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2008年08月26日

夏休み中に物作りをしよう

仙台市太白少年小女発明クラブ第9回講座(8月9日・10日実施)         

夏休みものづくり体験教室(文部科学省より委託)

☆講座の詳細*教材:文部科学省より配布される。

*対象:仙台市内の小中学生
*参加者: 29名(内訳クラブ会員16名 非会員13名) 
*会場: 仙台市立太白小学校(図工室・体育館)
*工作キットおよび対象学年、参加人数
・かざぐるまカー コース(対象 小学1年~4年) 6名(会員0名)
  (担当  遊座指導員 幾世橋指導員)
・プロペラカーⅡ コース  (対象 小学1年~4年)10名(会員4名)
  (担当  山崎指導員 奥村専任指導員)
・クランク歩行マシンコース(対象 小学5年~6年)11名(会員のみ)
  (担当  佐々木指導員 大内指導員 工藤会長)
・Uターンマシンコース (対象 中学1年~3年) 2名(会員1名)
  (佐々木指導員 大内指導員)

一日目 - コースごとにものづくりを体験する
二日目 - 各コースに分かれ競技会を開催


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配布された材料のみでどうしたらマシンの性能を十分発揮できるか考えました!

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夏休みもの作り体験教室一日目がスタート


かざぐるまカーの製作
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思案中の参加者にクラブ指導員のリードのもと保護者も力を合わせて物づくりを
サポートしていきます。
どんなかざぐるまカーができるでしょうか。幼いながらも真剣な様子が
とても印象的です

プロペラカーの製作
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全身に力をこめてプロペラカーの車体をカット、思い通りに切れたかな。今年初めての
参加ということで道具の使い方もぎこちない、でもそんなとき保護者の方の抑えの
手が心強い!日ごろの家族力を発揮です。


クランク歩行マシンの製作
s-IMG_6242.jpg


配布された材料であればOKということで、足の長さ、止め方、接地面など、
随所に独自の工夫が見られます。「どうすれば性能をもっと良くすることができるか、
失敗を恐れず考えてやってみよう」という講座での学びが細かいところに生かされています。
今日の努力が明日の競技会で出るといいですね。 


クランク歩行マシンの製作
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これもクラブ会員の作品、中学生対象ということでかなりレベルの高いマシンの製作です。
この作品の特徴はマイクロスイッチを入れるレバーの形がとてもユニークです。
見本はL字のような形ですが会員がじっくり考えて製作したものです。
この鹿の角のようなレバーが競技会で素晴らしいコーナリングを披露しました。

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二日目 競技会がスタート
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かざぐるまカーの競技、前日から団扇のあおぎかたを練習して今日の日に臨みました。
しかし、5mのゴールはなかなか遠かったようです。応援席もヒートアップ、
心配そうな声援がたくさん飛びました。


s-IMG_6258.jpg

クランク歩行マシンの競技、のんびりゆっくり移動のマシンのせいか参加者も
楽しみながら自分の作ったマシンの行き先を見守っていました。

s-IMG_6269.jpg
競技の合間にはマシンの修理・改良タイム、「どこが良くなかったのか、どうすると良くなるのか」
クラブ指導陣の声掛けを聞きながら自分なりに考えてみる参加者。
たくさん悩むことによってきっと次のいい結果に結び付くね。がんばれ!

s-IMG_6268.jpg
参加者だけで手に負えないときはマシン病院へ、クラブ指導陣が待機していて
問題の解決にあたる。競技会ということで参加者も指導者も応援者もみんな熱くなる。
何かに熱中するってすごいエネルギーを生み出すね。


s-IMG_6285.jpg
競技の後は待望の記録発表と入賞者の表彰式、
プレゼンターの工藤会長は全参加者に向けて、「皆さんは競技会のために失敗を重ね
ながら性能のいいマシンづくりを目指してがんばってきました。たとえ今日いい結果が
出なくてく悔しいと思った人もその気持ちを忘れずに次の機会に生かしてください。
いろいろ考え悩んだことは次のときに必ず力となって生きてきます。そのことを忘れな
いでほしいと思います」と励ましの言葉を述べる。
悲喜こもごも、暑い中大いに盛り上がった二日間の「夏休みものづくり体験教室」は
無事終了しました。

                                      (写真 記事 広報 今井)

2008年08月16日

夏休み行事第二弾  大自然の中で!

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第8回講座
 (8月2日)             

*体験学習 秋保の河原(木の家)    

          参加者 会員 発明クラブ指導員 スタッフ 保護者他  67名

                      代表引率者 工藤治夫 会長   

講座内容
・太陽光の学習として太陽光集光器の製作  ・火おこしと湯沸かしとトウモロコシゆで・
・バーベキュー ・講義他

*自然エネルギーの学習の一環として「太陽光」を学習しながら、野外活動を通してクラブ全体の親睦を深める。


★活動スタート

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工藤会長の号令のもと活動現場の河原へ参加者が集まる。待ちに待った野外講座、川面に響く会員の華やいだ声が今の気持ちを代弁しています。みんなで楽しい思い出に残る一日にしたいね!


★集光器の製作                                                                                                         s-IMG_6174.jpg
籐のざるにアルミホイルを巻いて集光器づくり、ゆで卵になることを想定して中に入れる卵は黒い紙で包み太陽熱の伝導を良くする。 でも、今日空はあいにくの曇り空、なんとか出てほしい笑顔の太陽!!

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[後日談、2日のソーラークッキングは太陽の機嫌が思わしくなく成功までには至りませんでした。
しかし集光器を持ち帰って自宅で晴天の日に再トライした会員は温泉卵作りに成功したようです。
無限の力を秘める自然エネルギーもそのままでは不便であるということも学習した模様。今後課題をどう克服していけばいいのかということが講座で取り上げられていきます]


★火おこし、お湯わかし
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大自然の中だからこそできるたきぎでの火おこし、お湯沸かし、
やはり自分たちで直接に関わってやるのは手ごたえがあるので楽しいのかな。
河原の石の即席かまどをじっとみつめる会員。

★トウモロコシの皮むき
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みんなの大好きなトウモロコシもぎたてだけに一粒一粒輝いている。会員は自然の恵みを感じつつ力強く丁寧に皮をむく。きっといつもより何倍もおいしいよ。

★バーベキュータイム
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パラグアイより空輸された牛と羊肉の塊、会員は今までに見たこともない大きな焼き肉に目を見張る。
そして焼きあがるのをじっと待つ。
パラグアイ出身の音楽家ルイスさんとご家族のご尽力で異文化に触れる事ができました。
ここでも自然の恵みに触れながら楽しいひと時を過ごしました。多人数で食べるお肉の味は絶品でしたね。

★講義タイム
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食事の後は奥村専任指導員の講義。全参加者を対象に室内でスクリーンに映し出しながら「地球環境と自然エネルギーについて」開催する。身近で、切実なテーマだけに聴講者の皆さんも熱心に聞き入っていました。自然エネルギーについては発明クラブでも取り組む大テーマです。
  

                 (写真 記事 広報 今井)