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2007年08月26日

♪夏休み第二弾・秋保の里で、、、♪

仙台市太白少年少女発明クラブ       第7回講座 午後の部(8月1日実施)

夏休み行事・秋保(木の家)でバーベキュー&火おこし*講座担当 奥村清彦 専任指導員 

*参加者55名 (会員、保護者、クラブ関係者)   
会社見学のあとは一般家庭では味わえない野性味あふれる肉料理を楽しむ。その後は、河原で石のかまどを作り、火おこしとお湯沸しを体験、最後にとうもろこしをゆでて、もぎたての味を堪能する。一部・二部ともにクラブ活動の魅力を大勢で満喫する一日となった。


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太陽の下で思いっきり食べて遊んでそして学んだね
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        (´ー`)パラグアイ式バーベキュー(アサド)を食べて南米の文化にふれようs-IMG_4110.jpg

パラグアイから来仙中の音楽家でアルパの名手、ルイスさんと夫人が今日の行事のために特別にアサドを準備してくださる。なんと豪快な肉の焼き方、キロ単位の大きな肉の塊に全員大喜び!


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外で、しかも大勢で食べる味は格別、思わず最高!の声が


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さあ次は河原で火起こしにチャレンジ!→そしてトーモロコシをゆでよう! s-IMG_4118.jpg

「昔の人は本当に大変だったんだね】と火起こしの大変さを実感しながらみんなでタイムスリップ
めったに体験できないことだけにみんな煙に巻かれながらも一生懸命だ!


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トーモロコシをゆでる水を力を合わせて運ぶ。重い上に足場が悪くて大変そう、それだけに真っ先に行動に移してくれたことは拍手したいな、ガンバレ!

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さあ、いよいよトーモロコシを食べましょう。
秋保で取れた新鮮なものだけに大なべに三杯ゆでたのにあっという間に売切れてしまいました。
アサドとともに最高のご馳走となりました。ほころんだ皆さんの笑顔が物語っていましたよ。

                             
                           (♪写真 記事 広報担当 今井)

2007年08月17日

♪夏休み行事・秋保の里~風の企業へ行きました~♪

仙台市太白少年少女発明クラブ         第7回講座 午前の部(8月1日実施)
            
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        【 光進電気工業株式会社・仙台工場を訪問 】
      
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        *参加者50名    *引率者代表  工藤治夫 会長

♪会員は三回にわたって取り組んだ風力発電機の風車の羽根の製作と性能の実験、それらを通して風の力についてもっと知りたいと興味を募らせている。そういう状況の中、自然と対峙し地球と人類の未来を見据えて60年という長い歴史のある企業、光進電気工業株式会社・仙台工場を見学できたことは会員の科学への大きな興味や関心を高め、夏休み最高の行事となりました               


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         【さあ、自然と対話する企業見学会、いよいよスタート】

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10時光進電気工業株式会社に到着!仙台工場の責任者 製造部 部長 阿部正信氏より社内見学について、内容や予定が発表されました。「どんな見学ができるのかな」初めての体験に参加者は不安と期待でちょっと緊張気味です。


【興味いっぱいー雨量計ー】
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会員は空より降り注ぐ無数の雨をどのようにして何ミリと測定ることができるのかとても不思議に感じていました。そのせいか社員の方の説明におもわず身を乗り出す。やっと疑問が解けたもようです。

【光進ベーンの存在も知るー風向・風速計】s-IMG_4085.jpg

会員は屋上に設置されたたくさんの風向・風速計を目の当たりにして、日ごろの講座で学んだ自然エネルギーのことを思い出しました。なんだか私たちの日々の生活にとても大切なものなんだとの実感がわいてくる。

【さらに詳しく学ぶ】
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社員の方の優しい説明に会員も疑問点を質問したり、いつものげんきな調子が出てきました。
一見単純な機械に見えた風向・風速計が、実は髪の毛一本の差でもバランスに誤差が生じる精巧な機械だということを知り驚く。

【さらにスペシャリストより深く学ぶー製造している製品について】
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会社の歴史や高度な技術が要求される製品について
マーケティング部の登石弘氏より丁寧な 解説があり、ビデオ放映も交えて下さったせいか
難しい内容も楽しく勉強することが出来ました。特にテレビ出演された方が登場のときは大拍手、
子どもたちの心をぎゅっとつかんだ一瞬です。
知れば知るほど「光進電気工業株式会社って人類に役立つすごい会社なんだ」という思いを
参加者全員はいだいたようです。


【光進電気のことを大切な会社と感じるー活躍している場所などについて】s-IMG_4106.jpg


風向・風速計や雨量計は以前から知っていましたが、マーケテイング部の小倉裕三氏より、
説明を受けてかなり身近なところで活躍していることがわかり驚いている参加者がほとんど。
参加した子供たちも、自分の知っている場所や行ったことのある場所に風向・風速計などが
設置されていなかったかどうか一生懸命考えていました。

