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2017年11月01日

イルミスタンドで非常時に備えよう

仙台市太白少年少女発明クラブ

第15号(活動日10月28日)

*基礎コース イルミネーションスタンド          担当 奥村清彦専任指導員
*発展コース*チャレンジコース    イルミネーション点灯準備           
*チャレンジコンテストコース 大会出場準備        担当 矢内信義指導員    
(指導補助 東北工業大学 学生ボランティア 1名)

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基礎C 【イルミネーションスタンド製作】
美しくて長持ち、災害時にも役立つ優れもの

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 スタンドの心臓部、配電盤の
製作、ハンマーで釘を五か所打ち込む。細かい作業だね。

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 配電盤の製作に欠かせないはんだ付けする。気持ち集中!

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 ペットボトルの中にランプがしっかり立っています。あとは白い
障子紙をランプシェードとして覆いかぶせれば完成。

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身近な材料を活用したクラブオリジナルキットの【イルミネーションスタンド】
暗がりで変光する様子はとても幻想的です。大切に使いたいね。

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発展・チャレンジC【イルミネーション点灯準備】
     自然エネルギー活用、風力発電機点検

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発電機がきちんと動くか、羽根の部分は破損していないか、細かい部分まで点検する。

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修理のあと、計器で発電を確かめる。問題なさそうだね。

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チャレコンC 【もうすぐ全国大会】

みんなでWeb投票をして応援しよう!
【はつめいキッズチャレコン公開Web投票】を検索してね!

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チーム名【 ミラクル太白】 作品名 【未来の海上都市と海底火山】

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お知らせ

次回活動 11月4日

                                 (写真 コメント 広報今井)

2017年10月27日

東北工業大学で光の学習

仙台市太白少年少女発明クラブ
第14号(活動日10月14日)

*全コース 特別講座 【光とはなんだろう】-光の不思議- 
講師:東北工業大学 教授 上杉 直先生講座運営サポート ボランティア東北工業大学学生5名
場所 東北工業大学 13時~15時 参加者 会員17名 家族他17名 クラブ関係9名
引率総責任者 工藤治夫会長 活動総括・分光器製作指導 奥村清彦専任指導員 他 指導員、事務局 
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本日の講義内容
【光とはなんだろう】-光の不思議-
*光ってなに(光とは、光の色とは~
光の三原色、色は人間の視神経が感じるもの)
*光の性質(光は波、光の屈折と反射~光ファイバーの原理、
干渉,・散乱・回折、光の色や波長は変化できるの?空が青いのは?
・夕焼けが赤いのはなぜ?太陽と地球の関係、など)
*まとめ  
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わくわくドキドキ  待ちに待った上杉 直教授の講座  【光とはなんだろう】


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杉先生は実験を交えながらわかりやすい言葉で「光」について授業。
会員もいつもとは違う場所でやや緊張気味かな。

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↑ステージ用ライト?いいえ、光の三原色を会員にわかりやすく
説明するため、上杉先生が手作りした実験器。また、実験と同時
に詳しい解説がスクリーンに映し出されています。

さまざまな実験で光について興味が深まる

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光の屈折と反射とは何か、光の性質について実験。空気と水の
境目で光の進む方向が違うことを学ぶ。

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みんなが知りたい【空の青と夕焼けの赤】、なぜ?今実験で
謎が解き明かされようとしています。水中(茶色)を通る赤の
光線に注目!


・・・・・・・・・・・・・・・【分光器製作】・・・・・・・・・・・・・・

蛍光灯の光を観察
光のどんな色や波長が見えるかな
〰製作指導 奥村専任指導員〰

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「作り方わかる?」と大学生のみなさんが優しく声がけ。

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「どんな光の色が見えるかな?」学生の製作サポート、素晴らしい!

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東北工業大学 上杉直教授 特別講座 出席者全員で記念撮影 、新鮮な2時間でした!
2017・10・14

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お知らせ 次回活動 11月28日

                             写真、コメント 広報今井

2017年09月30日

初めての試み、スポンテニアス競技大会

仙台市太白少年少女発明クラブ

*全コース【スポンティニアス】・競技会
第一部 りんごの皮むき  第二部 より高い建造物を造る 総合担当 奥村清彦専任指導員 他全指導員
(指導補助 東北工業大学 学生ボランティア 2名)

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【スポンティニアス】競技について】 
OM(Odyssey of the Mind)世界大会で行われる競技の一つ。
競技当日に初めて課題が提示される。限られた時間内で、チームで
問題を解決する競技。個人の創造性や発想能力、問題解決能力だけ
でなくチームとしての活動能力も高める。

                 ーーーー第一部 りんごの皮むきーーーー


課題1【りんごの皮むき】
*材料:A4に紙1枚のみ
*道具:ハサミ、筆記用具
(注材料としては使用できない)
*競技時間:5分間
*長さの測定:床上のスケールで測定、途中で切れた場合は長い方を採用。
*得点:長さ1センチ=1点
*主な採点項目
 長さ+切り方等の独創性など


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初めてのチャレンジ!切り方はいろいろ、いかに1枚の紙を長く
切るか考えながらハサミを慎重に扱っています。

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A4の紙1枚からずいぶん長い「りんごの皮むき」が出来ました。紙が切れないように慎重に測定しています。
最長は9,4mでした。

                ーーーー課題2【高いタワーを作る】ーーーー
*材料:A4の紙1枚
セロテープ、ホッチキスの針
*道具:ハサミ、ホッチキス本体
筆記用具、(注、材料としては使用できない)
*競技時間:10分間
*完成タワーの条件:自立。
*得点:高さ1センチ=1点
*おもな採点項目
 高さ+建造物の独創性など


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自立することを目指して、より高い建造物を作ることに集中しました。
世界でただひとつの作品。この競技で一番高い建造物は74cm、
土台がしっかりしている作品です。


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【お知らせ】 次の活動10月14日

課外活動 場所 東北工業大学

                     写真コメント 広報 今井

2017年09月29日

マイカーで競技会

仙台市太白少年少女発明クラブ

*基礎コース おもちゃの自動車・競技会          担当 奥村清彦専任指導員
*発展コース キュートロボ  ・競技会            担当 矢内信義 指導員 
*チャレンジコース *チャレンジコンテス ト自主製作    
(指導補助 東北工業大学 学生ボランティア 2名)

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【改造自動車の部】

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天候が曇のため、太陽のエネルギーは当てに出来ない、そこで
充電器で同一条件のもと自動車に充電をする。


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ゴールはもうすぐ、会長の声援を受けながら、【速く走れ!】と
祈る気持ちを込めて、思わず腕を組む。

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【馬ロボ】の部

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【馬ロボ】スタートしました。ユニークな走りに周りから声援が飛ぶ。
軌道修正の鞭は定規で行います。


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【成績】


競技会ソーラーカーの部
コース5M 充電3V

第1位     13,69秒
  (時速約1,315km)
第2位     15,11秒
  (時速約1,191km)
第3位     17,00秒
  (時速約1,059km)
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【馬ロボ】の部

コース5M  動力電池

第1位     27,24秒  

第2位     43,41秒

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お知らせ
次回の活動は

9月30日

                  写真コメント 広報 今井

2017年08月31日

オモチャの車がエコカーに

仙台市太白少年少女発明クラブ

第10号(活動日8月26日)
第11号(活動日9月1日)
*基礎コース おもちゃの自動車を改造              担当 奥村清彦専 任指導員
*発展コース キュートロボ                     担当 矢内信義 指導員 
*チャレンジコース *チャレンジコンテストコース 自主創作活動  担当 佐々木三郎指導員
(指導補助 東北工業大学 学生ボランティア  )


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基礎C 【オモチャの自動車がソーラーカーへ】

大幅な改造で多機能型車へ大変身

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改造前の自動車です

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モーターや電線を取り付ける。

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自動車の屋根にソーラーが取り付けられ、モーターとの接続配線が完了。

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オモチャの車が多機能型の車に変身すると言うことでどの会員も
一生懸命改造に取り組んでいます。

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発展C 【キュートロボの製作】

独自のアイディアが活かせる

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
【キュートロボって何?】
◆1個のモーターで動くシンプルなロボット。
工夫次第でオリジナルのロボットも作れる。
*主な部材
◆スケルトンワンピースギヤボックス。
◆スケルトン万能フレーム ◆ネジ類他
*その他注目点。
◆スケルトンボディで力の伝達が観察できる。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

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第一作目のキュートロボ(馬ロボ)完成!
ギヤボックスの上に電池ボックスが取り付けられた状態。
スケルトン万能フレームはカラフルで見た目にも楽しめる、
次回、動きが楽しみだ。

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チャレコンC
【近づく地区大会に向け】

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チャレンジコンテストの出場予定作品の題名は【未来の科学の海上都市】
写真左は動力車で走行がよりスムーズに行くように車輪を調整中。
写真右は山車で海底から火山の噴火で島が出来ていくことをイメージして
細かいところを製作している。がんばれ!!!

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お知らせ

次回活動 9月14日

                      (写真 コメント 広報 今井)


2017年07月31日

雨の野外活動

仙台市太白少年少女発明クラブ

第9号(活動日7月30日)

*全コース 夏休み野外活動
場所 仙台市秋保湯元 木の家  10時~14時
 参加者 会員11名 家族他14名 クラブ関係19名
引率総責任者 工藤治夫会長 活動総括 奥村清彦専任指導員
 他指導員、事務局 、東北工業大学

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かまど作り・火おこしトーウモロコシゆで バーベキュー スイカ割り
 ―秋保にて―

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仙台市秋保町の河原、長雨で川の水がいつもより増して流れが
速くなっています。

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あいにくのお天気、湿気が多くてなかなか着火しません。
それでも事前に教わったとおり空気の流れを考えながら
かまどづくり、そして火おこし、湯沸かしに奮闘しています。

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トーウモロコシの皮むき、「ヒゲの数だけ実がつくのだよ」と
工藤会長の説明をうけながら挑戦。

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その後は熱いお湯に注意を払いなが沢山のトーウモロコシを
ゆで上げる。


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会員の頭より大きい8kgの巨大肉塊登場!
これを焼き上げるのに一時間以上かかります。


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寺子屋授業?野外活動ばかりでなく講座の中で学習したことも復習、
【太陽熱で作るゆで卵】の実験は雨のため各自家庭で実践する
ことになりました。

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ズラリ並んだランチの食材、自分たちでゆでたトーウモロコシも並びます。
会員のわくわくタイムです。

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最後のアトラクションはスイカ割り大会、
スイカに下ろした棒が見事に当たりました。すごい勘だね。
甘くて美味しいスイカを参加者全員で分け合い美味しいデザート
となりました。
晴天とまでは行かなかったけれど、みんなで本当に貴重な体験を
した、充実の野外活動でした。

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お知らせ

次の活動は 8月26日です。

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                         (真真 コメント 広報 今井)

2017年07月30日

夏休み施設見学会

仙台市太白少年少女発明クラブ
第8号(活動日7月29日)

場所 国立研究社団法人 産業技術総合研究所東北センター 13時~16時

参加者 会員17名 家族他23名 引率責任者 工藤治夫会長 現地総括 奥村清彦専任指導員 他

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産総研ってどんなところ?
自然エネルギーを活動テーマの中心とする太白小年少女発明
クラブですが「産総研」では施設の使用エネルギーを3年間で
15%削減することを掲げている国立研究開発法人です。
【さらに詳しい取り組みの内容】
*グリーン・テクノロジーによる豊かで環境に優しい社会の
実現、(省エネや環境問題 他)
*ライフ・テクノロジーによる健康で安心・安全な生活の実現、
(医療や創薬 他)
*インフォメーション・テクノロジーによる「超スマート社会」の実現。
(人工知能、ロボット 他)
などがあります。(産総研ホームページより抜粋)
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「おはなしと実験」
演題 地球が暑くなるってどういうこと?

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地球の温暖化や温室化について、地球の成り立ちから今後まで
などを受講。会員は【おはなし】の内容に引き込まれる。


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太白小年少女発明クラブ向けの特別講座

【光る蟲(むし)の世界】の近江谷克裕 講師(産総研バイオメディカル研究部門長)

近江谷先生のお話で光る生物が日本に沢山にいることを改めて知る。

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その他のコーナーでは講演の空き時間に自由に回りものづくり、実験などを体験しました。

人気のコーナー【二酸化炭素でペットボトルロケットを走らせよう】や
【偏光万華鏡作り】などに多くの会員が訪れました。

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お知らせ

(写真・コメント  広報 今井)

2017年07月25日

太陽光の力を身近に知る

仙台市太白少年少女発明クラブ

第7号(活動日7月15日)

*基礎コース 太陽光(熱)集光器による実験                担当 奥村清彦専任指導員
*発展コース 超小型風力発電機(ミニ・ウインG)製作3回目     担当 矢内信義指導員 
*チャレンジコース *チャレンジコンテストコース 自主創作活動    担当 佐々木三郎指導員


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基礎C 【太陽光(熱)集光器で実験】
天気と測定時間帯で左右されることを学ぶ

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集光器の実験内容 
天候:曇り 時間帯:13:30~14:30
① 全員同じ条件の水(60cc)を黒い紙コップの中に入れ、集光器の中心に置く。
② スタート時点の温度26℃~27℃程度
③ 5分間隔で水温を計測、温度上昇の推移を観察し記録する。
④ 60分後の温度は最高で40℃を越えた。
*集光器に入れなかった場合は?
コップの水温は27℃→28,7と変化率が低い

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実験スタート。始めに水を入れた黒い紙コップを集光器の台の
中に慎重に入れる。
次に太陽光の当たる方向を見極めながら集光器の向きを調整して
いきます。この作業が温度上昇のポイントとなる。

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スタート時の水温。

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60分後の水温、曇空の中集光器は頑張りました。
晴天時の温度変化は夏休み中に各会員が自主的に測定することになりました。

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発展C 【超小型風力発電機の製作3回目】
じっくり取り組んだ発電機、いよいよ完成へ


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完成した超小型発電機(ミニ・ウインG)

部品はすべて担当の先生の考案、および手作りとなります。


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お知らせ

次回活動は施設見学会  現地集合 午後一時です。

2017年07月20日

自然エネルギー太陽編

仙台市太白少年少女発明クラブ

第5号(活動日7月1日)

*基礎コース 集光器          担当 奥村清彦専任指導員
*発展コース 超小型風力発電機二回目  担当 矢内信義指導員 
*チャレンジコース *チャレンジコンテストコース 自主創作活動  担当 佐々木三郎指導員

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基礎C 【太陽光(熱)集光器製作】
クラブテーマ自然エネルギーを学ぶ―太陽光― 編~


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【集光器の材料はプラスティックミラーシート】円形のラインに沿って
カット。ハサミの先に集中!


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【朝顔の形に】端と端を合わせたリングを大小2個作成し合体させる。
形が出来上がったあとは太陽光を効率よく集め
るためにカバー用のシールをはがし鏡面を出す

次に集光器の中に実験用のコップを設置して完成!

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発展C 【超小型風力発電機の製作2回目】
   発電機本体の組み立て、細かい作業にチャレンジ


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本日の作業の打ち合わせ
【発電機本体が完成をめざす】

*羽根車の製作、ペットボトルの上部を利用して羽根が8枚に
 なるようにカットすること。

*【部品の穴あけ】発電機本体と羽根車を組み立てる大切な作業、
しっかりとこなすこと。

*【欠かせないはんだづけ】負荷の発光ダイオードを発電コイル
のリード線にはんだづけをすること。

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【動作テスト】超小型風力発電機(ミニ・ウインG)の本体が完成
したようです。扇風機の風で羽根車が回ると発光ダイオード(LED)
が点滅、発電を確認!


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お知らせ

次の活動は7月15日、
基礎コースは集光器の実験となります。

発展コースは発電機の支持台を作成して完全完成を目指します。
               (写真、コメント  広報今井)

2017年07月05日

風のエネルギーを得よう!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第5号(活動日7月1日)

*基礎コース 風力発電機-風車の羽根性能測定          担当 奥村清彦専任指導員
*発展コース 超小型風力発電機                   担当 矢内信義指導員 
*チャレンジコース *チャレンジコンテストコース 自主創作活動  担当 佐々木三郎指導員
(指導補助 東北工業大学 学生ボランティア 白鳥  管原 )

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基礎C 【風車の羽根の性能測定】
     さらにより良い性能を引き出すために


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【 電力テスト】クラブ特製の風洞に羽根を取り付け、風を送り作品
ごとに発電の測定中。

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【測定前に】羽根がしっかり回転するか息を吹きかけ確認中。

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【最初はうまく回らなかった】
でもあきらめずに改良を重ねて最高の性能を引き出すことが
出来た作品
上の羽根、 第1位36mW、下の羽根、 第2位34mW  

気づいた点 次は中心点をもっと正確に測るように注意したい
と意欲満々。

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【どうしたら羽根の性能を引き出せるのか】

奥村先生は、風を受ける羽根の曲げる角度が大きく関係している
ことに触れ今回の講座のまとめ授業。このことで会員は自分の
改良点が気づきやすくなります。

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発展C 【超小型発電機の製作一回目】
      発電機の心臓部作りに挑戦


ーーーーーーー【発電コイルが出来るまで】ーーーーーー

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【先生の説明とオリジナルテキストで】
ものづくりの前に今日の講座の内容をしっかり把握していきます。

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【コイル巻き枠】矢内先生考案の手作り品。巻枠用チューブに、
プラスチックス製のフランジを両端に取り付ける

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【コイル用線巻き器】
鉛筆削り器を改造したもの。これがあれば線がからまず楽にできる。

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【根気よくそして丁寧に】線巻き器で線を枠に
2000回以上巻くので正の字を書きながらカウントしていきます。

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【発電コイルが完成】次回はこのコイルを
用いてローターの製作。羽根車、台座作りと続き超小形発電機
(ミニウイン・G)が完成します。

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チャレンジC
【取り組みの経過報告】


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【異なるコースの情報交流】今どんな「ものづくり」に取り組みたいのか、
そして進み具合はどうなのか全会員の前で発表、高い意欲が
伺えます。

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お知らせ

次回活動は7月8日です。7月は活動の回数が多いので予定表を確認しましょう。

                             (写真 コメント 広報 今井)


2017年06月28日

自然エネルギーを活かそう

仙台市太白少年少女発明クラブ

*基礎コース 風力発電機-風車の羽根         担当 奥村清彦専任指導員
*発展コース 重力蓄電器の製作とエネルギー変換実験  担当 矢内信義指導員 
*チャレンジコース *チャレンジコンテストコース 自主創作活動
(指導補助 東北工業大学 学生ボランティア 萩野 暁 )

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基礎コース 【風車の羽根製作】
 
道具を使いこなすことがポイント

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ションの点灯に活躍する風力発電機。今回は羽根を製作。

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【定規】易しいようで難しい定規の扱い。羽根づくりには正確さが
求められる。📐

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【ポール盤 】羽根の中央に穴を開ける作業、最も緊張する瞬間。

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【金バサミ】持つ手より何倍も大きい。初めて見る

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【大切な講義】羽根づくりで重要な部分。どうしたら風を上手く受けて
回ることが出来るのか、羽根のねじり方と角度について学習。

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【完成】講座の最後に風力発電機に取り付けるための羽根が完成。
形がいいのでしっかり発電してくれそう。

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発展C 【重力蓄電器の製作】
 おもりを使ってエネルギー変換の実験

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おもりをぶら下げる糸の巻き胴を製作中。慣れない道具ノコギリで
紙製のパイプ管を平行にカットするのはなかなか大変。
コロコロ転がらないようにしっかり押さえ込む。

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【エネルギー変換の実験】

手回し発電機のハンドルの部分と今回製作の重力発電機を交換し、
CDと紙パイプ管で作った滑車におもり(緑のペットボトル)を下げる
タコ糸を巻き付け、高いところに設置する。

手回し発電機で発電(電機エネルギ)→重りが持ち上がる(重力エネルギー)→
手回し発電機のハンドルをはなすと重りが落ちながら発電(電機エネルギー)する。
矢内先生の説明を受けながら実験を楽しむ。

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チャレンジC
【各自の課題に向かって】

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今回は2名で活動。それぞれの課題をノートにまとめ具体化の
一歩を踏み出す。「つくりたいもの」はすでに決定している模様。
四年目を迎えた会員の作品完成が楽しみです。

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   お知らせ

次回の活動は7月1日です。


                     (写真・コメント  広報今井)                           


2017年06月10日

自力で発電する

仙台市太白少年少女発明クラブ

3 号(活動日6月 3日)

*基礎コース 手回し発電機       担当奥村清彦専任指導員
*発展コース 三極モーター製作第2回  担当  矢内信義指導員 
*チャレンジコース *コンテストコース 指導 佐々木三郎指導員
(指導補助 東北工業大学 学生ボランティア 萩野暁 八重柏紀之)

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基礎C 【手回し発電機】

配線のはんだ付けの注意点を頭に入れて!

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作り方の説明を受けたあと、わからないところはテキストをよく読み返します。
大切な基本を早くも見に付け始めています。!

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細かい部品が多いので、作業は一つひとつ丁寧に取り組む。
特に配線のはんだ付けはまだ、入会して日が浅いのにかなり
上達してきました。凄いファイト!


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完成した手回し発電機、取付台は手回しをするときに回しやすいような
形になっており担当の先生考案により向きを変えれば右利き、
左利きどちらでも対応出来るような仕様になっている。

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発展C 【三極モーター】第2回目→完成

難易度の高いコイル巻きをがんばる

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矢内先生考案の道具。使用済のCD再利用。これがあれば難しい
コイル巻きも楽々!

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道具のお陰だね。巻き線材を一極につき200回も巻く作業が三極とも、とてもきれいに仕上がっています


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2回の活動日で完成した三極モーター。平鉄板の曲げ加工、
コイルの製作、部品の組み立てと取り付け作業、どの部分も難しかった。
それだけに完成して回転した時の喜びは大きい

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嬉しいニュース
当クラブの設立者、工藤治夫会長が国の勲章を受けました。
         (春の叙勲)

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4月29日、工藤治夫会長は中小企業育成発展のために長年に
渡り尽力されたとして、経済産業省の推薦を受け、日本国天皇より
【旭日双光章】を皇居にて授与されました。


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お知らせ
次の活動は6月17日です

                       (写真・コメント 広報 今井)

2017年05月28日

オリジナル材料でモーターを作る

仙台市太白少年少女発明クラブ

第2号(活動日5月20日)
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*基礎コース クリップモーター    担当・指導 奥村清彦専任指導員、庄子孝一指導員、國井 誠指導員
*発展コース 三極モーター製作第一回 担当・指導 矢内信義指導員 、大内 厚指導員 
*チャレンジコース *チャレンジコンテストコース 実活動に向けてミーティング 指導 奥村清彦専任指導員
(指導補助 東北工業大学 学生ボランティア 白鳥 岳、八重柏紀之)
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基礎 コース  【クリップモーター】
        ハンダと沢山の道具を使いこなして


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どんな作品が出来上がるのかな?テキストを広げながら初めて
のクリップモーターにチャレンジ。

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工藤会長「コイルの形を丸く歪みなく仕上げることが大切です」
と作るコツを模型と図解入りで説明。基礎会員にとって入門し易い講座です。

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完成作品!回転もスムーズです。

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クリップモーターが完成した後は回る原理を奥村先生より教わる。
入会間もない基礎会員は真剣そのもの。

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発展コース 【三極モーター】第一回目

ロータ用の鉄板の曲げ加工と組み立て

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どんなものづくりをするのか矢内先生の説明からスタート。
その後は先生の実演指導、さすが発展会員、講義を受ける
態度も落ち着いています。

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細かい部品にズーム!
 組み立てたロータにスペサー(根本のリング状)を取り付け、そのあと、整流子を
押しこんでいます。スペーサの役割は、ロータと整流子がショート
しないようにスペースを確保するため。
次回は部品を組み立て完成品を作ります。

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*チャレンジコース【自分の課題を見つける】
    

       作りたい物への挑戦

チャレンジコンテストコース
       
       3名体制でスタート

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チャレンジコースとチャレンジコンテストコースがそれぞれに分
かれてミーティング。奥村先生を中心に今年一年どんな活動を
していくか各自の課題について真剣に検討しています。


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お知らせ

次の活動は6月3日です

事務局からのお知らせ
7月の活動予定は他の月より多くなっております。今後、
事務局のお便りはまめにチェックをお願いします。

(写真・コメント  広報今井)

2017年05月15日

平成29年度がいよいよスタート

(第14期)仙台市太白少年少女発明クラブ第1号(活動日5月13日)

第一部 開講式 式辞、祝辞、工具の説明、記念撮影、保護者会
 会場:太白小学校体育館  10:00~
第二部 ものづくり 基礎・発展コース 【針金細工】
チャレンジコース【講座方針説明会】 11︰00~12︰30

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緊張の中にも和やかに 平成二十九年度開講式
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常に「なぜだろう」の気持ちを


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平成十七年一月設立された、「太白少年少女発明クラブ」、
今年度開講にあたり、新会員二十名、継続会員十三名、合計三十三名
の会員に向けて式辞を述べるクラブ創始者の工藤治夫会長。
    (五月十三日、写真右端)         
「この一年間、活動を通して楽しいこと苦しいこと様々な体験を
していきますが、その中から仲間と助け合うことや、創意工夫が
出来る知恵をぜひ身につけて下さい。そして身近なことから困っ
たことを解決して周りに役立つことを心がけて下さい。みなさん
の中にそういうサイエンスが育つことを期待します」とクラブの
代表者として力強い言葉が会員を始め参列者一同に伝えられる。

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クラブ活動を支えて下さる皆さまから、温かい応援メッセージが贈られる。
会員、保護者の方々へ開講に当たっての祝辞を贈られる
一般社団法人 宮城県発明協会   会長 井口 泰孝 クラブ顧問

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基礎と発展コース  針金工作 

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火傷を恐れず初めてのハンダを握る。頑張ろう!

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完成作品を会長が評価、会員はちょっと心配顔。


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【基礎コース】初めての作品完成。デザインも考えたイニシャル針金細工。
        針金の曲げ具合が見事!


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お知らせ

次回の活動は 6月3日です。

上履き靴を忘れずに持参しましょう。

 

                       (取材  広報 今井)
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2017年04月28日

29年度科学技術週間  展示会

作品展示会(一般公開)
平成29年4月21日-23日
作品搬入 前日16時~
9:30分 展示準備
10:00分~一般公開
16:00分 展示終了      
来場者数:約80名
会場 工藤電機株式会社研究開発センター 1階ロビー
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主催:仙台市太白少年少女発明クラブ  


【平成28年度の自由アイディア工作を展示全景】

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作品展示全景、3月18日の閉講式で紹介された作品、
1年間の集大成が勢揃い。

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大勢の方で賑わう会場、3日間の展示で【仙台市太白少年少女
発明クラブ】の存在を今まで以上に高めました。

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             (写真、コメント 広報 今井)

2017年03月31日

平成28年度閉講式

仙台市太白少年少女発明クラブ

第24号(活動日平成29年3月18日

第一部  自由アイディア工作 作品展および発表

               (、9時30分~11時    太白小学校体育館)

世界にただ一つ、自分の作品のよいところをしっかり発表する

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工夫とアイディアが満載、会員自慢の作品がずらりと並びました。1年間の講座で学んだ成果です。

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展示の後は工藤会長のもとで会場の皆様に作品のプレゼンテーションです。

どんなきっかけで作ったのか、苦労した点、工夫した点、
今後どんなふうに改良したいかなどを堂々と発表します。

第二部 閉講式(11一時~12時)

式辞・祝辞 ・自由工作結果発表・講評

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式辞 仙台市太白少年少女発明クラブ
工藤治夫会長

【ここで学んだことを原点として】

平成二十八年度、講座終了にあたり、工藤会長は、全会員へ向けて
「一年間やりたいこと、もっとやりたいと思ったことはありましたか?
君たちは将来社会に出ていくことになりますが、困難なことにぶつかっ
ても、君たちのことを思って頑張っているご両親のことを忘れず、
またここで学んだ数々の経験を種として自身の中に宿し、力強く乗り
越えていって欲しいと思います。」と述べられました。


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【基礎会員 クラブ金賞受賞 】

距離計測車4年生

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車のように走るものを作ろうと考えた作品。廊下の長さや幅など、
メジャーを手動で伸ばして測る。数字は読み取りやすいよう色分
けて工夫。また反対に回転させると自動巻き取りもする。
今後は車体を軽くし、凸凹をなくしたい。

会長談 自動巻き上げ後、手動で測るとはすごい発想の転換です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
【発展コース クラブ金賞受賞】

物つかみクワガタロボット 5年

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災害の時など、狭い所に物を落とした時どうしたらいいか考えた。
動作は全てリモコンで行い胴体の内側には磁石を付け小さな金属
も収集する。クワガタなので羽根をばたつかせるのが大変でした。
次は音が鳴るように改良したい。
会長談 本番で原稿、作品の動作などとても優れていますね。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 【チャレンジ会員 クラブ金賞受賞 】
 
電気式ダイヤル金庫 6年 
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電気式の金庫がないので作ってみようと思った。仕組みは
ダイヤルの番号を合わせ銅板のスイッチを押して鍵を開ける。
番号が違って銅板を押すとブザーが鳴る。今後はセキュリテ
ィーをもっと強化していきたい。

会長談 次はハイテクとローテクを融合さ せた作品を是非
考えて欲しい!


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お知らせ
平成29年度開講式は5月13日の予定となっております。
上履きは必ず持ってきて下さい。

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                         (編集 広報 今井)


2017年03月20日

自分の作りたいものを作ろう,ステップアップ編

仙台市太白少年少女発明クラブ

第23号(活動日3月11日)

~講座最後の日~自由アイディア工作、完成を目指して燃える!

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自由アイディア工作、初体験の基礎会員、自分の作りたいものを
めざして、ひたすら作業に打ち込む。
どんな作品か展示発表会が楽しみです。

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物をつかんだり持ち上げたり出来るクワガタの底部分、
丸型の磁石で小さな金属を探知する機能も備えた優れもの。!

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誰もがお世話になるトイレットペーパーに関する作品。
工夫点がいっぱい、完成すればぜひ欲しい!

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お知らせ

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応募総数768件の中で受賞者総数156名。
写真上、発明協会クラブニュースに掲載。太白クラブからは
2名が見事受賞しました。

次回はいよいよ閉講式です。自由アイディア工作は展示しますので必ず
持ってきて下さい。

                           (写真、コメント  広報 今井)


2017年02月10日

金属からエネルギー~

仙台市太白少年少女発明クラブ

第21号(活動日平成29年2月4日)

長谷川俊一先生による特別講座   第1部 講義と化学実験  第2部インスタントカイロ作り  

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第1部 
講義 クラブの生い立ち、金属界のトピックス、
酸化、イオン化列、イオン化傾向とは
化学実験①金属を燃やしてみる(鉄粉とマグネシュウム)
金属を燃やしてみる。鉄粉とマグネシュウム

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12年前、設立当時からクラブを支援して下さっている長谷川俊一先生、
開講の経緯について、講座の中で使用する化学薬品の取扱いなどについて
話される。
日頃は高等学校で指導されていますが、本日は小中学生にもわかりやすい
講座内容となっております。

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金属の酸化について学習したあとは早速実験が行われる。
イオン化列8番目の鉄と5番目のマグネシウムの燃え方の違いを
確かめる。酸化されやすいマグネシュウムのほうが激しく燃える。
写真はマグネシウム。
(イオン化列=酸化されやすい順に金属を取り上げた並び、詳しくはテキストへ)

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実験を行った後は体験したことをテキストに記入して確認をしています。
上段は鉄について、下段はマグネシウムの燃え方について記入。

第2部 化学実験②
インスタントカイロの製作

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カイロの主な材料:塩化ナトリウム水溶液、中性洗剤、バーミキュライト、
活性炭他。材料はそれぞれ少量のため、ビーカーや電子天秤でメモリを
確かめながらはかり、慎重にカイロ作りをしていきます。

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いよいよ完成!はたして結果は?温度を真剣に測っています。
中には70℃を超えたカイロもありました。暖房用として役立ちそうです。


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本日の講座を終えて、全員感想を書きました。(一部ご紹介)

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長谷川先生から本日のまとめが伝えられました。
小中学生向けの講義と実験有難うございました。

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お知らせ

本日の活動中に、河北新報社が取材に訪れました。記事は
2月16日の河北ウイークリーに掲載予定。
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写真は「第7回全国少年少女発明クラブチャレンジ創造コンテスト」に
出品した作品と取材に応じる出場者の三人。


次の活動日2月18日 庄子先生の鉱石ラジオ製作、他です。


             (写真 コメント   広報   今井)

2017年01月30日

自分の作りたいものを作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ

第20号(活動日1月21日)

全コース:自由アイディア工作(第一回目)  担当 奥村清彦専任指導員 全指導員


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自分の作りたいものに知恵を絞る。 世界でただひとつの作品を作る!


講座の特徴とスケジュール
・課題   クラブから支給される部品を必ず使用し、動くものを作る
・支給部品 モーター、電線 電池ボックス、プーリー、電池、他
・材料調達   作りたいものが決まったら必要な材料を
会員が準備する。
・クラブ内の製作日 
一回目1月21日、二回目3月11日(変更)
・作品の披露 閉講式当日、展示および発表会を行う。


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モーターを用いた動く作品にどんなものがあるか、講座の最初に
会員は見本作品の実演を見学です。

【設計図の一部ご紹介】

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「自分の机の上をきれいにしたい」と考えた作品の設計図。

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まだ、思いつきを描いた段階、作品の題名は決まっていませんが
今後の展開が楽しみ。

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早くも一部のパーツが出来ています。設計図が頭の中にしっかり
入っているようです。

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お知らせ

次回活動日 2月4日

化学の講義、実験、ものづくりです。


              (写真・コメント 広報 今井)

2017年01月10日

電気の性質を体験学習

仙台市太白少年少女発明クラブ

第19号(活動日2017年1月7日)

電気についての実験と木炭で電池を製作 (全会員)
第一部 実験の体験     担当 工藤治夫 会長
第二部 電池作り      担当 奥村清彦 専任指導員

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第一部

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【電気クラゲ】の実験について工藤会長より説明される。

細くさかれたビニール紐の束を衣類やファイルなどとこすり合わせると
静電気が発生しててフワフワ飛んで行く様子がクラゲが泳いでいる姿に
似ていることから【電気クラゲ】と呼ばれる。

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【人間電気リレー】

恐る恐る帯電した会長の手をつなぐと、なんと最後の蛍光灯が光りました。

ここでテキストの復習を  静電気はなぜ起きる?

それは原子の世界の電子の移動によるもの
例    *接触帯電  *摩擦帯電 
      *はく離帯電 *衝突帯電など。とあります。

実験を通して身近に電気の起きる不思議について理解することが出来ました。

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第二部 電池作り 

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チャレンジ会員は電池作りのサポーターとして活躍!

わかりやすく丁寧に基礎コースの木炭電池作りをアドバイス

*木炭電池の作り方、備長炭に針金を巻いて+-の電極を作り
次に塩水ペーパーを巻きその上からさらにアルミホイルを巻く。

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出来上がった木炭電池を測定しました。電圧は0.95V、中々の出来です。

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木炭電池がしっかり発電。イルミネーションスタンドが点灯しました。
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発展コース製作の積層電池作り、7層積み上げて電圧測定、
5,9Vという結果が出ました。手間がかかりますがしっかり電池を作ることが出来ました。

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お知らせ

次回の活動は1月21日です。前回説明したとおり自由研究となります。

                    (写真・コメント  広報 今井)

2016年12月31日

クラブ最大の行事

仙台市太白少年少女発明クラブ

第18号(活動日12月17日)

クリスマスイルミネーション点灯・式展準備  担当 全指導員・スタッフ
スケジュール ・13:00  全会員点灯式の準備作業
・15:00  風力発電 太陽光発電 充電など各装置の説明
        ・16:00~ 点灯式典、豚汁配布、カウントダウン、点灯 
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力を合わせて点灯準備

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木の枝を利用して、電源から
イルミネーションまでの高所箇所の配線を行う。

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LEDがきちんと点灯するか最後の点検、
どうやら作品は上手く出来ているようです。

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イルミネーションスタンド・ケースの設置は
斜面ということもありかなり難しい作業。

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低い箇所の配線は会員の手によって行われ
同時にイルミネションボードの設置も進む。

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屋根の上の風力発電、発電機の羽根は基礎会員が製作。右側の
パネルは太陽光発電機。

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矢内先生の解説でクリスマスイルミネーションの電源について
学習をする。


温かい応援
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会員保護者の方で豚汁作り、300食ということで3時間前から準備。

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点灯式前の豚汁は毎年会員だけでなく集まった地元の方々に大好評!

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製作作品 右から     
      ・1班 少年少女発明クラブシンボルマーク(木の陰)
      ・2班 おむすびだるま
      ・3班 クリスマスの雪だるま
      ・4班 クリスマスツリー
      ・5班 ラッキーメリークリスマス
      ・6班 クラゲ
会員が自分たちでデザインをしLEDを一つ一つ手で結びつけた
今年度の作品です。自然エネルギーを活用しながら
点灯させた世界でただひとつのクリスマスイルミネーションです。

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イルミネーション全体風景

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お知らせ

次回の活動は1月7日電気の実験です。

                       (写真・コメント・広報 今井)


2016年12月15日

クリスマスイルミネーション点灯準備

仙台市太白少年少女発明クラブ

第16号・17号合併号
(活動日 11月26日・12月3日)

準備1日目  班リーダーを中心にデザイン決めから

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どんなデザインがいいかな?イルミネーションの出来具合を左右
するだけに悩む。

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出来上がったデザインがの1枚、題はむすびまるだるま。
どんなイルミネーションパネルになるか点灯式が楽しみです。

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デザイン画に基づいてパネルに下絵を描いています。
そうすることによりLEDが正確に取り付けることが出来ます。

準備2日目  班ごとに力を合わせてパネル完成へ

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パネルを立てかけてLEDの取り付け、一つひとつ根気のいる作業です。

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お知らせ
チャレコンコース
「全国少年少女発明クラブチャレンジ創造コンテスト」全国大会
出場の様子を再現。

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PR用のパネルをはり、プレゼンも行って11月26日決勝出場と
同じような状態で行いました。
見学の会員の興味は高く尽きないようでした。
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☆おめでとうございます☆
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積極的な気持ちが実りました!
十二月十三日、宮城県発明協会主催
「みやぎ発明くふう展」、「未来の科学の夢の絵画展」の受賞者
表彰式が行われました。クラブからは受賞者5名の内4名が
出席しました。
井口発明協会会長、奥村先生、保護者の方々に祝福されて
記念撮影。

次回の活動は12月17日 点灯式となります。
外の活動が多くなります。防寒対策はしっかりおこなって参加して下さい。

2016年12月01日

第七回全国少年少女発明クラブチャレンジ創造コンテスト全国大会決勝進出

仙台市太白少年少女発明クラブ

特別号(活動日11月26日)

チャレコンコース半年間の取り組みが大きく実を結びました!

