は
無事終了しました。
(写真 記事 広報 今井)