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2008年04月29日

♪指導員、講座外の活動もパワフルに!

仙台市太白少年少女発明クラブ

クラブ設立の趣旨を遂行するために、社会のニーズに応え会員の成長の姿に喜びを感じながら指導員スタッフは多彩な活動に取り組みクラブ運営の向上、発展を図っております。

今回は、年間を通じて取り組むおもな活動をご紹介いたします。


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*第18回少年少女発明クラブ  5月31日~6月1日

   *東北ブロック運営協議会総会(相馬市)

             出席者:奥村清彦専任指導員・幾世橋廣指導員・今井広報員

★1日目 東北ブロック6県における発明クラブの原状報告や運営について協議並びに意見
交換.・懇親会開催など
☆2日目 分科会・実技研修会

どのクラブも専任の指導員確保は大きな問題、その中で少人数の指導員で活動を
継続させている東根クラブに、クラス分けのシステムについて質問をする奥村専任指導員。
他にはクラブ運営資金確保に苦慮しているクラブの多さが浮き彫りになる。


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*宮城県内・他クラブと交流会 6月31日

宮城県内のクラブ同士が情報の共有や意見の交換をすることで抱える懸案事項の解決に当たる。当面の大きな課題は、平成20年度の開催地になっている「東北ブロック運営協議会総会」の円滑な運営について話し合われる。同じ県内のクラブとして今後も連絡協議会を継続的に開き発明クラブのよりよい運
営を目指し協力していくことを申し合わせる。[泉・富谷・太白・青葉の4クラブ出席]

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宮城県内の身近なクラブとして活発な意見交換がなされる。


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*発明クラブとして学校教育の支援を!      8月29.30日
     仙台市立太白小学校3年生 ものづくり特別講座  【プロペラカーの製作】  

クラブでは太白小学校において、夏休み明けの2日間、授業の一環として「ものづくり特別講座」を開きました。    文部科学省の意向でもある「少年少女発明クラブ」としての「学校教育支援」の実現です。

教材は文科省主催の「夏休みものづくり体験教室」と同じ「プロペラカー」
初日から3年生は指導員と緊張の中にものびのびと作品の製作に奮闘しました。2日目の競技会は,故障車が続出のため、特設の修理工場は大忙し、でも悔しいと何度も相談に通って改良した結果、好タイムが出ました。「すごく楽しかったよ!」という3年生の感想はとても嬉しい言葉です。

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”はじめての先生”

太白小学校の三年生の皆さんはものづくりに積極的です。今日初対面の先生にもかかわらず
プロペラカーの製作で分からないところはどんどん質問しています。会場の
図工室は教える側、教わる側が一体となって時間もあっという間に過ぎて行きました。


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指導員の手元を真剣に見つめる。好タイムがでるといいね!

早く届いて、お願い!と手を合わせていのる。


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”メカ病院開設”

2日目はいよいよプロペラカーの性能を確かめる競技会。
はじめての競技会に、三年生ののみなさんはわくわくドキドキ。

競技中は故障車が続出。

でも発明クラブのモットーは「故障したら、自分で作ったもののどこがダメだったのか、どうしたらいいか自分で考えその上で、一緒に考え改良してみましょう!」というもの。

一度ダメでもまだ頑張ればチャンスがあるということで体育館は、競技と、病院とで今までにない挑戦する気持ちと工夫そして達成感に満ちたものとなりました。

(たった2日間の交流でしたが、クラブの指導員も一緒に物作りに汗を流し太白小学校3年生の素直さと積極さに触れた2日間となりました。この日を境にこれから少しでも 「ものづくりって面白いんだ !」
と興味を持ってもらうえることを願いつつ講座を終了しました。

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*第61回少年少女発明クラブ全国会議 (名古屋)      10月20日~10月21日                   出席者・奥村清彦専任指導員・佐々木三郎指導員 

★1日目 全国会議 クラブの運営資金調達に関する質疑応答が多い。
奥村専任指導員により解説された太白少年少女発明クラブ出展の「クリップモーター」が好人気。

☆2日目 創作展見学
【トヨタテクノミュージアム産業技術記念館】

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第62回少年少女発明クラブ全国会議(東京) 3月5日~6日

出席者・工藤治夫会長・奥村清彦専任指導員・遊座宏指導員・今井広報員

★1日目 全国会議 主として 協会本部から参加クラブに対しての報告が中心となる。
協会本位の会議の在り方に参加者より苦言が呈される。
また、工藤会長の「多くのクラブが苦慮している恒久的な活動拠点の確保を文部科学省
に積極的に働きかけてほしい」という要望に会場から大きな賛同が得られる。
どのクラブも活動資金の確保と同様に抱えている大きな課題のようです。

                                                           
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   クラブ運営の問題点をを発明協会に鋭く指摘する工藤治夫会長

☆2日目 第66回全日本学生児童
発明くふう展を見学        【日本橋三越店にて】

 クラブ会員 高野改くんの作品『譜めくるりんⅡ』が見事入選です!


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発明の日フェア参加  4月20日
■主催:東北経済産業局/特許庁
■共催:仙台市教育委員会  ■後援:宮城県/仙台市 
■実施:社団法人 発明協会 

ものづくり教室指導              奥村清彦    専任指導員
クラブ作品の出展ブース管理、指導    佐々木三郎   指導員 
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太白少年少女発明クラブで出展した「迷走ロボット」や「手回しウオーキング・ロボット」が大人気、
興味の瞳でいっぱいになりました。
会場の科学館が閉館するまで数多くの人々が訪れて作品を手に取り触れて、楽しそうに実際に動かしていました。
ここでものづくりの楽しさに触れた何人かは新年度のクラブ会員として入会。発明の日フェア参加はとても有意義なクラブ広報活動となりました。