動力車・山車製作指導 佐々木三郎先生
チャレコン出場メンバー新原さん   山内  さん 高橋 さん  チーム名は Let’s go 太白
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大会実施詳細
主催  公益社団法人 発明協会
日時  平成28年11月29日
場所  東京工業大学屋内運動場
全国エントリー数     640チーム
予選コンテスト参加チーム  60チーム
決勝コンテスト出場チーム  20チーム
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ルールの概要
 課題 からくりパフォーマンスカー
競技 片道11mのコースをパフォーマンス走行
20秒以内で動力車が山車(だし)と連結
連結後、1分以内でコースを蛇行走行
実況、ブースの出来映えなどが採点対象になり決勝コンテスト出場の結果に反映されます。

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全国から集った少年少女発明クラブの会員の皆さん 60チーム。

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気落ちをおち着けて予選の出場を待つ、「Let’s go太白チーム」メカの点検もOK❢

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先頭・動力車)むすびまる 二台目(山車)地熱発電所 三台目「山車)スキー場

出場作品名:「 めざせ!!ざおうジオ・パーク」

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クラブ全体の思いがこもった太白チームのPRパネル。高評価で
大勢の方々に見ていただきました。

いよいよ決勝へ

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注目のプレゼンティーション

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メカの操縦者(左)、工夫箇所や、からくりの部分を指差しはする
担当者(中央)、実況の担当者(右)三人で力をあわせ、59秒で
通過と神業、チームワークもバッチリ!頑張りました。

決勝で披露した
プレゼンテーション

私たちは宮城の自然といつまでも仲良くしたいと思っています。
レッツゴー太白チームです。
私たちは宮城の代表する活火山、蔵王をテーマに「ざおうジオ・パークを
作りました。まず、中央の山車は蔵王の地熱を利用した地熱発電所です。
地熱の動く様子をlEDで、発電所から出る水蒸気は災害時に活躍した発熱剤、
生石灰と水で表現。回転する鳥はプーリーを使い車の動きと連動しています。
スキー場のゴンドラはモーターで動かし、スキーヤーはタイヤの力を使いカム
で上下に動く仕組みです。先頭の動力車は宮城のPR大使むすび丸が仙台
名物ずんだ餅をついています。クランクで杵を動かし出来た餅はゼンマイで
動きます。ずんだ餅を見てこけしたちは喜んでいます。いつか私たちがこの
夢を実現させたいと思います。

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お知らせ

次回活動 12月3日  イルミネーション点灯準備となります。


                         (写真 コメント  広報 今井)

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2016年11月10日

災害時にも役立つスタンド

仙台市太白少年少女発明クラブ

第15号(活動日 11月5日)

基礎コース    イルミネーションスタンド製作

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本日の担当、矢内先生よりスタンド製作のポイントを教わる。

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準備された数多くの部品、フードカバーはペットボトルを、台座は
植木鉢の受け皿を活用。クラブオリジナルの製作キッドです。

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東北工業大学・大学生サポーターの皆さんも製作活動を支えます。

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一瞬の気も抜けないはんだ付け、手元に集中。

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完成した台座の内部、ターミナル内の抵抗器やトランジスター
電池ボックスなど、部品や配線の取り付が見えます。

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イルミネーションスタンドが全員完成!時間差で微妙に変化する
赤と青と緑、とても幻想的です。LEDを利用したスタンドはとても
長持ちするので災害時にも役立ちます。大切にしましょう。

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チャレコンコース
来る11月26日 発明協会主催 
【「全国少年少女チャレンジ創造コンテスト】
全国大会に出場します。ぜひ応援して下さい。

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次回活動

11月26日  クリスマスイルミネーション点灯準備

2016年11月01日

ロボット講座

仙台市太白少年少女発明クラブ

第14号(活動日10月22日)

出前授業  講師 (東北学院大学工学部 機械知能学科教授)
 熊谷 正朗先生   
テーマ 【ロボットをつくる~ロボットをつくれるようになるために必要なこと】
受講対象:全会員  時間 13:30~15:30
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ロボットについてのお話し

ロボットとはなにか (定義と名前)
ロボットの中身 (技術の組み合わせ)
ロボットの作り方(アイディアから実態に)
ロボットをつくれるようになるには
(今、これからなすべきこと)

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会員の前で出前受業中の
熊谷正朗先生についてご紹介
東北学院大学 工学部 
機械知能工学科
ロボット開発工学研究室
チーフロボットエンジニア

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先生は大学でロボットに関係する科目を教えられており、学生の皆さんと
いろいろなロボットを作っています。運営するロボット開発工学研究室で
製作された玉乗りロボットは、国内外で大きく注目されました。
写真下段は玉の上に乗ってバランスするロボット。

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ロボット講座の内容ははスクリーンを活用して進められ、小学生の会員にとっては
難しい説明も興味津々の受講となりました。

ロボットの実演と操作体験

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玉乗りロボットを目の前にして、会員は驚きが一杯。

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スネーク型のロボットを実際に操縦、順番がまちきれないほど楽しく貴重な体験です。

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熊谷正朗先生の経験談より-会員へ【ロボット屋への道】
小学校ではいろんなことに興味を持つ。身の回りにある様々のものが
ロボットに関係がある。苦手でもいいけれど大嫌いな科目を作らない。
やればできることの大切さ。わからないことを残さない。中学校では
特に数理英など主要科目の基礎学力を確立させておくことなど他、
ロボット作りへの道だけでなく会員が将来自分の夢を叶えるための
大切な心構えも伝えられました。

工藤治夫会長から会員へ
【ロボット屋へ道】は熊谷先生ご自身の経験を通して具体的に述べられ
たので皆さんも理解しやすかったと思います。
特に、勉強がわからない時はそのままにしないで残さないというお話しは
みなさんが将来やりたいことにぶつかった時、必ず役に立つと思います。
今日の授業を忘れずに頑張りましょう。

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入選のお知らせ


みやぎ発明くふう展の部
*発明協会会長奨励賞
・新原稀乃佳さん ・遠藤 峻佑くん
・上田 修大 くん ・山内 燐 くん
*佳作
・木皿 嵩人 くん ・黒田 拓海くん

みやぎ未来の科学の夢絵画展の部
*河北新報社賞
・酒井 優彰 くん

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次回の活動は11月5日です。


                          (写真、コメント 広報 今井)

2016年10月20日

実技体験学習    定規とコンパスの基礎と応用 自然エネルギーについての講義

仙台市太白少年少女発明クラブ

第13号(活動日10月8日)

秋季特別講座  講師 奥村清彦先生(専任指導員)
第一部 体験学習    定規とコンパスを上手く使おう(基礎・発展・チャレンジ) 
第二部 講義      自然エネルギーについて  (基礎・発展・チャレンジ)

大学生サポーター 東北工業大学 知能エレクトロニクス学科 大島 悠(はるか)さん参加

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第一部  楽しい体験学習

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三角定規の決まりについて、大型の定規を用いて説明される
奥村先生。

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【三角定規で平行線もえがける】
この説明に早速実行してみる。二つの定規を上手く使うことが
出来ているね。


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【コンパスで円をえがく練習】正確にえがくのは思ったより難しい。

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奥村先生の質問に、会員から常に活発な手があがりました。
講座がとても楽しいようです。

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第二部クラブテーマの学習

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【地球を汚さない自然エネルギーについて】  

講義の後、「自然エネルギーの大切さを知ることで、これからどうしたら
地球を大切にしていけるか、みんなで力を合わせこのことを考えていく
ことが大切です。それにはただ説明を聞くだけでなく、実際に体験学習
することで、自然エネルギーを利用する基本を学び、理解を深めていく
ことができます。ものごとの基本がわかれば応用も出来るようになり、
さらに進化して工夫も加わるようになります。楽しみながら続けていきま
しょう」と奥村先生は講義のしめくくりに会員へ今後の学びの姿勢に
ついて語られました。

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次回活動日 10月22日

出前講座です。

             (写真‥コメント   広報  今井)

2016年10月02日

マイマシンでがんばるよ

仙台市太白少年少女発明クラブ

第12号(活動日 9月24日)

基礎・ソーラーカーの部 競技会

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本日曇り空のため、手回し発電機で充電中。目標の電圧まで
ガンバレ!
  
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矢内先生に電圧を測ってもらい、車検を受けています。競技会
に向けて真剣そのもの。

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手回し発電機で充電は1Vまでに、コースの曲がりは定規のみで
修正、2台が同時にスタートというルールのもと行われました。
差が出るとやはり闘志が湧く。

発展・歩行マシンの部   競技会

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優勝した歩行ワームマシン。
足の部分に網戸用のゴムロープ(無料の見本品)
を取り付けスピードのUPを図ったところが素晴らしい

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第2位のマシン
前足の部分に黒い紙やすりを取り付けて、確実な走行を目指した。


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ゴールまでガンバレ!とマイカーに激を飛ばす。

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お知らせ!
「全国少年少女チャレン創造コンテスト」
全国大会出場決定(11月東京)

次回の活動は10月8日です。

                  (写真‥コメント 広報 今井)

2016年09月15日

ソーラーカー‥ワームマシン完成へ

仙台市太白少年少女発明クラブ

第11号(活動日 9月10日)

基礎・おもちゃの車を改造二回目

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かなり細かい配線作業、接続がうまくいくか神経を集中させています。
クラブ入会4ヶ月でかなりの成長です。


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第2回目の改造内容

車台には前回付けられたモーターや電線の他にキャパシター(車台の中央・青い色)が
取り付けられ、充電機能が追加されました。


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発展・歩行マシン製作二回目

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ピンクや青の長いアームもマシンの形になってきました。
前回作った電池ボックスを、組み立てたマシン本体に取り付けて行きます。

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完成したマシンでテスト走行。進む方向はどうか、速度はどうか、
安定度はどうかなど会員同士で気になる点をチェック中。
次回の競技会がとても楽しみです。

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チャレンジコンテストコース


第7回チャレンジコンテスト地区大会 8月27日
(主催 財団法人発明協会・仙台市太白小年少女発明クラブ)

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最期の調整に真剣、大会出場ということで今まで培ってきた自分の力を
いま、ここに集中させています。

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大会の出走に向けて、車検を受けています。合格の発表に一安心。

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近づいてきたパフォーマンスカーに後輩会員は身を乗り出して見学
、興味津々の様子。先輩会員の頑張りは後輩会員へもしっかりと
受け継がれていくようです。

出場マシンの詳細については次回ご紹介いたします。
ご期待下さい!。

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お知らせ

次回の活動9月24日

2回に渡って製作したマシンのタイムを競う「競技会』を開催します。

                  「写真‥コメント 広報 今井)

2016年08月31日

おもちゃの車が多機能車へ

仙台市太白少年少女発明クラブ

第10号(活動日 8月27日)

基礎コース おもちゃの車を改造―大変身 一回目

*どんな点を改造するの。
*おもちゃの車を分解して太陽電池で走るようにする。
*がんばるところ
作業が複雑なので、テキストをよく読んで内容を理解しながら行う。また、テープ止めやねじ止が多いので一個ずつきちんと止めていく。

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車台と屋根部分の分離がスタート。黄色い部分が屋根で黒い部分が
車台。扱うのが車ということで作業にも一段と熱気がこもる。
難しいけれど会員期待の講座。

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分解した車体の屋根にソーラーパネルを取り付けました。
太陽電池で走る車に一歩近づきました。

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車台にはモーターや電線が取り付けられました。
第一回目の改造はここまでとなり続きは次回講座へ引き継がれます。

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発展コース クランク歩行マシン製作 一回目


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クランク歩行マシンの完成作品(見本)
【製作ポイントと目標】
テキストは特にないので頭で考えて作る作品。第一段階として
支給されたフレームや金具などを使用して見本に近い作品を製作。
その後は身の回りや手持ちの材料を使って性能のアップを図り、
各自オリジナル作品の完成を目指す。

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先輩会員たちもこのクランクマシンの製作に知恵を絞ってきました。
クランク歩行マシンの製作について、工藤会長と発展コース会員は
資料を読み合わせる。大切な時間。

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チャレンジコンテスト コース
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試運転を他の会員に披露。先頭の動力車は餅つき中の正宗むすび丸、
チャレコン挑戦作品として頑張りました。

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お知らせ

次回活動日9月10日 

                (写真・コメント  広報 今井)

2016年07月30日

自然の中で特別活動

仙台市太白少年少女発明クラブ
第9号(活動日7月30日)

全コース夏休み野外活動  場所 秋保 木の家・河原  時間10時~14時
参加者50名(会員13名、クラブ関係者15名、会員家族22名)
内容 集光器製作とゆで卵実験  かまど作りと湯沸かしと
トーモロコシゆで バーベキュー  スイカ割り大会
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みんなで協力・かまど作り 火起こし 湯沸かし トーモロコシゆで
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河原でかまど作り、火起こし、とーもろこしゆでを行います。
かまどは風の通り道を考えて作りました。
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太陽熱利用でステンレス製のボールが、ゆで卵の調理器具に変身!

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生卵を黒紙で包みボールに入れ、ラップをかける。ポイントは
太陽光を最大に受けるようにボを設置。2時間後には美味しい
ゆで卵が完成!

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バーベキュウでもりもり活動

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毎年恒例のジャンボな肉の塊が次々と焼き上がっていきます。
いい匂い~

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お知らせ

本日から夏休み
活動再開は8月27日からです。

(写真・コメント 広報 今井)

2016年07月25日

万華鏡を作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ
第8号(活動日 7月23日)

基礎コース  曇天のため集光器実験中止、急きょ万華鏡製作

☆万華鏡のウエブ上、展示会☆
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出来上がった万華鏡の世界を1部ご紹介、どの作品も個性的で
見る人を引くつける作品揃いばかりです。

実験当日曇り空ということで中止になった集光器の温度測定実験、
自然エネルギーは天候によってあてにならない場合もある、
もっと有効活用するには貯める技術も必要だということを
会員は実感したようで。

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発展コース 超小型発電機・発電機本体と羽根車作り


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台座の製作、材料はペットボトルと石膏。
写真はコップに水と石膏を入れてヨーグルト状
にしているところ。固まる前に支持軸をまっすぐ
立てておくのがポイント。


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超小型発電機(ミニウイン・G)本体を支持台に乘せる作業。
本体を乘せる支持台は石膏が固まりました。
発電機の完成はもうすぐ。

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ミニウイン・G=超小型発電機完成!発電テストもクリアしました。
入会2年目の発展コース会員、本当に頑張りました!

2016年07月20日

太陽光の活用

仙台市太白少年少女発明クラブ

第7号(活動日 7月16日)

基礎コース 集光器製作で太陽の力を引き出す集光器製作

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集光器の製作、太陽の熱を効率よく集めるには鏡になる部分を
型紙通りに切って二つのリングを作ります。カーブに注意しなが
ら慎重にハサミを入れていきます。


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朝顔型集光器が完成。丁寧にカットしたせいかとても形よく仕上
がっています。黒の紙コップは次回の実験用、水を入れて集光器
の真ん中に設置、温度の変化を測定する。

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発展コース 超小型発電機・発電機本体と羽根車作り

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完成した発電コイル、負荷の発光ダイオードはリード線に
ハンダ付けして、軽く回すと光る。成功だ!

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ペットボトルにテープを張り、分割部分に印をつけて
カットしていくと、写真右のような羽根ができる。
黄色いキャップ部分を発電機本体に取り付ける。

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お知らせ

次回活動 7月23日 晴天の場合、集光器の野外実験予定

2016年07月13日

植物工場を見学してきました

仙台市太白少年少女発明クラブ

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トマトとイチゴの植物工場見学会 日時7月9日参加者65名(会員18名、クラブ関係者16名会員家族31名)
見学先
 大規模施設園芸実証研究施設 高機能な太陽光利用型植物工場、 
場所
 宮城県亘理郡山元町 施設内容:イチゴやトマトなどが先進的栽培システムで生産されている。
施設案内
 (独立行政法人)農研機構 (農学博士)岩崎泰永氏  農業生産法人GRA(副社長)橋元洋平氏

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【施設について】

設置目的ー 東日本大震災で壊滅した宮城県の施設栽培の復興

栽培方法ー 高設・養液栽培

施  設 ーコンピューター制御の太陽光利用型植物工場

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世界でも珍しい 塩分入り養液で育てたトマトを食べました。

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岩崎先生のガイドでトマトハウスの中へ入る。
滝の中にいるかのような無数の糸、栽培床に植えられたトマトの
苗がこの糸をつたい上へ伸びていきます。幅を取らず合理的!

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実際にトマトが育てられている施設の中を見学する。新しい発見がいっぱい


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ここの施設で収穫された出荷直前のトマト、真ん中が薄黒くなっているのは
塩分入り養液で育てた証拠だそうです。

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いよいよ高機能植物工場で作られたトマトを試食。【あま~い!】
の声が、塩分入りのトマトの味は糖度が高くてとても新鮮で驚きだった
ようです。

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「みなさんはイチゴをどこから食べますか?」橋元先生とイチゴについて
詳しく学習。会員はイチゴの興味が今まで以上にわいてきました。
次回はイチゴの試食出来る時期にまた見学させていただきたいです。


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農研機構で研究開発されているトマトに出会い、見学させていただくこと
で植物の育成システムや味の研究に会員の「ものづくり」への興味、関心
がより一層深まった一日でした。
農研機構、GRAのみなさま、お忙しい中、有難うございました。

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次回の活動は7月16日です。

 写真・コメント 広報 今井

2016年07月10日

羽根の性能テストを行いました

仙台市太白少年少女発明クラブ

第5 回(活動日 7月2日)

基礎コース  風力発電機の羽根の性能を測定

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電力を測定する風洞はクラブオリジナル、羽根の設置、数値入力、
回転のスイッチ操作など先生やサポーターの方の協力で測定が
行われる。
最高は0.04(W)を超えました。平均的には0.02(W)~0.03(W)
に集中しています。


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発展コース 重力蓄電実験装置と風力発電機製作


重力蓄電実験と装置

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完成!重力蓄電実験装置 (手回し発電機は前年度製作)


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重力蓄電装置を使って発電テスト、手回し発電機を回す会員が作った
電気で上手く蓄えられるか、頑張って蓄電中。おもりのペットボトルが
上昇していきます。LEDが光っているのでうまくいきそうです。

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進化する超小型発電機の部品(コイル巻枠製作)


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コイル巻枠の製作に使用するフランジの内周と外周との幅が一定に
なるように手作りの穴あけポンチ2本を準備。このことにより今まで
以上にスムーズな回転がえられる。

いよいよ風力発電機のコイル製作、ホルマル線を巻器で慎重に2000回巻く。
正の字を書きながら根気のいる作業。

コイルの巻枠を鉛筆削り器改造した巻き器に取り付け、スムーズ
にホルマル線を巻いていく。

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これが見本の超小型発電機、ミニウインG、今年はどんなミニウインGが
出来上がるか次回の活動で仕上げる。

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チャレンジ自由研究C

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目指す自由作品は金属探知機。完成を目指して様々なテストを繰り返す。
自分で考え失敗を繰り返しながらも、少しづつ前進している。素晴らしいファイト!


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次回活動は7月9日
施設見学です。

                       (写真・コメント 広報 今井)

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2016年06月25日

基礎コース、風のエネルギーを利用しよう

仙台市太白少年少女発明クラブ

基礎C 風力発電機を回す羽根の製作

【がんばるポイント】

・羽根の材料となるアルミ板の中心点を正確に測る。

・ポール盤や金切りバサミなどの使い慣れない
大型工具は先生方の指導のもと、正しく慎重に扱う。

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國井先生の見守る中、初めてのポール盤操作、勇気をだして
アルミ板に穴あけ。かなりの集中力が求められる作業。


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金切りバサミの扱いに戸惑いながら、アルミ板の先端をカット
手より大きい工具だね。頑張れ!

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とても形よく仕上がった風力発電機用の羽根。先端部分も金切り
バサミできれいにカットされている。

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発展Cエネルギー変換の実験装置製作

【重力発電機装置の製作ポイント】

・装置が正常に動くためには、プリーやパイプを取り付けるつば
(使用済みCD板)に中心点から正確に円を描く。

・のこぎり使用は教わったコツを頭に入れた後、パイプを
指示された幅にカットする。


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手で抑えたり、足でおさえたり、のこぎり使いはヤッパリ難しい。

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チャレンジ 自由研究C

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自由研究による作品は自分の作りたいものが基本、出来具合を
チェックしながら前へ進む。

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チャレンジコンテストC

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チャレンジコンテストに出場する作品にはいくつかの規定が
あります。作品全体を牽引する動力車とテーマーを最大限に
表現する山車に分かれており、会員は担当する部分を決め
製作にとりかかる。チャレコン出場経験のある会員も製作の
応援をする。

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【お知らせ】

次回活動は7月2日です。

基礎コースは風力発電機の羽根の性能テスト

発展コースは重力転換装置の完成と実験

チャレンジコースとチャレコンコースは目的に向かって更に作業を進める。

開始時間までに遅れないようにしましょう。

                         写真・コメント 広報 今井

2016年06月15日

基礎コース、待望の発電機作り

仙台市太白少年少女発明クラブ   会長  工藤 治夫 
 仙台市太白区西多賀3丁目-5-1 
電話022-245-3474・FAX 022-245-2485
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第3回(活動日 6月 4日)

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基礎C 手回し発電機の製作

・・・・・・・・・・・・・【がんばるポイント】・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・部品は小さいものが多くて数は40個以上、トレーの上で
きちんと管理をしながら製作をする。
・ハンダ付けをする作業がとても多い、特に配線は注意する
点をしっかり頭に入れる。

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端子板へ抵抗器と+、-の電線を取り付ける。初体験の事が多く,
会員は夢中で作業を続けています。

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手回し発電機完成!
電池がなくても自分の力で発電することが出来る、まさに
「未来を拓く自然エネルギーを創出する技術の発明に
通じる第一歩なのです。


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発展C 三極モーター完成と応用

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三極モーターは作るだけではなく応用について、矢内先生の説明を
受ける。今後、会員の自由研究においても役立つ内容です。

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三極モーターを搭載した自動車完成。


この講座で学んだこと【三極モーターの良い使い方をするには】

・無理なく流し続けて良い電流にする。そのためにはプーリーや
ギヤボックスを用いて適正負荷回転数になるよう減速状態を
調節する。(テキストより)


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・・・・・・・・・・・・・・・・・・進捗状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

チャレンジ 自由研究C

会員は自分の作りたいものが決まり、早くも製作活動がスタート、
これがあると「便利!」という内容が盛り込まれていて、完成が
とても楽しみです。


チャレンジコンテストC

テーマは自然エネルギーと宮城県の大自然を融合させたものに
なるのかな。作品の具体化を決める話し合いはまだまだ続きます。
グループで力を合わせ、まずは地区大会を目指してがんばろう。

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お知らせ

次回活動 6月18日

                             (写真・文 広報 今井)

2016年05月31日

自然エネルギー学習の第一歩

仙台市太白少年少女発明クラブ 代表  工藤 治夫 会長
  仙台市太白区西多賀3丁目-5-1 
電話022-245-3474・FAX 022-245-2485

第2回 (活動日5月28日)

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基礎C クリップ・モーター製作
初めてのコイル巻き・コイルと磁石で発電を体験

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本格的にものづくりがスタート。奥村清彦専任指導員からクリップ・
モーターの説明があり、会員は真剣に耳を傾ける。

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完成間近のクリップモーター、

製作のポイント
・コイルの形は丸くきれいに仕上げる。
・クリップの曲げ加工は角度をしっかりつける。
・道具は正しく使う
を頭にしっかり入れて頑張りました。

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発展C 三極モーター
2回の講座で完成させる

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庄子先生から三極のモーター作りについて教わる。手の方は
すでにペンチを持ち作業がスタート。製作意欲十分です。


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ローターに巻き線材を一極200回、合計600回も巻いていきます。
正の文字を書きながらの作業は根気が必要です。

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モーターの心臓部が完成、仕上りがとてもきれいだ。

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チャレンジC 自由研究
自分で課題を見つけ6講座で完成

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各自、何を作りたいのか、矢内先生に考えてきた作品のイメージ
を説明中。どんな作品の完成を目指すのかな。


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チャレンジコンテストC
チャレコン出場に向け、作品を製作

・・・・・・・・・・・・・・・【少年少女チャレンジ創造コンテスト】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)発明協会主催、今年度で第七回目を迎える。全国の
地区予選通過チーム六十組が全国大会に出場。環境・未来
・宇宙・スポーツ・地元などPRしたいものの紹介をする。

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コンテスト出場にあたって、まず作品のテーマを決めることから
スタート。佐々木先生と時間をかけて打ち合わせる。


2016年05月25日

平成28年度がいよいよスタートしました

仙台市太白少年少女発明クラブ   代表 工藤治夫会長

                仙台市太白区西多賀3丁目-5-1 
                電話022-245-3474・FAX 022-245-2485

第一回       (5月14日)   

第一部 開講式(十時~十一時 太白小学校体育館)
式辞 祝辞 バッジ授与式 活動について
集合写真 保護者会(十一時~)

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工藤治夫会長式辞

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会員と交わした三つの約束

*あいさつはきちんとすること
*他人の話をよく聞くこと
(目を見て記憶にたたきこむ)
*自分が行動した結果は全て自分の責任としてとらえること


 新入会員十五名と継続会員十六名の計三十一名でスタートした
太白少年少女発明クラブ、十三期を迎えた今年度も「クリーンエネ
ルギーを創出する技術の発明と工夫」というクラブテーマを掲げて
活動が開始されました。
 実技講座に先駆けて行われた開講式では工藤会長より「これから
の活動でものづくりをしていきますがまず、道具を正しく使うことを覚
えましょう。また最初は真似からでも次は独自で考えて、ある材料で
今までに無かったものを工夫して創りだす体験をして下さい。このこ
とは世の中や、人のためになり、みなさんの生き方に影響するような
活躍が出来るようになります。そのための知識、智恵を学んでもらい
たいと思います。」と三つの約束をはじめ会員へクラブ活動の心構え
が伝えられました。

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基礎会員(15名)発展会員(8名)チャレンジ会員(8名)計31人       (2016・5・14)

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第二部 第一回講座(十一時~十二時)
(基礎コース)針金細工
(発展コース)創作針金立体工作
(希望者)  チャレンジコンテスト説明会

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初めての講座、基礎会員の針金細工製作、はんだ付けは初めて
という会員が一生懸命取り組んでいます。


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こちらは2年目、発展コース会員の自由作品、カバンのポケットに
つけられるように製作したとのこと、役に立つことを意識した
作品となっています。

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お知らせ

次回活動は5月28日です。

13時30分から活動できるよう早めに受付をすませておいてください。


2016年04月30日

科学技術週間

文部科学省は、科学技術について広く国民の皆様の理解と関心を
深めて頂くため、毎年、4月18日の発明の日を含む月曜日から
日曜日の「科学技術週間」において、科学技術関連行事
(講演会、展覧会、映画会、座談会、施設公開等)の開催を
推進しています。

ということで太白少年少女発明クラブでも展示会を開催しました。

場所  工藤電機株式会社 研究開発センター エントランスホール

日時  4月23日  10時~16時まで

展示  会員の自由アイディア工作、くふう展、未来の科学の夢絵画展受賞作品、
クラブ紹介パネルなどを展示。

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展示会場となった工藤電機株式会社 研究開発センター前、
展示会をお知らせする大きな看板が道行く方々の関心を引いていました。

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指導員の先生方は搬入された作品を一つ一つ点検後、展示の準備です。

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自由アイディア工作展で入賞の
【万華鏡】と【コマ】、見学者の質問に対して製作した会員は動かし方
を説明。なかなか堂々としています。

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クラブを紹介したパネルや作品、見学者は家族で楽しみながら
会場を回っていました。

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数々の作品や展示物の前で。作品展開催に携わって下さった
関係者の方々。太白少年少女発明クラブの【チーム力】が
一つになりました。

2016年03月31日

平成27年度も最期の活動です

仙台市太白少年少女発明クラブ

第23回活動    (2016・3・19実施)
全コース  第一部 自由アイディア工作 展示・発表        9時30分~
      第二部 閉講式 総括工藤治夫会長 全指導員 サポータ-11時00分~

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第一部 自由アイディア工作 展示・発表

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「どんなふうに動かすの」作品審査中の庄子先生と幾世橋先生、秀作ぞろいに頭を悩ませる。

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会長の質問を受けながら作品の説明、苦労した点、今後の改良点などを堂々と発表。

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会員による自由アイディア工作全作品を展示。創意工夫満載です。


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「浮力への挑戦」という大型作品が金賞を受賞、賞状と副賞が会長より受与されました。


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受賞作品
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金賞 【 浮力への挑戦(リニア)】
発展コース   花梨さん
磁石の反発力を利用し浮上を試みた作品。レールと車体の裏に
極の違う磁石を貼り付ける。課題の摩擦は車体にプロペラや
そりのような足をつけ解決。次は高さや足の長さの調節をして
バランスよく走ることを目指している。

会長:私の会社でも研究開発中、将来の夢が詰まっている。


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銀賞 【ストロー手助けラジコン】
発展コース   修大くん
動けない人を助けるロボットを見て考え、着想がとても優しい作品。
コントローラーで物をつかみ、運搬もする。
アームの部分にストローとつま楊枝で動きをスムーズに、
身近な材料で工夫が一杯。もっと丈夫にしたいと意欲的。

会長:ストローや楊枝は作り易く修理し易いのでいいね。


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銀賞 【くるくる回転コマ回し】
発展コース    稀乃佳さん
コマは手回しだとすぐ倒れるのでモーターでたくさん回したいと考えた。
回転中のコマはコマ回し木を持ち上げると離れ地面できれいに
回る。このコマはタイミングがむずかしいので誰にでも回せるように
改良をしたいと思う。

会長:コマは重心をとらえて作るのが難しい。素晴らしい


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銅賞 【ボール回収機】
発展コース   燐くん
モーターと輪ゴムとプーリーで羽根を回転させボールを持ち上げボックスに入れる。昨年はボールを飛ばしたので今年は発展させて回収を考えた。次はガタガタせず、もっと早く回収もできて、リモコンで動くようにもしたい。

会長:飛ばし機の後に回収する作品に着目したのはすごい

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銅賞  【クルクル万華鏡】
基礎コース  ことねさん
たくさんの柄が付いたプレートをモーターで回して楽しむ。万華鏡を見やすくするためモーターの回転速度を遅くし、ライトの角度調節やアルミホイルも活用して筒全体を明るくする工夫がいっぱい。替りのプレートも準備する。
会長:モーターで回して見るアイディアは素晴らしい。

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銅賞  【ピチピチ釣り大会】
基礎コース  峻佑くん
モーターで磁石の付いたお皿を回し、磁石の付いた生き物を置くと
反発してピチピチと動く。モーターをバランスよく回すために
お皿の高さを何度も調節した。次は生き物が釣れると音や
光が出るなど、もっと楽しい作品を目指す。

会長:磁石の回転で魚がピチピチというのは楽しい発想。


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審査員特別賞 【キャタピラーダンプ車】
基礎コース  創一郎くん
重いものを乗せて前後左右にスピンして動く。工夫は段差も
可能なように4輪独立駆動にしたこと、トルクスイッチで
+と-を入れ変えてバックも可能にした。使用済みの
ダンボールを利用するなどもったいない精神も発揮される。

会長:キャタピラーで力強い車になったね。動きがいい。

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第二部 閉講式 総括工藤治夫会長 全指導員 サポータ-11時00分~

平成27年度閉講式  会員の頑張りに温かい式辞や祝辞が贈られました。
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「なにごとも同じですが、何度失敗してもあきらめないでチャレンジ
してください」と工藤治夫会長から27年度修了生へエールが贈られました。


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「今回の展示会やくふう展などで、日々学んだことを
しっかり結果として残す皆さんを誇りに思います」と会員へ
励ましの祝辞を述べられる井口泰孝顧問。(宮城県発明協会会長)

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今年度も数えきれないほどの思い出があった太白少年少女発明
クラブの活動、今日限りでクラブを離れる会員、残る会員それぞれの
思いを胸に修了式に臨みました。


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お知らせ

平成28年度の開講式は5月14日10時からです。
混み合いますので早めに受付を済ませ着席をして下さい。

                     (写真・コメント  広報 今井)


世界でただひとつのオリジナル作品

仙台市太白少年少女発明クラブ

第22回活動    (2016・3・5実施)
全コース  自由アイディア工作2回目 担当  奥村清彦専任指導員、全指導員
学生サポーター 東北工業大学 工学部 佐藤聖隆 


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平成27年度 最終活動 今年度の自由アイディ工作、自分の作りたいものが
しっかり決まって、手の動きも活発になってきました。課題は
「モーターを使って動くものを作ろう」だけれどどんな作品が
できるのかな。発表会が楽しみ。

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複雑な構造だけれど、材料はストローやゴム、つま楊枝など身近なもばかりを活用している。
コントローラーのハンダ付けはすっかり慣れてきたね。余裕が感じられる。

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お知らせ

指導員表彰

太白少年少女発明クラブからは6名の指導員が長年に
渡りクラブの発展に寄与されたということで、
財団法人 発明協会より表彰されました。
表彰対象者: 奥村専任指導員、幾世橋指導員、早坂指導員、
大内指導員、庄子指導員、今井指導員(広報)

次回活動 3月19日

閉講式および自由作品展示・発表会

2016年02月25日

電池の要らないラジオってどんなラジオかな?

仙台市太白少年少女発明クラブ

第21回 活動    (2016・2・20実施)
基礎コース    ゲルマニウムラジオ    講座総括 庄子孝一先生 指導 全指導員の先生方
発発展コース   トランジスタ-1石ラジオ   大学生サポーター 東北工業大学・工学部 佐藤聖隆
チャレンジコース ワイヤレスマイク         

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基礎C  電池の要らない初めてのラジオ作り

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活動室の中に展示された数々のゲルマニウムラジオ。
今回のラジオ製作には【ゲルマニウムダイオード・ポリバリコン
・ダイヤル・ホルマル線・クリスタルイヤホン・ターミナル・ラグ板
・抵抗器】などが部品として準備される。

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会員に頼りにされている大学生サポーターの佐藤さん大活躍、
ホルマル線が絡まないようにコツをアドバイス。

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ゲルマニウムラジオ作りで一番の難所?10mの長いホルマル線を
プラ容器に巻きつけています。線と線の間が空かないように神経を集中。

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美しく仕上がったゲルマニウムラジオ、中には放送を聞くための
部品がハンダ付け後、セットされています。

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発展C ゲルマニウムラジオの性能アップ

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黒粒がトランジスタ-1石、これを加えただけで今まで以上に
大きな音が聞こえるようになります。

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トランジスターを1石追加しただけでかなり感度が良くなったみたいだね。
放送がしっかりと聞こえたのかな?たのしそうです。

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チャレンジC 手作りラジオをもっと楽しく

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まず説明書をよく読んでからワイヤレスマイクの製作。貫禄のチャレンジ会員かな。

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完成!ワイヤレスマイク、ハンダ付けの技術が光る!

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お知らせ

次回活動 3月5日  
 自由アイディア工作  全回、制作した作品の続きを製作します。
作品は必ず持ってきてください。


                              (写真 コメント 広報 今井)

2016年02月17日

金属の秘密に迫る

仙台市太白少年少女発明クラブ

第20回 活動    (2016・2・6実施)
全コース【特別講座】 金属によるエネルギー ・講義と実験
*特別講師  長谷川俊一先生 講座指導員 佐々木雄哉さん・川森弘昌さん・岡田勇真さん 
*大学生サポーター  東北工業大学知能エレクトロニクス・ 情報通信工  佐藤聖隆さん

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講義内容と実験
1金属について
 金属の性質について学習
2イオン化列・イオン化傾向について
 酸化されやすいジュンに金属を取り上げた並びのこと

3電池を作って電圧を比べよう!
 ボルタ電池・ダニエル電池を製作

4イオン化傾向を確かめよう!
 実験①硫酸銅水溶液に鉄釘を入れてみる
 実験②硝酸銀水溶液に亜鉛板を入れてみる

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会員は特別講師の長谷川先生より、活動をするにあたって
注意しなければいけないことの説明を受けます。
本日の講座では硫酸などの危険な薬品を扱うことになるので
特に注意が求められます。

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化学反応による化学電池の実験中。
岡田指導員が薬品の扱いを注視しています。

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会員は実験の結果を佐々木指導員の指導のもと
テキストの解答欄に書き込んでいきます。

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電池の電圧測定、庄子先生と川森指導員が結果を見守ります。
どんな結果が出たのかな?

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ダニエル電池の結果です。0,9Vの電圧が出ました。
化学電池の製作は大成功!

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化学電池でメロディーが鳴るか確認しています。果たしてどんな
曲が聴けたのでしょうか?

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テキストにたくさんのクイズが出題され、会員は答えを考え
ながら理解を深めていました。一番人気はオリンピックのメダルは
どうして優勝が金で銀、銅より価値があるのかという問題、
もちろん全員講座の中で納得。
2時間があっという間の充実した楽しい講座だったようです。


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今回の講座のために準備された数々の品々。
指導された先生方、クラブ会員のために、テキスト作りから
使用薬品類の準備まで本当に大変だったと思います。。

また、講座を通して会員へ数々の励ましやお誉めの言葉を
いただき、次への活動意欲を高めていただきました。
ありがとうございました。

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お知らせ

2月20日

ラジオ、ワイヤレスマイクなどです。

2016年01月31日

さて、何を作ろうかな!

 仙台市太白少年少女発明クラブ

第19回活動    (2016・1・23実施)
全コース       自由アイディア工作 担当       奥村清彦専任指導員、全指導員
学生サポーター 東北工業大学 工学部 佐藤聖隆 
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課題をクリアして自分の作りたいものを考えよう

【自由アイディ工作講座の特徴と流れ】

*課題 支給される部品は必ず用いて、動くものを創作する
*支給されるおもな部品
モーター 電線 電池ボックス 電池 他
*製作手順 
あらかじめ自分の作りたいものを決め設計図を描く。
*材料の準備
作りたいものが決まったら支給部品以外で足りないものを調達する。身近な物の再利用を積極的に。
*製作回数
 1月23日と3月5日の2回。
*展示発表・プレゼン
3月19日、閉講式開催と同時に全会員は作品の展示とプレゼンを行う。


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「何を作ろうかな?」最初のうちは鉛筆のスピードも上がらない。創作は苦しさも味わう。乗り越えよう!


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設計図を描くことでアイディアが具体的になってくる。

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光るアイディア発見!輪ゴムを使うことで関節のような動きを再現。
何が出来るのかな?完成が楽しみだ!

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考えや製作に行き詰まった時は先生の元へ、先生はいつだって
会員に優しい!

2016年01月15日

電気について学ぼう

仙台市太白少年少女発明クラブ

第18回 活動    (2016・1・9実施)
全コース 第一部  実験・体験学習・電気のいろいろ 静電気の発生、他 担当 工藤治夫 会長
第二部  電池製作   基礎・木炭電池 発展 積層電池   担当 奥村清彦専任指導員   
東北工大学生サポーター  鈴木聖隆

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静電気の発生実験を勇敢に体験する。

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種類の異なる部質(衣服とポリプロピレン製ファイル)をこすり合わ
せた後、ファイルにティシュペーパーを近づけるとファファとくっつきました。  
(発電の詳細はテキストを参照)

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工藤会長が摩擦で静電気を発生させ、手をつないでいる6名の
会員へリレー放電、最後の2名が持っている蛍光灯を点灯させる実験。
ほんの一瞬、点灯しました。

いよいよスタート、初めての体験にみんなはドキドキ!

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電池製作

 ・基礎コース=木炭電池 ・発展コース=積層電池  ・チャレンジコース製作アシスタント

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木炭電池作りがスタート、木炭に導線を巻き、塩水を染みこませた
ペーパーを巻き、アルミホイルを巻きとテキストを参照しながら
スムーズに作業をこなしていく。

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木炭電池が途中まで出来上がる、この後塩水に浸したペーパーを
巻き、アルミホイルを幕と完成!平均0,8V前後の電圧を測定。

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発展コースは備長炭を砕いた炭を使用。今回は6層の電池を作る。
炭の粉を扱うので作り方の打ち合わせをしっかり行います。


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6層電池完成!一層で約0,5V全体で3Vの電圧を測定。


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お知らせ


次回の活動は1月23 日です。

自由アイディア工作ですので自分が何を作りたいか考えて来ましょう。


                        (写真、コメント  広報 今井)

2015年12月31日

自然エネルギー活用・今年も個性的な作品がズラリ

第16回 活動    (2015・12・5実施)
クリスマスイルミネーション点灯式準備③
 


第17回 活動    (2015・12・19実施)

自然エネルギーを動力とする
       クリスマスイルミネーション点灯式 ・ 式典
  

行事総括 工藤治夫会長 現場総括 奥村専任指導員 
他全指導員・保護者・大学生(佐藤‥鈴木)
特別応援     ・仙台市立太白小学校・同PTA・東栄化学(株)・工藤電機(株) 他 (敬称略)

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イルミネーションパネルを全員でフェンスに取り付ける。LEDを
壊さないように、慎重に作業。

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イルミネーションスタンドや看板の設置も終了、
点灯式の準備が整いました。後は夕暮れを待つばかりです。

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全員が楽しみにしている豚汁調理、太白小PTAの皆様が準備を
サポートして下さる。

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奥村先生から、どのようにして自然エネルギーがイルミネーション
に届くのか説明を受ける。
屋根の上に設置された赤、黄色の風力発電機に会員製作の
風車の羽が取り付けられている。風が強いと頑張る働き者。
手前のフェンス越しに見えるのがソーラー発電機、これは太陽の
機嫌しだいで発電能力が影響を受けます。
どちらも頑張って欲しい自然エネルギ-パワー!


大内2015イルミA.jpg

美しい光の作品が完成!

