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2008年10月31日

地球にやさしいエコライトです!

仙台市太白少年少女発明クラブ  第13回 講座(10月18日)

       *カシャカシャライトを作ってみよう*

         今回は外部講師による素晴らしい物づくりの講座が実現!

ご協力企業と特別講師 ・NECトーキン株式会社
                     研究開発部グループマネージャー  戸叶 祐一氏
                                  主任         早坂 淳一氏
                                  主任          佐々木 淳氏
おもな部品

発光ダイオード、基盤、銅線、バネ、ナット、差し込み棒、球、
圧電板(製品名PZTを発電の力を高めるために二枚張り合わせたもの)、銅テープなど


作品の説明

NECトーキン特製の「モバイル型の圧電セラミック」を曲げたりたたいたりすることで
電気を発生させ発行ダイオードを点灯させる。

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会員はわざわざ電気を使わなくても圧電板を曲げたり叩いたりすると発電することを学びました。

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講座の前に講師の方が用意された部品と完成したカシャカシャライトです。
カシャカシャとふると黒い丸い球がNECトーキン製の圧電板にあたって電気が発生し
先にある緑の発光ダイオードがきれいに灯るというもの。


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早坂講師の説明を聞きもらすまいと真剣な面持ちの会員、よく聞くことが次の作業や行動
がとりやすいということを日ごろの活動から身につけてきた模様。うれしい成長です。


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先生教えてください!初対面とは思えないほど積極的な会員に丁寧に対応される
戸叶講師(右)と佐々木講師(左)、

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この日は「カシャカシャライト」製作のほかに大型糸電話装置も準備されており、会員は糸通信にチャレンジ、思わぬサプライズに大喜びでした。講座を盛り上げる講師の方々の熱い情熱がじんわりと伝わってきました。

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「うまくできているかな、わからないところはないかな」と会員の作品の出来具合をみてまわる早坂講師。
出来ることならこれからもずーっとクラブの指導員になっていただきたいと、、、。


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会員の完成品、「振動した圧電板を受けるナットの止め方が難しかったけれど、ライトがうまく灯ったのでとても満足」と会員の感想です。

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 「カシャカシャライト」は作品の考案から材料の調達まで今回指導の三名の講師の方とほかの研究開発部の方が時間をかけて準備され、万歩計からヒントを得ての工夫やオリジナル部品の使用で大変苦心されたようです。でも会員からは今回の講座は新鮮でとても楽しかったと大好評!インパクトのある物づくりの一日だったようです。   

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                        写真・記事・広報 今井

2008年10月24日

魅力あふれるソーラーカーが完成!

仙台市太白少年少女発明クラブ  第12回 講座(10月4日)

ソーラーカーの製作 その③                
                    担当   奥村清彦 専任指導員


9月6日、9月20日、10月4日と
三回にわたってチャレンジしてきた
ソーラーカーの製作、今回がいよいよ最後の完成の講座となります。


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今回製作したソーラーカーの魅力と特徴を探る!


☆自然エネルギーをコントロールするスライドスイッチの機能

・太陽光と外部電源を充電。  
・太陽光を充電しさらに太陽光+キャパシターを並列運転しモーター を動かす。
・太陽光を充電しかつ乾電池でモーターを動かす。

  
[これだけの機能を搭載しています。全国の少年少女発明クラブでもレベルの高い試みといえます。]
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世界中のどこにもないソーラーカーの誕生 車体の右側にスライドスイッチが取り付けられている。
スイッチの位置によって機能が切り替わります。

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奥村専任指導員によって準備されたテキスト、車体の製作について詳しく解説されている。
講座ごとに渡されるので会員も自分から読み取る力が相当付いてきました。他でも生きる力ですね。


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分からないところは会員同士が助け合いながら積極的に問題を解決していくようになってきました。
会員の協調精神、仲間意識の育成というクラブ目標がすこしづつ実ってきました。

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自分だけの世界中どこにもないソーラーカです。三回の講座ということで
難しいところもあったようですがみんなの「作り上げるんだ」というファイトが完成にこぎつけました。
また「部品がいっぱいで、配線作業も込み入っていて大変だったけれど、その分おもしろくてやりがいがあった、また挑戦したい!」感想もたくさん聞かれました。
なんだ会員がとても堂々としているように見えました。


                                    (写真 記事 広報 今井)