最後に教えていただいた夏休み研究の「雨量計作り」は親にも大好評。粋で優しいやさしいご配慮です。


【名残惜しいけれど最後に笑顔でパチリ!】
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今回の見学を通して光進電気工業株式会社では風向・風速計・雨量計のほかに
・気象・水文観測システム ・積雪計・蒸発計 ・温度計・湿度計 ・気圧計 ・日照計
・日射計 ・水位計・水温計 ・データロガー・システム機器 など数え切れないほどの
気象観測機器やほかにも医療用機器、半導体製造装置や人口衛星、ロボット関連の
機器なども製造しており、私たちの現在の生活やこれからの地球の未来にもますます
大きく関わっていく大切な会社だということがわかりました。

また光進電気工業仙台工場はゴミ分別に取り組み、社内にチリひとつなく清潔感に
あふれていることも印象に深く残りました。

日々の業務でお忙しい中、阿部部長をはじめ社員の皆様が綿密な見学メニューを組み
見学がスムーズに行われるよう細かいご配慮をしてくださったこと感謝とうれしさでいっぱいです。
そして見学者一同に対して最後まで優しい微笑と挨拶をしてくださったこと、
これもまたいつまでも心に残ります。

温かい雰囲気のなかであれもこれも学ぶことの多い見学会でした。
これからも宇宙(そら)へ大きくはばたいてくださいと願わずにはいられません。

子どもたちもきっと見学会で学んだこと教えていただいたこと、近い未来に生かす日が来ると感じます。
本当にありがとうございました。

  ーーー☆☆☆その後☆☆☆ーーー  
        
*たくさんのうれしい気持ちが手紙に託されました*s-IMG_4200.jpg


*早速雨量計をつくってみました。結果は大成功!*s-IMG_4232_2.jpg

     
                    (♪ 写真 記事 広報担当 今井)
                  

2007年08月06日

♪何度も実験してたしかめたよ♪

仙台市太白少年少女発明クラブ         第6回講座(7月21日実施)

【手回し発電機の羽根、そのパワーを探る】
                              講座担当 佐々木三郎 指導員   
☆講座のポイント
       第4回講座=羽根を製作。
       第5回講座=羽根の調整、モーターに取り付け風を送ると、モーターの発電する電圧が羽根               の形によってどのように変化するかを測定。(出力電流= 0 の時)

       第6回講座でも実際に製作した羽根をモーターに取り付け、風を送ったときに発電される電圧               を、実際に電流を流して測り、どんな羽根の形が電圧が下がりにくいのか、つま               り電力を大きく得られるのかを調べる。

                 【電流×電圧=電力】ということも学習。


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電力ってなんだろう? 羽根をモーターにつけて電流を流してみると羽根の形で発電する力が
変化することがわかったね。(今回は抵抗(Ω)も加わる)

下のグラフを参照しましょう。



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今回の実験の平均値     実施日2007・7・21     資料作成:佐々木三郎指導員


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     【みんなの先生クローズアップ 】 大内 厚指導員
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手回し発電機の羽根を製作中の会員に優しくポイントを指導する  大内 厚 指導員。

*とどめておきたい大内先生の言葉*
「何だろうと興味を持つ。そしてどうしてだろうとわいた疑問にたいして、どうすればもっとうまくいくかな?と考えよう。物を作るって、苦労もあるけど楽しいことだね。」


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*「物は作るだけでなく性能を測定して調整、再び実験でデーターを確認するという今回の講座は高度だが、さらによい結果を想定しながら欠点を改良していくことが出来るよ。」*と会員へ工藤会長よりメッセージがある。
太白少年少女発明クラブではものづくりだけにとどまらず、今取り組んでいることがどういう意味を持つのか、今後どんな影響があるのか、活動の内容にあわせながら会員に伝えていくことを大切にしている。


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送風機の前のモーターに取り付けられた会員製作の風車の羽、さあいよいよこれからどんな力が出るか実験です。


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会員一人ひとりのデーターがコンピュータで集計されスクリーンに映し出される。
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自分の作った羽根がどのくらいの電力を生むのか興味津々。また、調整前と調整後では
性能にどんな変化があるのか自分の目でしっかり確認していく。
決してやさしい内容でないはずなのに、、、。
でも会員はいつも一生懸命だ。講座の回を重ねるごとにクラブの活動が好きになってきて
いる証拠かな?
会員の前向きな気持ちが指導員のみなさんの活力になっている!どちらにもエールを贈りたい。


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中級クラス製作の風杯型風車のパワーを確かめてみる指導陣。うまく回ったのかな?ちなみに風杯型風車の羽根はお味噌汁をよそう時に用いるお玉、というのがなんともユニークで楽しい。

                                   ( 記事  写真 広報担当 今井 )