写真上、作品左から【ハッピーメリークリスマス】 【月】 【イカ】
【クリキノ「クリスマスキノコの略」】【お疲れサンタ】【雪だるま】の順。4人~5人でチーム
を作りデザインからLED取り付けまで会員の手によって制作される。
立ち木でお疲れサンタが見えにくいのが殘念。おつかれということで、
タレ目になっているのが特徴で可愛らしい。
(イルミネーション写真撮影 大内厚指導員 )

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お知らせ
平成28年 初めての活動は1月9日です。

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                        「写真・コメント   広報  今井)

2015年11月25日

イルミネーション点灯準備スタート

第14回 活動    (2015・11・7実施)
全コース クリスマスイルミネーション点灯準備講座   総括  奥村 清彦先生(専任指導員)
                           全指導員
大学生サポーター 東北工業大学・工学部       佐藤聖隆さん、鈴木達也さん


第15回 活動    (2015・11・21実施)
全コース クリスマスイルミネーション点灯準備講座②   総括  奥村 清彦先生(専任指導員)
                            全指導員
大学生サポーター 東北工業大学・工学部        佐藤 聖隆さん


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みんなで考えて最高のクリスマスイルミネーションを
六班に分かれて、各班ごとのデザインを考える。

  【雪だるま】
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暖冬で最近は余り見かけなくなった雪だるま。上下の丸い線の
表現が難しい。ゆがまないように細心の注意を払っていく。


【お疲れサンタ】
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十二月はサンタの一番忙しい時だね。この作品は表情が
ポイント、特に目の部分のカーブに注目して欲しい。


 【クリキノ(クリスマスキノコ)】
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初めて聞いたクリスマスキノコ、発想がとても面白い。
発展会員が多いせいかスムーズな作業は流石だね。
点灯が楽しみだ。


 【イカ】
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海で泳いでいるイカとは形が少し違う、でも、なんだか楽しそうな
作品だね。今話題のゲームも参考になったのかな。早く見たい。


【月】
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デザインはシンプルだけれど、月の輪郭と中の細かい部分の
バランスを考えながら一個一個丁寧に発光ダイオードを
取り付けていく。


 【ハッピークリスマス】
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発展会員1名、基礎会員3名のグループパワーは最高潮に、
デザイン画を確認しながら複雑な作品をしっかり仕上げていく。

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この6つのデザイン画をもとにクリスマス用のイルミネーションパネルが制作されていきます。
パネルはネット状のもの、これに色とりどりのLEDを結束バンドで取り付けていきます。

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お知らせ

 工藤会長 奨励功労賞を受賞される。
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工藤治夫会長は、去る十一月六日、公益財団法人発明協会より、
「発明考案の奨励および、育成に多年にわたり尽力、わが国の
科学技術の向上と産業の振興に貢献されました。」とその功績を
たたえ表彰されました。

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年会の活動予定

12月 5日  点灯用パネル最終仕上げ、点検
12月19日  点灯式

                          (写真・コメント  広報 今井)


2015年11月03日

イルミネーションスタンド製作

仙台市太白少年少女発明クラブ

第13回 活動    (2015・10・24実施)
基礎コース    イルミネーションスタンド      担当  奥村 清彦先生(専任指導員)
発展コース    風力発電機点検、補修            担当  矢内 信義先生
チャレンジコース 基礎コーススタンド製作サポート

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基礎コース LEDのことを学びながら幻想的なスタンド作り

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写真上,ワイヤーストリッパーで電線の被覆をはぎ取る作業に挑戦。
写真下,台座の内部。配電盤に抵抗器やトランジスター,光りセンサー
などが組み込まれる。

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写真上ランプの内部、太さの違う二本のストローにそれぞれLEDの
付いたプラス線マイナス線を入れて台座の中で固定、これで変化す
る光源の出来上がり。
写真下、台座の中はほとんどハンダ付け作業が中心になる。

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クラブオリジナルのイルミネーションスタンドがずらりと並びました。
和紙を通して変化していく様子はとても美しい。非常灯としても活用
できる優れもの。大切にしょう!


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発展 コース  点灯式準備・風力発電機の整備

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「動きの悪いところは油をさして」担当の先生から指示が飛ぶ。


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修理済みの風力発電機を風洞の前で正常に発電をするか確認をする。
平均1,63Vが出る。修理は成功したようです。

チャレンジコース 基礎コースのサポーターとして活動。

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お知らせ
次回の活動は11月7日

クリスマスイルミネーションの点灯式準備が本格的にスタートします。


うれしいお知らせ

第28回みやぎ発明くふう展
第19回みやぎ未来の科学の夢絵画展

絵画の部

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仙台市長賞  
【海中清掃再利用マシーン】  佐藤圭輔


発明くふうの部

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宮城県発明協会会長賞  
【ふんだら光る足踏みスイッチ】黒田拓海

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東北経済産業局長賞
【ピンポン玉とばし機】      山内 燐

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知事賞
【自動筆洗い機】 (H26年度修了生)
                    高橋沙希

2015年10月26日

創立10周年を記念して豊田市へ研修体験旅行

東北復興支援交流会 

豊田南ライオンズクラブ

豊田少年少女発明クラブ

トヨタ自動車株式会社本社

仙台市太白少年少女発明クラブ


交流会活動報告

実施日 平成27年9月19日~22日


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9月19日1日目

13:00分 乗船
13:30分 出港
14:30分~活動
      自由時間
18:00分 夕食
19:00分 入浴
自由時間


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津波の影響で出航時間が遅れたけれど、最高の青空と大海原が
私たちを出迎えてくれました。会員もいい表情です。
みんなで4日間の無事を祈りましょう。


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9月20日2日目

主なスケジュール
10:30 名古屋港到着
11:45~豊田市産業センタ-食事・見学
13:00~豊田少年少女発明クラブと交流授業  
16:10~豊田南ライオンズC例会出席・五平餅作り  
16:30~  五平餅作り講習会と夕食
19:00~六所山総合野外センター宿泊

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21時間半の船旅ともお別れ。名古屋港に到着すると
豊田市南ライオンズクラブの方々が笑顔で出迎えて下さる。
初めての土地、安心感が広がる。

交流授業
主催 豊田市少年少女発明クラブ

(豊田産業文化センター内)
(13時30分~15時)

交流授業【スポンテニアス】
(自発的な。自然発生的の意味)の交流授業、
今回の課題は一枚の紙でより高い建造物を作る。製作に使用
していいのはハサミ、セロテープ、ホッチキスのみ。

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豊田少年少女発明クラブの指導員、中学生会員のみなさんが
仙台市太白少年少女発明クラブ一行を温かく出迎えて下さる。
どんな交流授業になるのか太白の会員は期待と緊張感に包まれる。

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本日は豊田少年少女発明クラブの先生から指導を受けます。

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紙1枚で立派なタワーが出来ました。緊張の中かなり頑張りました。
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交流授業  【たくさん載せよう】
材料 50cmのタコ糸1本、ストロー3本,つま楊枝3本、洗濯バサミ2個、ティシュ紙1枚

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豊田・中学生会員のみなさんがわかりやすくアドバイスしてくれます。

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大先輩の豊田少年少女発明クラブのみなさんと交流授業を
終え新たな刺激と充実感を味わう!一生の思い出になりますね。

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第1168回を迎えた豊田南ライオンズクラブの例会、
今回は東北支援例会ということで特別参加をさせていただく。
伝統あるLCの例会に厳粛な気分を味わいました。

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夜は豊田少年少女発明クラブの指導員の方や会員が五平餅の
作り方を応援、太白の会員もどんな餅が出来るのか興味津々。
焼き上がった五平餅が今夜の夕食になります。気合を入れて焼かなくては!

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9月21日3日目

主なスケジュール
7:30~    朝食
9:00~11:00 自然授業
12:30~13:30 トヨタ会館見学
14:00~15:15 トヨタ本社
19:00~20:00 天体観測

自然授業・六所山

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ガイド役の先生より六ヶ所山について詳しく説明があります。

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昨日例会出席終了後、豊田南ライオンズクラブからプレゼントされた、
【夢】のTシャツ、森の緑に映えてみんなハツラツと見えます。

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われわれ一行に随行して細かくお世話をしてくださった
豊田ライオンズのみなさま。豊田の文化や歴史の紹介がとても印象
に残っています。

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トヨタ自動車本社ビル前でついに、仙台市太白少年少女発明
クラブ会員20名が日本のものづくり総本山の前に立ちました。
感無量です。

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最後の夜はみんなでお別れパーティ。心のこもった美味しい料理がたくさん。
会員は大喜び!また、今日が誕生日の指導員の先生がいらっしゃったので、
9月生まれ全員をお祝いして、とても楽しく盛り上がった夕食会となりました。

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9月22日4日め

主なスケジュール
10:30~トヨタ産業技術記念館
11:50~12:40昼食
13:34 名古屋駅発→東京
17:52 仙台駅着
18:00 解散式


トヨタ産業技術記念館へ

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入館直後に記念撮影。どんな歴史が、未来が展示されているのか期待が膨らみます。

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見学者に伝える「研究と創造の精神」太白の会員は聞いて見てそして体験をいっぱいしました!


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今回の研修旅行でお世話になったみなさまです。
仙台市太白少年少女発明クラブの会員は今回の貴重な体験をいつまでも
素晴らしい思い出として記憶に留めていくことと思います。
有難うございました。

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追記 豊田南ライオンズクラブ企画、支援の東北復興交流会の
写真をも近日中にう少しアップしていきたいと思います。

                      (広報   今井)
整理に少々時間がかかりまがよろしければまた御覧ください。

2015年10月20日

身近な材料でロケット作り

第12 活動    (2015・10・10実施)
秋季特別講座  フイルムケースロケットを作って飛ばそう
講師 奥村清彦専任指導員
特別参加 東北工業大学 上杉直教授・大学生サポーター 佐藤聖隆  野地修平


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【今回の講座では身の回りにあるもので発生させた
ガスの力で手作りロケットを飛ばす実験。】

*ロケットの飛ぶ原理は

個体や液体燃料を高温にすることで高い圧力のガスにして
吹き出す力で飛ばす力にしています。
*ロケットの材料 

重曹(じゅうそう)やクエン酸(酢なども)水

*なぜガスが発生するのか
重曹、クエン酸それぞれに単独で水を加えて
も、水に溶けるだけでなにも起こりません。 ところが、
重曹とクエン酸をまぜて水と合わせると、化学反応を
起こして、大量の二酸化炭素(炭酸ガス)が発生します。

*ロケットを飛ばす方法 
ふたをしたフイルムケース内でこのガスを発生させると、
容積(約120ml)の5倍のガスが詰め込まれること
になって、その圧力で容器のふたが勢いよくはずれて
ロケットを押し出す力になります。

*材料の分量は
120mlのフイルムケース、スプーン
一杯のクエン酸と重曹と水少量

*ガスの発生量は
約600ml(容器の5倍)
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ガス発生装置

ペットボトルに重曹、クエン酸をまぜ、水を加えたのち、
管付きのフタを閉め、管の先を水槽の中に入れる。すると
泡ブクが出て炭酸ガスが発生していることが見える。
特別講座用に準備された特製装置。

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画用紙でロケットの機体を制作した後に、フイルムケースを入れてセットします。

重曹、クエン酸、水などは下を向いているフイルムケースのフタを開けて入れるようになっています。

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どうやらかっこいいロケットが出来たようです。

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3メートル位、飛んだかな?紙と身近な材料で作れるなんてスゴイ!と驚きの声が一杯。

全員フイルムロケットを飛ばすことに成功しました。秋空のもと、特別講座を楽しみました。

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お知らせ

次回活動は10月24日です。幻想的なイルミネーションスタンド製作です、
また、クリスマスイルミネーション点灯式に向けての準備もスタートします。

2015年09月26日

成果を試す時

第11回 活動    (2015・9・26実施)
全コース 製作マシンで競技会     競技会総括  奥村清彦専任指導員、他全指導員

大学生サポーター        東北工業大学 工学部  佐藤聖隆さん、鈴木琢也さん
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基礎コース  ソーラーカー 入念な調整でタイムを競う

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調整した大切な車を携えて、競技のため車検を受ける

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車に色んな個性が出て来たね。でも、全車完走は素晴らしい!


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発展・チャレンジコース ワームマシンの工夫が満載

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完成したアームマシンの一例

今回出場のワームマシンは精鋭揃い。特に足首の部分の
創意工夫が光りました。接地面の曲げ加工を大きくしたり、
粘着力を強めたり、また、安定を図るため脚部に電池を取り
付けたマシンもあり走りも見事でした。


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お知らせ

豊田少年少女発明クラブ交流授業・トヨタ自動車見学・豊田ライオンズクラブ支援交流会例会参加
などの詳細は近日中にアップする予定です。少々お待ち下さい。

次回活動10月10日

奥村先生による特別講座です。


2015年08月31日

自然エネルギー講座とものづくり

仙台市太白少年少女発明クラブ

第9回 活動    (2015・8・29実施)    第10回 活動    (2015・9・12実施)

基礎コース    おもちゃの車をソーラーカーに改造①② 担当  奥村 清彦先生(専任指導員)
発展コース    ワームマシーン製作              担当  矢内 信義先生
チャレンジコース ワームマシーン自由製作          担当  佐々木三郎先生
(大学生サポーター 東北工業大学工学部           佐藤 聖隆さん 野地修平さん )

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基礎コース     平凡なおもちゃが大変身する?


【自然エネルギーを活用】 ソーラーカーへ 改造スケジュール


第1回目(8月29日)
ソーラーパネル、モーターなど取り付け配線をする。
第2回目(9月12日)
電池および太陽光で発電した電気を貯め暗いところでも走る
ことが出来るようにする。

IMG_1868.jpg

【改造行程を示した見本車】
 
右・グレーの車、車体を分解し窓をくりぬき改造。天井には
ソーラーパネルを支える板を設置。中央・車体の内部にモーターや
T型ラグ板、電線などが取り付ける。左、赤の車、車の屋根に
ソーラーパネルが取り付けられ、ソーラーカーとなる。
次回の活動日で改造が完了です。

IMG_1878.jpg

今回の車改造には、はんだ付けが欠かせません。
基礎会員も講座ごとに腕をあげ、なれた手つきで
ものづくりにチャレンジしています。活動中の会員の
集中力は日に日に高まり素晴らしい。

IMG_1895.jpg
基礎コース全員がソーラーカーへ改造出来るようにと、
進行状況をチェックする大学生の佐藤サポーター。
いつも温かい応援ありがとうございます。
会員もすっかり頼りにしています。


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ソーラーパネルやモーターが取り付けられました。曇天のため電池で
動作確認となりましたが、次回はぜひ太陽光を充電して
走行出来るといいですね。

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発展 ・ チャレンジ コース 走るマシンを目指してアームの組み立てに挑戦!

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見本のアームマシン、会員はこの作品を模範作品にしながら
自分のアイディアも取り入れて組み立ての難しいマシンの
完成を目ざします。
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チャレンジコースと発展コースの会員が交流をしながら製作のノウハウを交換し合う。
学年や在籍の学校が違っても、ものづくりを通して交流を深めています。

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お知らせ

次回の活動日  9月 12日
           全コースとも今回とおなじ内容となります

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仙台市太白少年少女発明クラブ創立10周年記念事業

フェリーで名古屋港~豊田市へ

「東日本大震災の復興地域における子どもたちの活動を

応援したい」と【豊田市南ライオンズクラブ】の厚いご招待を受け、

参加希望の当クラブ会員20名、保護者10名、関係者5名の

総勢35名がクラブ設立記念行事に参加する。

内容は豊田少年少女発明クラブとの交流授業や自然授業、

トヨタ自動車関施設などを見学する予定。

参加会員は10日後に迫った未知の体験旅行にワクワクどきどき

期待に胸をふくらませています。

日程は9月19日から22日の4日間。
   
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去る9月5日には旅行行程‥内容‥注意点など詳しい説明会が
持たれました。


                                (写真 コメント 広報 今井)

2015年08月15日

外で自然エネルギーを確かめる

仙台市太白少年少女発明クラブ

第8回 活動    (2015・8・1実施)

夏休み野外活動  場所 秋保町 会員参加 11名 家族17名 
総括 工藤治夫会長 現場総括 奥村専任指導員 他全指導員・スタップ

特別応援 東北工業大学より 上杉直教授
(知能エレクトロニクス)野地修平 (情報通信工 )佐藤聖隆 鈴木琢也の皆さん
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野外活動スケジュール 木の家10時集合
① 実験用集光器作りとゆで卵作り
② かまど作り③ 火起こし④ 湯沸かし
⑤ トーモロコシの皮むき
⑥ トーモロコシゆで⑦ バーベキュー
⑧ スイカ割り大会  14時30分解散

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集光器の実験、ゆで卵つくりとト―モロコシゆで 
電気を使わないでクッキング

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ゆで卵を作る特別集光器を製作する。段ボールとアルミ製のボウル、
サランラプなどが材料に。

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ボウルに黒い紙でくるんだ生卵を入れ、サランラップを
かけてゆで卵を作る。温度は強い日差しの下で測定不能になる。
従って、ゆで卵はしっかり出来ました。

IMG_1789.jpg

かまど作りと湯沸かし。鍋に水を入れたあとマッチを使って
火を起こす。マッチをするのはなかなか勇気がいるようす。
周囲で拾ってきた小枝や紙くずにもなかなか火が燃え広が
らない。すぐつくガス台や電気コンロとはチョット違う。

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普段、経験の少ないトーモロコシの皮むき。美味しい食材の獲得を
目指してみんな一生懸命頑張る。

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美味しそうな肉やソーセージが焼き上がりました。
奥にもしっかり茹で上がったトーモロコシが見えます。
早く食べたい待ちに待った時間です。

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食事の後は楽しいスイカ割り大会。
右、左、と大きな声援のもと目指すスイカへ一直線。
しかしなかなか近くて遠いスイカ、すんなり棒があたってくれません。
でも何度も挑戦して美味しいスイカをたくさん食べることが出来ました。

学んで、働いて、食べて、楽しんで内容盛りだくさんの充実した
野外活動となりました。

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会員とお別れのご挨拶をする、東北工業大学の皆さんです。

バーベQの焼き方を担当してくださった山崎チームの皆さんも暑い中、
本当に有難うございました。


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次回の活動は8月29日です

17日、18日は夏休み工作相談室を開いています。
ものづくりで相談したいことがあればぜひ利用しましょう。
良いチャンスです。

2015年07月28日

集光器で実験しよう!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第7回 活動    (2015・7・25実施)
基礎コース     集光器.実験,            担当  奥村 清彦先生(専任指導員)
発展コース     超小型発電機③(ミニ・ウインG)   担当  矢内 信義先生
チャレンジコース  自由研究               担当  佐々木三郎先生
(大学生サポーター  東北工業大学知能エレクトロニクス・ 情報通信工:佐藤聖隆さん)

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基礎  太陽熱の力を実験で体感する


 集光器の実験手順
① 日時、天気、気温などの数値を記入
② 黒塗りのカップに60mlの水を入れる。
③ カップに温度計をセット・④初期温度の測定、記入
⑤ スタート時刻の記入
⑥ 1分・2分・3分・5分10分経過ごとに温度を測定、記入                     
発展課題
    コップの色、日陰、集光器なし、など条件を変えて実験して
結果を比較してみる。(奥村先生のテキストより抜粋)


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「コップの水は何度かな?」曇りがちな空と温度計をにらめっこ
しながら実験結果を記録していきます。
東工大生の佐藤聖隆さんが実験がスムーズに行くように
会員の状況を掴んでいきます。

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発展  超小型発電機の完成作品披露


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デザインされた発電機の尾翼。イカリの柄が夏らしい。

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本当に発電するのかな、大内先生とオシロスコープで確認、
画面に電圧の波形が出てきました。ヤッタネ!

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尾翼が色とりどりの超小型発電機が完成しました。どれも個性的
で見た目も魅力的です。


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チャレンジ 完成まもなく

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作品名は【害獣撃退器】チャレンジ会員としてコツコツと自主研究
しながら仕上げてきました。次回は完成品の全体を披露予定。


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お知らせ

稀乃佳さんおめでとう!

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平成26年度全日本学生児童 【未来の科学の夢絵画展】で
優秀賞受賞の稀乃佳さんに協会本部より賞状と作品
(リサイクルじどうはんばいき)の装丁額が届きました。
作品は2014・11分のブログにも紹介済です。
                        (応募総数8376点)

次回活動日


8月1日  野外活動です。
参加者は注意事項をよく読んで参加して下さい。

2015年07月20日

集光器って何だろう?

仙台市太白少年少女発明クラブ

第6回 活動    (2015・7・11実施)
基礎コース     集光器  ,            担当  奥村 清彦先生(専任指導員)
発展コース     超小型発電機②(ミニ・ウインG)   担当  矢内 信義先生
チャレンジコース  自由研究               担当  佐々木三郎先生

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基礎コース  集光器製作で自然エネルギ―を身近に

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太陽光の熱を効率よく集めるために、材料を丁寧に切り取っていきます。


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集光器完成!
銀色の美しい朝顔の花が咲いたみたい。

集光器の形はどうして朝顔型なの?
答えはテキストをよく読むとよくわかるよ。「光の性質」を覚える
ことがポイントだね。自然エネルギ―の熱を得る原理を理解した
ら、次はそれを応用する方法も考えてみよう。電気がなくても活用
できるものが、いろいろ出来そうだね。

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発展コース  超小型発電機いよいよ完成へ


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超小型発電機が成功するかどうか本体の完成にかかっています
。前回に引き続き神経集中の作業が続きます。

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会員が加工しやすいようにと内部にカットしたストローが使用されている。
これにより発電機の完成度がかなりアップする。

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完成品。台座の材料はペットボトルと石膏を使用。かなり重い。

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お知らせ

次回の活動  7月25日

                               (写真 コメント  広報 今井)
 

2015年07月05日

羽根の性能テスト

仙台市太白少年少女発明クラブ


第5回 活動    (2015・6・27実施)
基礎コース     風力発電機 風車の羽根の性能測定 ,担当  奥村 清彦先生(専任指導員)
発展コース     超小型発電機(ミニ・ウインG)   担当  矢内 信義先生
チャレンジコース  自由研究             ,担当  佐々木三郎先生

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基礎   風車の羽根のパワ―を探る!

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クラブ特別製作の風洞で発電テストを実施。並んで順番を待ちます。
自分の羽根はどんな性能が出るのかちょっとドキドキ。


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スクリーンにうちし出された風車の羽根の性能テスト、結果が直ち
にスクリーンに映し出される。この結果によって会員は更に
発電能力を上げるため改良に取り組む。
会員は「なぜだろう」と工夫することを学ぶ。

【風車の羽根の性能測定結果の例】

ダウンロードしたファイル


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「羽根の曲げ角度によって、風を受けた時どんな電圧になるか」
工藤会長の解説とともに風車の羽根の性能を考える。

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発展   クラブオリジナル部品で超小型発電機製作

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巻線材をなんと2000回も枠に巻く。一巻きずつ丁寧に、数を
数えながら作業を進めていく。うっかり声はかけられない。
それほど真剣。


【風力発電機のコイル製作用部品が出来るまで】


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① フランジを作るためのポンチ。外周用、内周用の二本を手作り。
② フランジ用のプラ板。
③ くり抜かれたフランジ。
④ フランジのついた巻き枠。
⑤ 風力発電機のコイル完成。


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発電機のコイル作り
上の写真の巻き枠に巻線材を巻きつけているところ。
鉛筆削り器を改良した道具が作品の完成度を高める。


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チャレンジ  製作活動が活発に!

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「何を作ろうか」作りたいもののしぼりこみ、設計、材料調達と
創作活動には会員の自主性が大いに求められます。でも今、
自分の作りたいものがはっきりと形になり製作が軌道に乗り
始めたようです。

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お知らせ

次回活動 7月11日


                           (写真 コメント  広報 今井)

2015年06月20日

危険な道具も使いこなしてものづくり

仙台市太白少年少女発明クラブ

第4回 活動    (2015・5・30実施)
基礎コース     風力発電機 風車の羽根 ,担当  奥村 清彦先生(専任指導員)
発展コース     重力蓄電 実験装置    担当  矢内 信義先生
チャレンジコース  自由研究        ,担当  佐々木三郎先生

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基礎 コース 自然エネルギーへの第一歩 風車の羽根作り

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羽根作りの第一歩は正しい計測から、20センチのアルミニウムの
板二枚を定義で測り中心線を出す。風車の羽根の性能を高める
ためには重要なポイント。クラブのサポーターの方々が丁寧に
アドバイスをしています。会員にとって頼もしい応援者です。

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今まで使用したこともないような大きなはさみ。アルミ板が上手く
切れるといいね。先生方が使用のコツを伝授。

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風車の羽根が完成しました。
羽根の先端部分のカットが上手に出来た様です。カーブや
バランスもいいので、次回の測定が楽しみです。

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奥村先生より「今回作った羽根は風車のタワーに取り付けられて、
年末のクリスマスイルミネーション点灯時に風力発電機として
活躍します」と会員へ説明される。

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発展コース 電気はためると便利、重力蓄電実験装置で発電実験

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プーリの材料、厚紙のパイプをのこぎりで切断する。かなり
緊張する作業だね。

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神経を集中!CD板ニプーリを取り付けるため、ポール盤を操
作しています。他ではちょっと味わえない体験。

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重力蓄電実験装置の完成!昨年製作した手回し発電機のハンドル
部分に今回製作のプーリを付け替えている。

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手回し発電機で作った電気を重力発電機でうまく蓄えられるか
実験をしてみる。LEDが光りました。重力蓄電実験は大成功!

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次回の活動は6月27日です

梅雨に入りました。お天気が悪いので気を付けて参加してくださいね。

                     (写真・コメント   広報 今井)

2015年06月10日

モーターを回すとLEDが光る、どうしてかな?

仙台市太白少年少女発明クラブ

第3回 活動内容    (2015・5・30実施)
基礎コース     手回し発電機       担当  奥村 清彦先生(専任指導員)
発展コース     直流三極モーター(2回目) 担当  矢内 信義先生
チャレンジコース  自由研究         担当  佐々木三郎先生

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基礎コース  
手回し発電機完成

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① 手回し発電機の取り付け台
従来に比べてL型に改良されている。これにより手でしっかり
持つことが出来、発電を高める。
② ギヤボックス
組み立て部品が多いので、管理に細心の注意が必要になる。
③ 端子板
ここに配線が集中、はんだ付けが最も多い箇所、赤と黄色の
LEDはハンドルを回す方向で発電し点灯します。
④ モーター
準備されたピニオンギヤに強くきちんと差し込むことが製作のコツ。
⑤ ハンドル
手で直接動かす部分なのでナットはしっかりしめることが求められる。
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発展コース
手回し三極モーター完成

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回転だけでなく、仕上がりの外見も美しい。
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↑進化する部品 -整流子-
「会員に作品を作りやすい部品を」と毎年工夫を重ねて準備される。
上段-銅パイプを縦割りにして木に張り合わせる。硬くて難しい。
中段-薄い銅板をプレスして木の棒に張り合わせる方法。
Aより作りやすく、性能もアップ。
下段-銅管に糊をつけた木の棒を入れ、手作りの円盤でスリット
をつける。かなり改良される。

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お知らせ

次回の活動は6月13日です。講座開始時間はいつも通り。

2015年05月28日

モーターを手作りしよう

仙台市太白少年少女発明クラブ

第2回 活動    (2015・5・16実施)

基礎コース     クリップモーター     担当  奥村 清彦先生(専任指導員)
発展コース     直流三極モーター(1回目) 担当  矢内 信義先生
チャレンジコース  自由研究         担当  佐々木三郎先生
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基礎コース  クリップモーター コイル作りを経験

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コイル作りのコツを教わったら次は自分でやってみます。テキスト
の説明も参考にしながら一巻きひと巻き丁寧に製作。頑張っている。

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クリップモーター完成!コイルが見えないほどビュンビュン回転、
大成功だね。

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「電気を流すと周りに磁石の力が働き、電気が発生します。
電気を切るとどうなる?」とブランコ型の模型を用いて、
クリップモーターの回る原理を奥村先生が詳しく説明。

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発展コース  三極モーター 金属の曲げ加工に挑戦

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ステータやロータは鉄板の曲げ加工をするため、
長さを測りながら作業を進めていく。
、二年目とあって内容もレベルアップ。完成目指してがんばる!

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コイル巻用のロータ、三極モーターなので3つに分かれている。
設計図の指示通り材料の曲げ加工が出来ている。

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チャレンジコース  オリジナル作品に挑戦

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平成27年度チャレンジコースは2名でスタート。
今年度は人数の関係もあり、前期は創作活動が中心となります。
会員は何を製作していくか検討中です。

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お知らせ

次回活動5月30日

基礎C  手回し発電機製作

発展C  三極モーター製作(2回目)

チャレンジC 創作活動

*午後1時30分までに受付をすませ着席するようにしてください。

                  (写真、コメント 広報 今井)


2015年05月12日

今年度で12期目を迎えました!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第1回 活動    (2015・5・9実施)
*第一部 開講式 式辞 祝辞 発明バッジ贈呈 活動・工具の詳細説明 保護者会開催他(10時~11時)
*第二部 全コース クラス別  針金細工の製作   (11時~12時)

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平成27年度 開講式 式辞    太白少年少女発明クラブ会長   工藤治夫

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平成27年度は新会員17名を迎え、総勢30名でスタートいたします。
特に新会員のみなさんはこれから、はんだ付けをはじめ危険な道具
の使い方を覚えて世界で一つしかない自分だけの作品を作っていき
ます。ここでは危ない道具もただ危ないだけで終わらせないで、積極
的に使えるように指導していきます。先生方のアドバイスを受けながら、
どうしたら危なくないのか考えながらやって欲しい。もちろん失敗もたく
さんあるでしょう。でもそれを恐れないで、まず挑戦してみることが大切
です。そうすることで得た知識を応用する力が付いてくるようになります。
この一年間、先生方も全力で応援、指導します。ものづくりを通して
なぜこうなったのか、なぜ作るのか、そしてそれをど
うするのか、しっかり考えて活動していきましょう。
その中からサイエンスが生まれます。学年や学校が違ってもたくさんの
友だちを作って楽しく活動していきましょう。  (式辞より要約)


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少年少女発明クラブ会員バッジの贈呈
工藤治夫会長より「やりたいことに誇りをもって活動していきましょう」と新会員代表へ渡される。

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ものづくり講座 第一回 針金細工

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先輩会員は慣れた手つきではんだ付け。一年間在籍の成果といえます。

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新入会員、先生方の手厚い指導がスタート。万全の注意を払ってのものづくり。


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チャレンジC(在籍2年以上)の短時間で作り上げた針金立体細工
「ブランコ。」はんだ付けの技が光る!

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新入会員、、はじめての作品。積極的にはんだごても使いました。
先生方もびっくりの出来栄えです。

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お知らせ
次回講座 5月16日

モーターづくりなど

早くも本格的なものづくり講座です。

講座開始の1時30分前に受付を済ませ着席をしていましょう。

                             (発明広報  今井)


2015年03月31日

平成26年度、閉講式

仙台市太白少年少女発明クラブ平成26年度閉講式    (2015・3・21実施)
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式典


・会長式辞 ・修了証書授与 ・アディア自由工作入賞者発表及び表彰 
・閉講式祝辞 ・一年間の活動総活

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工藤治夫会長式辞

活動で芽生えたサイエンスを大切に育てください

今日が平成二十六年度における最後の活動ですね。今まで、
一生懸命頑張ってきたと思います。
みなさんは一年間の講座を通して道具を正しく使いこなすことを
習得しながら、自ら考えてものづくりをする創造力、作った作品が
なぜこうなったのか探求する気持ち、本当に多くの力を身に着け
てきたと感じます。
 クラブでは【自然エネルギーを使えるようにしましょう】ということ
モットーにしてきましたが本日の自由工作においてテーマがしっか
りと表現出来ていたので、たいへん驚き、びっくりしました。
震災の時役立つように考えた作品がありましたね、これは困ってい
る時、多くの人々に役立ちます。また、身近な人の不便を解消しよう
と考えた作品もたくさんありました。クラブが目指した科学が皆さんの
中に浸透し始めていることを感じます。とても素晴らしいことです
 最後に、作品の中にも見受けられましたが、他人と違うことに挑戦し、
やりだしたら失敗を恐れなでやり遂げる気持ちを持って欲しいというこ
とを伝えたい。みなさんのこれからの活躍に期待しています。

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自由アイディア工作展

一年間、成長の証し 

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作品展示、全コースの会員作品30点が一堂に並びました。

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会員、保護者、クラブ関係者でにぎわう展示会場。
創造力あふれる作品に会場は熱気にあふれる。

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会員のプレゼンテーション
登場する作品のアイディアに会場の視線が集まる。会長からは
さらに改良して完成度を高めてほしいとエールが贈られる。

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展示作品の一部ご紹介

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紙飛行機風洞    チャレンジコース   最優秀賞
紙飛行機が飛ぶのにどのくらいの風と浮揚力が必要か知りたかった。
風を吸い込む方式を取り、天秤の傾きで浮揚力を測る。

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筆洗いマス     チャレンジコース  最優秀賞
洗面所が汚れるので考えた。上下させて筆が洗い終わると次は
プロペラを回して乾かす。もっと小型化し置きやすくしたい。

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ホバークラフト   発展コース  優秀賞
変わった動くものを作りたかった。軽量化することで、一つのモーター
でも浮上、推進するようにした。次はもっと操縦しやすくしたい

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森の鉄琴     基礎コース  優秀賞
モーターが回るとバチが鉄琴を鳴らす。リズムがなく音量も小さいので、
もっと音やモーターの回転を研究したい。

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音声付きの配達車  発展コース  優秀賞
音を鳴らしながら物を運ぶ。タンバリンが鳴るようにするため、
カムの制作に苦労したが、もっといろいろな楽器を鳴らしたい。


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ビー玉エレベーターとコースター  基礎コース    優秀賞    
ペットボトルの中にボールで作った装置が入っている。
ビー玉をエレベーターで上げコースターで降りてくる大型作品

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抵抗大きさ体験機  基礎コース  優秀賞
1Ω、1KΩと書いてあっても実際にどのくらいの抵抗かわから
ないので測れるように考えた。
電球を取り付けわかりやすく工夫をした。


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ゾートロープ(縄跳び)   基礎コース  優秀賞
穴からのぞくと絵がパノラマのように動く。プーリーを付けた軸が
回転すると支の穴が大きくなるのでストローを使うことで解決。


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この一年間仙台市太白少年少女発明クラブをご支援いただきまして
有難うございました。27年度の開校式は5月9日を予定いたしております。
引き続き次年度もよろしくお願いいたします。

             (写真 コメント  広報 今井)


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2015年03月10日

最後の仕上げ自由工作

仙台市太白少年少女発明クラブ

第21回講座 活動内容        (2015・3・14実施)
*全コース  自由工作・作品発表準備講座②  

                 担当 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)
課題使用部品・モーター、車輪、電池、電池ボックス、電線、など。
これらを用いて動くものを作る。

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自由作品2回目 最後のものづくり講座

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ミドリガメが2匹登場しました。何に変身するのかな。早く知りたい。

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「奥村先生これでいいですか、お願いします」初めての自由工作に
一生懸命取り組む、基礎会員。

一年間の集大成 様々なアイディアが形になってきました

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UFOみたいな形をしているけれど、足元はブラシなので掃除機かな。


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ペットボトルにらせん状の段ボールが入っている。遊具かな?
かなりの大型作品。発表会が待たれます。

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次回のお知らせ 平成26年度閉講式  3月21日(10時から~)受付、作品搬入は9時過ぎから受け付けます。
本日の講座で自由工作も完成に近づきました。
次回の活動日はいよいよ閉講式、その折に全員が
製作のきっかけや苦労したこと、工夫したことなどを、
作品とともに発表します。

               (写真・コメント  広報  今井)

2015年02月28日

コイル巻きに集中 オリジナルラジオ

仙台市太白少年少女発明クラブ

第20回講座 活動内容    (2015・2・21実施)
基礎コース ゲルマニウムラジオ   発展コース トランジスター一石ラジオ
チャレンジコース 自由に手作りバリコン  

 担当 庄子 孝一先生 大内 厚先生 (クラブ指導員)

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基礎コース
電池要らず、電波のエネルギーだけで
聞くことができるラジオを作ろう!


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ゲルマニウムラジオ作りで一番大変なコイル巻き作業。
10mのホルマル線をケースに巻き付けていきます。先生
にコツを教わりながら一巻きひと巻き慎重に作業を進め
ていきます。

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完成まぢかのゲルマニユムラジオ内部。
配線も設計図通りにはんだ付けが出来ました。
外側のコイル巻きもきれいに仕上がっています。

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「アッ、聞こえました!」
先生方の手作りアンテナの操作で見事に放送局の電波をキャッチ。
実験成功! ゲルマニウムラジオは完成です。


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発展コース
よく聞こえるラジオに変身

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昨年作ったゲルマニウムラジオにトランジスターを
追加(右側のラグ版上の黒い粒)。
このことによって、聞こえにくい音の信号を取り出したあと、
少し大きい音にしてイヤホンに伝えます。

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「本当にトランジスター一石を加えただけでよく聞こえるのかな?」
アンテナの前で調整中の会員。講座担当の先生も実験を見守ります。

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チャレンジコース

自由な発想で簡単バリコン作り

-----------講座内容-----------
以前に作ったゲルマラジオ、
その中から選局する役目のバリコン(可変コンデンサー)を
新しく「手作りバリコン」に作り替える。材料は銅板のテープや
厚紙、紙コップなどいろいろ。銅板テープを厚紙や紙コップに
貼ったものを用いて、会員のアイディアで自由に製作し調整を
する。

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コマ型バリコン完成!
厚紙に銅版テープを張り、上の白い厚紙を回すと音をキャッチ、
なんと手作りバリコンで選局することが出来ました。


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お知らせ

次回の活動日 3月7日

閉講式に発表する自由工作を完成させます。
製作途中の作品は必ず持ってきてください。
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平成26年度全国大会入賞おめでとうございます!

全日本学生児童 発明くふう展          奨励賞  高橋  沙希さん
全日本学生児童 未来の科学の夢絵画展   優秀賞   新原 稀乃花さん 
                        (応募総数8376点)

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                        (写真 コメント 広報 今井)

2015年02月10日

化学実験は楽しい!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第19回講座 活動内容    (2015・2・7実施)
*全コース  いろいろな金属の性質  ―講義と実験―

特別講師     長谷川 俊一先生   実験指導員  大学一年・二年生

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講師の長谷川先生、普段は高校生の指導をされている。
当クラブのために年に一度、楽しい化学実験講座を開催。
アシスタント役の実験指導員は、高校時代、長谷川先生に
化学を教わった大学生のみなさん。
【今後、科学と関っていく上で、難しいことがあっても前向きに
勉強して仲良くなってください。そうすれば楽しく、科学を糸口
にして豊かな未来も見えてきます】と会員へ頼もしいメッセージ
もいただきました。

実験①鉛の性質
金属なのにくっつく
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鉛の断面同士を押し付けて水入りのペットボトルを持ち上げました。
かなりの粘着力、柔らかい性質を持っていることがわかります。

実験②炎色反応
ある種類の金属(元素)・物質を炎の中に入れるとその金属は
特有の色を出して燃える。


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炎色反応実験を前に、会員の目は金属の入ったお皿に釘づけです。
どんな炎の色かな。橙色のようです。
主な炎色反応
リチウム=赤 ナトリウム=黄 銅=緑 
ナトリウム=黄色。 カルシューム=橙
とすると今お皿 の上で燃えている物質は?
会員はテキストと炎の色を確認しながら燃えている金属を確認
していきます。

実験③イオン化傾向
金属によってさびる速さ(酸化しやすさ)が違う。これをイオン化傾という。
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実験指導員は、ビーカーや薬品を扱いながら手早くイオン化傾向の
実験をしていきます。日頃から化学に親しんでいるからでしょう。
とてもスムーズです。

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すぐわかるイオン化傾向実験:
硫酸銅水溶液に鉄くぎを入れるとどうなるか。
ヒント:
イオン化傾向は小さいほうがくっついている物質を奪うの
でさびにくい銅が表面に出てくる。
(お皿の上のほうの釘が銅色に変色した釘)

銅は金、銀と一緒にオリンピックのメダルに用いられている
いるのはさびにくいからだということも学びました。

長谷川先生、大学生の実験指導員の皆様、会員たちのために
有意義な講座を開いてくださってありがとうございました。
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お知らせ

次回の活動は2月21日

鉱石ラジオその他です。

                 (写真・コメント・広報 今井)

2015年01月30日

何を作ろうかな!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第18回講座 活動内容    (2015・1・10実施)
*全コース  自由工作・作品発表準備講座①  担当 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)

課題使用部品 ・モーター、車輪、電池、電池ボックス、電線、など。
これらを用いて動くものを作る。

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考える

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自由工作のポイントを理解したあとは、まず思い浮かんだことをノートに書いてみる。

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オリジナル作品は何度挑戦してもアイディアの浮かぶまでが大変。
周りの会員同士で、それぞれの考えを披露、交換し合いながら
自分の作りたいものを固めていく。仲間の力も生かす。
自由工作に経験のある発展コース会員ならではの様子です。

イメージを描く

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回りの環境を改善したい」と考えた作品。【グルグルライト】自分
の机の前が暗いので明るくしたいとアイディアを練る。
点けると楽しくなるような作品の設計図が出来上がる。

アイディアを具体化

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考えがすこしずつ形に!材料も身近のものを活用して少しずつ
作品の制作に取りかかる。何ができるのかな?

