自然エネルギーをパワーに手作りイルミネーション輝く
仙台市太白少年少女発明クラブ
第17 回講座 (12月13 日)
風力発電機、ソーラーパネルの設置、クリスマスイルミネーションの取り付けと点灯式
総括 工藤治夫会長
ついに自然エネルギーとイルミネーションがつながりました
点灯までのドキュメント
点灯式前日と当日、早朝から事前準備に渾身の力を注ぐ指導員陣。
日ごろマイクや、ペンを持つ手をハンマーに替えてイルミネーションボード設置の土台造り。
傾斜地の上、かなり寒くて作業はかなり大変。取材者は何もできず、無言のエールを贈る。
平成17年製作のイルミボードを今年も一緒に披露する。かなりの重さなので
保護者の応援も得て搬出する。(ファイト!!!)
「長時間の活動です、自分の役割を考え行動して、点灯の完成を喜び会いましょう」と
会長より会員へクラブ最大の行事の実施について、心得が伝えられる。
会員も心待ちにしていた行事だけに、内心わくわくしている様子だ。
イルミ・パネルへ最後のLEDを取り付ける。
点灯式の主役となるだけに形や色などもチェックする。満足するまで粘り強くがんばる。
いよいよLEDを現地のイルミネーションスクリーンに取り付ける。
今夜が本番なだけに全員真冬の寒さもなんのその
イルミネーション班が一丸となって作業に当たる。
風力発電機、ソーラーパネルからイルミネーションまでの送電線の取り付け、
命綱となるだけに全員で慎重に作業。
クラブが誇る風力発電機、取り付けられている羽根は、会員が講座の中で
どうしたらよく風を受け回るか角度や幅などを考えながら製作したものです。
太陽光エネルギー発電機、使用されているパネルは、会員が講座の中で製作した
ソーラーカーのパネルを再利用しています。
どちらも気象条件により発電能力は変化しますが、クリスマスイルミネーションへの
大きな動力となります。クラブ全体で自然エネルギーを活用してイルミネーションを
点灯させることに大きな誇りと喜びを感じています。
いよいよ点灯のカウントダウン、はやる気持ちを抑えながらもテープを持つ手に力が入る。
合図の太鼓の音が後方で大きく響く。
太白小学校区内の有志のかたが暖かいトン汁で今日の日をお祝いしてくださる。
13日点灯直後のクリスマスイルミネーション
中央のイルミネーションと右はじのイルミネーション小作品群が今年度会員によって製作される。
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平成20年度、クリスマスイルミネーションの点灯全景
4年間にわたる、延べ百数十人の会員の活動の「証し」が灯っています。
天候次第ですが、12月25日までの夕方5時から9時まで点灯を予定、あと十日間ほどですが多くの方々にぜひ現地へお越しいただきたいです。
そしてもの作りを、自然エネルギーを大事にしている「仙台市太白少年少女発明クラブ」の灯す
光のメッセージを感じていただきたいと願っています。 (場所:仙台市立太白小学校)
(下段の写真提供・大内厚指導員)
(写真・記事 広報 今井)