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2007年06月23日

♪赤い光がしっかり点ったね♪

仙台市太白少年少女発明クラブ            第3回講座(6月9日実施)

【手回し発電機をつくろう】  講座担当 佐々木三郎指導員     

        *使用する部品・ギヤボックスセット 端子板 LED 抵抗器 アルミパイプ他
        *使用する道具・ニッパー・ドライバー・ペンチ・ハンダ他

☆講座のポイント
前回の講座でコイルに電気を流すと磁石や鉄を引き寄せる力(電磁力)が生まれることを学習。
今回はそのレベルアップ編として、
電磁力を応用した機械の一つであるモーターを回すと発電するということを体験する。
人力によるというところがクラブテーマに沿う

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            電磁力を応用したモーターで発電の原理と法則を学ぶ。


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 【みんなの先生クローズアップ】        佐々木 三郎 指導員

資料、片手にスクリーンに映し出された発電機の作り方や原理を解説する講座担当の佐々木三郎指導員。


      ~・とどめておきたい佐々木先生の言葉~・

今はわからない部分があっても会員が大きくなったとき、いつか『あの時教ったことだ』と思い出すことがあると思います。そのことを念頭において今のうちから正しい理論を会員に教えていきたい。そのためにも資料作りには力を入れています。

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たくさんの部品と説明書を前に製作の手順を考える会員。目の前にさまざまな工具が並ぶ。
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          力をこめて!ドライバーを持つ手もだんだん慣れてきました。

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どのくらい明るいの?発電する力を大内指導員にテスターで測ってもらう。
4~5ボルトぐらいかな!さあ、乾電池よりも電圧が高いかな?調べてみてみよう!

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完成した発電機をまず自分で回してみる。まず表情が輝いたね。なかないいできのようだ!赤いLEDが目に飛び込んでくる。ヤッタネ!
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♪今回の講座より保護者の方による「サポーター」の活動がスタート。気持ちのこもった対応に講座の雰囲気も一段と熱気を帯びる。「会員は関係者全員で見守り育てようという」クラブの考えがさらに浸透して運営が円滑に行われていくことが期待されます。 

                  (記事・写真 広報担当 今井)

2007年06月11日

♪モーターってどうして回るのかな♪

仙台市太白少年少女発明クラブ            第2回講座(6月2日実施)
【コイルと磁石でモーターを作ろう】
担当指導員 工藤治夫 会長     
*使用する部品:エナメル線・フェライト磁石
・単三乾電池・紙やすり・絶縁テープ他
*使用する道具・キリ・ナイフ・定規・ニッパー・ラジオペンチ他
☆講座のポイントモーターの製作を通してなぜ電気で回るのか、その秘密を探る。また、今回はキリやナイフなど鋭利な道具も使用することから事故のないようにと道具の扱いについても事前に学習をする。


扇風機やドライヤー、電車など、
日常生活の中でモーターはさまざまなところに使われている

 今日からいよいよ本格的な発明クラブの講座がスタート。その第一弾として「モーター」が取り上げられる。
身近なところで多種多様に使われているモーターの動く仕組みついて、二時間の製作を通じて学んでいく。同時に電気の便利さやおもしろさなどにも触れる。
準備されたテキストや部品、道具などを目のまえにして新会員はやや緊張しながらも工藤会長の説明に真剣な表情で聞き入る。


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会員は講座担当の工藤会長による「なぜモーターが回ると思うのかな」
という問いかけで講座への興味が次第にわいてきた様子。その後の
「電気が流れている金属の線に磁石を近づけると『ローレンツ力』と
いう力が働いてモーターが回るよ」という謎解きの解説でさらにやる
気が深まる。


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思い通りに出来なくても、モーターを回したい気持ちがペンチを持つ手にしっかりこめられる。
さらにベテラン指導員の指導や会長の「そのやり方もいいね」の声がけが会員の「出来るかな?」の気持ちを励ましていく。

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設計図を見ながら、コイルを支える柱をクリップを用いて形作っていく。なかなか思うようにいかない。

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モーター全体を収納するためケースに台を取り付ける作業。キリで穴を開けて作る。初めての道具にやや戸惑いながらも完成目指してがんばる。

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モータ作りで一番気を使うコイル巻き、円形に正確に巻いていくことが成功のポイントとなる。それだけに一巻きひとまき丁寧にエナメル線を巻いていく。根気の要る大変な作業だ。入会して間もない新会員も気持ちを集中させて取り組んでいく。興味はすごいパワーを生んでいく!


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見事に完成、コイルがしっかり回ったね。クリップで作った支柱もなかなかの出来栄え。身近なものを活用していろいろなものが作れるね。今回の講座はモーターとともにきっと会員の一生の宝物になると思う!


                ( 記事・写真 広報担当 今井 )