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お知らせ

次回活動日は2月7日です。

楽しい化学実験の数々。なお活動会場はいつもと違い、
2階の理科室となります。


              (写真・コメント 広報 今井)

  

2015年01月15日

様々な電気について学習実験

仙台市太白少年少女発明クラブ

第17回 活動内容    (2015・1・10実施)
*全コース 様々な電気について学習実験 担当 工藤治夫会長 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)
製作内容 【手作り電池】  基礎コース 備長炭電池  発展・チャレンジ コース 積層(せきそう)電池
                  

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【静電気の起きるとき】
*原子の世界の電子が移動したとき
*接触帯電(2つの物質が接触したとき)
*摩擦帯電(物質同士がこすり合ったとき)
*はく離帯電(接触したものをはがれたとき)
*衝突帯電(物質と物質がぶつかったとき)他
(詳しくはテキストを参照)
 
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実験

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電気のリレー実験。うまくいけば蛍光灯が点灯します。摩擦により
静電気を発生させ、手をつないで次々と電気を伝えていく実験。
初めての体験にちょっと緊張気味。勇気を出して手をつないでね。

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板に埋めた物質と風船が反発、飛んでいかないように手で押さ
えています。見えないけれど、静電気が発生して反発し合って
いることがわかります。

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木炭電池つくり

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完成した木炭電池、どのくらいの力が出るか測定してみました。
なんと最高の1Ⅴがでました。素晴らしい!

積層電池つくり
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積層(せきそう)電池の材料は上下の木の枠、炭を入れる型枠
、炭の粉、塩水、紙、アルミ箔などなど。作り方はアルミホイル、
塩水を含ませたペーパータオル、炭の粉の順で六層に積み上
げていきます。電極は一番上のアルミホイルが正極(+)で、
一番下が負極(-)となります。今回の製作実験では積層電池
の電圧(6層)で2,4Ⅴという結果が出ました。


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これは何でしょう?実は電気が通ったためアルミホイルに穴が開いたのです。
結果の見える体験学習に会員は電気についてかなり興味を深めたようです。

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お知らせ

次回の活動日は1月24日

自由研究についてです。
                         (写真・コメント  広報 今井)

2014年12月23日

風と太陽の力を借りてクリスマスイルミネーション

仙台市太白少年少女発明クラブ

第15回講座      (平成26年11月22日)

クリスマスイルミネーション製作、点灯準備

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学校や学年が違ってもみんなクラブの仲間。
力を合わせてイルミネーションのボード作り。

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1班の作品が出来上がったようです。
デザイン画は【雪うさぎ】大きな赤い目が印象的です。


第16回講座      (平成26年12月20日)

全コースクリスマスイルミネーション点灯式

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イルミネーションの案内看板が設置されました。

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会員全員で配線作業

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自然エネルギーを活用、風力発電機が活躍する。風車の羽根
は講座の中で会員が製作したもの。

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点灯式の前に自然エネルギーとイルミネーションの仕組みを
奥村専任指導員より解説がある。

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点灯式会場周辺が雪のため、保護者の手によって整備が行われる。


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点灯できる日暮れまで太白小学校PTAとクラブサポータの手に
よって暖かいトン汁が振舞われる。毎年、大評判の名物トン汁。

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イルミネーション点灯(画面は平成26年度作品の一部です)

左から、クリスマスベル・クローバーのお守り・雪うさぎ

今年度は他に*宇宙のクリスマス *クリスマスと発明クラブ
*サンタからのプレゼントなどの作品があります。

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イルミネーションとイルミネーションスタンドの点灯全景     
 

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イルミネーションは12月25日の午後9時頃まで点灯の予定です。自然エネルギーによるしかも手作りのクリスマスイルミネーションです。暖かい光の力作をぜひご覧いただきたいと思います。


                    (写真・コメント 広報今井)

2014年12月11日

チャレコン全国大会決勝進出!

★★★   平成26年度  第5回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト  ★★★
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今年の課題はこれ!!
              「からくりパフォーマンス・カー」
★からくりパフォーマンスのメインテーマ: 地元地域などPRしたいものの紹介をしよう!
★作る作品: ①からくりパフォーマンスを行う「山車」(1台以上)
         ②山車を連結してパレード走行を行う「動力車」(1台)
★コンテストの内容:(制限時間1分間)
  ①動力車は動力車スタートライン手前から山車まで移動して山車と連結する。
  ②動力車と山車が連結した状態で時間内にS字コースを正確に移動する。
  ③からくりパフォーマンスは設定時間内に終了する。
  ④チーム員は、移動しながら作品の工夫点やパフォーマンスの内容等を実況し、審判や来場者にPRする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この内容に沿ってわがクラブからも3名による一チームが参加しました。

毎年500チーム以上のエントリーがあり予選突破はその中の60組

その中から審査の結果20組が出場。。
仙台市太白少年少女発明クラブは二年目で念願の決勝進出!
やりました!!!

出場チーム名  

【チームむすび丸】

このからくりカーで「復活!宮城の名産をPR」

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第5回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト決勝に進出した
わが仙台市太白少年少女発明クラブ会員の製作による
【チームむすび丸】


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動力車(先頭車)は宮城の㏚マスコットむすび丸。船に乗り、
右手でかまぼこの原料、吉次を釣り上げ船の上の魚篭の中に
入れている。宮城の英雄伊達政宗のかぶとを付けたむすび丸
の動きが頼もしい。
腕の動力は車軸から力を取り出し、クランクの回転運動で動作している。

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2台目の山車(だし)は宮城の復活名産品 笹かまぼこ。
焼き上げる台の横中央に炎部分がありそこを通過すると
焼き色のついたかまぼこに変化、
赤い吉次の口は、クランクでパクパク開くようになっており、
尾っぽは磁石と振り子で不規則な動きを表現。


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3台目の山車苺ハウスはく水耕栽培による苺のハウス。
津波で塩害にあった土ではなく最新のハイテク技術とソーラー
エネルギーを利用して見事宮城の名産を震災から復活させた
様子を再現。
山車のなかでは受粉のための蜂がゴムの反転力で飛び回っていて
自然界の力も学習。


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㏚力ばっちりのチーム用ブース。見学者がたくさん訪れてくれました。


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いよいよ決勝競技出場(20チーム)!復活の故郷名産とメカの仕組みを
をしっかりとプレゼン。1分以内で時間もOK!


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走行中のチームむすび丸。規定のコースを慎重に操縦、
時間内でクリア。
操縦する態度も堂々としている。紫の衣装も会場に映えて宮城を
しっかりアピール。

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秋雨が降る中、東京・目黒・大岡山・東北工業大学運動場で行われた競技会
寒さも何のその、子供とそして催しに携わったすべての方々のすごいエネルギー
で盛り上がりました。
ここの会場に立つまでのいくたの困難があっても、それぞれの立場できっと
やり遂げた気持ちですがすがしく、充実した思いが残ったのではないでしょうか。

                    (写真・コメント 今井)

2014年11月15日

準備着々進んでいます。イルミネーション

 仙台市太白少年少女発明クラブ

第14回 活動内容    (2014・11・8実施)
*全コース  イルミネーション点灯準備   担当代表 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)
       *イルミネーション・メッシュボードのデザイン  *LEDの取り付け 
                  
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6班に分かれてそれぞれイルミネーションのデザインについて話し合う。
クリスマスや冬をイメージしたもの,点灯させてみたいもの、
内容は班によって様々です。

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イルミネーションのデザイン画ができました。その一例をご紹介。
ある班で話し合った結果、【雪うさぎ】に決定しました。

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下絵にもとづいて、みんなでLEDの取り付け作業。配色も考えて
いきます。教室の椅子にメッシュボードをセットすることで
LEDを取り付ける作業の効率を上げています。

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年に一度、クラブ最大の行事とあって保護者の方も部品の整備。
クラブ全体の力で点灯式を成功させたいものです。


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お知らせ

次回の活動日は11月22日です。
活動内容は今回と同じくイルミネーションの点灯準備作業を行います。


         (写真・コメント  広報 今井)

2014年11月09日

入選しました!

みやぎ発明くふう展・夢絵画展入選作品のご紹介

第27回みやぎ発明くふう展

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宮城県知事賞  ピストン式手回し発電機 平岩 涼

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日本弁理士会会長奨励賞  ドリームプロジェクター [YUME」  高橋 沙希

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18回みやぎ未来の科学夢絵画展

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仙台市長賞  リサイクルじどうはんばいき   新原稀乃佳

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NHK仙台放送局長賞  災害を防ぐ山浮上マシーン  佐藤圭輔

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東北電力株式会社宮城支店長賞  発電道路  田中 瑠星

2014年10月30日

三色に輝くランプ

仙台市太白少年少女発明クラブ

第13回 活動内容    (2014・10・25実施)
*基礎コース     ・イルミネーションスタンド   担当 奥村 清彦先生
*発展コース     ・イルミネーション点灯準備   担当 矢内 信義先生  佐々木三郎先生
*チャレンジコース   ・チャレンジコンテスト関係作業 担当 佐々木三郎先生
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基礎コース

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スタンドの台座(植木鉢皿を活用)にランプの心臓部、
配電盤を組み込む。

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すっかり板についたはんだづけ、でもやはりドキドキきんちょうする。

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ペットボトル再利用のランプカーバーに紙を巻き付けたらいよ
いよ出来上がり。美しい光に歓声が上がる。

2014年10月20日

空気について学びました!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第12回 活動内容    (2014・10・12実施)
*全コース  特別講座 【 空気のふしぎ 】  担当 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)
             ・空気の性質について講義、実験 ・空気の性質を応用した工作など

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実験  空気の性質を実際に目で見て、体験して確かめる

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中の空気を抜いた二つの容器を離そうと引っ張り合う。どうしても
無理、なぜだろう?
(大気圧(=空気の力)を知る実験より)

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容器の中にマシュマロやお菓子袋などを入れて空気を抜くと(減圧)、
中のものはどうなったかな。膨らんだり、破裂したね。
(空気の圧力の実験より)

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空気を入れて先をふさいだ注射器、シャフトをぎゅっと押して
みる、少し前へ進んだね。
(圧力を加えると空気は縮むことを知る)

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会員参加型の様々な実験、実験をする会員も見学する会員も
みんな興味で真剣そのもの。
(空気は温度で体積が変わることを実感)

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ドライヤーで風を送るとボールは空中で浮かびました。
空中浮遊だね。詳しくはテキストに。
(流れる空気の性質実験より)


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二枚の板の間の袋に空気を吹き込むと重いものも簡単に持ち上がる。
何かに応用できそう、エアージャッキだね。
(空気の力を再確認する。)

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工作   空気の力を応用して作ってみよう!空気砲と空気鉄砲製作 

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ペットボトル空気砲製作 ボトルの底をハサミで丁寧にカット。
講義のあとのものづくりということで一段と力が入る。

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空気砲(上) 材料はペットボトルと風船。(空気の流れを作る)
空気鉄砲(下) 材料は細いパイプと白い球を押し出す木の棒。
(圧縮した空気の力を利用)
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実験道具
① 空気の圧力を下げる容器(真空デシケータ)。
② 空気を抜く装置(真空ポンプ)。
③ 温度差を利用した動力(スターリングエンジン)。
④ 上昇気流を利用した回転カップ。 
⑤ 風船を膨らますペットボトルマジック。他

まとめ
**************************
学習した空気の主な性質
*見えない *流れる *重さがある 
*力を加えると縮む、力を抜くと戻る
*温度によって体積が変わる 
*暖かい空気は軽くなり上昇する(台風の発生原理)
*流れる空気の性質 など
***************************

お知らせ
次回の活動日 10月25日 イルミネーション準備講座
いよいよイルミネーション講座がスタートします。
班活動も多くなるので、協力し合って点灯式行事を成功させましょう
   
                           (写真 コメント  広報  今井)

2014年09月30日

みんなで改造車の性能を確かめよう

仙台市太白少年少女発明クラブ
第11回
 活動内容    (2014・9・27実施)
*基礎コース  ・おもちゃの車をハイブリッドカーに改造③ 競技会 担当 奥村 清彦先生・矢内信義先生
*発展コース  ・ワームマシンの製作③競技会 担当 大内 厚先生
*チャレンジコース   ・チャレンジコンテスト関係作業に     担当 佐々木三郎先生
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基礎コース  いよいよハイブリッドカーの性能を披露。

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競技会をめざして、最後の調整に力が入る。


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奥村先生、mmとmを例に取りながら、mvをvで表す方法を講義。
改造車は約1500mvつまり1,5v充電する。

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ハイブリッドカー競技会。 スタート時点の滑り出しは上々!
かなり早い!しかし大きく曲がる車が続出、自分の車を追い
かける場面も。「みんな同じように改造したのになぜ欠点が
出るか、いろいろな原因が考えられます。ぜひ自分で追求し
て下さい」と奥村先生から最後に課題が出される。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
発展コース作り方はいろいろワームマシン・自分で考えながら! 

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工夫その① 縦の金具がしっかり地面をとらえるように長さ、
角度を調節する。

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車輪の軸に取り付けられた金具のカーブがミソ、車輪の回転方向で、
走りをスムーズにしたりブレーキをかけワームマシンの走りを確実にする。

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ワームマシン競技会。走行していくうちに曲がるけれど一歩一歩
確実に前進。ここまでよく頑張りました!
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チャレンジコース 目標に向かって頑張っています。

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全国大会出場を目ざし、ひたすらチャレンジする姿は、後輩会員も
いつしか目標となっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お知らせ
次回活動 10月12日
特別講座  奥村先生による【空気の不思議】のお話と実験

                            (写真 コメント   広報今井)

2014年09月25日

最先端の技術に接して

仙台市太白少年少女発明クラブ
第10回
 活動内容    (2014・9・20実施)

*全コース  施設見学会            引率総括      工藤 治夫 会長

見学先    東北大学電子光理学研究センター 【 センター長(教授) 清水 肇 先生 】

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【講演】
加速器】粒子を加速する装置     講師 (教授)清水 肇 センター長

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センター見学にあたり、センター長 清水先生の講演がありました。アニメキャラクター、ゲゲゲの鬼太郎(=1m)と目玉おやじ(=10cm)を登場 させて、長さや大きさの比較、概念を会員にわかりやすく解説される。その上でスライドを用いて展開された銀河の大きさから原子核の世界は、参加者全員興味 と驚きがいっぱい、未知の世界へ引き込まれていきました。
(加速器の進歩で、見ることの出来なかった世界を知ることは新しい発見や発明に繋がることを感じた貴重な講演でした。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
施設見学内容
* 本体室(線形加速器)
* 第二実験室(STBリング)
* GeVガンマ線実験室
* 光源加速器棟
見学は四班に分かれて行動
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
光源加速器楝

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【コヒーレント・テラヘルツ光源加速器】を見学。電子ビームを使っ
て強い光を発生させる装置。テラヘルツ光源研究は今後、
加速器の進歩に欠かせないと感じる。

GeV-γビームライン

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原子核の中に侵入出来るというGeV-γビームライン実験室を見学。
ここでは物質の階層について学習。原子核は更に細かく陽子と中性
子からできていることを知る。物質って奥が深い。

STBリング(円形加速器)

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地下の大きな施設。原子核の内部構造を探るためには電子線が必要、それには高いエネルギーの粒子線が必要、そこで高エネルギーを作る電子加速器が必要になる。(高エネルギーはこの装置の中で粒子と粒子を衝突させて作るようです)

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施設内の随所に装置や器具類の解説板が設置されており、
クラブの参加者にとって理解が深まりました。

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【実験】 霧箱  身近な放射線を手作り装置で実感

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先ずスクリーンで施設の先生から霧箱製作についての手順が
説明される。

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身近な材料で作る。プラスチック容器,黒紙、エタノール、マントル、
ドライアイスなど。

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霧箱の中のマントルから白い放射線の飛跡が見えます。
霧箱製作大成功!充実の一日となりました。

最後に

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センターを案内してくださった学生・先生方と参加者のみなさん。
総勢七十名(会員二十五名)が大変お世話になり有難うございました。
 
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お知らせ
次回の活動日  9月27日
制作したマシンで競技会を開く予定です。自宅へ持ち帰った会員は
忘れずに持参して下さい。

                        (写真 コメント 広報 今井)

2014年09月15日

クラブオリジナルハイブリッドカー完成

仙台市太白少年少女発明クラブ
第9回
 活動内容    (2014・9・13実施)
*基礎コース    ・おもちゃの車をハイブリッドカーに改造② 担当 奥村 清彦先生・矢内信義先生
*発展コース    ・ワームマシンの製作②   担当 大内 厚先生
*チャレンジコース ・チャレンジコンテスト関係作業に     担当 佐々木三郎先生

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【基礎コース】 ハイブリッドカーにキャパシタ充電器を
取り付ける

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車体に水色のキャパシタを取り付け中。
「充電器があるとなぜ便利なのかな」と考えながら。

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細かい作業を見事クリア、キャパシタの取り付けが完了した車体。
これで動かしたいときに動かせる車に変身。
次回の完成走行披露が楽しみです。
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【発展コース】作り方はいろいろワームマシン・自分で
考えながら! 

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万能フレームという長い棒を組み立て、角度や長さを調節しながら
マシンを作り上げていく。一人ひとり同じものはなく、どうしたらしっ
かり走るか試行錯誤を繰り返す。難易度が高いだけに真剣そのもの。
完成目指して頑張って欲しい。

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制作したマシンに動力の電池ボックスが取り付けられ、完成に
一歩近づく。

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【チャレンジコース】 地区大会の結果を待ちながら

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全国大会出場に願いを込めて、担当の佐々木先生のもとで、
作品についてミーティングを続けていく。

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お知らせ
*活動日の変更
今後の活動日に若干変更があります。間違えないよう注意をして下さい。
次回の活動は施設見学会となります。参加者はお知らせをよく読んで下さい。

                          (写真 コメント  広報 今井)

2014年08月31日

自分だけのハイブリッドカー

仙台市太白少年少女発明クラブ   工藤治夫会長
第8回講座 (2014・8・30実施)
  活動内容    
*基礎コース      ・おもちゃの車をハイブリッドカーに改造       担当 奥村 清彦先生・矢内信義先生
*発展コース      ・ワームマシンの製作                  担当 大内厚先生
*チャレンジコース  ・チャレンジコンテスト 関係             担当 佐々木三郎先生
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基礎コース

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担当の先生製作、見本のハイブリッドカー。100円ショップで調達
のボディに様々の機能を搭載。会員が待ちに待った講座です。

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会員に配られた部品表。クラブオリジナルキットのため、担当の
先生は調達からセットまで時間をかけて準備。

IMG_4161.jpg

カラフルな車体を前に、まずどこを改造するのか手順を考える。
主な作業は分解された車に、ソーラーパネルやモーター、プーリー
などを取り付ける。はんだ付けする箇所がかなり多いせいか、
みんな慎重に先生のアドバイスを受けながら確実に改造を進めて
います。
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会員製作の改造内部、車軸やモーター、プーリー、輪ゴムベルト
などが取り付けられている。

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車体のカット、ソーラーパネルの取り付け、モーターなどの取り付け
と難易度の高い作業を無事終了!頑張りました。

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発展コース

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担当の先生製作のワームマシン。会員はこの作品をお手本に
しながら作品作りに挑戦。

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シャクトリムシのように動かすには、先ず構造を理解してアームを
組み立てていく。アームは長いので扱いが大変だ。

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接地面を捉える車輪の取り付け。スムーズなアームの動きを支
える大事な作業。分からないところは会員同士で助けあいながら
製作を進めていく。どんなワームマシンが出来上がるか次回の
完成が楽しみ!
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チャレンジコース

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チャレコン地区大会後の作品をメンテナンス中。全国大会出場の願いをこめながら。
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お知らせ
次回の活動は9月13日です。
活動内容は前回の続きとなります。
雨の多い毎日ですが、開始時間に遅れないように頑張ってください。
                   (写真 コメント  広報 今井)

2014年07月31日

大自然の中でのびのび活動

仙台市太白少年少女発明クラブ
第7回講座     
 (2014・7・26実施)  総指揮 工藤治夫 会長
活動内容 全コース 
夏休み野外活動 火起こし 太陽光のエネルギー実験 バーベキュー他(活動場所 秋保 木の家 河原)
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かまど作り 火起こし ト‐モロコシゆで、バーベキュウ他
             -大満足の一日-

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野外活動を実施した仙台市秋保の清流。ここの河原で
火起こしや太陽光のエネルギーを実験。

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鍋の大きさに合わせてかまど作り。空気の通り道を考えて石を
組み合わせる。危険のないように保護者の指導を受けながら
火起こしをする。

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工藤会長指導のもと、自分たちの食べるものは自分たちでと
会員全員でトーモロコシの皮むき。
河原を汚さないようにと先輩会員がゴミ袋を持って作業をしっか
りサポート。

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野外活動ならではの醍醐味、沸騰した鍋の中にトーモロコシを入れ
時間を見計らってカゴに移す。なれない作業でも勇敢に挑戦。

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巨大な肉やソーセージが焼けました。クラブのバーベキューの
味は、他でちょっと味わえません。とてもダイナミック。

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みんなで食べる食事はまた格別だね!大自然と美味しいランチに
身も心も参加者全員大満足です。

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スイカ割り大会、思わぬサプライズに全員大盛り上がり。
みんななかなかの腕前です。
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実験

          ー太陽光に対して集光器の角度を考える。ー

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野外実験ということで、短時間で出来る集光器を製作。材料は
既製のアルミのボールと段ボールを使用。

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ゆでたまご実験。集光器の中に黒い紙に包んだ生卵と温度計を
入れて様子を観察。快晴のためか内部は83度まで上昇している。
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お知らせ
8月18日、19日  夏休み工作相談室開催
  時間 午前9時~午後3時の予定
       指導員の先生方が待機しています。

                       (写真・コメント  広報今井)

2014年07月15日

自然エネルギーのエース、太陽光を身近に

仙台市太白少年少女発明クラブ     会長  工藤治夫

第6回 活動内容    (2014・7・12実施)
*基礎コース    ・集光器             担当 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)
*発展コース    ・超小型発電機(ミニ・ウインG)② 担当 矢内 信義先生
*チャレンジコース ・チャレンジコンテスト準備   担当 佐々木三郎先生

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基礎コース 集光器

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製作の前に奥村先生より太陽熱集熱器(ソーラークッカー)の
いろいろなど、太陽エネルギーの利用について説明。

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集光器の製作がスタート。今回は朝顔型の集光器制作に挑戦。
型紙のラインに注意を払いながら、材料のアルミシートを切っていく。
どれほどの太陽エネルギーを集めることが出来るのか、
どの会員もハサミを持つ手に集中!

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集光器本体の完成。形のいい朝顔にまとまっているね。
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工藤会長と奥村先生による楽しい講座、どうしたら効率よく
太陽光のエネルギーを集められるか、
図解入りで解説。

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発展コース

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矢内先生より本日の作業の流れについて説明がある。
(羽根車、コイル巻きの完成、組み立て、スタンド、
台座製作などについて)

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ペットボトル改良して作った羽根車、これを本体に取り付けると完成も間近。
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チャレンジ 

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作品の全容は見えてきません。試行錯誤を重ねながら、
それぞれ担当する部分を一つひとつ丁寧に取り組んでいる。
予選会に向けてダッシュ!
  
                        (写真・コメント 広報 今井)

2014年06月30日

風車の羽根、手作りでこんな力が!

仙台市太白少年少女発明クラブ
第5回
 活動内容    (2014・6・28実施)

*基礎コース    ・1部 風車の羽根測定 2部 絵画 担当 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)
*発展コース    ・超小型発電機(ミニ・ウインG) 担当 矢内 信義先生
*チャレンジコース ・チャレンジコンテスト準備 他  担当 佐々木三郎先生

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【基礎コース】 風車の羽根測定

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これが風車の羽根の発電測定装置。奥村先生設計、製作による
クラブオリジナル発電測定装置。

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羽根の測定全景、右から、風洞の送風入力、羽根の装着、
結果をコンピューターに入力と連携。

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風車の羽根はどのくらいの電圧の時どのくらいの電流が流れどの
くらいの電力になるか、スクリーンに映しだされた会員各自のデーター。
曲げ角度、バランス、丁寧に説明通り作っただけあってとていい
結果が出る。
電圧0、68電流は0,014の時で最大電力0,010の数値が発表される。

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改良を重ねながら完成した羽根、見た目もとても美しい。
今回会員の制作した羽根は、年末のクリスマスイルミネーション用
風力発電機に取り付けられ活躍する事になります。
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【発展コース】超小型発電機

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矢内先生による完成作品。これを目指して製作。コイルに通る
磁力線の増減で発電する仕組み。

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今回もコイル巻きがポイントになるようです。最初の説明を
しっかり聞くことで作品の精度を上げる。

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矢内先生考案の超小型発電機製作用の道具や部品、お店では
販売していないオリジナル品。特に色とりどりの部品「コイル巻き枠」
は何度も改良を重ねて準備されたものです。

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コイル作り、鉛筆削り器を改良した道具で、巻線材をクルクル巻く。
正の字を書きながら数えていくことでミスを防ぐ。
2000回巻くためかなりの持久力が求められる。
しかしどの会員も音をあげずに頑張りぬく。
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お知らせ
次回の活動日は7月12日です。
7月26日の野外活動を申し込みの会員は、申込書を忘れずに持ってきて下さい。
                              (写真・コメント  広報 今井)

2014年06月20日

風車の羽根で自然エネルギーを起こそう

仙台市太白少年少女発明クラブ  会長 工藤 治夫
第4回 活動内容    (2014・6・14実施)
*基礎コース      ・風力発電機 風車の羽根   担当 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)
*発展コース      ・重力蓄電 実験装置     担当 矢内 信義先生
*チャレンジコース   ・チャレンジコンテスト準備  担当 佐々木三郎先生
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基礎コース  金バサミなど、工具を上手に使いこなして羽根づくり

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テキストを参照しながら、羽根の寸法をチェック。
風車に取り付けるため、正確であることがポイント。

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羽根の中央が決まったら、次は穴開け用のしるし付け。
材料であるアルミ板のセンターへめがけてハンマーを振り下ろす。
指先に注意しながら少し緊張!
次は奥に見えるポール盤で正式に穴を開ける.

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羽根の材料はアルミのため金切りハサミを使って先端をカット。
なれない工具を積極的に使う。

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風力発電機・風車の羽根の完成です。
どの作品も先端のカットや曲げた角度などがとても美しく
仕上がっている。次回の発電測定か楽しみ!
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発展コース  発電の次は蓄電を学ぶ

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テキストを読み込んだあと、疑問点は庄子先生のアドバイスを
得ながらプーリー製作の手順を確認。

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プーリーに使用するつば(CD)に軸アタッチメント、パイプが
設計図どおりに接着しているか確認と調整をする。
作品の性能を引き出すためにも大切な作業です。

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重力蓄電器のプーリーが完成!
このプーリーに以前製作した手回し発電機を接続して
重力蓄電器が完成します。
次回、作品の完成とエネルギー交換の実験を実施する予定です。
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チャレンジコース チャレコン参加作品のテーマが次第に形に。

まだまだ先は長いけれど、作品の打ち合わせも少し余裕が
出てきたかな。楽しみながらガンバロウ!
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お知らせ

次の活動は6月28日です。

(写真 コメント 広報 今井)

2014年05月31日

ものづくりを通して発電を学習

仙台市太白少年少女発明クラブ
第3回 活動内容 
   (2014・5・31実施)
*基礎コース      ・手回し発電機        担当 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)
*発展コース      ・三極モーター②       担当 矢内 信義先生
*チャレンジコース   ・チャレンジコンテスト準備  担当 佐々木三郎先生
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【基礎】手回し発電機がモーターに! 

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クラブオリジナル、手回し発電機の完成作品、
使いやすいように台座板がL字型に改良さ
れている。奥村先生考案の部品を使用。
今回はこの作品を製作。

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モーター製作に欠かせない「はんだづけ」作業、恐れずしかも
慎重に扱う様子はなかなか堂々としている。

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発電機と発電機をつないで信号の伝達テスト。片方を手回し
するともう片方も同じ動き、会員になぜ?の声。疑問を持つ
ことが次への発明、工夫につながる。

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【発展】完成目指してコイル巻きに全力

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前回作ったローターに巻き線材が巻かれて三極が完成!

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それぞれのロータに巻き線材を200回ずつ巻いていく。ひと巻き
一巻き集中。慎重、そして丁寧に。

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発展コースになって初めての大作が完成。三極モーターは
高速で回転中、達成感を味わう。
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【チャレンジ】作りたいものを模索

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参加作品のテーマについて話し合う。チャレンジ会員のアイディアが
次々と出される。今年はどんな郷土色をアピールするのかな?

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お知らせ
次回の活動は6月14日。
基礎コースは 風力発電機・風車の羽根、発展コースは ミニ風力発電機を製作です。
                           (写真・コメント  広報 今井)
                 

2014年05月20日

本格的ものづくりスタート

仙台市太白少年少女発明クラブ    会長 工藤治夫
第2回 活動内容    (2014・5・17実施)
*基礎コース      ・クリップモーター      担当 奥村 清彦先生(クラブ専任指導員)
*発展コース      ・三極モーター        担当 矢内 信義先生
*チャレンジコース   ・チャレンジコンテスト説明  担当 佐々木三郎先生
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基礎コース クリップモーター
キリやラジオペンチ、たくさんの工具に挑戦しながら!

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クリップモーター、完成見本作品。
会員はこの作品の完成を目指して頑張ります。

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奥村先生の講義、コイルのブランコ模型を用いて、
『磁石と電気でなぜコイルが回るのか解説。今後の活動でも
大切な内容です。
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発展コース 三極モーター
ローターの曲げ加工に全力

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コマのような円盤はCD盤を再利用、コイル作り用の巻線材を
取り出しやすくする先生のオリジナル品。

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形よく曲げ加工されたローターに整流子が取り付けられる。
そして次回へと続く。
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チャレンジコース
チャレコンを目指して

クラブは今年度も発明協会主催の【全国少年少女チャレンジ創造
コンテスト】に参加する予定。会員も昨年の資料に目を通して情報収集。

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             (写真・コメント 広報 今井)

2014年05月15日

平成26年度、11年目の開講式

仙台市太白少年少女発明クラブ  平成26年度開講式  (5月10日実施)
                          会長     工藤治夫
第1回講座 ・基礎コース=イニシャル製作 
        ・発展コース=立体針金工作 
        ・チャレンジコース=基礎会員サポート
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開講式

発明クラブの活動で培った力を将来へ伸ばしていきましょう!
工藤治夫会長による開会式式辞

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今年度で創立十一年目を迎えた「仙台市太白少年少女発明クラブ」、
平成二十六年度は二十名の新入会員と十六名の継続会員を迎え
開講式がとり行われました。
 始めに、クラブ創設者の工藤治夫会長より式辞が述べられました。
「このクラブは太白山の麓で、自然エネルギーを学び、工夫して
活用できる【ものづくり】をしていきます。また、普段、経験できな
いような活動も計画しています。これからは楽しいことはもちろん、
悩むことも沢山ありますが、経験豊かな先生方がみなさんをサポートします。   
ここで学んだことが社会に出ても自分の大きな力になるよう、
この一年間みんなで切磋琢磨しながら頑張りましょう」と、
全会員へ力強い励ましの言葉がありました。

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会員証 バッジの贈呈
自分の考えや技術を大切にという思いが込められた誇りある
バッチです。会長から会員代表者の胸元へ。

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式典の最後は、開講式に参列された方全員で新年度会員の
入会をお祝いして記念撮影です。

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第一回実技講座

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基礎会員、初めてのイニシャルの針金工作。先生に教わりなが
らはんだづけに挑戦!火傷なんか恐れずにガンバッテイル!
緊張の中にも一生懸命です。

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入会二年目の発展会員、立体針金工作を捜索中、
こちらは各自ではんだごてを巧みに用いて自分の作りたい
作品に挑戦中。クラブ活動を一年間頑張り続けた成果が出
ています。

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発展会員、完成した作品を参加者の前で披露する。
どんな点を工夫したのか、又苦心したのか、製作の意図や過程を
大勢の前で発表。このことによりどの会員も、ものづくりの喜びや
自分の課題を感じ取り、次のものづくりへとつながっていくようです。

基礎コース針金細工完成.jpg

基礎会員の針金工作完成。はんだづけもバッチリ!
自分のイニシャルをブランコ型にするなどオリジナル部分も
しっかりと表現しています。
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お知らせ
次回活動は日は5月17日です。

                  (写真・コメント 広報 今井)

2014年03月30日

自由工作発表と平成25年度閉講式

仙台市太白少年少女発明クラブ
第22回講座 
    (平成26年3月21日)
・第一部 自由アイディア工作 展示  9時30分~10時
               発表会 10時~11時
・第二部 作品審査発表・閉講式    11時~12時 (太白小学校体育館にて)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
光るアイディア・高い意欲! 自由工作、展示と発表

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会場風景、来場された方々は、会員の創意と工夫の詰まった
手作り作品を一つひとつ丁寧に見学される。

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作品のプレゼン
制作した水陸両用車の性能を来場者の前でアピール。会場に
水を持ち込んで作品の素晴らしい点を実演。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
優秀作品のご紹介(本人の製作コメントより)

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  【最優秀賞】
☆単相交流発電機(チャレンジコース会員作品)
電気の不思議の講座を受けて作ろうと思った。ハンドルを回すと
クランクで磁石がコイルの中を行ったり来たりして発電する。

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  【優秀賞】
☆二段観覧車(基礎コース会員作品)
特徴は一つのモーターで2つの観覧車が動く。プーリーの調節に
苦労したがビー玉を使ったので明るい感じに出来た。

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  【優秀賞】
☆大型ダンプカー(基礎コース会員作品)
注射器を押すとダンプの荷台が傾斜して荷物を下ろすことが出来る。
次はもっと荷台が傾斜するように作りたい。動きが本物そっくり。

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  【優秀賞】
☆機(はた)らき物(基礎コース会員作品)
工夫したガイド役の針金がモーターで回ることで縦糸、横糸が
上下に交差、そこの好き間に糸を通すと布が織れる働きもの。

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  【優秀賞】
☆四足歩行ロボット(基礎コース会員作品)
脚が交互に地面をけって動く。歩くと脚の螺子がゆるんでしまう
ので二重止にするなど、工夫をした。次はもっと脚を長くしたい。

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  【優秀賞】
☆TNM(基礎コース会員作品)
この車は陸上でも水上でも走れる。水の上のバランスと真っ直ぐ
進むようにすることが大変だった。この次は曲がれるようにしたい。

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  【優秀賞】
☆ホバークラフト(発展コース会員作品)
家族のために船体が浮いた時に湯垢のとれるようにしたのが
特徴です。悩んだ材料も好きなミニ四駆のモーターを再利用
したことで解決した。

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  【優秀賞】
✩メリーゴーランド((発展コース会員作品)
身近な材料で自分の欲しい物に挑戦。色別スイッチを使い分ける
とLEDが光りアクセサリースタンドが回転、オルゴールも鳴ります。
ーーーーーーーーー以上出展作品の一部ご紹介をしました。ーーー
閉講式

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会長より出席会員全員に修了証書が渡されました。
写真は6年間在籍のチャレンジ会員。
本当に多くのことを学び自分の力にしてきました。
会長の読み上げる修了証の一語いちごをかみしめながら、
「高校生になっても活動を続けたい」という抱負を語って
くれました。

今年度で創立10週年を迎えた仙台市太白少年少女発明クラブ、
参加者全員でお祝いの記念撮影となりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お知らせ
平成26年度開講式は5月10日となります。詳しくは文書案内を御覧ください。
                                
            (写真 コメント 広報 今井)

2014年03月20日

自分の作りたいものを!自由工作


仙台市太白少年少女発明クラブ 
第21回講座     
(平成26年3月8日)
・全コース  自由工作②  担当 奥村 清彦専任指導員
  課題  モーターと車輪を使って動くものを自由製作
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かなり大型の観覧車。上下二台の車輪がうまく交差するように
工夫中。回るためのおもりは、色とりどりのビー玉を乗せている。

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以前から作って見たかったという織物機。身近にあるカゴや櫛を
応用して製作。縦糸と横糸を絡まないようにたくさんのアイディア
が込められた作品。どんな編み物が出来るかな。

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水陸両用車に挑戦。一本のペットボトルのいろいろな部分を
使って性能をアップさせようと工作中、動力のモーター部分など
に水が入らないような配慮もされています。

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指導員の先生が見守る中、センターポールで作品に穴を開ける。
気合充分だね。!色と形から素敵なメリーゴーランドになりそう。

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本日が最後の講座であり、自由工作の仕上げとなるため、
工藤会長も、会員へのアドバイスにフル回転。
寒い中。、会員、指導員、サポーター、スタッフ、全員が21日の
閉講式の発表に向けて集中、熱気あふれる活動日となりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お知らせ
平成25年度閉講式は21日(金曜日、いつもとは違う曜日です。)
自由工作の展示がありますので、作品と、記入用紙を忘れず持参の上、
9時10分までに、図工室へ来てください。
なお、会場の設営などがありますので、保護者の方はお手伝いをお願いします。
                              (写真  コメント  広報  今井)

2014年02月25日

自分のためのエコラジオ

仙台市太白少年少女発明クラブ
第20回講座     (平成26年2月22日)

・基礎コース 電池を使わないゲルマニュウムラジオ 
・発展コース トランジスター1石ラジオ
・チャレンジコース ワイヤレスマイク    
                     担当  庄子孝一指導員 

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ラジオ作りに欠かせない材料、ホルマル線の配布、線の扱いに
慣れていない会員のために、CD板に巻きつけて使いやすく配慮
されています。クラブの先生考案のオリジナル材料。

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ゲルマニウムラジオの製作開始。ラジオケースは100円ショップ
調達の保存容器、そこにホルマル線をしっかり 巻き付けていきます。
丁寧に美しく巻くことがポイントです。根気がいるけれどガンバロウ!

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はんだを持つ手にも風格が?入会3年以上になるチャレンジ会員、
今回はワイヤレスマイクに挑戦、集中力は抜群!

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基礎C・アンテナにつなぎ庄子先生と放送局の電波が受信出来るか
確認しています。結果が出るのが待ち遠しい時間。


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IMG_1石トランジスター.jpg


ワイヤレスマイク.jpg

これが完成した作品です。上段から①ゲルマニウムラジオ。
中段、トランジスター1石ラジオ。下段、ワイヤレスマイク。
どの作品もホルマル線やはんだ付けがしっかり出来ています。
どのコースの会員も全員しっかりと完成にこぎつけました。

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ラジオとマイク製作のあとは仕組みについて、回路図を元に
工藤会長と学習会。難易度は高いけれど今後に役立つ大切な
時間。

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お知らせ
次回の活動3月8日
自由工作仕上げの講座です。家庭で準備してきた

   (写真コメント・広報 今井)

2014年02月20日

オリンピック・一位のメダルはなぜ金なのかな?

仙台市太白少年少女発明クラブ   
第19回講座   
  (平成26年2月8日)
・科学実験  (酸化について、金属について)&カイロ作り      
                 講師       長谷川俊一指導員
                 大学生指導員 佐々木雄哉 鉾建圭祐 
                           岡田勇真 武田悠靖 川森弘晶 
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 金属によるエネルギーを実験で確認

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酸化について学習したあとは実際に鉄粉やマグネシウムをバーナー
で燃やして燃え方を観察する。 写真は鉄粉を燃やしたので
赤色の炎が出ている。

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実験を観察したあとは燃え方などの結果をノートにまとめながら
確認をしています。発明クラブでは気がついたこと、工夫したこと
、学んだことのポイントを記録していくことを大切にしています。
後で、自分が創作活動をすることにとても役に立たちます。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
◯ ソチ冬季オリンピック開催中にふさわしく
金属の酸化で、オリンピックのメダルに使われている金属と
順位の関係についても学習しました。
理由は?
それは酸化(サビ)のしにくい金属の順に順位が決められている。
一位=金・二位=銀  三位=銅   

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トップは70度を超え、熱々のカイロが続出。

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最後に「カイロを作って温度が上がって、ただ面白かったに
終わらせないで,どんな科学の仕組みかも考えてください」と
大学生指導員から会員へメッセージが贈られる。
会員にはしっかり届いたようです。
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お知らせ
次回の活動日は2月22日です。
ラジオ及びラジオ関連作品を製作します。
今年度も残り僅か、寒さに負けず頑張って活動しましょう。

                                   (写真・コメント 広報 今井)

2014年01月30日

自分の作りたいものをつくろう!

仙台市太白少年少女発明クラブ
第18回講座    
 (平成26年1月25日)

・全コース    自由工作   (担当 奥村 清彦専任指導員)
課題・モーターと車輪を使って動くものを作る
クラブ支給品 モーター、車輪、電池ボックス、電線など
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作品の材料、クラブ支給のモーターと車輪、電池、電池ボックス、
電線、他に会員が用意したペットボトル。
果たして何が出来るでしょうか?

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矢内指導員に相談中のチャレンジコース会員、3年目ということで、
かなりの大作に挑戦するのかな?期待したい!

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事前にかなり準備してきたようだね。
設計図を書きながらチャレンジ会員同士で、情報を交換する。

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前回、自由工作についての予告が有ったので、自前の材料も
しっかり用意、早くも工作がスタート。材料は使用済みの
段ボールやカップ麺の空き容器,CD盤など様々。
身近にある材料を有効に再利用している。
閉校式に行われる展示発表会が待たれる。
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お知らせ
次回活動日  2月8日
科学実験とカイロ作り
数々の科学実験を体験しながらと自分だけのカイロをぜひ作ってみましょう!
                                (写真 コメント 広報 今井)

2014年01月15日

発電実験と木炭電池作り

発電実験と木炭電池作り
第17回講座     (平成26年1月11日)

・基礎コース、発展コース ・実験 電気の不思議 製作 木炭電池 他 
(担当 工藤治夫会長 奥村 清彦先生)
・発展コース チャレンジコース 基礎チャレンジコースのサポーター役

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実験

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ズボンと、椅子座布団という性質の異なる繊維をこすりあわせて
発電させる実験。果たして結果は?千、万V単位の発電をしました。

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人間電気リレーの実験。会長先生が椅子との摩擦で発生させた
静電気を手つなぎリレーで蛍光灯を点灯させる。ほんの一瞬だけ
光りました。大成功!

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奥村先生による発電の実験。手しているのはアイロンそれとも
コテ?熱エネルギーによる発電の実験。温度差で発電するする
ことに、会員の電気に対する興味は高まる。
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木炭カイロ作り

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これで本当に発電するのかな?と半信半疑ながらも黙々と
備長炭に針金を巻いていく。

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木炭電池の作り方、木炭に針金を巻いて曲を作る→
キッチンペーパーを巻く→塩水でぬらす→アルミホイルで巻く。
と作り方は簡単ですが随所に作り方のコツが有ります。
今回はチャレンジコースの会員がサポーター役として基礎会員
の製作活動をを支援しました。

備長炭電池完成!発電を確認。電池一個につき最高0.97V発電!

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お知らせ

次回の活動は1月25日です。
前回お知らせした自由工作です。モーターと車で動くものを考えてきましょう。
                              (写真‥コメント 広報 今井)

2013年12月31日

今年も自然エネルギーの力を得てクリスマスを

仙台市太白少年少女発明クラブ
第16回講座     (平成25年12月14日)
全コース・クリスマスイルミネーション点灯準備・点灯式実施
総監督 工藤治夫会長 現場・奥村清彦専任指導員
他クラブスタッフ全員
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点灯式の準備がスタート。会員、サポーターなど総出で外の
配線作業。風力や太陽光などのエネルギーをイルミネーション
まで引っ張ってくる。寒い中、一つひとつ作業をしっかりこなして
います。

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基礎コースが制作したイルミネーションスタンドを設置する。
ケースが大きく現場が傾斜しているので作業がなかなか大変。
しかし、工藤会長をはじめ、クラブスタッフ、保護者、サポーター 
が一丸となって点灯式の準備にあたっています。

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風力を電気に変える風車のタワー群、そこに付いている小さな
アルミの羽根は、初級会員が講座の中で一つひとつ手作りを
したもの。今日は重要な役割を担っています。
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イルミネーションを点灯するための発電や送電の仕組みを学習。
工藤会長から設置現場で説明会を受ける。会員は内容を理解しながら行事
をこなしていきます。

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点灯までの空き時間を利用して、チャレコン全国大会出場の様子を
ビデオ上映、更に大会参加者の感想を発表。
先輩会員の経験談は基礎会員にとって貴重な教材となるようです。
「次は僕たちの番」そんな声が発展コースや基礎コースの
会員の間から聞こえてきそう。

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点灯式の前に、先ず美味しい豚汁でお祝いをする。
地域の方々や、太白小学校の児童も集まってきてくれました。
太白小学校PTAの方々の応援で300食を準備した豚汁も15分
ほどですっかり完食。

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いよいよカウントダウンの時が近づいてきました。
会員の盛り上がりも最高潮です。
自分たちの作品がどんな形で夜空に浮かび上がるか
待ち遠しくてなりません。

2013イルミ(全体).jpg

これが平成25年度のイルミネーション点灯全景です。
平成18年の暮にスタートして、今年で8回めを迎えた、
自然エネルギーによるクリスマスイルミネーション、点灯は
クラブ最大の行事でもあり、地域にすっかり溶け込んだ
暮の風物詩になっております。
点灯は今月の25日夜9時ごろまでです。
ぜひ、会員の力作をご覧いただけたらと思います。
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*このページをご覧の皆さまへ*
今年も残すところわずかとなりました。
この一年間クラブ活動を
応援していただきありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
                             (写真・コメント 広報 今井)

2013年11月30日

準備が整ってきました、点灯式

仙台市太白少年少女発明クラブ
第15回講座     (平成25年11月30日)
・ 全コース対象
自然エネルギーによるイルミネーション完成及び点灯式準備
総指揮 工藤治夫会長 担当 奥村清彦専任指導員以下
全指導員。スタッフ
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これがイルミネーションシートの裏側です。小さなLEDを園芸用
テープで一つ一つ止めていく、とても根気のいる作業です。

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ここの班は「落下するサンタクロース」というユニークな題名の作品。
難しいデザインですが、先輩会員が後輩会員のサポート役を努め
作品をしっかりまとめ上げています。

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次第にデザインが形になってきました。イルミネーションシートを
挟んでお互いに協力し合いながらLEDを丁寧に取り付けていきま
す。作業が大詰めを迎えているせいか、どの会員も指先に視線を
集中させている。

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作品の「宇宙新幹線」がほぼ完成したようです。まずはきちんと
出来たかどうか点灯テストをしてみます。いい感じ!
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(くふう展)宮城県知事賞は先輩会員が受賞!
宮城県発明協会主催による「第26回みやぎ発明くふう展」と
「第17回みやぎ未来の科学の夢会画展」の特別賞受賞者の
表彰式が11月28日ホテル白萩において行われました。
式の終盤には受賞者を代表してクラブ修了生の東海林留久
くんが「今日ここに受賞できたのも太白少年少女発明クラブの
先生方や僕の周りのみなさんのおかげです」と謝辞を述べ、
心のこもった挨拶に関係者一同は胸を熱くしました。
仙台市太白少年少女発明クラブ関係受賞者は次の通り
【くふう展の部】
*宮城県知事賞 「万華鏡」 (平成24年度修了生) 東海林留久
*東北産業経済局長賞「植木鉢クーラー 」 平林ミロ・ カマリエラ
*河北新報社賞「室内犬用ゲージ外設置自動給(きゅう)餌(じ)器」 高橋沙希
*奨励賞「ラインセンサー」 (H24年度修了生)    湯田一成
*佳作 「ハンガーハープ」               佐藤圭輔
【未来の夢会画の部】
*東北経済産業局長賞「富士山エネルギー都市」(元准会員)柴田美奈穂
*宮城県発明協会会長賞「海水浄化装置」     樋口碧希
*仙台市長賞「未来の発電所」             橋本康平
  

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日頃の活動の成果が実を結びました。立派な盾や賞状が授与され
出席者全員で受賞の喜びを分かち合いました。

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お知らせ
次回活動 12月14日

2013年11月11日

イルミネーション準備&チャレコン全国大会

仙台市太白少年少女発明クラブ
第14回講座     (平成25年11月9日)
・全コース クリスマスイルミネーションボードデザイン・製作   
(担当 奥村 清彦先生・佐々木三郎先生・矢内信義先生)

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会員はイルミネーションのデザインを決めるに当って工藤会長より
「デザインは発明や発見と同じように考えた人の知的財産であり、
そのアイディアを尊重することが大切です」と講義を受ける。

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会員を5班に分け、班ごとにデザインについて話し合う。LEDを取り
付けるので方眼紙に直接描いて行く。

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デザインが決まったら次はLEDを取り付けるメッシュシートに
デザインがを移し描いていく。班のメンバー全員が見守る。

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いよいよイルミネーションの製作開始。デザインにしたがって、
赤や黄、緑など色とりどりのLEDをメッシュシートに取り付けて
いきます。それぞれの班にチャレンジコースの先輩会員が
サポーターとし参加、クリスマスイルミネーションの製作を
アドバイスしていきます。頼もしい助っ人です!
どんなイルミネーションが夜空を彩るのか12月14日の点灯式が待たれます。

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第4回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト出場
11月16日実施   場所  東京 国立オリンピック記念青少年総合センター

全国から60組が参加、それぞれのふるさと自慢のPRを行った。
太白Aチームは7番目の出場。緊張しながらも日頃の練習成果を
一生懸命披露。素晴らしいパフォーマンスでした。拍手!

今から400年前(1613年)伊達政宗の命令で宮城県石巻港から、
「慶長三陸大地震(1611)」復興の大役を担って、支倉常長が
ヨーロッパへ交易のため慶長遣欧使節団を率いて出帆した
「サン・フアン・バウティスタ号」。作品を巧みに操縦する。
規定一分のところを40秒台で通過、動力車の性能の良さが伺えます。

大会に出場した動力車(右)と山車。402年前の大地震を始め幾多の
大災害に遭遇しながらふるさと復興に心血を注いできた不屈の
「東北魂」はこの帆船に集約されているといえるでしょう。

全国大会、「サン・フアン・バウティスタ号サン」のPRコーナー。
ますます、ふるさとを大切に思い「きずな宮城・つなごう日本」を
スローガンに掲げ震災復興に頑張る気持ちを表現しています。
また「サン・フアン・バウティスタ号」でふるさと復興を願う気持ちを
表現したいと発案、実現したのは出場メンバーの熱い思いからです。
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お知らせ
次回の活動   11月30日
次々回の活動  12月14日  点灯式  年内の活動は終了です。
                         今年もあとひと月、活動を楽しみましょう。
                        (写真・コメント  広報 今井)

2013年10月30日

幻想的なLEDスタンドが出来ました!

仙台市太白少年少女発明クラブ
第13回講座     (平成25年10月26日)
・基礎コース イルミネーションスタンド  (担当 奥村 清彦先生)
・発展コース  イルミネーションの準備   (担当 矢内 信義先生)
・チャレンジコース イルミネーションの準備 (担当 佐々木三郎先生)
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ランプ部分の製作、ストローを丁寧カット、台座に取り付ける
加工をする。

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ストローの中にLEDを入れて説明通りに配線を行う。ここで美しい
光源ができてくる。同時に、スタンドの台座が完成。材料は植木鉢
の受け皿にペットボトルのキャップを取り付けたもの。
安価で身近なものを工夫して材料に使う。

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配線板を作る。トランジスタや抵抗器など細かい部品の
はんだづけを慎重に行う。会員の腕の見せ所です。


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配線板の完成。下の用紙は抵抗器の抵抗値の見方が記入され
ている。
ものづくりをしながら会員は裏付けとなる知識も身につけていく。

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次は台座の内側に配線板と電池ボックス,センサーなどをを設置。
発明クラブならではの細かい配線作業。ここでLEDの点滅を
コントロールする。
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フードカバーに紙を巻き付けてイルミネーションスタンドの完成。
細かい作業も終わってホット一息。あとは点灯テストをまつばかり。

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垢、青、碧、と三色に変化するイルミネーションスタンドの点灯!
会員から歓声が起こりました。これで非常時の光源がひとつ確保
出来ました。嬉しい瞬間です。

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お知らせ
次回の活動は11月9日です。
いよいよクリスマスイルミネーションの本格的準備に入ります。
考えたデザイン画は忘れずに持ってきてくださいね。
        (写真・コメント 広報 今井)

2013年10月15日

待望の電気自動車に乗りました!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第12回講座     (平成25年10月12日)
・ 全コース対象
出前講座 【自動車の話】 -乗れる電気自動車-
特別講師  東北学院大学  工学部 機械知能工学科 教授 鈴木 利夫 氏
アシスタント東北学院大学院 工学部4年 今田 貞さん、2年 菅原 健太郎さん
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出前講座、鈴木利夫先生による車の特別授業!

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いつもとは違う講座の雰囲気の中にも、鈴木先生の楽しい車のお話に会員は
引き込まれていきます。

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「先生質問があります!」授業後、会員からの鋭い?疑問に先生も慎重に返答。
会員はかなり車への興味が増したようです。

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乗車順番を決めるあみだクジ引き。バッテリーがどのくらい持つか心配な会員は
早い順番が当たるようにと、ドキドキしながらくじを引く。

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今日の講座で会員をサポートして下さる先生方が試乗車の準備です。

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「右側がアクセルで左側がブレーキです」と鈴木先生の車操作説明を真剣に聞く。
いよいよ試運転の時。

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ピュンと飛び出したので、ちょっとびっくり!でもハンドルを握り直して最後まで完走。
会員は電気自動車で20メートルぐらいの距離を運転、予期せぬ野外講座にみんなで
楽しみました。

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最後はみんなで車の後片付けをお手伝い。
これで本日の講座は修了です。
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お知らせ
次回の活動はイルミネーション関係の講座に入ります。

                             (写真 コメント 広報 今井)

2013年09月30日

待ちに待った競技会

仙台市太白少年少女発明クラブ
第11回講座     (平成25年9月28日)
全コース 競技会
・基礎コース    ハイブリッドカー 
・発展コース    ワームマシン    (担当 工藤会長 他指導員)
・チャレンジコース チャレコン参加作品、パフォーマンスカー
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基礎・発展・チャレンジ・競技会目前の最終調整

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基礎コース・ハイブリッドカー、最後の性能アップ作業、配線のチェック、
部品のゆるみなど全般に渡って見直す。どの会員も競技会への高い期待と
意気込みが感じられる。

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発展コース・ワームマシン、万能フレームの接続が思うように行かない。
スムーズな走りを目指して調整が続く。

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チャレンジコース・からくりパフォーマンスカーとそれを牽引する動力車の連結が
スムーズに行くように改良を試みる。
(チヨット手に怪我をしたかな?気にしながらも続行)
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全コース・出走の準備

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基礎コース・太陽光熱とモーター、2つの動力で走るハイブリッドカー、
まずソーラーパネルに太陽光を当てて充電、テスト走行に備える。

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基礎コース・出走前の車検、同じ条件で競技が出来るように、ただ今、
出走車の電圧を測定しています。


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発展コース・目標の走り、しゃくとり虫のような動きになってきました。
万能フレームの接続変更や接地面の部品の角度調整が
うまく行ったようです。
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納得の結果を目指して走る

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ハイブリッドカーは曲がりながらも、計測が難しいほど、かなりのスピードで
走り出しました。大成功!

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「仙台の祭り」と題したパフォーマンスカー、写真は丁度「七夕祭り」と
「光のページェント」がどんでん返しをして場面をチェンジしている最中です。
七夕祭りのオルゴールの音色に乗り「きずな」を大切にしたいと願う、
会員の郷土色豊かな美しい作品に見学者全員がうっとり。
このあと表彰式へと続き白熱した競技会は終了しました・
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お知らせ
次回の活動は10月12日です。
外部から講師の先生をお招きして、いつもの講座とは違った内容になります。
手作りの大きな電気自動車も登場します。ぜひお楽しみに!

                        (写真・コメント  広報 今井)

2013年09月15日

クラブの競技会を目指して

仙台市太白少年少女発明クラブ

第10回講座     (平成25年9月14日)
・基礎コース おもちゃの車をハイブリッドカーに改造②    (担当 奥村 清彦先生)
・発展コース ワームマシン②                    (担当 矢内 信義先生)
・チャレンジコース チャレコン報告・改良②           (担当 佐々木三郎先生)
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基礎コース 改造車の欠点を克服
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会長講義.jpg

「みなさんわかりますか?」クラブオリジナルのハイブリッド車について、黒板に図面を
書いて解説する工藤会長。太陽光を取り入れていることわかります。でも曇りや夜の時は
充電できない、どうするのかな?ヒントは図面に描かれていますね。

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キャパシターを取り付け中、前回の講座で、モーターと、ソーラパネルの取り付けが
完了した車に、今回は更にバージョンアップ。利用したいときに、すぐ動かせるように
キャパシターを取り付けて、電気を貯めておく機能を追加、これで太陽光熱も有効に
利用できる。
細かい作業に目線と手元が真剣!

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完成が近いね 車に手回し発電機を取り付けて充電の準備、後に走行テストをする。

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キャパシター取り付け前、前回制作したおもちゃの車の改造、ハイブリッドカーの内部、
太陽光熱とモーターの2つの動力で動くようになっている。

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今回、しっかり取り付けられたキャパシター。これで太陽光の欠点を克服だね
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発展コース  ワームマシン、フレーム調整に汗

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マシンが前進していくための工夫が続く 万能フレーム同士の接続はどうか、
フレームの尻尾の長さや角度はどうか、何度もテストを繰り返す。次回の競技会には
ぜひ力強い走りを期待したい。

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チャレンジコース 迷いながらも前進

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クラブ競技会の出場を目指して チャレンジコース会員、活動の様子から全員で
知恵を出し合って頑張っている。テキストは特になく、グループの力で性能アップ。
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お知らせ
次回の活動
9月28日
2回の講座をかけて作った車で競技会を開催、タイムを競い合います。
力強い走りを期待しています。  

2013年08月31日

2つの動力で動く車を作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ

第9回講座     (平成25年8月31日)
・基礎コース おもちゃの車をハイブリッドカーへ
                              (担当 奥村 清彦先生)
・発展コース ワームマシン                (担当 矢内 信義先生)
・チャレンジコース チャレコン参加報告・改良    (担当 佐々木三郎先生)
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基礎コース  なんとおもちゃの車がハイブリッド車に変身!
 
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「ハイブリッドカーってどんな車?」それぞれ考えながらおもちゃの車
の改造がスタート。

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モーターの取り付け位置はどこだろう!車体の改造が終わり、内部の
改造に着手しています。

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太白少年少女クラブのテキストは世界で唯一つ、会員のために講座担当
の先生が、時間をかけて作成したものです。
会員はテキストを読みこなしながら、配線や、取り付け位置などを確認、
車の改造に取り組んでいます。
車台の加工とモーターの取り付け、ソーラーパネの取り付けが大きな
改造ポイントとなります。

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改造にはなんといってもはんだゴテを扱うことが欠かせません。入会した当時は
火傷をする会員もいましたが、今はすっかり板について、積極的に配線作業を
こなしています。

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改造が進んできたおもちゃの車、モーターが取り付けられ、リード線が
はんだづけされている。

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ハイブリッドカーの誕生。自然エネルギーを利用するため、屋根にソーラーパネルが
取り付けられ、内部には配線した様子が見えます。
太陽光とモーターで走るため2つの動力源を持つ車に生まれ変わりました!
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発展コース  ユニークな動き ワームマシン

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ワームマシンの作り方はいろいろあります。 今回は担当の先生の指導書
通りの作り方を基本として製作にチャレンジ!この作品は万能フレームと
呼ばれる棒と棒を角度や長さ、接地面などを調節しながら接続しマシンが
前進出来るようにしていく。工夫する点が多く、難易度はかなり高い。
でも、発展コースの会員は落ち着いて楽しみながら製作に取り組んでいます。
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チャレンジコース チャレコン参加報告と作品の改良へ

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自分たちの作品を携えて、大会出場の感想や作品の製作意図、動きの詳細などを
説明する。大会出場は、全員初めての経験に戸惑いもあった中で本当に素晴らしい
頑張りと挑戦だった。

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お知らせ
次回の活動   9月14日   
手回し発電機を忘れずに持ってきてくださいね。
                             (写真・コメント  今井)

2013年08月30日

チャレンジ創造コンテスト地区大会


仙台市太白少年少女発明クラブ 号外
全国少年少女チャレンジ創造コンテスト(公益法人 発明協会主催)
 
 地区大会 (8月24日実施)
宮城県発明協会と幹事クラブとして共催
参加チーム 5チーム(青葉クラブ2チーム  太白クラブ3チーム)
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太白チーム出場作品      (肖像権の関係上、太白チーム関係の画像を抜粋掲載)


【仙台名物ずんだもち】
(うさぎのもちつき)

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紙粘土で作られたうさぎの表情がとても生き生きとしている。臼も自然の
木を削って丁寧に作っており本物そっくり。

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山車が進むたびにうさぎの持つ杵が臼に振り下ろされ、本当のもちつきのようだ。
うさぎの可愛らしい動きに会場全体が和やかになる。パワーをもらえる作品だ。
いる。臼も自然の木を削って丁寧に作っており本物そっくり。
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【仙台夏と冬の祭り】


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山車の天井はどんでん返しのしかけがあり、七夕祭りと、光のページェントが
交互に出現。写真は光のページェントが出ており、透明のビニール管に配した
LEDが美しく点灯する。仙台っ子ならではの作品。

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写真の山車は七夕祭りが出ており、仙台七夕のテーマ、「つなぐ」も
大切なことだと感じて、折り紙で表現されている。さらに山車が動くと
オルゴールが鳴り祭りの雰囲気を盛り上げる
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【サン・ファン・バウティスタ号】

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クランクをタイアの軸に付けて帆船が波で動く様子を表現したダイナミックな
作品。前進だけでなく、上下の動きに会場から拍手がわく。技術的にもテーマ的にも
高学年会員らしい熟慮され作品。

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チャレンジ創造コンテストを切りひらく思いを込めて支倉常長を装備する
仙台の有名な歴史的人物と自分たちのチャレンジ精神を重ねあわせて
大会に臨む。
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審査風景

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全国統一の審査基準にのっとっ厳正な審査が行われる。
どのチームも山車の出来は素晴らしいものでしたが、操縦時間オーバーで
惜しくも優勝とはなりませんでした。
次は欠点を克服して納得の行くパフォーマンスを期待したいところです。
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チャレンジ創造コンテストとは
(参照)  全国少年少女発明クラブ(公益法人・発明協会)H・Pより
今年の課題はこれ!!
             「からくりパフォーマンス・カー」
★からくりパフォーマンスのメインテーマ: 地元地域の紹介をしよう!
★作る作品: ①からくりパフォーマンスを行う山車(1台以上)
         ②山車をけん引してパレード走行を行う動力車(1台)
★コンテストの内容:(制限時間2分間)
  ①動力車はスタートエリアから出発して山車まで設定コースを正確に
  走行する。
  ②動力車と山車を連結する。
  ③動力車は山車をけん引して設定時間内に設定コースをパレード走行
  してゴールエリアに入る。
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                   (取材 広報 今井)

2013年08月15日

700万年の時を経た山へ登る

仙台市太白少年少女発明クラブ
第8回講座     (平成25年8月3日)
全コース  夏休み野外活動  総監督  工藤治夫会長
活動メニュー
 *新東北化学工業株式会社訪問 *ゼオライトの登山
 *工場見学 *ゼオライトの実験 *バーベキュー *森林探検
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ゼオライト鉱山登山

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あたり一面ゼオライトばかり、700万年以上の時を経て今、人にも、環境にも優しい鉱石として
多方面に活用されています。

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鉱山には黒い炭のようなものがあちらこちらに散在。なぜあるのかゼオライト鉱山を
案内してくださった新東北化学工業株式会社会長の説明を受けて、その理由を学習。
実物の教材を前に、会員も興味が深まった様子。
(ゼオライトについての詳しい説明は「新東北化学工業株式会社」のホームページを参照)
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工場見学 、処理から製品へ

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採掘されたゼオライトが工場の中に運びここまれているところを見学。
今の登山が会員の興味を大きした模様です。

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ここでは、粉砕や熱加工などがされて製品になっていく過程を見学。袋詰も自動的に行われています。
メモもしっかり取りました。
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実験  ゼオライトの力を確かめる

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水の中にゼオライトを入れる水の泡が出て来ました。細かい穴が開いていることが判明。
この穴が様々な分子を吸着して水の浄化や温度の調節をする。
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バーベキュー  50人の大きな和ができました

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20㎏の肉類を焼く奥村先生。いつもはペンチ片手に、今日はトングを片手にシェフです。

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さあ、お肉も焼けました。トマトやきゅうり、トーモロコシも美味しそう。
長雨で心配されたお天気も今日は真夏らしく晴れてくれました。
会員とその家族そしてクラブスタッフ総勢50人で最高のランチをいただきましょう!

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森林探検 清流・愛子の泉へ

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川底にはゼオライトがびっしり!天然鉱物による浄化水です。美味しい水を沢山飲み、
全員リフレッシュ!
仙台市の中にこんな大自然が残されていることにも驚きです。
沢山のセミも大きな鳴き声で我々を歓迎してくれました。
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お知らせ
夏休みの工作は出来ましたか?8月15日、16日の9時から~15時くらいまで
【ものづくり相談室】を設けています。
困ったことがあったらぜひ先生に相談してみましょう。
次回の活動は8月31日です。
                       (写真コメント・広報 今井)

2013年07月31日

光の映像を作る特別講座

仙台市太白少年少女発明クラブ
第7回講座     (平成25年7月27日)

・基礎コース    万華鏡製作        (担当 奥村 清彦先生)
・発展コース    超小型風力発電機の実験③ (担当 矢内 信義先生)
・チャレンジコース チャレコン参加準備   (担当 佐々木三郎先生)
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基礎・曇天のため集光器の実験に代わって
万華鏡作り
幻想の世界を創り出す。
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基礎コース 万華鏡の製作

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万華鏡の作り方。まず鏡筒作り、今回は3枚のプラスチィックミラーを使用しています。
定規を使い慎重にカットして貼り合わせる。鏡筒が出来たら、飾りを入れるプラスチック
ケ-スの製作。まずのぞいて出来具合をチェック。 
次に鏡筒の外側に色紙を貼って完成。美しい光の映像が映し出されました!
         【万華鏡映像の一部をご紹介】

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☆  赤、ピンク、青、黄、様々な色が交差して無限の美しさを映し出しています。  ☆
 ☆  基礎コース会員の力作をお楽しみいただけたでしょうか。             ☆
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発展コース ミニ・ウィンGの支持台製作

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先生方を独り占め(?)発展コース、学校行事などと重なり1名の活動となりましたが、
でも、一生懸命頑張って作品を完成させました。

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風見鶏タイプの超小型発電機「ミニ・ウインG」
手で持たなくても「ミニ・ウィンG」の羽根車が自動的に風の来る方に向くように工夫しながら製作。
本日の性能実験では0,8V発電。(写真は担当者製作のモデル作品)
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チャレンジコース  チャレコン参加、最後の頑張り

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「チャレコン」の地区予選が8月24日に迫っており、チャレンジ会員は今までクラブ講座で
学んできたことの全てをぶっつけて本番に臨もうとしています。
チーム内、又は、チームの枠を超えて活動している様子は先輩会員の貫禄十分です。

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それぞれのチームの作品の一部が少しずつ形になってきました。地区予選まであと僅か、
どのチームも必ず出場を果たして欲しい。ファイト!

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                     (写真 コメント  広報 今井)

2013年07月15日

集光器製作で太陽光の力を学ぶ

仙台市太白少年少女発明クラブ
第6回講座     (平成25年7月13日)

・基礎コース    太陽光集光器の制作    (担当 奥村 清彦先生)
・発展コース    超小型風力発電機の製作②(担当 矢内 信義先生)
・チャレンジコース チャレコン参加準備   (担当 佐々木三郎先生)
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基礎コース    太陽光集光器の制作

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奥村先生による朝顔形集光器の講義。光の性質、反射の仕方、エネルギーを
集める方法など、原理をわかりやすく解説。

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集光器の製作がスタート。はじめに集光ミラーを作ります。型紙に合わせて、リング状に
切り取っていきます。あとで切り取った大小二個のミラーをセットするため、形よく綺麗に
切り取ることがポイント。それだけに材料とハサミは特別慎重に扱っています。

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カットした二枚のミラー部分をしっかり合わせてセロテープで
止めています。作業に集中していますね。

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朝顔形集光器と支持台が完成しました。
集光器の形もきれいに出来ました。次回の活動の実験が期待出来ます。
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発展コース    超小型風力発電機の製作②

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作品は超小型だけれど、その分作業は細かく根気のいる部分がとても多い。
矢内先生の細かい指導を受けながら、自分たちでも積極的に道具を使い
作品の完成を目指す。4名の発展コースメンバーは今「ものづくり」に燃えています。

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超小型発電機の羽根車が完成!会員持参のペットボトルを利用しています。

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羽根車にローターが組み込まれた発電コイルが差し込まれ、作品が完成に
近づく。次回の講座で性能テストを実施。結果がたのしみな作品です。

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お知らせ
次回の活動  7月27日
集光器、発電機の様々な実験
特に集光器の実験はなんといっても晴れていることがポイントです。
雨の多い毎日ですが、クラブ会員全員で晴天になることを祈っていましょう。
暇があるときはてるてる坊主を吊るしてみるのも効果があるかもしれません。
とにかくお腹の病気などに注意して元気よく講座でお会いしましょう。
                       (写真 事務局 編集・コメント  広報 今井)

2013年06月30日

今度は自分の手で発電機を作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ
第5 回講座     (平成25年6月29日)
・基礎コース 一部 風車の羽根・測定    (担当 奥村 清彦先生)
    二部 自然エネルギー.自分の夢他、自由課題で絵画
・発展コース 超小型風力発電機      (担当 矢内 信義先生)
・チャレンジコース チャレコン参加準備  (担当 佐々木三郎先生)
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基礎コース   風車の羽根の能力を測定

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いよいよ風車の羽根の測定開始です。風洞の中に設置して、
結果がパソコンに入力されます。

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羽根の性能は測定後プロジェクターによってスクリーンに映しだされ、制作した会員に
結果がすぐわかるようになっておりみんなの反応も早い。

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何を書こうかな?「自然エネルギー」を活用したテーマなど、幾世橋先生の指導を
受けながら自由に考える

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描いた絵の意図が見る人に伝わるように表現することが大切ですよ。」と
奥村先生より指導を受けています。でもなかなかの好評価のようす。
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発展コース  超小型型発電機を自分で作る‐ミニ・ウイングG

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今回はオリジナル発電機を制作するため、かなり細かい作業が多い。
担当の矢内先生から「根気と粘りが大切で制作を通して
スキルアップをしましょう」と励ましの言葉を受けて製作がスタート。

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発電コイルの制作。巻線材が絡まないように、矢内先生考案のホルマル線を
巻きつけたCDをドラーバーで机の隙間に刺す。これなら作業もスムーズ。
手元の水色の道具は鉛筆削り機を改造して作った線巻器。(どれも作業内容を考えた
担当指導員の考案による)
これを回してコイルの巻き枠にホルマル線を2000回巻いていきます。
正の文字を何個もメモして頑張っています。ですから、むやみに
声をかけることはできません。
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チャレンジコース チャレコン参加準備 進行中

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まだはっきりと全体像が見えて来ませんが、班メンバー同士意見を交換したり、
自分の分担分を一人で黙々とこなしています。県競技会ももうすぐ、
どのチームもガンバレ!
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お知らせ
次回の活動は7月13日です。
前回お渡しした野外活動のお知らせ   締め切りが近づいています。
希望者は忘れずに申し込みをお願いします。どんな活動内容かは
昨年の第七回講座(7月21日実施)を参照して下さい。
                           (写真 コメント 今井 )
投稿

2013年06月20日

手作りの羽根でエネルギーを起こそう

仙台市太白少年少女発明クラブ
第4回講座     (平成25年6月15日)
・基礎コース 風力発電機 風車の羽根  (担当 奥村 清彦先生)
・発展コース エネルギー変換工作   (担当 矢内 信義先生)
・チャレンジコース チャレコン参加準備 (担当 佐々木三郎先生)
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基礎コース  大型の道具も使って風車の羽根作り 

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羽根の端を金切りバサミでカーブさせながらカットする。初めての道具を使い
ながら行う作業に一段と力が入る。

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羽根の中心点をポール盤で3ミリの小さな穴を開ける。会長先生とサポーターの方が
見守る中、初めての道具に、会員も一段と慎重に作業を行う。臆せず積極的なところは
流石クラブ会員、肝が座ってきたかもしれません。

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扇風機を使って羽根の力を測っています。
どうやら羽根の曲げた角度により違いが出たようです。
最高はなんと0,69Vが記録される。会長先生から「自分の羽根は今後、
どこをどうしたら、さらに良くなるか考えてみましょう」と基礎コースの会員に
課題が出される。次回の風洞による本格測定、および改良講座が楽しみです。?
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発展コース  おもりを利用して電気を貯める装置を製作

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重力蓄電装置完成
昨年作成した手回し発電機が再登場、CD版を利用してクラブオリジナルキットで製作。
担当の先生の熱意に会員も応え全員が完成させました。


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エネルギー変換の実験中
本箱の天井に設置した重力蓄電器に水入りペットボトルを下げて、手回し発電機で持ち上げる。
持ち上がったおもりが落ちる時に、貯まった電気により装置のLEDが光る。
エネルギーの変換は成功です。
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チャレンジコース チャレコン参加準備 進行中

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チャレコンの山車を制作するイメージ図。兜、刀、船などが描かれています。
宮城県の有名武将が登場の模様。大切な図面を一部公開してくれたチャレンジコース会員、
チャレコン参加を楽しみながらものづくりに励んでいます。
先輩会員のイキイキした表情に心から【頑張れ!】とエールを贈りたくなります。

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お知らせ
次回の活動は6月29日(土)です。
明日の講座では筆記用具を使います。
特に基礎、発展両コースの会員は必ず持参して下さい。
  元気よく、太白小学校の図工室でお会いしましょう。
                              (写真 コメント  広報 今井)

2013年06月10日

手回し発電機製作

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第3回講座     平成25年6月1日実施
・基礎コース 手回し発電機        (担当 奥村清彦先生)   23名在籍
・発展コース 三極モーター(2回目)   (担当 矢内信義先生)    4名在籍
・チャレンジコース チャレコン参加準備 (担当 佐々木 三郎先生)  8名在籍
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基礎コース   発電機の製作を通して発電と動力の関係を学習する。

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工藤会長より信号伝達の一例として発電と動力の講義。ハイブリッドカーなどに使われている
レゾルバ-などの用語も交えながら説明。 

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モーター部分の製作中、ペンチやドライバーなどの道具を使い分け、テキストを読み返しながら
少しずつ完成に近づけていきます。会員の真剣な眼差し手先がとても印象的。

手回し発電機が完成。班のメンバーで線をつなぎ発電テスト。「ヤッター」の瞬間だね。

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基礎コース・手回し発電機完成
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発展コース  三極モーター② いよいよ 完成

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ステーターの曲げ加工、ローターの600回コイル巻きなど難しい作業をクリアして来ました。
発展コースの力作です。(写真ではローターが勢いよく回転中につきややボケて売っています。)
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チャレンジコース チャレコン参加準備 進行中

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チャレコン出場用の山車(ダシ)を設計図に基づき製作中。テーマはほぼ決定の模様。
詳細は大会日まで未公開とのこと.。無事出場にこぎつけられることを期待して応援して
いきたいですね。
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お知らせ
次回活動日  6月15日
発展コース会員のみなさんは昨年制作した手回し発電機を必ず持ってきて下さい。
講座で使用します。ではまた、元気な笑顔でお会いしましょう!
                        (写真・コメント 広報 今井)

2013年05月30日

モーターを作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第2回講座     (平成25年5月18日)
・基礎コース クリップモーター        (担当 奥村清彦先生)
・発展コース 三極モーター          (担当 矢内信義先生)
・チャレンジコース チャレコン参加準備  (担当 佐々木 三郎先生)

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基礎コース クリップの加工がなかなか大変!

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コイルを乘せるケース作り。台板にクリップを通すための穴を開ける。道具に思いっきり
力を込める作業にサポーターの方も心配そうに見守る。

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基礎コース、モーター製作のあとは奥村先生の講義です。【コイルと磁石と電池でなぜ
モーターが回るのか】その仕組みを学習。難しくても今後の活動に役立つ内容なので
、しっかり理解していきましょう。

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クリップモーター完成 モーターの命、 コイルが丸く綺麗にできています。

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とてもいい笑顔!コイルが勢い良く回転したね。完成したみんなの喜びが伝わってくるよ。
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発展コース  三極モーター作り コイル巻きが圧巻

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三極モーター作りに欠かせない曲げ加工に奮闘中。ニッパやラジオペンチで「ステーター
」や「ローター」を製作。二年目ともなると、道具の扱い方がとても上手なってきました。

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各極ごとに巻線材を200回ずつ、計600回も巻いてローターを仕上げています。かなり根気の
いる作業をしっかりとこなしました。今回はここまでで講座は終了。次回完成を目指します
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チャレンジコース チャレコン参加準備

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入会三年目以上の会員は全員「チャレンジコース」で活動をしていきます。
今年度はクラブでも初めて「発明協会」主催「全国少年少女チャレンジ創造コンテスト」に
挑戦することになりました。先輩会員は新しい試みに図書館で調べものをするなど、
積極的に取り組み始めています。

お知らせ      
次回の活動は 6月1日です。        

                             (写真・コメント 広報 今井)

2013年05月15日

平成25年度がスタート

仙台市太白少年少女発明クラブ
開講式・第一回講座        (平成25年5月11日)
第一部 平成25年度開講式(10時00分~10時30分)
第二部 実技講座、他  (10 時40分~12時) 工具の正しい使い方・ペンチ、はんだごてなど。
*基礎コース イニシャルの製作  
*発展コース 立体的針金工作(オリジナル)
 *チャレンジコース 活動内容のミーティング
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    コース別会員数
基礎コース      2 3名 発展コース     4名 チャレンジコース  8名
* 合計会員数  35名

第一部 開講式プログラム
・会長挨拶辞  会長      工藤 治 夫
・祝辞 顧問 (宮城県発明協会会長)      井口 泰 孝
  副会長(仙台市立太白小学校校長)  武田  洋 
・新入会員へメダルの授与
・平成二十五年度活動内容 専任指導員 奥村 清彦
・指導員スタッフの紹介   ・記念撮影
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式辞                                    
             創意工夫が出来る、1人ひとりの取り組みに期待します

                                        工藤治夫会長

平成十六年一月に発足以来
【未来をひらく、自然エネルギーの活用と技術】をクラブテーマに掲げて活動を続けてきた
仙台市太白少年少女発明クラブ、今年度は節目の十周年目を迎え、新会員は過去最多の
二十三名が加わりクラブ員総勢三十五名で活動がスタートしました。
 改まった面持ちの新年度会員を始め、保護者の方々に、工藤会長より、
【クラブ活動の内容、心構え」などについて、また、クラブテーマ【自然エネルギー】についての
お話がありました。
「これからはクラブの一員としてものを作って楽しむのは大切ですが、ルールを守って
周りの人の気持ちも考えながら行動が出来るように頑張って欲しい」、
さらにクラブテーマの自然エネルギーについては「地球上の今の資源は限りがあるので
皆さんにはぜひ、未来を担うエネルギーの開発を目指ざす人になって欲しい」と伝えられる。
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第二部  第一回講座

専任指導員の奥村先生より本日の基礎コース講座について説明。今後しっかり聞くことも
身につけたいですね。当クラブでは実技の体験はもちろんですが、理論の講義もしっかり
行われます。

基礎コースの新会員、初めての講座  ドキドキのイニシャル製作
早くもはんだごてが登場、でも初日とは思えないくらい積極的に扱っているね。
毎年のことながら、「その調子!」と思わず声援をおくりたくなる。
やはり少年少女の発明クラブの一員として最後まで頑張って欲しい。

発展コースの会員、はんだごての使い方もお見事!手順がしっかり身についています。
そのせいか、立体針金工作をとても美しく仕上げていきます。
二年目の継続会員として、一年間クラブ講座を受けた成果と言えますね。
これからの活躍がとても楽しみです。

これからの活動について会員同士で話し合うチャレンジコース会員、今年一年間の活動は
主として発明協会主催の【チャレコン】に挑戦や自由研究工作になる予定ですが、
全員在籍三年目以上の会員だけに成果が大いに期待出来ます。
どのコースも頑張れ!!
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お知らせ
次回の活動は5月18日となります。
基礎コースはクリップモーター
発展コースは三極モーター
チャレンジコースは【チャレコン】についてテーマぎめ等になります。
今年度は新会員が23名と定員の7割以上になりました。
保護者の皆様の積極的なサポートを是非お願いします。
                                          (写真、コメント 広報 今井)

2013年03月26日

平成24年度(第9期)が終了します

仙台市太白少年少女発明クラブ
第21回講座・閉講式     (平成25 年3月23 日)
・第一部 自由アイディア工作 展示発表会 (9時30分~11時)   
・第二部 閉講式             (11時~12時終了)
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第一部自由工作 展示・発表会 一年間の集大成です。(一部をご紹介)

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工藤会長を始め指導員の先生方でアイディア作品の審査が行われました。秀作ぞろいに、
この一年間の会員の成長を大きく感じています。

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月の満ち欠け表示器
一日に決まった時間動くようにするため時計を使用、毎日動いている月の状態と同じに
なるように工夫。次は夜光で照らせるようにしたいと思う。

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手で回さなくても見られる万華鏡
スイッチを入れると飾りの入ったCDが回る。スピード調整に苦労。
次はもっと小さく作りたい。

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バキューマウス
壁のホコリ取り用にリモコンで動く掃除機を作った。壁に吸い付かせるのが難しく
高出力モーターを使用。次は赤外線で動くようにしたい。

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バス 
以前から作りたかったリモコンで前後に動くバス。バスの本体は牛乳パックを使用
側面はLEDをつけ見た目もカラフルで乗っていて楽しそう。配線にかなり努力の跡が!

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手の力の弱い人のためのふた開け機 
おばさんが困っていた時に思いついた。ネジを金具に引っ掛けモーターで回す。
今後の課題として、さらに丈夫なものを作りたい。

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作品の説明
「どんな動きをするのかな?」審査員に質問されて、ドキドキしながら作品を
動かしてみる。
力作「ロボゴンX10 」は リモコンで足が動き目も光る。段ボールや
洗濯バサミなど、家にあるものを活用。今後もっと人間に近い歩きができるように改良
したいことを説明する。
審査基準は創造性はどうか、デザイン的にどうか、完成度、説明の仕方など様々な
角度から会員の作品を評価。
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修了証書授与

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「修了おめでとう。またくふう展全国大会入選もおめでとう、よくがんばりました」と
工藤治夫会長より会員一人ひとりに修了証書と励ましの言葉が贈られる。
この一年間活動したさまざまなことが思い出される一瞬です。
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お知らせ
平生25年度(10期)の開講式は仙台市立太白小学校体育館に於いて午前10時~開始されます。
詳細は後日郵便にてお知らせいたしますが、当日は事務手続きなどがありますので
9時30分までにご来場下さい。
また、お願いですが、椅子、机等会場の設営作業がありますので、ご協力いただける
保護者の皆様は9時ごろに来ていただきたいと思います。ぜひ、よろしくお願い致します。
                  (広報 今井)

2013年03月15日

ラストスパート 道具を握る手に力がこもる!

仙台市太白少年少女発明クラブ 第20回講座  (3月9日)
・初級 中級 上級 自由アイディア工作 ②   指導 全指導員
3月23日 閉講式の展示、発表にむけて最終仕上げに取り組む。
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課題①必ず使用する材料(支給品)
*モーター1個(2個も可)
*電池ボックス1個
*乾電池 単三2個
*電線 2色 各2m
課題②動くもの、動かすものを作る(作品により材料は各自で追加可)
    
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製作途中の自由工作のご紹介

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月の変化を表現する作品,発泡スチロールと植木鉢を材料にしている。
100円ショップで調達するなど経費も考えている。

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多機能搭載の車、どんな動きをするのかな?
車が大好きな会員の作品。講座で学んだことが随所に生かされている。

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これが多機能搭載の車の内部、綿密な設計図を仕上げてから製作に取り掛かっている。
23日の展示、発表が楽しみ。

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箱のなかの太鼓をバチで打つ仕組み、音がとても優しい作品。
家族のため制作しているとのこと。これならきっと喜んで貰えそう!

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自由工作、余裕の二作目、モーターの振動で動く台座上のモールの動きがユニークで面白い。
この講座を楽しみながら取り組んでいるのがとてもいいね。
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お知らせ
次回3月23日は最後の活動閉講式となります。
自由工作の搬入、展示は9時から始まります。早めに
作品の説明書と共に必ず持参してください。
全員、笑顔で元気よく式場でお会いしましょう!
      (写真   コメント  広報  今井)

2013年02月26日

電池不要のラジオを作りました

仙台市太白少年少女発明クラブ 第19回講座 (2月23日)
・初級      電池を使わないゲルマニュウムラジオの製作
・中級・上級  トランジスター1石ラジオの製作
                  

  担当  庄子 孝一 指導員      大内 厚 指導員

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ラジオを作る前に、庄子指導員より細かい説明があります。講座の重要な時間。

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コイル作り タッパーのフタに開けた2つの穴にホルマル線を通して巻き方を開始。線は10mあるので慎重に巻きつけていかないと絡まってしまいま す。線がバラバラにならないように、ドライバーにさしたり、定規で抑えたり各自工夫をしながら、一番難しい作業に取り組んでいます。

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中級製作 トランジスターラジオの部品が完成。はんだ付けがしっかり出来ています。さすが!

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上の部品をラジオのケースの中に取り付ける。はんだ付けもすっかり板についているね。

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初級 ゲルマニウムラジオの内部、
この他にイヤホンのコードをつければ、完成ももうすぐだね。

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完成したトランジスターラジオで放送を聞く。かなりはっきりと聞こえた様子。大成功だね。
今回の講座は制作したラジオから放送が流れてくるというはっきりとした成果が出たためもあってか、
会員は満足の表情でした。難しいホルマル線の扱いや、細かいはんだ付けもよく頑張ったと思います。
一年間、講座で学習してきた知識や技術が様々なところに現れていました。
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2013年02月15日

化学と算数を楽しく学ぼう

化学と算数を楽しく学ぼう
仙台市太白少年少女発明クラブ
第18回講座                   (2月9日実施)
・第一部  化学実験 金属材料からエネルギー
担当 長谷川 俊一指導員
 (補助員・宮城県仙台第三高等学校3年 佐々木雄哉 2年 村上遼太 2年 宮澤伸治)
・第二部  算数で遊ぼう
     担当講師 宮城県仙台第三高等学校  板橋 淳先生 
 (補助員・2年 石川眞裕子 2年 山口優雅)
ーー化学ーー

電池作りについて注意点や実験の内容を会員に説明する長谷川指導員。
年に一度の待ち遠しい化学実験講座。

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電池づくりのために銅、亜鉛、鉛、鉄の金属板と電解液の入ったビーカを準備する。

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電解液に入れた金属板に電圧計を取り付け、どれくらいの電圧が起きているか、
金属板の組み合わせごとに測ってみる。最高は何ボルトかな?

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銅、亜鉛、鉛、鉄、いろいろ組み合わせて電圧の大きさを測った会員の結果表です。
銅と亜鉛の組み合わせが1番大きい電圧が出る。

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メロディ-ブザ-に挑戦!クエン酸水溶液と金属板を使って起電させて鳴らします。
1ボルトの電圧が必要。どうやら「ハッピバースディ」のメロディが聞こえたようです。

ーー算数ーー

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出題した算数のパズルを前に。「発想力を高め、規則性を見つけることがポイント」と
会員に語りかける板橋先生。楽しむまではなかなか大変!

みんないつもの元気はどこへかな?パズル形式の算数の問題に「う~ん」

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「う~ん」みんな悩んでいます。会員の間を回りながら補助員の方が優しく指導。嬉しい!

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難解なパズルを1番早く正解したグループ。黒板の前で解き方を解説中です。
柔軟なひらめきと、着想が素晴らしい!
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長谷川指導員、板橋先生の補助員として講座をサポートしてくださった5名の高校生の皆さん
フレッシュでとても充実した講座になりなした。ヤング先生の登場に会員も化学や算数にとても
面白さを感じたようです。ありがとうございました。
*両講座ともまだまだたくさんのことを学習、今回は紙面の都合上一部のご紹介となりました。
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お知らせ
次回は2月23日  「鉱石ラジオ」の制作です。

2013年01月30日

2013年 自分の作りたいものにチャレンジ

2013年 自分の作りたいものにチャレンジ
仙台市太白少年少女発明クラブ       第17回講座   (平成25年1月26日実施)
自由アイディア工作スタート
課題 モーターと車輪、電池を用いて動くものを作る。
支給品以外に必要な部品はそれぞれ調達して作品の完成を目指す。
(支給品・モーター・車輪・電池ボックス・電池)
参考:昨年度の主な自由工作作品 
・海のクルーズ ・赤ちゃんあやしき 
・天井ほこり払い機 ・フィッシュ・エアーポンプ  ・細かい場所お掃除機
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製作説明
「モーターを使った作品はいろいろあります。」見本の作品を片手に自由工作について解説。奥村専任指導員。

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資料の活用
何を作ろうかなー、参考の本を読みながら自由工作のヒントを探る。

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情報交換
自分の作りたいものは決まったのかな?お互いの考えを披露しあう。

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アイディアの具体化
作りたいもののイメージはつかめたのかな。まずノートに設計図を書いてみる。

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アイディアのサポート
作品のアイディアはなかなか生まれない、そんな会員に考えが進むようにバックアップする工藤会長。
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工藤会長よりアイディアをつかむコツの伝授
*今、あったらいいなと思うもの。
*身近な人のやっていることをヒントに役立つもの
*考えたことを絵に描いてみる。次に図面を描いて自分の考えを具体化させる。

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疑問点の解決
すでに製作段階に入った模様、問題点を佐々木指導員とともに解決しながら完成を目指す・

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製作スタート
さすが上級会員、すでに自分の作りたいものが決まっており,・製作も順調に進む!
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お知らせ
次の活動は2月9日です
外部の先生をお招きして楽しい数学の学習と、いろいろな科学実験を行います。
場所は二階の理科室です。

2013年01月15日

電気をもっと知ろう!

電気をもっと知ろう!
仙台市太白少年少女発明クラブ   第16回講座  (平成25年1月12日実施)
・初級・中級・上級  電気の実験、木炭電池作り
                  担当 工藤治夫会長  奥村清彦専任指導員

どんな時に発電するの?
① 磁石とコイルを互いに動かす。
② 個体に力を加えて形を変える。
③ 種類の異なる物同士の摩擦。
その他に・光発電、・熱発電、・電池等による発電があります。(詳しくはテキストを参照しましょう)

*****発電の実験を通して電気の知識を深める*****

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磁石の性質について 磁石と磁石を近づけるとN極とS極はお互いにどんな動きをするのか
を実験で確認する。会員の目の動きも素晴らしい!

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静電気を利用した「人間電気リレー」実験。本当に蛍光灯が点灯するのかな?
みんなで手をつなぎ、ワクワクしながら結果を待つ。
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*****身近な材料で電池作り、 果たして発電は何ボルトかな!*****
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活性炭で電池作り(中上級)。 手順→木の板の上に、
①アルミホイルを敷く。
②その上に塩水で濡らしたペーパータオルを敷く。
③備長炭を細かく砕いた木炭を乗せる。
④この手順で一層を作り、何層にも重ねていく。
        写真上:②の作業中。
        写真下:③の作業、枠からはみ出さないように慎重に木炭を乗せている。


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電池完成・発電テスト
        写真上:木炭電池を3本連結させています。一個の木炭電池が
        平均0,8V~0,9Vの発電、3本で2,5V以上の電圧が計測できました。
        写真下:完成した活性炭電池。発電テストでは最高六層で,4V以上の
        電圧が 計測できました。一層あたり0,7V程度の発電ということになります。
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プラネタリウムかな?いいえ、これは発電テストをしたあとの木炭電池に巻いた
アルミホイルの穴です。なぜ開いたの?木炭電池に電気が流れた証拠です。
詳しくはテキストの「木炭電池のしくみ」を読んで確認しましょう。

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お知らせ
次回は1月26日  自由工作についての講座となります。

2012年12月15日

今年も太白山の麓をを彩りました

今年も太白山の麓をを彩りました
仙台市太白少年少女発明クラブ
             第15回講座              (12月15日実施)
自然エネルギーによるクリスマスイルミネーション点灯式

     活動時間PM13時~PM15時30分

数々の準備作業をこなしながら点灯カウントダウンへ

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送電線は車両通行の妨げになるので高いところに配線、木を痛めないように
線の周りは段ボールで保護する。雨の中、高所の作業は指導員、ボランティアの皆さんで
力を合わせて進めていく。

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フェンスへの送電線の配線は会員が中心となって取り付けていく。ここに自分たちが
デザインをして制作したイルミネーションパネルが取り付けられることになるので
作業に熱が入る。

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LEDの光をセンサーでコントロールする、イルミネーションスタンドの飾り棚を設置、
雨の中、取付作業はなかなか大変です。雨に濡れないよう防水対策もしっかり行う。

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作業が一段落したら、次はソーラーパネルと風車の設置場所で学習会。
自然エネルギーによる力でどうしてクリスマスイルミネーションが点灯するのか
その仕組を奥村専任指導員より詳しい説明がある。

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さあ、準備が整ったら、地域の方々に今夜のイルミネーション点灯をお知らせする看板を
設置します。

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太白小学校のPTAとクラブ、保護者有志の方々が力を合わせて作って下さった温かい
トン汁を頬張る。体を暖めながら暗くなるのを待ちます。一番待ち遠しくわくわくする時。

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今年デザインして製作したイルミネーションパネル、無事点灯しました。
会員の皆さんおめでとう。頑張ったかいがありましたね。
自然エネルギーを有効利用して点灯というところにとても価値があると思います。
(雨天ということで少し控えめに写ってしまいましたが本当はもっと輝いています)
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お知らせ
2013年1月の活動は 予定通り12日と26日になります。
では、また元気いっぱい新年も活動しましょう!
                             (写真 コメント 広報 今井)

2012年12月07日

クラブのイルミ長町に進出

クラブのイルミ長町に進出
仙台市太白少年少女発明クラブ 第14回講座
                                    (12月1日実施)
クリスマスイルミネーションボード製作 第三回目

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点灯テスト。最終テェック
本当に頑張った、細かいLEDの取り付けを形よく、しっかりと処理しながら
班のメンバー全員で点灯チェック。本番が楽しみだね。

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班のメンバーみんなで点灯テストまでこぎつけました。LEDの点灯状態をしっかり点検。
不安なところは指導員にお願いする。確実に進んでいるようだね。

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二人一組になってLEDの取り付け中。その熱意に圧倒される。ファイトを感じるね
15日の本番が待ち遠しいね。

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★然エネルギー・イルミネーション。長町駅前広場に仲間入り・12月1日
長町商店街・イルミネーション点灯式・クラブ会員の作品を一部展示★

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仙台市太白少年少女発明クラブのテーマや活動の写真が展示される。

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太陽の自然エネルギーで昨年製作のイルミネーションがしっかり点灯しました。
「手作りの味が出ていて楽しいね」と周りから温かい声が。先端にはソーラーパネル
がしっかり取り付けられています。自然エネルギーの有効活用です。

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会員とともに放送局の取材に応じる工藤会長。集まった皆さんにクラブのテーマや
活動について説明。クラブの存在意義を高めました。

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本日12月15日はクリスマスイルミネーション点灯の日、年内最後の活動です。
寒い中の活動となります。くれぐれも冬の支度をしっかりしてから参加してください。

                                         (写真・コメント 広報 今井)

2012年11月30日

更に続く点灯準備

仙台市太白少年少女発明クラブ 第13 回講座  (11月17日実施)
クリスマスイルミネーションボードの制作第二回目
       
               総括担当  奥村清彦専任指導員
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今回のグループ活動は学校行事などで一人になってしまったね。初級なので未経験
ながらも、指導員やサポータの助けを借りて最後まで頑張った。

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二人三脚、経験に応じてそれぞれの仕事を黙々とこなしていく。完成はもうすぐ!


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どうやらすべてのLEDが取り付け完了したようです。テスト点灯ok!、美しい金魚です
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おめでとうございます
みやぎ発明くふう展・入賞者授賞式  11月29日

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緊張の中にも喜びにあふれた授賞式となりました。

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お知らせ
12月1日は点灯準備活動が最後となります。遅れている班は早めに来るといいですよ。
また、講座終了後はクラブの先生が出前講座を担当した長町商店連合会主催に
よるクリスマスイルミネーション点灯及び関連イベントがあります。
当クラブも紹介されることになっていますのでぜひ、御覧ください。
1日に事務局より詳しいご案内があります。
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12月15日の点灯式はいつもと活動時間が変わります。
大まかなタイムスケジュール
13:00   会員集合
16:00   点灯式式典
16:50   カウントダウン
17:00   点灯
解散は5時を過ぎます。
室外活動が多いので防寒着などをしっかり着てカゼなどに注意しましょう。
                            (写真 コメント 広報 今井)

2012年10月25日

世界で唯一つのクリスマスイルミネーション

仙台市太白少年少女発明クラブ   第12回講座                             
 (平成24年10月17日実施)
クリスマスイルミネーションボード制作  総括担当 奥村清彦専任指導員
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全員がデザイナー 6班に別れて、班ごとに思い思いのデザインを決める。
この班は何を相談しているのかな。クリスマスイルミネーションボードの制作が今回が
初めての初級会員は相談会議を真剣に聞いています。

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いろいろなデザイン画が集まりました。サンタクロース、ツリー、雪の結晶、雪だるまなど
クリスマスにふさわしい絵がたくさん描かれています。他には金魚と月のウサギも登場。
完成が楽しみです。

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デザイン画が決まったらLEDを取り付けやすいようにチョークで下書きをする。
この方法だと共同で作業がしやすいね。

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イルミボードの製作開始、上級、中級会員が未経験の初級会員をしっかりリード。
椅子を積み上げた上にメッシュボードを設置して作業をやりやすくしています。
昨年、会員から生まれたアイディアだね。

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これが取り付け部分のアップ、指導通りLEDの一つ一つを2点止めをしっかりしています。
これなら野外で設置するとき外れることはないね。

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なにこれ?カラーもやし?
じつは昨年のイルミネーションの取り付けに用いた結束バンドです。会員が再利用
するために丁寧にほぐしたものです。「もったいない」の精神が生きているね。

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お知らせ
次回活動日     11月17日  イルミネーションボードの制作
次々回は       12月1日   イルミネーションボードの制作
年内最終活動日    12月15日  イルミネーション点灯式

                                      (写真 コメント 今井)

2012年10月15日

赤、青、緑、に変化エコスタンド

赤、青、緑、に変化エコスタンド
仙台市太白少年少女発明クラブ   第11回講座                             
 (平成24年10月13日実施)

初級・イルミネーションスタンド製作   担当 奥村清彦専任指導員
中級・上級 風力発電機の整備     担当 矢内信義指導員  
点灯用クラブネーム製作         担当 佐々木三郎指導員

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初級班

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LEDを用いたスタンドづくり。台座は植木鉢の受け皿、明かりの柱はストロー、
スタンドの傘はペットボトルと周りにあるものを活用しています。
今、ライトを取り付け中。大切な明かりの部分とあって慎重です。

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スタンドの心臓部,配線板の製作に取りかかる。抵抗器やセンサーの取り付けに
全神経を注ぐ。はんだづけはもうすっかり板についてきましたね。

中上級  イルミネーション班

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中上級  風力発電機班、

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イルミネーション点灯に向け、自然ネネルギーを活用するため風力発電機のチェック
を行う。自分たちで製作した風車の羽根の電力を一つひとつ計測する。

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イルミネーション点灯時に発電機がスムーズに回るように丁寧に油をさす。
自分たちで製作した風車の羽根が活躍することを祈っているかのようだね。
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おしらせ
次回は10月27日の活動となります。
これから年末に向け自然エネルギーによるイルミネーション点灯という大きなクラブの
行事が控えています。くれぐれも体調に注意しながら元気よく活動に参加してください。
年末には太白山のふもとを色とりどりのカラーでライトアップしましょう!

                            (写真  コメント  広報  今井)

2012年10月12日

特別号 くふう展に大勢のクラブ員が受賞です

特別号 くふう展に大勢のクラブ員が受賞です
仙台市太白少年少女発明クラブからのお知らせ。下記要領でくふう展、
夢絵画展が開催されています。当クラブからも13名が応募し多数の会員が入賞しました。
創意、工夫に満ちた見応えのある作品ばかりです。

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第25 回みやぎ発明くふう展及び
第16 回みやぎ未来の科学の夢絵画展 開催要項
1.開催期日 平成24 年10 月16 日(火)~10 月20 日(土)
10:00~18:00(最終日は16:00 まで)
2.開催場所 東北電力グリーンプラザ (アクアホール) 仙台市青葉区一番町3-7-1(TEL:022-225-2969)
3.主 催 宮城県、一般社団法人宮城県発明協会
4.後 援 東北経済産業局、仙台市、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、
日本弁理士会、 (社)みやぎ工業会、 日刊工業新聞社、 東北電力(株)宮城支店、
(公社)発明協会  NHK仙台 他
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仙台市太白少年少女発明クラブの入賞者一覧
くふう展の部 入賞作品
*宮城県知事賞           (エアーバック防災ずきん)― 平林君   
*宮城県発明協会長賞       (動物しょうぎ)― 佐藤君   
*東北産業経済局長賞       (電池式エアーポンプ)― 湯田君  
*宮城県教育委員会教育長賞  (歩数発電機)― 白崎君   
*弁理士会会長賞           (明るさで自動開閉するカーテン)―山中さん
*奨励賞                (太陽光お湯沸かし装置) ― 高橋さん   
*佳作                   (自動上靴洗い機) ― 東海林君   
*佳作                  (船が走るエコな水槽) ― 平岩君

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
         *入賞作品*
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 【エアーバック防災ずきん】
津波のときにこの防災ずきんを身につければ、おぼれなくて助かるという作品、
両肩の周りにエアーバックがたくさん取り付けられており、また防水LEDライトも
装備されており、夜間でも救助されやすいように考えられている。

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【動物しょうぎ】
小さい子どもでもしょうぎができるように、説明盤に動物の絵とLEDをつけて分かりやすく
してある。こまとしょうぎ盤に磁石を付け、試合を中断してももとの状態で再開できるよ
うに工夫がされている。

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【電池式エアーポンプ】
家族が災害の時に停電で水槽の金魚が死んでしまうと心配していたので電池式
エアーポンプを考えた。磁石を活用したところが大きな工夫点、また消費電力の
少ないLEDライトで暗くてもみんなが憩えるようにした作品。

【歩数発電機】
歩くことによって発電するように考えた作品、歩数計からヒントを得て、腰や足くびに
つけて発電させる作品。将来はもっと発展させて蓄電システムを考え、災害時の携帯充電
や電池の替わりになればいいと考えているという。

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【明るさで自動開閉するカーテン】
明るいとセンサーが反応しないのでカーテンは開いたまま、暗いとセンサーが反応して
カーテンが閉まる。「海外旅行など長期留守をするときカーテンを閉めていったほうが
いいのかどうなのか」という周囲の悩みをを解決しようと考えついた作品。

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【太陽光お湯沸かし装置】
クラブ講座の「集光器製作」から発想が発展した作品で、更にたくさんの改良を加えている。
装置の角度を変え、水をいれる容器は2Lのペットボトル6本を黒塗りにするなど
温度を高める工夫もされている。全部で120lの水が晴天時には70度以上になり、
災害時にはこの装置が大きく役に立つ。

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【自動上靴洗い機】
ブラシの振動を応用して作った作品、寒い時上靴を洗うのが大変なので、何とか楽に
洗う方法はないかと考え身近な材料を集めて製作。実際に洗うと汚れとても落ちるようです。
ブラシを二本に増やしたり、防水カバーがついているのも素晴らしい。

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【船が走るエコな水槽】
動力はスイッチでソーラーパネルにためた電気と、電池とを使い分けるように工夫。家に
あった水槽を利用して船を走らせて海に行った気分になるという楽しくて見た目も美しい作品。
クラブ活動で発表したオリジナル作品を更に改良、回る船の材質選びにも試行錯誤の跡
が見える。

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入賞作品を簡単にご紹介しました。10月20日(土曜日)まで作品展を開催しています。
会員、保護者、関係者の皆さま、ぜひ、一度足を運んでみてください。
今回おしくも入賞しなかった会員の、力作作品もぜひご覧いただきたいと思います。
                            (写真、コメント 広報 今井)

2012年09月30日

待ちに待った記録会

待ちに待った記録会
仙台市太白少年少女発明クラブ   第10回講座                             
                                    (平成24年9月29日実施)

8回講座と9回講座で製作した作品をクラブ内で競い合います。
・初級 おもちゃの自働車を改造したハイブリッドカー の部
・中級・上級 ワームマシンの部
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

同じ部品で同じ時間をかけても、製作する過程においてそれぞれの作り方や工夫次第で
大きく性能が違ってきます。なぜ、そうなるのか、自分の作った作品が更に良くなるように
考えながら調整と競技がスタート。
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ワームマシン編、最後のトラブル調整はやはり指導員に相談しながら、納得のいく
マシンへと完成させていく。矢内指導員は見守りつつも最後までアドバイス。

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ハイブリッドカー編、本日は快晴、天に祈るような気持ちで太陽にソーラーパネルを
向ける。どの角度が一番効率よく太陽光を集光できるか、集光器作成講座で学習済み
のせいかよく考えている。さすがだね!

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ハイブリッドカー編、アララなぜか車は左にカーブ、速いので走りながら追いかけて
修正をしつつ6mのコースを完走。ゴール出来たのは素晴らしいよ!

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ワームマシン編、出走前の直前調整、ライバル同士でも、お互いに知恵を出し合い
ながら、少しでもいい結果が出るように調整に全力をあげる。

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今回はじめてご紹介、上級会員の製作した改良型ワームマシン「クランク式ホッパー」です。
バッタのような動きをするのが大人気。

ワームマシン編、初めての組み合わせ、
上級会員製作のクランク式ホッパー(左)とワームマシン(右)の対決、どちらもがんばれ!

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ワームマシン編、ワームマシン競技会で1位になった会員の大きな工夫点、接地部分を写真のように
ネジを使って強化して接地のけりを確実に行い、ワームマシン全体の走りを確かなもの
にしています。

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中級、上級、ワームマシンの部の優勝者、
庄子指導員より表彰を受ける。最後まで調整と工夫を重ねた結果が出たね。
おめでとう。
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取材メモ
競技会優勝者のタイムを時速に直してみました。
ハイブリッドカーの部
(コース6m)    第1位 4、67秒     時速約4,62km
ワームマシンの部 
(コース2,1m)  第1位 8,88秒     時速約0、85km
となりました。
会員は競技会を通して、「なぜ、どうして」と考えることの大切さ、情報交換をして
助け合い、仲間同士が交流することの温かさなどを感じ取ったようです。
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お知らせ
年内の活動については紙面で郵送していますので、必ず読んでください。
活動はイルミネーション点灯という年末の大きな行事に向けての取り組みとなります。
くれくれも風邪などに注意して楽しみながら参加をして下さい。
なお、次回1活動日は10月13日です。
追記  宮城県発明協会主催、「みやぎ発明くふう展・みやぎ未来の夢絵画展」
に応募している会員は、作品の搬入が10月15日 13時30分~16時30分(電力ビル)
となっていますので再度確認をお願いします。
                               (写真、コメント  広報 今井)

2012年09月20日

完成間近いハイブリッドカー

完成間近いハイブリッドカー
仙台市太白少年少女発明クラブ   第9回講座                             
 (平成24年9月15日実施)
・初級 おもちゃの自働車をハイブリッドカーに改造二回目
                                担当  工藤治夫会長 奥村清彦専任指導員

・中級・上級 ワームマシンの製作二回目      担当  佐々木三郎指導員

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ハイブリッドカー

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車の内部は配線やモーター、スイッチ、ギヤなどなど部品がたくさん組み込まれるため、
難しい部分はしるしをつけながら慎重に製作をしていきます。神経を集中させています。

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重要な改造ポイントの一つ、車の屋根にソーラーパネルが取り付けられました。
切り替えスイッチ、モーターなども順次取り付けられ、最後にキャパシターを取り付けたら完成です。

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完成したハイブリッドカー、、うまくできたかどうか、屋根上のソーラーを太陽光に向けてパワーを
チャージしています。

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工藤会長より講座の最後は、ソーラーカーにキャパシターをつけるとどんないいことがあるか、
どの位エネルギーが出るか、専門用語を交えながらソーラーカーのパワーと仕組みについて
講義。質問には手をあげて、元気よく答えます。ものづくりをした後は必ず、内容の説明をして、
つぎの活動につなげていきます。これが太白少年少女発明クラブの特徴といえますね。
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ワームマシン

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芋虫のような?イラストが張り付けられたおしゃれな佐々木指導員の見本マシンマシン。
「やっぱりこんなのを作りたいな!」と
会員はマジマジと見学、あこがれの眼差し。

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ただ今問題点の解決策をいろいろ相談中です。
今回は、決まった作り方はなく、自分で与えられた材料をもとに製作するワームマシン
ということでかなり自由工作の度合いが高い作品です。それだけに、行き詰まった時は
やはり指導員の先生方が頼みの綱ということになります。

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かなり仕上がってきました。どんな走りをするでしょうか!
次回の競技会がかなり期待できそう!
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お知らせ
次回の活動は9月29日になります。
マシンの最後の調整をした後に、競技会を実施します。各自製作し作品は忘れずに
持ってきてください。

                       (写真・コメント   今井)

2012年09月10日

多機能の車を作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ   第8回講座      
                             (平成24年9月1日)
・初級 おもちゃの自働車をハイブリットカーに改造①
                                担当  工藤治夫会長 奥村清彦専任指導員
・中級・上級 ワームマシンの製作①         担当  佐々木三郎指導員
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初級  ハイブリットカーってどんな車かな? 講座を通して学習

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見本のハイブリットカー、バネの力で動く、おもちゃの車にソーラーパネルとモーターを
取り付け太陽光で発電した電気でも走るソーラーカーに作り変えていきます。
上、写真、改造ポイント、屋根にソーラーパネルを取り付け,る。
下、写真、改造ポイント、スイッチ、キャパシター、モーターなどをとりつける。

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講座担当の工藤会長、スプリングカーに新しい能力を加えたハイブリットカーの魅力と
意義について講義。車の改造を経験した会員は説明の一語一語に「そうなんだ」と納得。
次回の完成と、競技会に期待を膨らませる。
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中級 上級 テキストを頼りに自力で組み立てにチャレンジ!ワームマシン

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ワームマシンはいろいろな作り方があるだけに難易度は高く、担当の先生による
オリジナルのテキストをよく読んで基本の作り方をマスターする。
ただ、、中上級になると、指導員の指示を細かく受けなくても各自、目標のところまで
しっかりと自分の力で製作を進めていく。
このクラスも、完成時には競技会があるだけに楽しみだ。
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ーーーーーーーーーー取材メモ ーーーーーーーーーーーーー
今回はクラブオリジナルのテキストにスポット。会員がどんなところに注意をして、
どんな手順で、どのように製作していけばいいのか、詳細にわかりやすく、図解付きで、
しかも色分けされた記載内容は、最高の指導書です。会員はテキストを読みこなすことで、
ものづくりの力をアップさせているとも言えます。 サポート当番日誌から抜粋すると、
「テキストを見ながら自分の力で作業をしている姿に感動した。サポートに頼らず集中
していて昨年より成長を感じた。」とあることからもクラブオリジナルテキストは会員にとって
大切な教科書と言えるものです。
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お知らせ次回の活動9月15日  13時25分までに受付をすませておいてください。
前回の講座導内容となります。製作途中の作品は忘れずに持参してくださいね。
                             (写真 コメント  今井)

2012年08月10日

夏休みは思いっきり野外活動


仙台市太白少年少女発明クラブ第7回講座        
                             (平成24年7月21日)

夏休み特別活動 ・企業訪問  新東北科学工業株式会社(青葉区上愛子)
活動メニュ-  ・ゼオライト鉱山、登山 ・工場見学 ・バーベキューで昼食
・ゼオライトの実験・愛子の泉に源流水汲み

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☆ゼオライト鉱山登山、工場見学
ゼオライト鉱山近くの若松神社、参加者全員で本日実施する登山および野外活動の
安全祈願をする。ついでに雨も止みますように!

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朝から降り続いた雨が止み、ゼオライト鉱山の山頂が次第に近づいてきました。
霞がかかったような景色に登山者一同、思わず見とれました。


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今回工場訪問をクラブのために快く引き受けてくださった、新東北化学工業株式会社
佐藤会長の「ゼオライトは700万年以上の永い年月をかけてつくられた鉱物です」と
説明を受けながらゼオライト上に立つ会員。今までにない体験に、興味津々の様子です。

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ゼオライト鉱山を直に触れ、そのあとは工場見学です。採掘されたゼオライトが工場で
どのように製品になっていくのかその工程を見学しました。

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オートメーション化された製品の袋詰め、あまりの速さにびっくりい。ちなみに製品名は
「グリルっ子」臭いやガスの吸着する力を利用して魚焼き網の中に敷くものです。
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天然ゼオライトの機能はとても広くて優れております。
応用例の一部をあげるとペット用品や調湿建材 、土壌改良、水質の浄化など多岐に
わたったっており、最後は再び自然界にもどって機能を発揮する活という地球にも優しい
素晴らしい鉱物です。
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☆バーベキュー

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長い竹竿に刺した大きな肉の塊、何キロ?みんなびっくりです!仙台在住の音楽家
ルイスさんご夫妻のご協力で実現したバーベキューです。煙はしみたけれど
焼きあがりが待ち遠しい!

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肉のほかに食べたトマトやトーモロコシ、キュウリも美味しそうだね。今日の日のために、
冨沢在住の小島養冶さんが準備して下さったもぎたて食材です。みんなで食べると
格別においしいね!

☆実験

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ゼオライトの機能実験、
水を吸収する力、消臭する力、浄化する力などを確認しました。
この実験を通して会員は多くのことを学びました。
「これから、ほかの鉱物をもっと勉強したい」「水の浄化する力を利用してアフリカなどで
活用するといい」「放射性物質を吸収する力を福島原発事故終息に役立てほしい」
など様々な考えが湧き上がったようです。
☆源流水汲み・森林探検


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愛子の泉の水源へ水汲みに、たくさんの生き物にも遭遇。自然観察を満喫したひと時です。
ゼオライトに囲まれた水源だけあって水は甘くてとてもおいしい味でした。
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*感謝
屋内とはまた違った野外活動、全員、自然に触れ、学び、自然を味わい、味(み)も心も充実した
一日となりました。
ご協力くださった新東北化学工業、佐藤会長、社員の皆さま
バーベキューを担当して下さったルイスご夫妻、食材を準備して下さった小島養冶さま
有難うございました。
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お知らせ
次回活動は9月1日です。
また、元気よくお会いしましょう!
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                      (写真 コメント 広報  今井)

2012年07月15日

太陽のエネルギーをもっと知ろう!

仙台市太白少年少女発明クラブ
第6回講座 (平成24年7 月14日)
・初級 集光器の製作と実験     担当  奥村清彦専任指導員
・中級 超小型風力発電機(2回目) 担当  矢内信義指導員 
・上級 自由工作課題製作         担当  佐々木三郎指導員
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初級

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朝顔の形をした集光器がだんだん出来てきました。完成はもうすぐです。光の性質を
テキストで確認しながら製作。

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アルミシートを正確で丁寧にカットされているため、形の整った美しい
集光器が出来ました。中の黒いコップは温度の上昇を測定するためにいれてあります。


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回は太陽が顔を出さなかったため、集光器の温度測定実験は中止になりました。
代わりに自然エネルギー・太陽光について別室で特別講義を受ける。パソコンで解説する
奥村専任指導員のもと会員はちょっと改まった気分で席に着く。
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中級

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ひたすらコイルづくりに全神経を集中させる。難しい作業なので、担当の指導員より
会員専用に再利用のCD、100円ショップ購入の鉛筆削り器でコイル製作の道具が
準備される。

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これが風力発電機の心臓部発電コイル。巻き洗剤を2000回巻いた
という会員の渾身の力作。忍耐と努力の結晶です。
白いテープ部分は接続部を保護している。
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                            (写真 コメント 広報 今井)

2012年06月30日

中級クラス 小型マイクロ発電機に挑戦

中級クラス 小型マイクロ発電機に挑戦
仙台市太白少年少女発明クラブ
第5回講座        (平成24年6月30日)
・初級 風力発電 風車の羽根性能テスト 担当 奥村清彦専任指導員
・中級 エネルギー変換工作発電テスト(2回目)、発電機製作 (1回目) 担当 矢内信義指導員 
・上級 自由課題製作  担当  佐々木三郎指導員

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初級

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発電テスト 奥村専任指導員により送風装置の中に前回製作した羽根を設置、羽根の
能力を測定する。どんな結果が出るか、会員はドキドキしながら待つ。


表の書き方がわからないところは保護者サポーターが指導に当たる。初級会員も安心
だね。

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一番高い性能が出た羽根、仕上がりが美しく羽根の角度も考えて製作している点が
評価される。講座で学習したことを生かしものづくりにしっかり取り組んだ成果です。

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講座の最後に工藤会長による羽根の角度と性能の関係について解説、会員は
実技体験と理論の両面を学習していく。将来きっと役立つ時があるでしょう。

取材メモ 
今年度から風力発電機用、羽根の性能結果は一覧表に会員自身が記入することに
なりました。初めての試みです。しかしどの会員も慣れない手つきながら計算機を片
手に自分の作った羽根がどんな発電をしたのか真剣に記入をしていました。実際に
書くことで自分たちの作った作品への興味がさらに増したようです。講座を通して自
然エネルギーへ関心が高まることを期待したいです。

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中級

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矢内指導員により試作された小型の発電機。会員はこれをお手本にしながら製作。
(作品の詳しい内容は完成時にご紹介)

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製作開始前に作り方の説明を矢内指導員より受ける中級会員、新しい発電機製作
に期待は高まる。小型発電機が出来ればいろいろな場面で活用が出来そう。

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お知らせ
次回活動日  7月14日   初級  太陽熱利用、集光器
                  中級  小型発電機完成
      
                  上級  自由課題完成
          7月21日  野外活動 ゼオライト鉱山 工場見学 バーベキュー大会
8月は夏休み工作相談教室を開催。普段の講座はありません。
(写真 コメント 広報  今井)

2012年06月20日

自然エネルギーの理解を深めるためのものづくり

自然エネルギーの理解を深めるためのものづくり
仙台市太白少年少女発明クラブ
第4回講座        (平成24年6月16日)
・初級 風力発電 風車の羽根製作  担当  奥村清彦専任指導員
・中級 エネルギー変換工作(1回目) 担当  矢内信義指導員 
・上級 自由課題製作            担当   佐々木三郎指導員

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さまざまな道具を用いてものづくり、その一例をご紹介

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初級、カットした羽根の中心部にポール盤で穴をあけています。危険な道具だけに
指導員のサポートを受けながら扱う。

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中級、 今回の作業でどの会員も一番神経を注いだ、のこぎりの使用。普段の生活の中で
体験する機会が少ないだけに、全身を使って滑車を指定のサイズにカットしていく。
汗が出るね。ファイト!

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上級、 のこぎりやハサミではなく本や鉛筆が道具となり次へのステップへ進んでいく。
創作は出来上がった時の喜びはとても大きいけれどそれまでの道のりがなかなか大変。
くじけずに頑張ろう!
ノートを活用

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活動した講座のおおまかな内容やポイントがカラーペンを用いて読みやすく整理されて
います。講座終了まで続けていけば、将来きっと役に立つノートが出来上がることでしょう!

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エネルギー変換蓄積装置完成!
(手回し発電機は昨年度製作したものを再利用)

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お知らせ
次回は6月30日です
初級 風力発電機 風車の羽根の性能測定
中級 エネルギー変換器を用いた実験
上級 創作活動
7月は野外活動など夏休み行事が控えています。ますます暑くなりますが健康に注意して
活動を楽しみましょう。
                      (写真 コメント  広報  今井)

2012年06月05日

手で回すと発電することを初めて体験(初級)


仙台市太白少年少女発明クラブ
第3回講座      (平成24年6月2日)
  初級 手回し発電機の製作          担当  奥村清彦専任指導員
  中級 3極直流モーター (二回め・完成)   担当  矢内信義指導員 
  上級 自由課題製作               担当  佐々木三郎指導員

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初級作品 手回し発電機

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究極のエコ発電機。会員はこの作品の完成を目指してチャレンジ!
自然エネルギーの有効利用をクラブテーマとする象徴的な講座 【手回し発電機】
この発電機は今後中級、上級に進んでもバージョンアップした作品に活用される
ベースとなる作品です。
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中級作品  三極直流モーター
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台座板にコイル、磁石、ステータ、電池、電池ボックスなどが取り付けられあとは配線
の作業を完了させるだけとなりました。完成はもうすぐです。コイルづくり頑張りました!
(モーターのキットはクラブオリジナル)
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初級、 ものづくりの様子


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手回し発電機は部品の種類と数が多いので、まずその管理からスタート。
初級の会員にとっては慣れるまでなかなか大変な様子。でもこのことをクリアしないと
ものづくりは難しいことを学習する。
こちらもモーター部分は市販のものを利用するがその他の発電機の台座やハンドル
などはすべてクラブオリジナルのキットを使用。

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手回し発電機の完成を目指して!ドライバーを持つ手に満身の力を込める。
モーターとギヤの組み立てが完成しました。最後はいよいよ台座板に取り付けてい
きます。クラブ活動では欠かせない道具の使い方もしっかり覚えていきます。
関係者全員で温かく見守っていきたいそんな初級会員の様子です。
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中級 ものづくりの様子
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二度にわたって取り組んだ三極直流モーター、前回作ったコイルをどのように取り付
けていくか作業は山場を迎えています。まず担当の指導員と細かい打ち合わせ。
会員の完成させたい気持ちが強く伝わってくる場面です。
これならきっと最高のモーターが出来上がると感じる。
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中級用に考案されたクラブオリジナル道具
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右から、コイルを作るために、巻き線材を使用済みのCDにきちんと巻き付ける道具。
次に巻き付け終わったCDは外してドライバーなどを差し込み、机の隙間などに固定。
そうすると何メーターもある長い巻き線材がぐちゃぐちゃに絡まることもなく、コイル作りを
容易にすることができ、作品の完成を確実にする。担当の矢内指導員苦心の作。
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お知らせ
次の活動は6月16日
初級 風力発電機 風車の羽根作り
中級 エネルギー変換工作  (注、昨年作った手回し発電機は忘れずに持ってきてください)
上級 自由工作 3回目
                             (写真  コメント  広報 今井)

2012年05月30日

モータづくりに挑戦

モータづくりに挑戦
仙台市太白少年少女発明クラブ
第2回講座    (平成24年5月19日)
・初級 クリップモーター の製作  担当 工藤会長
・中級 3極直流モーター       担当  矢内信義指導員 
・上級 自由課題製作         担当 佐々木三郎指導員
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初級 クリップモーターの材料
*フォルマル線(0.6mm、1m) *ゼムクリップ *平ワッシャ―
*チューブ *L型板材 *電池ケース *単三乾電池 *平型マグネット他
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初級

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初級 出来ました!クリップモータ.。

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よく回る作品はどこが違うのか、お互いの完成品を見比べて欠点や改良点を会員
自身に気付いてもらう。

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「クリップモーターはどうして回るのかみなさんその原理を知っていますか?」と製作の
あとの学習。工藤会長の説明でクリップモーターの知識を深める。そしてものづくりの
楽しさも知る。
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中級 3極直流モーターの材料
*ステーター *ヨーク材 *磁石*ローター *コア材 *巻き線材 *絶縁紙
 *シャフト *整流子 *ブラシ *台座板軸受* 固定ネジ *ロータースペーサ 
*単三乾電池 他

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中級

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<昨年はクリップモーターを製作、今年度は中級ということでさらにレベルアップを
目指して直流モーターの製作にチャレンジ。二回の講座で完成予定。矢内指導員
の手元をしっかり見つめる。

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ローターに巻き線材を300回以上丁寧巻きつけていく。根気のいる作業だね。ファイト!
 
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中級 ローターのコイル巻きが完成!設計図通り出来たようだね。

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上級
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上級 自由課題の内容について佐々木指導員に個別相談、どうやら何を作りたいのか考えが
ほぼまとまっているようです。今日から5回の活動で完成を目指す。どんな作品かな?
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
お知らせ
次回は6月2日が活動日です。( 6月は16日、30日と3回講座があります。注意してください。)
初級ー 手回し発電機
中級ー 三極直流モーター完成
上級ー 自由課題を進める。

2012年05月15日

今年度で9期目を迎えました!

今年度で9期目を迎えました!
仙台市太白少年少女発明クラブ

一部  平成24年度 入講式 (10時~10時30分)           (平成24年5月12日)
二部  第一回 実技講座、他 (10 時40分~12時) 工具の正しい使い方・ペンチ、はんだごてなど。
     *初級 イニシャルの製作  
     *中級 立体的針金工作(オリジナル) 
     *上級 活動内容のミーティング
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平成24年度は仙台近郊十八の小中学校より三十名が入会 
【    自ら考え実行する力を磨こう!   工藤治夫会長  式辞より  】
平成十六年一月に発足以来【未来をひらく、自然エネルギーの活用と技術】をクラブテー
マに掲げて活動を続けてきた仙台市太白少年少女発明クラブ、平成二十四年度は新会員十二名
を迎え総勢三十名でクラブ活動がスタートしました。
 改まった面持ちの新年度会員を前に、工藤会長より「これから活動を通して自分でやりたい
いことを見つけ、考えて何かを作り出し結果を出していくことを自覚してほしい。学校で学ん
だ知識も実際に行動に移さないと智恵にはつながらない。自分で実際にやってみて苦しい、
痛いと実感することで自分のやりたいことにつながり、他の人にできないことが出来る
ようになる。ぜひ頑張ってください」と述べられる。
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新会員に発明クラブの会員証バッチが贈られる。ちょっとドキドキ、ワクワクの様子。
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楽しそうにものづくりしているね。二年目でちょっと余裕かな。立体針金工作でがんばる中級会員。

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出来ました!初めてとは思えない素敵なイニシャル!Sカーブもきれいだね。
初級の作品。

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お見事!中級会員の立体針金工作。机の上に飾ると最高だね。

これからの活動内容について担当の指導員と話し合う上級会員。「何を作りたいか」
自分で課題を見つけることが求められる。頑張れ先輩!
今年度からは後輩のサポートも担うことになったね。
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お知らせ
次回活動は5月19日  初級:クリップモーター、中級:三極モーター作り、ほか
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6月は2日、16日、30日と3回活動があります。お楽しみに!

(写真 コメント 広報 今井)

2012年03月31日

平成23年度閉講式と自由研究発表

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第22回講座          (平成24年3 月17日)
第一部  自由アイディア工作展示および発表会 
第二部  閉講式
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光るアイディア、あふれる工夫【アイディア自由工作】の発表

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会員同士、お互いの作品を評価し合う。製作で大変だったところもアピール。
これがとてもいい刺激になっている様子で、会場は会員の好奇心と興味の輪で
熱気にあふれていました。

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着眼点や工夫したところなど作品のポイントを説明。
綿あめ製造機
妹が食べたいと言って製作した一年前の作品を更に改良を加えて綿あめの質を良くした。
特に缶の穴の開け方が難しかったようです。一度作って食べてみたい作品です。
≪展示された作品の一部をご紹介≫

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フィッシュエアーポンプ
「水槽にこんなのがあったら魚も元気になるとね」というお母さんの要望をヒントに製作。
水中テストでもしっかりと酸素を出していました。


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自然エネルギーECOライト
講座で学習したことを応用してソーラーパネルや手回し発電機が組み込まれています。
地震以来会員は特に自然エネルギーに興味関心を持つようになりました。

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小さな海のクルーズ
モーターや車輪をうまく組み合わせて小さな水槽の中を潜水艦が潜航するように
仕上げています。見ているだけで水中に吸い込まれそうなホットな気分にさせてく
れる作品。赤いのがコルクで出来た潜水艦。

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天井ホコリ払い機
お母さんがお掃除のときに苦労している姿から考え付いたようです。
先端の柔らかい部分がふぁふぁと動いて手の届かない天井をきれいにしてくれそう。
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閉講式

一年間の講座修了に当たって工藤会長より「今日の作品を見ては皆さんは身近に
あるものを再利用する気持ちや、自分のためにではなく家族や他人のために何が
できるかという気持ちで取り組んだ作品がとても多かったように思います。
自分のやりたい気持ちを素直に実現に向け努力していることも感じ取れとても感心
しました。これからも他人のために役に立つことは何か出来ることは何かを考えなが
ら「ものづくり」に取り組んでいってほしいと思います」と会員へ激励の言葉がありました。


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最後に式典参加者全員で記念撮影。名残惜しい一枚となりました!

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お知らせ
平成24年度の開講式は5月12日土曜日 午前10時からの予定になります。
詳しくは文書にお知らせする予定です。いましばらくお待ちください。
                   (写真、コメント 広報 今井)

2012年03月30日

23年度最後の講座、そして閉講式

平成23年度閉講式と自由研究発表
仙台市太白少年少女発明クラブ  
第22回講座          (平成24年3 月17日)
第一部  自由アイディア工作展示および発表会 
第二部  閉講式
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光るアイディア、あふれる工夫【アイディア自由工作】の発表

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会員同士、お互いの作品を評価し合う。製作で大変だったところもアピール。
これがとてもいい刺激になっている様子で、会場は会員の好奇心と興味の輪で
熱気にあふれていました。

2012_03_17_0073 (5).jpg

着眼点や工夫したところなど作品のポイントを説明。
綿あめ製造機
妹が食べたいと言って製作した一年前の作品を更に改良を加えて綿あめの質を良くした。
特に缶の穴の開け方が難しかったようです。一度作って食べてみたい作品です。
≪展示された作品の一部をご紹介≫

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フィッシュエアーポンプ
「水槽にこんなのがあったら魚も元気になるとね」というお母さんの要望をヒントに製作。
水中テストでもしっかりと酸素を出していました。

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自然エネルギーECOライト
講座で学習したことを応用してソーラーパネルや手回し発電機が組み込まれています。
地震以来会員は特に自然エネルギーに興味関心を持つようになりました。

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小さな海のクルーズ
モーターや車輪をうまく組み合わせて小さな水槽の中を潜水艦が潜航するように
仕上げています。見ているだけで水中に吸い込まれそうなホットな気分にさせてく
れる作品。赤いのがコルクで出来た潜水艦。

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天井ホコリ払い機
お母さんがお掃除のときに苦労している姿から考え付いたようです。
先端の柔らかい部分がふぁふぁと動いて手の届かない天井をきれいにしてくれそう。
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閉講式

一年間の講座修了に当たって工藤会長より「今日の作品を見ては皆さんは身近に
あるものを再利用する気持ちや、自分のためにではなく家族や他人のために何が
できるかという気持ちで取り組んだ作品がとても多かったように思います。
自分のやりたい気持ちを素直に実現に向け努力していることも感じ取れとても感心
しました。これからも他人のために役に立つことは何か出来ることは何かを考えなが
ら「ものづくり」に取り組んでいってほしいと思います」と会員へ激励の言葉がありました。
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最後に式典参加者全員で記念撮影。名残惜しい一枚となりました!

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お知らせ
平成24年度の開講式は5月12日土曜日 午前10時からの予定になります。
詳しくは文書にお知らせする予定です。いましばらくお待ちください。
                   (写真、コメント 広報 今井)

2012年03月15日

平成23年度最後の講座

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第21回講座           (平成24年3 月3日)
自由アイディア工作その② 完成編

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どんな点が思うようにならないのか、どうしたら解決できるのか一年間で学んだことを
振り返る。そして今回の講座で完成させることを目標に再度工作の手順を検討する。
ものづくり最後の活動日、納得のいく作品を完成させてほしい!

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作品がかなり出来てきました。どうやら扇風機のようです。いよいよ性能テスト、
とても優しい風が吹いてきました。手回し発電機がついているのはクラブの
テーマ「自然エネルギーの有効活用」とマッチしていて素晴らしい。

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こちらのアイディア工作も完成した模様。ソーラーカにペットボトルの羽根が取り付け
られており、なめらかでななかなかの走り、17日の展示発表会が楽しみです。

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上級会員の綿あめ製造機、昨年手掛けた作品を改良したもの。今年は綿あめが
どんなにおいしくできるかやはり17日の展示発表会が待たれます。
(スペースの都合上全作品をアップできないのですが、次回にまた別な作品を
ご紹介したいと思います)
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お知らせ
3月17日の閉講式について
*会場準備→     12:30から13:00までに終了  (可能な保護者の方へ、お手伝いをお願いします)
*会員の受け付け→12:50から13:00までに終了場所(体育館)
*自由アイディア工作作品展示準備→
              13:00から13:30
*作品発表会 →  13:30から14:30
*閉講式→       15:00から16:00まで
詳しくは3月3日発行の閉講式ご案内文をご覧ください。

                           (写真 コメント  広報  今井)

自由工作総仕上げ

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第21回講座           (平成24年3 月3日)
自由アイディア工作その② 完成編

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どんな点が思うようにならないのか、どうしたら解決できるのか一年間で学んだことを
振り返る。そして今回の講座で完成させることを目標に再度工作の手順を検討する。
ものづくり最後の活動日、納得のいく作品を完成させてほしい!

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アイディアもまとまり、設計図も頭の中にしっかり入れて積極的な自由工作がスタート。
この一年間ではんだごてを持つ手もすっかり板についてきました。成長の証です。


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作品がかなり出来てきました。どうやら扇風機のようです。いよいよ性能テスト、
とても優しい風が吹いてきました。手回し発電機がついているのはクラブの
テーマ「自然エネルギーの有効活用」とマッチしていて素晴らしい。

s-IMG_0980.jpg
こちらのアイディア工作も完成した模様。ソーラーカにペットボトルの羽根が取り付け
られており、なめらかななかなかの走り、17日の展示発表会が楽しみです。

s-IMG_1004.jpg

上級会員の綿あめ製造機、昨年手掛けた作品を改良したもの。今年は綿あめが
どんなにおいしくできるかやはり17日の展示発表会が待たれます。
(スペースの都合上全作品をアップできないのですが、次回にまた別な作品を
ご紹介したいと思います)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お知らせ
3月17日の閉講式について
*会場準備→     12:30から13:00までに終了  (可能な保護者の方へ、お手伝いをお願いします)
*会員の受け付け→12:50から13:00までに終了場所(体育館)
*自由アイディア工作作品展示準備→
              13:00から13:30
*作品発表会 →  13:30から14:30
*閉講式→       15:00から16:00まで
詳しくは3月3日発行の閉講式ご案内文をご覧ください。

                           (写真 コメント  広報  今井)

2012年02月25日

電池のいらないラジオを作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第20回講座           (平成24年2月18日)
初級  ゲルマニュウムラジオの製作         全般担当   庄子孝一指導員 
中級  ゲルマニュウムラジオ用増幅器の製作 
上級  ワイヤレスマイクの製作
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今回で20回目を迎えたクラブの講座、鉱石ラジオということでたくさんの道具を使い
ながら考え考え製作に取り組んでいます。大きな成長が感じられます。

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・鉱石ラジオ・鉱石ラジオ用増幅器・ワイヤレスマイクづくりには様々な道具を使い
こなすことが求められますが会員は、はんだづけやニッパの使い方などがとても
上達してきました。道具がうまく使いこなせるようになって、作品の完成度がかなり
レベルアップし、ますますものづくりが楽しくなってきたようです。

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電池がなくても期本当にラジオが聞こえるのかな?期待と不安が入り混じる中、庄子指導員
に電波キャッチのテストをしてもらいます。結果OK!^^ 

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初級 鉱石ラジオが完成!
基盤のはんだづけが大変でしたがラジオの電波をしっかりとキャッチしました。
良かった!


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中級 左側の黒い基盤が鉱石ラジオ、右側の木の基盤が今回製作した増幅器。両方は
しっかりとシールド線で連結、これでいい音が聞こえます。二年越しの力作!

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上級 ワイヤレスマイク完成!いつものようなクラブオリジナルテキストは特にないので、
キットに添付されていた説明書を頼りにマイクの製作を開始。回路が複雑で細かいため
製作作業も慎重に、上級会員の力作です。

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ただ今マイクのテスト中!完成したワイヤレスマイクの感度はなかなかいいようです。

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「電波を音の波に変換させることで聞こえるよ!」と
「電池がなくてもラジオからどうして音が聞こえるのか」製作終了後に庄子指導員から
詳しい説明があり会員は仕組みを理解する。ものづくりの実技指導とともに、ものづくりの
講義も必ず行うのはクラブ開設当時からの伝統です。
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お知らせ
次回活動  3月4日 自由アイディア工作の完成です。
 製作中の作品は忘れず持参してください。
閉講式について 3月18日実施すが開催時間はいつもの活動日とは異なります。
詳細決定次第お知らせしますのでもう少しお待ちください。
                                (写真 コメント 広報 今井)

2012年02月15日

ものづくりを離れて未知の講座を!


仙台市太白少年少女発明クラブ  
第19回講座               (平成24年2月4日)
第一部   数字で遊ぼう  講師 宮城県立仙台第三高等学校 教諭 板橋 淳先生(数学)
第二部  金属の性質を確認しよう 講師 宮城県立仙台第三高等学校 教諭 長谷川俊一先生 (化学)
講座補助員 仙台第三高等学校自然科学部・化学班 高校二年生2名、一年生2名

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科学実験24,2,4_2012_02_04_0001.jpg

今回の講座は外部から講師の先生をお招きしました。宮城県立高校で指導されている
長谷川先生と板橋先生、そして高校生のみなさんです。
会員もいつもとは違う雰囲気にワクワクドキドキ、興味がいっぱいの様子です。
数学

科学実験24,2,4_2012_02_04_0008.jpg

「数学は考えることを惜しまず頑張って考えてみましょう。すると答えは必ず見つかるし
数学が楽しくなります。」と会員のそばでクイズ形式の問題を指導される先生。
会員も楽しい数学の時間に次第に夢中になっていました。

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出題①元気のないロバの図2枚を動かすことで元気のよいロバに変化させること。
どうやら発想の転換が必要のようですが。これがなかなか大変。答えは下に。

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工藤会長をはじめクラブの指導員も今日は生徒に!出題①ロバの変身に挑戦しています。
ちょっと悪戦苦闘の模様です。(ファイト!)

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これが解答です。横になっているロバの絵を縦にして騎手を乗馬させてみると
アララ不思議、こんなに元気のいいロバに変身!
このほかに魔方陣もクイズ形式で出題されて全員が我を忘れてチャレンジ、
あっという間の第一部の講座が終了となりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
科学

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実験では赤く燃えるリチウムや黄色く燃えるナトリウムをアルコールランプに吹きかけて
炎色反応の実験をしました。写真は黄色の炎が大きく燃え上がったのでナトリウム
ということが分かります。この炎色反応が身近なものでは花火に利用されているという
説明に会員は実感として納得できたようです。

s-科学実験24,2,4_2012_02_04_0022.jpg

中・上級会員も鏡作りは初めての体験、よく映る美しい鏡を作りたいと意欲十分、
手順を理解して作業は慎重に行う。
特に硝酸銀は試験管の中で銀鏡反応が起きるので
手早土台のガラス板に乗せて処理くすることが求められます。
はたして上手くできたでしょうか!

s-科学実験24,2,4_2012_02_04_0023.jpg

お見事、美しい鏡が出来ました!
(使用薬品は硝酸銀、アンモンニャ水、水酸化カリウム、ブドウ糖、純水、他。)
鏡を二枚作ったうち、上が表面の鏡、下は裏面となっています。
第二部の講座も瞬く間に時間が過ぎて行きました。
お二人の先生が「会員の皆さんに楽しんで考えたり、取り組むことができたら
素晴らしいことだと思います」という共通の言葉がとても印象に残る講座でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お知らせ
次回2月18日の講座は 電気がなくても聞こえるラジオ作りです。製作経験のある中上級生はさらに
バージョンアップをします。お楽しみに!
次次回3月4日の講座は自由アイディア工作の完成を目指します。今までに自分で製作してきた作品は忘れずに必ず持参してください。
そして今年度最終日3月18日は 自由アイディア工作の発表展示会と閉講式になります。
インフルエンザが流行しているようです。それぞれ予防に心がけて元気よくクラブ活動に
参加して下さいね。
                        (写真 コメント 広報 今井)

2012年01月31日

個性あふれるものづくり

仙台市太白少年少女発明クラブ
第18回講座      (平成24年1月28日)
初・中・上級 自由工作アイディア工作  準備講座
クラブ活動で培った力を自由アイディア工作に注ぐ。
*-------------------ーーーーーーーー*
課題 下記の材料は必ず用いて動くものを 製作する。
*モーター   (1個)
*電池ボックス (1個)
*乾電池 単三 (2個)
*電線 2色   各50㎝ずつ 
(クラブ支給品)
(他は作品に応じて各自任意で調達。)
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
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どんなものをどうやって作るのか! 参考書で調べたり、会長や指導員のアドバイスを
受けたり、自主的に活動しなければならない講座です。いままで勉強してきたことを
思い出してそのことを応用や、連想をさせて今回のものづくりに生かそう。
苦しいけれどガンバレ!

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上級会員、そろそろ考えがまとまってきたようです。いよいよアイディア工作のスタート。
どんな手順で作るか会員同士で相談したり、先生に相談する。

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初級会員とっては初めての体験となる創作活動。気がついたところや考えたことは
まめに記録することを怠らない。とてもいい習慣だね。

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ものづくりに欠かせない設計図ができてきました。題名は「赤ちゃん用メリーゴーランド」
とてもかわいい作品ができそうだね。完成がとても楽しみだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
取材メモ
「今回はみんなの独創性や自主性を尊重したテーマのない講座です。考えてこなかったり
部品を忘れても誰も助けてはくれない。今日自分の準備が不足だと感じたら次はそうなら
ないように頑張ってほしい!」と創作工作に悩む会員へ工藤会長よりエールが贈られる。
保護者の方も会員の個性的なアイディア作品に感心、発表が楽しみと大きな期待を寄せ
ています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お知らせ
これからの講座予定
2月 4日 化学実験
2月18日 電気がなくても聞こえるラジオ作り
3月 3日 自由アイディア工作完成  (製作途中の作品は必ず持ってきてください)
3月17日 自由アイディア工作発表会・閉講式
                    
講座も残すところあと4回となりました。雪の多い毎日ですが風邪やけがなどに注意して
全員元気よく閉講式を迎えましょう。
                    (写真 コメント  広報 今井)

2012年01月18日

身近なもので電池作りに挑戦! 仙台市太白少年少女発明クラブ 第17回講座  (H24年1月14日) 初級 中級・上級 電気のいろいろ 実験と電池作り 担当  奥村清彦専任指導員 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 見て確かめる!いろいろな発電についてを学習をした中から今回は 磁石とコイルを用いて発電の実験。 磁石を近づけると丸いコイルはゆらゆら動き出しました。電流が流れていることが分 かります。 初級、いよいよ木炭電池の製作がスタート。 本当に炭で電

仙台市太白少年少女発明クラブ 第17回講座  (H24年1月14日)
初級 中級・上級 電気のいろいろ 実験と電池作り 担当  奥村清彦専任指導員
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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見て確かめる!いろいろな発電についてを学習をした中から今回は
磁石とコイルを用いて発電の実験。
磁石を近づけると丸いコイルはゆらゆら動き出しました。電流が流れていることが分
かります。

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初級、いよいよ木炭電池の製作がスタート。
本当に炭で電池がつくれるのかな?まだ半信半疑です。でも手を黒くしながらも
木炭(今回上質の備長炭使用)にアルミホイルや、塩水で湿らせたキッチンペーパー
を丁寧に巻いていきました。短時間で結果が出るので楽しい電池作りの時間です。

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次は発電テスト。木炭電池を班メンバーと連結させて、電流が流れているかテスターで
測ります。はたしてうまく発電したでしょうか。
なんと平均5人で4,5V~4,5V位、一個の木炭電池では0,8~0,9V位を記録しました。
身近なもので立派に電池が出来ました。嬉しい一瞬です。

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中・上級、活性炭で電池作り
木の板の上にアルミホイル➔塩水で湿らせたペーパータオル➔備長炭を細かく砕いた
木炭を乗せて、この順番で何層にも重ねていきます。最高は14段重ねを作り発電はなん
と11Vを超えました。大成功!

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写真は活性炭を塩水で湿らせたペーパータオルに、飛び出さないよう枠を使いながら
乗せているところ。かなりの集中力が感じられます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お知らせ
1月28日は自由研究についての説明を行います。
2月4日はいろいろな化学実験を行います。外部から先生をお招きしています。
楽しみにしていてください。
寒い毎日ですがくれぐれも風邪などに注意して活動に参加して下さいね。
                                         (写真 コメント 広報 今井)

2011年12月25日

今年も風と太陽の力で点灯します

仙台市太白少年少女発明クラブ 第15回講座 (12月3日)
クリスマスイルミネーションの点灯準備
パネル製作

仙台市太白少年少女発明クラブ 第16回講座 (12月17日)
クリスマスイルミネーションの点灯式準備
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パネル製作、最後の調整。会員も時間との闘いだけにいつもとは違った真剣な雰囲気、
正確にLEDを取り付けることが求められます。

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風力発電機とソーラーパネルからクリスマスイルミネーション点灯の動力を送るため
配線中です。

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風力発電機は風のよく通る高い場所に、ソーラーパネルは南向きの日当たりのよい
場所が選ばれて設置されております。その関係で会員は寒い中、数十メートルの
配線作業を全員で当たります。

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点灯式に暖かいトン汁をどうぞ!
会員の保護者と太白小学校PTAの方々が作った300食のトン汁は点灯式に関わった
皆さんの気持ちと体を温めてくれます。

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イルミネーションが点灯した直後、会員と指導員、スタッフ全員で点灯の成功を喜び
あいます。
今年で7回目を迎えたクラブの最大の行事、毎年点灯の瞬間、大きな達成感と安堵感
に包まれます

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事前講座で製作したイルミネーションスタンドも赤緑青と三色に変化して
クリスマスイルミネーションに彩りを添えています。これも動力は自然エネルギー
によるものです。木に遮られたパネルは今年度会員の製作によるものです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お知らせ
次回の活動 24年1月14日です。
今年も残すところあと一日となりました。会員の皆さんは本当に一生懸命活動してきました。
冬休み中は風邪などひかないように注意して、また元気な笑顔で活動日に
お会いしましょう。!楽しいお正月を過ごしてくださいね。
                                      
                         (写真 コメント 広報 今井)

2011年11月25日

みんなでデザインを考えよう!

仙台市太白少年少女発明クラブ 第14回講座 (11月19日)
クリスマスイルミネーションの点灯準備
パネル製作
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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これから始まるイルミネーション製作の全体が黒板に描かれる。
初級会員は未体験だけに期待がかなり大きいようです。

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どのデザインがいいかな!それぞれ考えてきた図案を出して話し合う。
「あれもいいね、これもいいね」と実際に点灯した時の様子を想像しながら悩んでしまう。

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班ごとに決定した図案のご紹介です。上から文字「絆」そして「トナカイ」です。
イルミネーションの図案は6班にに分かれて一つづつ製作されます。ほかには
「発明シンボルマーク 」「クリスマスツリー」「ブタさん 」 などが決まりました。
当日どんなイルミネーションが点灯するか期待したいと思います。

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パネル製作開始、かごの鳥かな?いいえ!
会員が狭い棚を活用して、効率よくパネルを製作しているところです。
この作品はトナカイのようですね。かなり気合いが入っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お知らせ
おめでとうございます
第24回 みやぎ発明くふう展受賞者 表彰式11月29日、
白萩ホテルにて行われた表彰式に出席した工藤会長と会員。保護者やOBも
加わって賑やかに記念撮影。賞状と盾が光っています。
これを励みに次もがんばりましょう。
(受賞作品名および氏名はクラブニュース前回掲載済み)
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次回活動予定 
12月17日 点灯式準備
1月14日、28日 詳しい講座内容は追ってお知らせします。
                     (写真 コメント  広報  今井)

2011年10月30日

ペットボトルがランプに変身?


仙台市太白少年少女発明クラブ
第13回講座            (平成23年10月29日)

初級      イルミネーションスタンド 製作      担当 矢内 信義指導員 
中級・上級  ワームマシーン 最終改良と調整・記録会 担当 佐々木三郎指導員

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イルミネーションスタンド

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ペットボトルにパッキング材を巻きつけてLEDの光を幻想的にする。材料が長いので
一巻き一巻き集中する。

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緊張のはんだつけ、配電板が完成するとイルミネーションスタンドの完成も近い。
会員の「フー!」という声がが聞こえてきそう。

  

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センサーや抵抗器などが取り付けられた配線板、はんだ付けの腕も上達したね。

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完成!センサー働きで、明るいときは点灯しないエコタイプ。暗くなると緑、赤、青と色
とりどりに美しく光ります。ペットボトルに巻きつけた梱包材が光をことさら柔らかくして
います。LEDを使用しているためかなり電池が長持ちします。災害の停電の折、
とても役に立ちます。

お知らせ
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★おめでとうございます!★
  【第24回発明くふう展】
             入賞者のおしらせ
*宮城県発明協会会長賞    
・ソーラークッキング用品   佐藤宏太
*仙台市教育委員会教育長賞  
・自動洗たく物乾かし器    安倍慎和
*日本弁理士会会長奨励賞   
・エコ節電スイッチトンネル  白崎翔大
*河北新報社賞        
・災害時に役立つ道具     宮田隼輔
惜しくも受賞しなかった会員も素晴らしい作品ぞろいでした。今後も積極的に応募しましょう。

2011年10月16日

髪の毛がものづくりに登場!

仙台市太白少年少女発明クラブ
第12回講座            (平成23年10月15日)

初級・中級・上級  てづくり湿度計      担当  工藤治夫 会長
おもな材料
2ミリ、2.6ミリネジ、木ネジ、指針、鉛(指針のおもり用)
レバーピン、プラスチックス板、毛髪(10本程度)他
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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さあ製作スタート!湿度計のディスプレー作り、プラスチックスの板の上に素早くしわが
寄らないようにオリジナル用紙を張り付ける。
用紙の張り付終了後はみ出した部分をきれいに切り取って仕上がりを美しくなるようにめざす。
はさみの使い方は慣れたものです。

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L字型の湿度計のためネジのしめ方かなり大変、力を加減しながらドライバーをしっかり回す。


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いよいよ最後の仕上げ、温度計のボードに指針が上手く機能するように髪の毛の張り具合を調整する。今日のクライマックス作業だ!

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既製品の湿度計は24℃を示す。手作り湿度計は何度かな?今後、髪の毛の張り具合を微調整して湿度計としての精巧さをUP!

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湿度計づくりのあとは髪の毛について講義
髪の毛の機能や性質、役目などについて説明。さらに今回は材料として会員自身や
家族の髪の毛を利用しただけに湿度計づくりの指導だけにとどまらず髪の毛のすばらしさや
大切さも会員に伝えていきます。

***********************************
取材メモ  
材料の髪の毛はだれの?と質問をすると「お母さんの、お姉さんの、妹の」と様々な答えが
返ってくる。どの会員もなんとなく嬉しそう。又『サポート業務日誌』には「材料の髪の毛を
会員同士で融通し合うのがよかった。」「はんだ付けとは違う体験に視野が広がり、
なぜ?と自分から調べ興味が深まることに期待したい」など,「てづくり湿度計」の反響大
でした。

************************************
お知らせ
次回の活動予定
10月29日  クリスマスイルミネーション製作準備講座


2011年09月16日

もっと性能よく、前回に引き続き同じ車の製作

もっと性能よく、前回に引き続き同じ車の製作
仙台市太白少年少女発明クラブ
第10回講座        (平成23年9月17日)
第11回講座        (平成23年10月1日)
初級 ソーラーカーの製作 &競技会(二回目・三回目)担当  奥村清彦専任指導員
中級・上級 ワームマシーン製作  (二回目・三回目)担当  佐々木三郎 指導員
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初級 
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「先生これでいいですか?」配線は+と-間違っていないか、キャパシターの付け方は
正しいかなど、どの会員も指導員のサポートを受けながらソーラーカーを完成させていく。
みんなの「いい車を作りたい!」という熱い気持ちが伝わってくる。

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車の内部、配線のはんだ付けもばっちり、キャパシターもしっかり取り付けられている。
これで太陽光を充電することもできる。巻いたばねがもどる力で走るおもちゃの自動車に
ソーラーパネルとモーターを取り付けたソーラーカーがさらに性能アップ。
一生懸命作ったソーラーカー、いよいよ性能が試される時です。
みんなの期待を乗せてがんばれ!

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いよいよ競技会の準備!各車、競技会に向けてソーラーパネルに太陽光をしっかりと
当てる。どの角度が一番効率よく充電できるか考えて窓辺に置く。


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「今回の競技会で200gの車が最高で
14,8mも走りました。これだけの力を太陽光から受けたということです」と工藤会長。
自然エネルギーの力を改めて認識する。
         *****---------*****
中上級

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難しいアームマシン製作、工夫や改良を加えて時間をかけて走れるマシーンを完成。
 

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アームの取り付けるねじの調整にも細心の注意を払う。強すぎず弱すぎずが難しい!
さあ、いよいよレースに出場です。


2011年09月10日

太陽光の魅力を知る

ハイブリットカーを作ろう
仙台市太白少年少女発明クラブ
第9回講座          (9月3日)

初級      ソーラーカーの製作 (一回目)    担当  奥村清彦専任指導員
中級・上級  ワームマシーン    (一回目)    担当  佐々木三郎指導員
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夏休みがおわって久しぶりの講座どの会員も活動がとても楽しいようです。

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準備されたオリジナル教材と完成作品。会員はこれらを参考にしながらソーラーカーの製作に取り組む。
第一回目(9月3日)


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巻いたばねがもどる力で走るおもちゃの自動車にソーラーパネルとモーターを取り付けたソーラーカーを製作。
(太陽光で発電した電気でモーターを回しても走るハイブリットカーとなります。)

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ソーラーカーづくりは既製の車体を改造するため全員作業に集中!中でも配線は
+-・-の取り付け位置に注意しながらはんだづけをしていきます。
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ソーラーカーとワームマシンは3回にわたって製作、最後の講座の中で競技会も
予定されております.。
    
                          (写真・コメント 広報  今井)

2011年08月27日

夏休み行事その② 仙台市太白少年少女発明クラブ 第8回講座          (7月30日) 野外活動   秋保の河原にて 第7回講座で実施した集光器の実験結果と自然エネルギーについての講義 火起こし、お湯沸かし、バーベキューほか ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 集光器の実験結果解説、同じように作っても上昇温度に差が出るのはどうしてか、 会員が考えなければならない課題がたくさん示されました。 ダウンロードしたファイル (初級製作集光器のデーター  提供は奥村清

夏休み行事その②
仙台市太白少年少女発明クラブ
第8回講座          (7月30日)
野外活動   秋保の河原にて
第7回講座で実施した集光器の実験結果と自然エネルギーについての講義
火起こし、お湯沸かし、バーベキューほか
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集光器の実験結果解説、同じように作っても上昇温度に差が出るのはどうしてか、
会員が考えなければならない課題がたくさん示されました。


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火起こし、やっと煙が出てきました。本日は大雨につき点火がとても大変、
テントの中での活動ということでみんな煙が目にしみたようです。でも頑張った!

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トーモロコシの皮むき、お湯が沸く前に準備。日ごろあまり経験したことがないだけに
力の入れ方に苦労した会員が多かった、それだけに茹であがりが一段と楽しみに。

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会員待望の巨大肉がルイスさんの手で焼きあがってきました。ソーセージも一段とおいしそう!
 会員のために今年もご夫妻でボランティアとしてバーベキューを担当、
クラブは多くの方々の温かい理解によって支えられています。

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会員のおいしそうな顔、楽しそうな顔、満足した顔、たくさんの笑顔に出会いました。
心から「良かったー!」と思う一瞬です。
そして工藤会長の「私たちは自然の恵みの中で生かされています」という教えが
参加者全員の胸に沁みたました。
なお、このみずみずしいトーモロコシやトマトなど野菜は地元富沢在住の小島さんご夫妻が
早朝、自家菜園より採取して準備無償提供して下さったものです。
おかげさまで、最高の味を堪能することができました。
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お知らせ      次の講座は9月からになります。
なお、正式講座ではありませんが、「夏休みものづくり相談会」は8月中に3回程度開かれる予定です
(詳しくは、事務局か奥村専任指導員までお問い合わせください)

                               (写真 コメント  広報   今井)


2011年08月15日

夏休み特別講座その①

夏休み特別講座その①
仙台市太白少年少女発明クラブ
第7回講座  (7月28日)

ソニー・サイエンスプログラムに参加  指導 ソニー白石セミコンダクタ株式会社
内容   「光通信手作り実験」と 工場内見学

♪ものづくり風景のご紹介

教室ソニーものづくり 001.jpg


いつもとは違う雰囲気に会員はやや緊張気味の様子。


教室ソニーものづくり 012.jpg

講師の方々には本当にわかるまで懇切丁寧に指導していただきました。
会員も徐々に雰囲気に慣れ普段の活発さが出てきました。

教室ソニーものづくり 023.jpg

二時間かけて光通信機が完成しました。「皆さんははんだこての扱いが上手ですね」と
おほめの言葉もいただき、ますますやる気がアップする楽しいものづくりの一日となりました。

教室ソニーものづくり 033.jpg

お世話になった先生やスタッフの皆さまと思い出の記念撮影、
会員にとつてまたとない印象に残る夏休み行事となりました。
かかわってくださった「ソニー白石セミコンダクタ株式会社」の皆さま本当に有難うございました。
                     

 (写真 コメント 広報 今井)

2011年07月30日

陽光の魅力を探る

仙台市太白少年少女発明クラブ
第6回講座  (7月16日)

初級  朝顔型集光器製作&温度実験          担当 奥村清彦専任指導員 
中・上級  オリジナル集光器製作&温度実験      担当 佐々木三郎 指導員
                                        矢内信義  指導員
                                        大内厚 指導員
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オリジナル集光器の製作学習風景

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寺子屋式? 昨年度の朝顔型集光器を製作した知識と経験をもとに、いかに太陽光を
たくさん集めることができるか学習する。

中・上級級製作風景

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オリジナル製作ということで班ごとに分かれていろいろアイディアを出し合い工夫をする。
どんな集光器ができるか楽しみです。

朝顔型集光器の温度実験

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いかに太陽光を効率よく集めるか、それぞれ製作した集光器の角度をいろいろ変えてみる。
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中上級組のオリジナル集光器、かなりの大作、名前は「便器タイプ」とのこと、
神様がいるのかな?ずいぶんきらきらと輝いているね。これならかなりの集光能力がありそう。

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お知らせ
ーーーーーーーーー7月活動予定 ーーーーーーーーー  
7月28日  ソニーサイエンスプログラムに参加
                     「光通信手づくり実験ワークショップ」
7月30日  夏休み野外活動
                               (写真 コメント  広報  )今井

2011年07月15日

前回の講座を引き続き

仙台市太白少年少女発明クラブ
第5回講座  (7月2日)

初級  風力発電・風車の羽根製作、発電テストほか  担当 奥村清彦専任指導員 
中級  水力発電機製作 二回目              担当 佐々木三郎 指導員
上級  ステッピングモーターの製作 四回目       担当 矢内信義  指導員
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どんな結果が出るのかな? 送風装置内に設置されたモーターに会員の作った風車の
羽根を設置する.風を送ると羽根は猛スピードで勢いよく回りました。かなりの発電が
期待できそう 。会員は知らず知らずのうちにクラブテーマを学んでいく。

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発電測定の結果が個々に表示される。

23,7,2発明 030.jpg

一個一個丁寧に 水車本体に水流を受けるバケットを取り付けていく。根気のいる仕事、
でも今までの経験が作業を確実にさせていく。

23,7,2発明 045.jpg


完成した水力発電機、 水車本体の後ろに昨年製作した手回し発電機がしっかりと
取り付けられている。

23,7,2発明 032.jpg

4回目の講座で完成!上級会員は、1年目は手回し発電機、2年目は水力発電機、
そして3年目はステッピングモーターの製作と毎年講座の内容がレベルアップしてきて
いるので「ものづくり」に対する意欲は経験を積むたびに高まってきています。また、
このような先輩の存在は同じ会場で活動する初級、中級生に対してもとてもいい刺激
になっており、今後ますますクラブでの存在が期待されます。

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お知らせ
次回の活動日  7月16日  全体活動  集光器製作、実験ほか

            (取材 広報 今井)

2011年06月30日

いろいろな道具を使いこなしてものづくり

いろいろな道具を使いこなしてものづくり
仙台市太白少年少女発明クラブ
第4回講座  (6月18日)

初級  風力発電・風車の羽根製作  担当 奥村清彦専任指導員 
中級  水力発電機製作(エネルギー変換蓄積装置・実験その②) 担当 佐々木三郎 指導員
上級  ステッピングモーターの製作 担当 矢内信義  指導員

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羽根の本体、アルミニウム板の中心点にハンマーでくぼみをつける。力の入れ具合に気を配る。
正確さが性能に大きくかかわってくる大事な作業。


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指導員の見守る中、ポール盤を使ってドキドキの穴あけに挑戦。危険な道具だけに慎重に取り組む。
s-IMG_0550.jpg

中級 水力発電機製作(エネルギー変換蓄積装置・

水車の本体づくり、プラスチックス製のお盆の側面にバケットを取り付けるための穴を
電気ドリルで均一に開けていく。これもかなり危険度が高い。でも会員はむしろ楽しそうだ!
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お知らせ
次回の活動は7月2日

2011年06月15日

自分の力で発電にチャレンジ

仙台市太白少年少女発明クラブ (6月4日実施)
第3回講座
初級 手回し発電機の製作
中級 エネルギー変換工作
上級 ステッピングモータの製作2回目
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初級 手回し発電機

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大勢の会員が「いろいろな道具が使えるので、活動が毎回楽しみ」というだけあって
きりを持つ手に気合がこもる。

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出来ました、会員の力作、部品がとても多いので自己管理が大変でした。
でも会員の皆さんは何とかやり遂げ完成させたのは立派!
この発電機はこれからの講座でかなり出番があります。大事にしておきましょう!
中級 エネルギー変換工作

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中級で使う道具はなんとのこぎりが登場、
会員は堂々と危険な道具にチャレンジしています。
いろいろな道具を使えるので「モノづくりが楽しい!」という声がたくさん聞こえてくるのも
うなづけますね。


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出来ました、会員の力作!
上級 ステッピングモーター

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自分で考えて作る部分も多いせいか静かなモノづくり風景、さすが上級、落ち着きがあります。
どんな作品ができるか本当に楽しみ。
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二回めの講座でここまでできました。次回は絶対完成させるとのことです。
楽しみに待ちましょう!
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お知らせ  次回の活動日は6月18日です)
初級 風力発電機の羽根の製作
中級 水力発電機の製作
上級 ステッピングモーターの製作

                ( 取材 広報  今井)


2011年05月30日

いろいろな種類のモーターを作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ
第2回講座(5月28日)
クラブ活動テーマ「未来を拓く自然エネルギー活用技術を創出する発明」
に沿って2回目の活動はモーターづくりの講座を実施。
活動経験によって3班に分かれ、能力に応じたモーターづくりをする。
初級(入会一年目19名) クリップモータ
中級(入会二年目7名)  3極直流モーター
上級(入会三年目以上) ステッピングモーター(2講座で完成させる)
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初級 クリップモーター

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初級講座いよいよスタート、指導員の先生方も総力を挙げて指導に当たります。新会員の頼もしい味方です。

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「できました!」初めてのモータ、台座に取り付けたクリップの調整は大変だったけれどコイルはしっかり回ったね。


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コイルに磁石を近づけるとなぜ動くのか、実験装置を用いて奥村専任指導員による解説に初級会員はうなずく。

中級 3極直流モーター

コイル巻きの達人?会長の説明に会員も引き込まれる。こんな時、新しい興味が自然に
伸びる時かもしれない。ほのぼのツーショットです。
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コイル巻きの達人?会長の説明に会員も引き込まれる。こんな時、新しい興味が自然に
伸びる時かもしれない。ほのぼのツーショットです。

他2回目クリップモーター 013.jpg

ローターの仕上がりが美しい。ローターと整流子の間のはんだづけにも細心の注意を払ったようです。
昨年のクリップモーターの製作経験が生きています。
  
上級 ステッピングモーター

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今まで苦手だったコイル巻きも,矢内指導員考案のコイル巻きリールでスムーズにしっかりと巻ける。作業が楽しそうだ。今度は困ったことがあれば会員自身がなにか孝案してほしい。

他2回目クリップモーター 031.jpg

これが会員に大好評のコイル巻きリール、CDの再利用や塩ビ管をうまく組み合わせて製作した矢内指導員の力作!

次の活動は6月4日、すぐです
(取材・コメント 広報  今井)

2011年05月20日

特別の年に

仙台市太白少年少女発明クラブ

3・11 東日本大震災のため閉講式、開講式同時開催  平成23年5月14日

閉講式・開講式プログラム
・H22年度アイディア工作展示会
・会長挨拶辞                   会長   工藤治夫
・式辞 仙台市立太白小学校校長      副会長  松本高佳
・修了証書授与   ・H22年度を振り返って 専任指導員  奥村清彦  
・新入会者へメダル、ワッペン授与
・指導員 指導員の紹介 ・記念撮影
 
工藤治夫会長、クラブの目標を語る

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平成十六年一月に発足以来、今年度で八期目を迎えた「仙台市立太白少年少女発明クラブ」、
創設当初から【未来をひらく、自然エネルギーの活用と技術】をクラブテーマに掲げて活動を続け、
全国の少年少女発明クラブから注目される存在になってきております。
 
 平成二十三年度は会員十七名を迎え総勢三十名でクラブ活動がスタートしました。
閉講式および開講式では、クラブ創設者であり代表である工藤治夫会長より、

「クラブの基本方針は自然エネルギーでみんなが幸せに生きていける世の中にすることです。
今度の東日本大震災で電気やガスのない生活はとても大変でした。
この体験からも、クラブの目標はこれからもぶれることはありません。
目標実現のためには、技術、技能をしっかり学んでください。」
と集まった会員全員に
期待を込めたメッセージが伝えられました。

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終了会員と新入会員が一堂に会したのは初めてのことです。
仙台市近郊17の小中学校より30名(内訳 継続会員 13名 新規会員17名 )
が集まり今日から新しい気持ちでスタートです。
 


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平成23年度第一回講座 5月14日

第一部 工具の使い方 はんだごて  ペンチなど

第二部 初級 イニシャルづくり  中級 立体的針金工作


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先生これでいいですか?
イニシャルの製作で初日から教室は熱気にあふれる。

毎年元気のいい会員の声が会場に響くとき指導員一堂、「今年もがんばるぞ」と奮い立つ
気持ちにさせられます。特に今年は震災後間もないスタート、
発明の活動からも復興の種をまいて次の世代に素晴らしい花や実がなることを期待したい。

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出来ました!初めてとは思えない素敵なイニシャル
なかなかいい味出しているね!一つほしいくらいだよ。

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 *お知らせ*閉講式に開催された自由工作展示会の様子は後日アップしたいと思います。ユニークで楽しい作品がいっぱいです。お楽しみにも待ちください。

次回の活動は5月28日

クリップモーターの製作


6月の活動は6月4日ー手回し発電機   6月18日ー風力発電機。風車の羽根製作と続きます。

*新規会員募集について定員オーバーになりましたので終了とします。
                           (取材 広報 今井)

2011年03月31日

会員のアイディア、工夫を形に!

仙台市太白少年少女発明クラブ第20回講座        (平成23年3月5日)

自由工作講座

第17回講座(1月29日実施)に続きアイディア工作の製作。
会員それぞれがオリジナル作品を完成に向けて作り上げていく。

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楽しいアイディアが続々と自由工作2回目 038.JPG

「モーターと電池を使用して動くものを」という課題をスキー場で動くリフトでクリア、紙粘土で作りで色づけした木々がとても素敵だ。完成が楽しみ!


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不思議なゲーム機、中央の鉄の球が不規則な動きをする。その種明かしはに。

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モーターで回転する円盤に磁石が取り付けられています。この磁石の磁力で
鉄球が可笑しな動き。なんど遊んでも楽しい作品。

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お知らせ

3月11日、1000年に一度といわれるほどのとてつもない大きな地震が宮城県を中心に
東日本全体を襲いました。
会員をはじめこのブログをご覧いただいている皆さま方には被害がなかったでしょうか。
幸いクラブの指導員はじめスタッフは全員無事で次の活動に向け準備を進めております。

*地震の影響で平成22年度の閉講式等クラブ部活動に変更があります。

平成22年度 閉講式 と平成23年度 開講式  合同式 5月14日 12時30分~受付  


                   (写真 コメント 広報 今井)


2011年02月28日

マイラジオで放送を聴こう!

仙台市太白少年少女発明クラブ第19回講座        (平成23年2月19日)


初級 鉱石ラジオの製作       担当 工藤治夫会長
中級 鉱石ラジオの増幅器製作    担当 大内厚指導員
【電池を使わず電波のエネルギーだけで聴くことができるゲルマニュウムラジオの
仕組みを理解する。】


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初級班・テキストで確認! 今回は部品の数がとても多いので各自で
しっかりチェックをする。


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中級班・ただ今増幅器製作  ラグ板にシールド線をはんだづけ中、
はんだごてを持つ手に会員の気合が感じられる。サスガ!

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中級班・バッチリ  増幅器(左側)に昨年作ったゲルマニュウムラジオを接続する。


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大成功 !  放送局の電波をがっちりキャッチ、思わず笑顔がこぼれる。


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お知らせ

次の講座は3月5日です。内容は第17回講座で取り組んだ「自由工作」の仕上げです。

会員の皆さんは製作中の作品を忘れずに必ず持参してください。

、3月19日の閉講式において展示されます。

☆うれしいニュース☆

第69回全日本学生児童発明くふう展(毎日新聞社・発明協会供催)におて
ジュニア会員・佐藤圭輔くんの出品作品「すいぞくスクリーン」
特別賞【毎日新聞社・毎日小学生新聞賞を受賞しました。

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受賞作「すいぞくスクリーン」 水族館の本を読み、「魚が泳いでいる飾りを作りたい」
と思い立ち、お盆に仏間に並べられる灯籠(とうろう)がヒントになったそうです。
幻想的で美しくとても楽しい作品です。


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発明協会総裁常陸宮殿下・同妃殿下に作品について立派に説明。

                            
                                     (写真 コメント 広報 今井)

2011年02月15日

インスタントカイロ作りに挑戦!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第18回講座        (平成23年2月5日)

金属とエネルギーについて       担当 長谷川俊一指導員

  金属の性質・金属の酸化とは    実験アシスタント 宮城県仙台三高自然科学(化)部 部員4名

*実験メニュー* その① 金属を燃やす。 その② 金属同士をくっつける。 その③ カイロを作る。


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今回はたくさんの実験をします 会員を前に実験の内容や心構えを
伝える長谷川指導員。実験を前に会員はワクワク!

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実験その① 燃やす

使用器具・薬品類

・試験管・アルコールランプ・アルミホイル・鉄粉・マグネシウム・他


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燃やす実験、まるで線香花火のよう ランプでアルコールを燃やし、
その炎の上に鉄粉を落とすとフラッシュをたいたように光り燃えた。実験の楽しさを味わう。


実験その② くっつける

使用器具類 ・ひも(糸)・ペットボトル・裁断機(カッター)・なまり

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コツがいる なまりを平らに切断してくっつける作業はなかなか難しい。
会員は全身を使って実験に取り組む。


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大成功! くっついたなまりを用いて満タンに水の入ったペットボトルを
釣り上げる。周りの人もなまりのパワーにびっくり。

実験その③ カイロ作り

使用器具・薬品類 ・電子天秤・ビーカー・メスシリンダー・茶パック・鉄粉 ・バーミキュライト
・活性炭 ・塩化ナトリウム ・中性洗剤 他・

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力がこもるカイロの原料を入れたビーカーに棒を入れて
ひたすらかき混ぜる。バーミキュライトを最後に入れたのでかなり重くて力がいる様子。


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アッチチ! 混ぜ合わせた材料に温度計を入れて温度を測る。
なんと70度を超えている。カイロの袋を持つのも熱くて大変、でも見事完成した喜びは大きいね!

実験のサポートをしてくださった「宮城県仙台三高しぜん科学(化)部」の部員の皆さんには
とても感謝しています。
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お知らせ

次回の活動は2月19日(土)です。

講座内容は鉱石ラジオの製作となります。

寒さ厳しい毎日ですが風邪に注意してぜひ元気で参加しましょう!

(なお、先日出された課題「自由工作」の取り組みも頑張って進めておきましょう。)


                             ( 写真 コメント 広報 今井)

2011年01月31日

さあオリジナル作品に挑戦しょう!

仙台市太白少年少女発明クラブ

第17回講座                 (平成23年1月29日)
自由工作準備講座 
指定された材料を用いて会員が今まで学んだことや経験をもとに
自由な発想で各自オリジナル作品を作り上げていく。
なお作品は閉講式に展示される予定。

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課題①必ず使用する材料(支給品)
*モーター1個(2個も可)
*電池ボックス1個
*乾電池 単三2個
*電線 2色 各2m
課題②動くもの、動かすものを作る(作品により材料は各自で追加可)
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「不安が一杯」 でも、奥村専任指導員の説明を聞きいていくうちに悩んでいる会員も
徐々に工作意欲を高めていく。ファイト!

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何を作ろうかな 先輩会員が製作した作品の写真を参考に、「自分の作りたいもの」の
考えを固めていく。創作の大変さが伝わってくる。


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個別相談中 自分の考えがまとまらない会員にアドバイスする工藤会長。一人一人に
自由工作の完成へ向けて全力でサポート。

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力作設計図のご紹介  題名「いもむしみたいな動きをするロボット」ここまでの
努力に拍手を送りたい!

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早くも製作スタート しっかり準備してきたようだね。出来上がった設計図をもとに
たくさんの機能をもったホバークラフトの製作に取りかかる。出来上がりが楽しみだ!

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*お知らせ

次回の活動は2月5日 すぐです。

講座は化学実験 カイロを作ります。お楽しみに


                         「写真 コメント 広報 今井」

2011年01月20日

電気ってどうして起きるのかな

仙台市太白少年少女発明クラブ  

第16回講座        (平成23年1月15日)

第一部 色々な発電の実験           担当 工藤治夫会長
第二部 木炭電池の製作&性能実験     担当 奥村清彦専任指導員

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*たくさんある電気の発生*
  磁石とコイルで発電。
  ものが変形して発電。
  静電気を起こす。
  光エネルギーを電気エネルギーに変える。
  熱エネルギーを電気エネルギーに変える。
  化学エネルギーを電気エネルギーに変える。


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熱エネルギーによる発電装置(スターリングエンジン)を用いて会員に発電仕方を説明する
工藤会長。手作りの装置が分かりやすく製作されているので会員の注目が集まる。


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怖い静電気の実験開始?!  椅子と洋服の摩擦で起きた静電気が
手をつないだ会員の体を通って最後の蛍光灯を点滅させる。一瞬、光る!
まだかな! 電気が届くまでのドキドキ感が伝わってきそう。

「静電気はビリッときていやだけれどこれを活かす方法を考えることも大切です」と
工藤会長から実験を通して会員にメッセージ。

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木炭作り  キッチンペーパーを炭に巻いて木炭に食塩水を
しみ込ませる。一巻きずつ慎重に。そのあとにキッチンペーパーの上にアルミホイルを
木炭に触れないようにしながら巻きつけていく。

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一個の木炭電池で平均約0,8Vの発電を確認する。


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あっ点いた! 目標のイルミネーションランプ点灯に会員同士の木炭電池3個を連結して見事に成功、満足のいく結果でした。

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*お知らせ


昨年12月の行事「クリスマスイルミネーション点灯式」が【みちのく環境だより17号】
ブログで紹介されました。
詳しくは、「東北地方環境事務所のホームページ」をご覧ください」
 
次の活動予定び 1月29日 2月5日、19日 3月5日、19日と続きます。

(3月5日までの課題としては各自、自由工作に取り組み閉講式に発表する予定)

                        (写真 コメント 広報 今井)

2010年12月21日

自然エネルギーの輝きに湧き上がる歓声

仙台市太白少年少女発明クラブ第15回講座 (12月18日)

クリスマスイルミネーション点灯準備および点灯式


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18日夜空に輝いた自然エネルギーによるクリスマスイルミネーション全景s-CIMG2049.jpg

今年度で6回目、最初はわずかな数だったLEDも毎年スケールアップして14000個以上の
輝きに、点灯の瞬間に立ち会った大勢の人々を魅了しました。
                                (写真提供 矢吹育夫氏)


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点灯式の準備風景


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校舎の南側に風力発電機が取り付けられる。高所なので指導員が担当、
イルミネーションの動力として活躍する。なお風車のターワについている羽根は
会員が講座の中で指導を受けながら製作したもの。


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風力発電機とソーラーパネルからイルミネーションまで送電する電線をフェンスに
とりつける会員と関係者、あいにくの寒さと強風の中みんな点灯式までに間に合
うように一生懸命作業に取り組む。

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点灯式名物、トン汁が太白小学校保護者有志の皆さんとクラブ会員保護者の皆さんで
300食準備される。

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数時間にわたる作業ご、最高のごちそうに会員は美味しいトン汁に寒さを忘れる。

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講座の中で製作した「イルミネーションスタンド」も提灯のように青赤緑と色とりどりに輝き、
クリスマスイルミネーションの一員として夜空を彩る。会員の自信作が勢ぞろい。ちなみに
スタンドの材料は使用済みのペットボトルを再利用。

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無事点灯したあとクラッカーで成功の喜びを分かち合う会員。寒さも吹っ飛んだようです。
おめでとう!毎年のことながら、指導員もホット安堵の胸をなでおろした一瞬でもあります。

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お知らせ

クリスマスイルミネーションの点灯は夕方日没から、20時ごろまでで12月26日まで
点灯しております。
自然エネルギーを利用した太白少年少女発明クラブのクリスマスイルミネーション
会員とその関係者の思いが込められております。ぜひ大勢の皆さまにご鑑賞いただけたらと思います

                      (写真 コメント 広報 今井)

2010年12月11日

近づいてきましたワクワク点灯式

仙台市太白少年少女発明クラブ 第14回講座 (12月4日)

初級 イルミネーション文字の製作

中級 イルミネーションスタンドのショーケース製作と風力発電機の点検調整


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製作中に 悩んでいる会員に幾世橋指導員がアドバイス、会員も「ホッ」とする!


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テスト点灯 「クとラ」の文字が出来上がる。うまく取り付けられたか電流を流してみる。
「OK」の言葉に担当班は一安心。


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「ハツメイクラブ」「タイハク」の文字完成。12月18日の点灯式に新しく仲間入りする。 


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初めての経験 講座の中でこんな大きなものを作るのは初めてだ。イルミネーション
スタンドのショーケース だんだん出来てきました、作品が飾られるのももうすぐだね。
期待が膨らむ。

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風力発電機の調整  風車の羽根は今年度の会員が製作した作品が取り付けられている。
イルミネーション点灯の大きな原動力の一つなので点検は念入りに行われる。


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お知らせ
前回もお知らせしましたが点灯式は今年で6回目、使用したLEDも14000個以上になっています。
かなり見応えががあります。

諸事情でお休みしていた会員の皆さんは特に、当日13時から活動ですので温かいコートを着用して
クラブ最大の行事に楽しく参加して下さいね。


         (写真 コメント 広報 今井)

2010年11月30日

クラブ最大の輝くイベント

仙台市太白少年少女発明クラブ 第13回講座・ (11月20日)

クリスマスイルミネーション点灯準備講座 その①

今年も昨年同様10000個以上のイルミネーションが太白小学校の敷地内に点灯します。

準備講座その①


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今年度はメッシュボードに「タイハク ハツメイ」という文字を描いていく。
直線が多いだけに棒状になっているLEDを取り付けて文字を描くのはなかなか
大変な作業だ。それだけに会員も担当の矢内指導員の説明に真剣な表情。

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さあいよいよ作業開始。2文字ずつ班ごとに分かれて担当する。会員同士相談しながら
作品に挑戦。

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こちらは上級半班、クリスマスイルミネーション点灯行事経験済みのため、文字作成班とは
違う作業を担当。まず、前回製作した「イルミネーションスタンド」を飾る棚の製作に
取り掛かる。かなり大きい板だね。どんな作品になるのか、これまた18日の点灯式が楽しみだ。

お知らせ

次回講座は12月4日 クリスマスイルミネーション準備講座その②です。
*クラブOBの皆さん、例年通り温かいトン汁が出ます。12月18日の点灯式には
ぜひ応援に来てください。


                                       (写真 コメント 広報 今井)

2010年11月18日

ペットボトルが美しいスタンドに変身

仙台市太白少年少女発明クラブ  第12回講座 (平成 22年11月6日)

  「イルミネーションスタンドを作ろう 」   担当 奥村清彦専任指導員

「イルミネーションスタンド製作」部品の詳細(奥村専任指導員によるオリジナルセット)

① パッキング材・ペットボトル・台座用プラス皿・乾電池・ストロー他
② 配線板・電池ボックス・LED・マジックテープ他
③ CdS・トランジスター・抵抗器他 
   


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説明に耳を傾けながら これからのスタンド製作に期待が高まる
会員。配られたスチロールのひも7、2m長いのがとても印象的。

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一巻きひと巻き丁寧に 次第にペットボトルの姿が見えなくなってきました。
イルミネーションスタンドのフードカバーが完成しつつあります。先が見えてくるとより
力が入ります。


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はんだごてを巧みに使い スタンドの命、台座の中へ配線図通りにはんだを
つけていく、こつを身につけていないと上手くいかない。やはり経験が大切な技だと実感。

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出来ました! これが台座の中身です。


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さあいよいよ点灯です ケガをしていても頑張った会員もいましたね!
みんなのランプはどんな光を放つかな?赤それとも青、今回は広報も体験製作しているので
今まで以上に楽しみな一瞬です。廊下でテスト点灯見事に全員のランプがともりました。
これらのランプは12月18日のクリスマスイルミネーション点灯式に展示されます。

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お知らせ
次の活動は12月18日に実施される【クリスマスイルミネーション点灯式」の準備講座として

11月20日と12月4日と2回にわたって実施されます。
その時の模様は順次お知らせしていきたいと思います。

*作品展入賞、入選のお知らせ*
*第二十三回みやぎ発明くふう展
・発明協会宮城県支部支部長賞
「発電にトライ」              佐藤宏太
・東北経済産業局長賞
「水ぞくスクリーン」           佐藤圭輔(ジュニア会員)
・宮城県産業技術総合センター所長賞
  「時計がついて便利!安心スケジュールボード」   川端萌日           
・奨励賞
「ロボット・キャリアー」           清藤貴臣
*第十四回みやぎ未来の科学の夢絵画展
・仙台市長賞
「ザ・涼しがさ」              佐藤宏太
・佳作賞
「スーパーきゅうきゅう車」        佐藤圭輔

◎クラブ修了生では
「くふう展」 高野改くん〈宮城県教育委員会教育長賞〉・廣谷優哉くん〈仙台市長賞〉
菅原海斗君〈日本弁理士会会長奨励賞」をそれぞれ受賞

「絵画展」 柴田修太郎くん〈宮城県教育委員会教育長賞〉を受賞。

                                   (写真 コメント 広報 今井)

2010年10月30日

ロボット梵天丸と遊ぼう!

仙台市太白少年少女発明クラブ  第11回講座  (10月16日)

出前特別講座 ロボットで遊ぼう、梵天丸がやってきた!

講師  宮城教育大学 水谷好成 教授 
( 電子工学・生体工学を専門に研究、教育用ロボット「梵天丸」に関する研究や
梵天丸を用いた創造性の教育 応用物理教育を実践されている。 )


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ワクワクドキドキ いつもの道具は一切なくその代わりに、テーブルの上にはパソコンが
準備されている。何が始まるのか興味と期待感が満ちあふれる。


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講座用に準備された教材 左からテキスト、梵天丸、パソコン。

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初めての体験 どの会員もパソコンの入力操作に真剣、水谷先生に指導を受けながらも
マウスを持つ手に力が入る。

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梵天丸が団体演技を! 前進や回転、時間を測れるようになった梵天丸は同一行動が
出来るようになる。会員のみんなも頑張ってパソコンの入力をしたね。

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大満足 前進や回るなど数々の行動が出来るようになった梵天丸を手にして
「また、やりたいな」の声がたくさん聞こえる。

また、水谷先生からは講座の最後に「発想する力は君たちの考える力を作ってくれる。
またお会いした時、一緒に楽しく考えましょう!」と心強いメッセージが会員に贈られる。


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お知らせ

次回講座11月6日【イルミネーションスタンド」の製作】

クラブオリジナルキッドによるとても美しいスタンドです。会員の皆さんお楽しみに!


(なお、この講座は来月のクリスマスイルミネーション点灯に向けての準備講座となります。
合わせてご期待下さい。)

                        (写真 コメント 広報 今井)
                   

2010年10月15日

待ちに待った競技会、熱気がみなぎる

仙台市太白少年少女発明クラブ  第10回講座  (10月2日)

初級  ソーラーカー製作・調整・競技会
中級  Uターンマシン製作・調整・競技会

車の製作、調整、走行、競技まで三回の講座をかけて実施され、今回はその3回目となる。

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マシンの調整

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どうして思い通りに走らないのか何度も考え調整を繰り返す会員。テスト走行で納得
できないところは指導員のアドバイスを参考にしながら再び改良に頑張る。


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思ったほどいい結果が出なかったのでもう一度どこがいけないのか車を分解してチェック、
粘り強いファイトに周りはエールを贈りたい気分だ。

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競技会

初級 ソーラーカーの部
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外の走行条件が整ってないので、ソーラー充電のみで室内で実施。自然エネルギーを
しっかり充電出来たか、車の性能を考えながら上手く調整をしたかどうかで、長距離を曲
がらず美しく走り好結果につながった模様。


Uターンマシンの部

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会員全員で応援する。コースの壁検出スイッチの取り付けやギヤ設定に悩みながら
出場にこぎつける。力作だね!


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お知らせ
次回の活動は10月16日、。

外部から講師の先生をお招きして「ロボット」を取り上げる予定です。


                       (写真 コメント 広報 今井)

2010年09月30日

大切な車がだんだん出来てきました!

仙台市太白少年少女発明クラブ  第9回講座  (9月18日)

初級  ソーラーカー製作
中級  Uターンマシン製作

車の製作、調整、走行、競技まで三回の講座をかけて実施され、今回はその2回目となる。


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ソーラーカー 

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ただいまスイッチの配線作業中、切り替えによって太陽電池、キャパシター、乾電池、
外部電源へ接続する多機能スイッチだ。会員は今後このソーラーカーで楽しく遊んだり学んだり、
多くのことを体験していく自慢の一台となる。

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車の屋根ができてきました。ソーラーパネルがしっかり取り付けられています。
角度もOK!いよいよ完成まじかです。この調子だと次回の競技会が楽しみ。


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Uターンマシン

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車台に車輪を取り付けています。取り付け方の位置や角度に細心の注意を払いながら
無事完了。次は配線の穴を慎重に開けています。ドライバーを持つ手にしっかりと力が
込められる。


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さあ、いよいよセンサーの取り付け作業。どんな形にするか、どんな角度に取り付けるか
どの会員も一番苦心する山場です。次回の競技会をイメージしながら何度も調整を繰り返して
いたのがとても印象的。

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お知らせ
次回の講座は10月2日 ソーラーカーとUターンマシンの完成と競技会ということになります。

16日の講座はロボットを取り上げる予定です。

                                 (写真 コメント 広報 今井)

 

2010年09月15日

待望の車を作って遊ぼう!

仙台市太白少年少女発明クラブ  第8回講座  (9月4日)

初級  ソーラーカー製作
中級  Uターンマシン製作

車の製作、調整、走行、競技まで三回の講座をかけて実施され、今回はその1回目となる。


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ソーラーカー  ( セットされた部品およびテキストはクラブのオリジナル)

製作工程 
①太陽電池の支え台を作る。
②スイッチ、ラグ板など部品に配線をして車体を組み立てる。
③プーリーと車輪の組み立て。〈駆動輪(後輪)および前輪〉、
  太陽電池、乾電池ケースの取り付け。
④走行テスト。

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キャパシター(コンデンサー) (青色)を搭載!
太陽が出ていない時でもそのエネルギーが使えるように貯めて保存しておける優れもの。

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ペンチの使い方を考える 太陽電池の支え台を製作中。錫メッキの
銅線を図形に合わせて曲げるのが難しい!指先を上手く使おうと頑張っている。

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順調に 太陽電池の支え台に銅線やラグ端子を取り付ける、OKだ!


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 Uターンマシン (スイッチやギヤの調整が難しい!)


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Uターンマシンとは
Uの字のコースに沿ってモータで走る自動車のようなもの 

作業の手順 
①Uターンマシンの基本形の製作 
②基本形の改造、壁検出スイッチの取り付けUターン走行を可能にする。
③Uターンマシンレースと高速安定走行のための調整。

〈テキストのみクラブオリジナル)

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自主的活動を支える Uターンマシンの製作説明をした後は会員が
自分で考え作業を進めていく。その行方をサイドから温かく注視する工藤会長、
会員も見守られているから自信を持って積極的にものづくりを進めていく。
         
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難しいけれど充実 タイヤや自在ギヤボックスが取り付けられ、
次第に車体ができてきました。今回の作業はここまで、次回もがんばりましょう


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お知らせ

次回の活動は9月18日、前回と同じく初級はソーラーカーの製作、
中級はUーターンマシンの製作となります。

夏休みを終え、会員はまた元気よく活動に参加しております。
今後も皆さま方の応援をよろしくおねがいします!

                       (写真 コメント 広報 今井)

2010年08月01日

自然を満喫、夏休み野外活動

仙台市太白少年少女発明クラブ   第7回講座 (7月31 日)

活動場所 仙台市秋保町 木の家

活動内容* 集光器でゆで卵をつくる
* かまど作り 火起こし
* とうもろこしをゆでる
* バーベキューを楽しむ

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大自然の中で活動を開始
いつもの屋内活動とは違った雰囲気で、会員も今日の活動に期待している様子。
左端の川中ではクラブ特製の手作り水力発電機を設置中。水の流れが速いので
水車の回転がとても速い。ここでも自然の力を知る。


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太陽光の力を知る。
集光器を作り砂利のなかに埋めて、ゆで卵の出来上がりを待つ。
ちなみに今回の集光器はアルミのボールにアルミホイルを巻き、黒い紙で包んだ卵を
入れてラップでふたをしたもの。やはり強力な太陽の光がほしいところ。
会員は前回の学習を生かして角度を太陽に合わせて設置しているのはさすがだ!

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かまどつくり、 指導員のアドバイスのもと、どうしたらうまく着火するか考えながら
種火用の薪を組む。

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仲間と力を合わせて。
炎がしっかり出てきましたね、無事に着火です。次は大鍋に水を入れて湯沸かし、
会員は一つ一つ作業をこなしていきます。
いつの間にかチームワークもがっちりと活動を楽しんでいます。

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勇気をだして!
沸騰したお湯の中にむきたてのトウモロコシを入れていきます。トウモロコシを入れた後、
お湯はねを避けるため後ろへ飛び去ることも忘れない。軽快な動作!
保護者の方のサポートする視線も心強い。

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楽しみにしていたその時が
牛肉と豚肉のステーキ、見たこともないような太くておおきなソーセージ、
野外活動ならではのだいご味です。

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どれにしようかな
野菜は全部、西多賀在住の生産者の方から提供を受けたもので採れたてです。
あまりのおいしさに参加者全員ガブリ!

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多くの方々の応援を受けて最高の笑顔

新鮮な野菜を提供して下さった皆さま、現場で焼き肉に携わってくださった若者の皆さま、保護者の皆さま、今年も楽しい活動を実施することができました。ご協力ほんとうにありがとうございました。

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お知らせ

次回講座は9月4日実施となります。

【8月は3回の工作相談室を開催ということになります。(事務局よりお知らせ済み)】

全国的に暑い日が続き、熱中症にかかる方々が増えています。ここをご覧いただいた皆様も
ぜひ暑さ対策をされてこの猛暑を乗り切られますように。


2010080601000242.-.-.CI0002[1].jpg仙台七夕祭り(8月6日~8日)

会員の皆さんもまた元気で九月にお会いしましょう!          (写真・コメント 広報  今井)

2010年07月30日

これで太陽エネルギーを集めよう!

仙台市太白少年少女発明クラブ 第6回講座  (平成22年7月17日)

初・中級  集光器の製作と太陽熱を集める実験   担当 奥村清彦専任指導員


実験   ・集光器で集めた太陽熱で水の温度が上昇する状態を観察。
観察結果 ・水温の変化をグラフにして太陽熱の力を知る。(詳細グラフ裏面に掲載)
材料 ・朝顔形反射鏡―アルミホイル
   ・反射鏡―厚紙
   ・水溶器―紙コップ白黒各1個


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反射鏡を製作中。アルミホイルを型紙通りに慎重にカットしています。

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↑カットした反射鏡はセロテープで朝顔形に丸めてテープで止め形を整えていきます。
角度も集光に大きく影響してきます。

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集光器完成です。どんな力を発揮してくれるでしょうか。

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そのまま照っていてね!
今日の集光器による温度の変化をみる実験は何と言っても太陽が主役、
それだけに雲の存在が気になります。


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集光器にセットされた水入り黒のコップに温度計を入れて変化を観察。
どんな結果が出るか待ち遠しい一瞬。


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実験したあとは結果を確認して今日の講座のまとめをします。
手作り集光器で変化した温度差に会員は太陽熱の大きな力を改めて認識したようです。
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太陽熱集光の効果実験結果 (測定24名)      2010.7.17
水の量 70 ml、

天候:  実験開始10分後ぐらいから曇りがち。
温度変化 : 平均すると初めの10分ぐらいで6度上昇
特記事項 : 反射鏡の角度や温度計の目盛りの読み方で温度に差が出ている。
(データー提供  奥村専任指導員)
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                   (写真 コメント 広報 今井)

2010年07月16日

風車の羽根の性能測定と水力発電機にチャレンジ!

仙台市太白少年少女発明クラブ 第5回講座  (平成22年7月3日)


初級 風力発電機・風車の羽根の性能測定と調整  担当 奥村清彦専任指導員・佐々木三郎指導員

中級 水力発電機の製作                 担当 矢内信義指導員

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風車の羽根の測定(初級)


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見本の羽根を回して形状をスクリーンに映し出す。バランス良く回り美しい。角度も大きな
ポイントということがわかる。

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風車の羽根の性能測定風景
向かって左側の送風装置で羽根の発電電力を測定、中央で羽根の角度が何度か測定する、
お隣のパソコンで角度のデーターを入力する。

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発電電力は20度~30度の角度の羽根に好結果が出ていた。
会員の製作した風車の羽根は年末のクリスマスイルミネーション点灯のときに
自然エネルギー利用の一員として再び活躍する予定です。
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水力発電機製作(中級)

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水車本体の製作。丸いお盆を加工して中心より8等分の印を付け、水流を受ける8個の
パケットが正確に取り付けられるように準備する。


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パケットの角度を調整する板を取り付けるために、電動ドリルの扱い方を教わる。
危険な工具だけにかなり緊張、でも果敢にチャレンジする。


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水車完成!          
 
             製作のあらまし

★①水車本体、丸いお盆を加工して中心より8等分の印を付ける。

★②水流を受けるバケット、製氷皿をカット(8個)してサンドペーパーで整形。

★③パケットにドリルで角度調整板を取り付け、水車本体に取り付けやすくする。

★④後ろに以前の講座で製作した発電機を取り付け配線する。

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お知らせ

7月17日  太陽熱利用 集光器の製作ほか
7月31日  太陽熱利用工作と実験(ソーラークッキングほか)
       夏休み行事、野外活動(秋保)が予定されております。

                               (写真・コメント 広報 今井)
       

2010年06月30日

風車の羽根と重力蓄電装置にチャレンジ

仙台市太白少年少女発明クラブ
第4回講座        (平成22年6月19日)


初級 風力発電機・風車の羽根製作 担当 奥村清彦専任指導員

中級 エネルギー変換工作・実験その1 担当 矢内信義指導員

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初級 アルミの羽根はたくさんの工具を使って慎重に製作

材  料 ・アルミニウム版・軸(中継ビス)・平ワッシャー・スプリングワッシャー
      ・ナット・ビニールチューブ他

使用工具 ・ボール盤・センターポンチ・ドライバー・ラジオペンチ・ドライバー
       ・キリ・ニッパー・サンドペーパー定規

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大きな金切りバサミで羽根の形にカットする。初めて使う工具であり、羽根の材料が
アルミニウムなのでとても柔らかいこともあり慎重に扱う。

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カットした羽根はボール盤で中心部に穴をあける。これも会員にとって初めての作業、
ただ危険な作業だけに担当指導員が細かい指導を行う

羽根.jpg
四枚羽根完成!次回送風機に取り付けて羽根が上手く回るかテスト、さらにどれくらい
発電するのか性能もチェックする予定です。


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中級  重力蓄電実験装置と重力蓄電器が完成しました。

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モーターに取り付けて、おもりを上げたり降ろしたりする滑車の部分を製作中、
作り方のコツを会員に説明する矢内指導員。ポイントの部分だけに会員も思わず身を乗り出す。

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重力蓄電装置が完成しました。


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お知らせ

次回の活動は7月3です。

初級  羽根の性能の調整や電力測定。
中級  水力発電装置製作を予定しております。

                             (写真 コメント 広報今井)
 
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2010年06月18日

自分たちの手で発電機や蓄電装置を作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ
 第3回講座 (実施 6月5日)

初級  手回し発電機の製作  担当 奥村清彦専任指導員
中級  エネルギー交換器    担当 矢内信義指導員


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モーターを手で回すと発電することを体験。   

(初級)

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講座に使用されるクラブオリジナルのテキスト。担当の指導員が講座ごとに作成して会員に配布。
(左)中級用(右)初級用


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前回取り上げたモーターの回る原理を復習しながら発電機について講義する奥村専任指導員。


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習ったコツを思い出して 慎重にはんだづけをしながら発電機の配線をする。すごい
集中力だね。

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完成した手回し発電機、はんだづけもしっかり出来ました。

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おもりでも電気をためることが出来ることを学習。 

(中級)

重力蓄電実験装置と重力蓄電器の2点を製作したのち、
【発電機で発電⇒おもりの持ちあがり⇒おもりの落下による発電】の実験をする。

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限られた時間の中で  手際良く道具を使いながらものづくりの楽しさを味わっている継続会員。
出来上がりが期待できそう。

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でも、わからない時は担当の矢内指導員の指導を受けて理解を深める!
会員は壁にぶつかっても、いつだって安心して講座を受けることができる。


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お知らせ

*中級の作品はまだ未完成につき次の講座でご紹介となります。

*次の活動日は6月19日  自然エネルギーの学習の一環として初級は風力による
発電を取り上げ学習の中で要となる「風車の羽根の製作」です。
ご紹介は7月初旬を予定しております。

                             (写真 コメント 広報 今井)


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2010年05月31日

モーターを作ろう

仙台市太白少年少女発明クラブ
 第2回講座
 (実施 5月29日)

初級  クリップモーターの製作 担当 奥村清彦専任指導員
中級  直流モーターの製作   担当 矢内信義指導員

モーターと発電機原理の体験学習
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クリップモーター の製作      回る原理も学習しました(初級)

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紙やすりでエナメル線のエナメルをはがしている、電流を通す大事な作業、
初めての経験に真剣そのものです。

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講座担当の奥村専任指導員による解説で、どうしてコイルが回るのかを学習する。
エナメル線のエナメルをはがすのがポイントだね。ローレンツ力についても学びました。
詳しくは配布したテキストに書いてあるので復習しておこう。

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新会員が初めて挑戦したクリップモーターの完成作品。ナメル線の巻き方とクリップを
台板に取り付けるのが難しかったようです。


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直流モーターの製作   ロータのコイル巻きが成功のカギ(上級)

ロータ.jpg

エナメル線を300回も部品のロータに巻いている、根気よく丁寧に仕上げているのは
さすがだ。
今回の準備された部品は手作り品が多く、
のせいかものづくりへの期待が一段と高まった模様です。

コイル巻き.jpg

直流モーターが完成!
会員はコイル巻きやロータ、ステータの部品組み立てなど、難しいところは指導員や
サポーターの方に相談しながら完成をめざす。ついに出来ました!ロータが勢いよく
回わる。迫力ある出来具合に見学にきた新会員も驚く。先輩会員の一つひとつの経験
が生きているね。

お知らせ

次の活動日は6月19日です。

自然エネルギーの学習の一環として【風車の羽根】づくりをします。

s-IMG_9055.jpg

挨拶を交わしてから講座がスタートします。大切にしたいルールです。

                                          (写真 コメント 広報 今井)

2010年05月28日

平成22年度のクラブ活動がスタート!

仙台市太白少年少女発明クラブ  
                      

開講式と第1回講座(5月8日)*開講式 AM10:00-太白小学校体育館

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   ◆ 第一部 開講式 ◆平成二十二年度クラブ活動、市内十七の小中学校より三十名が入会
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入講式プログラム
開会宣言   元副会長 山城 巌
式辞      会長  工藤治夫
祝辞  仙台市立太白小学校 校長 
副会長 齋藤俊子
会長より活動計画説明と会員バッジの授与 
会員としての約束ごとについて 
専任指導員 奥村清彦
指導員 企画員の紹介
記念撮影

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
平成十六年一月に発足以来、今年度で7期目を迎えた「仙台市立太白少年少女
発明クラブ」、創設当初から【自然エネルギーを創出する技術の発明と工夫】をク
ラブテーマに掲げて活動、全国の少年少女発明クラブから注目される存在になっ
てきております。
平成二十二年度も新会員二十名を迎え総勢三十名でクラブ活動がスタートしました。
 開講式では、クラブ創設者であり代表である工藤治夫会長より「活動を通じてみな
さんの考えて物を作り出す創造の力を伸ばし、発明工夫展など全国大会にも積極的
にチャレンジしていきましょう」と会員へ期待する言葉が贈くられ、
また、齋藤俊子太白小校長からは「他人とたくさん交流することでさまざまな気づきが
あるでしょう、活動をしっかり楽しんで下さい」と祝辞をいただきました。

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「失敗を恐れず一つひとつの積み重ねを大事にしてください」
と工藤治夫クラブ会長より会員へメッセージ


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真剣な面持ちで式に臨む会員のみなさん。これからどんな発見や出会いがあるでしょうか。
指導員、スタッフ、クラブ関係者全員がこれからの成長を楽しみにしています。

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   ◆ 第二部 第一回講座 
内容 初級 工具の正しい使い方・ペンチ、はんだごて。イニシャルの製作。中級 立体的針金工作

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はんだごての使い方、人体実験(?)を交えながら説明、これなら新会員も素早く
理解できそう。


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初めてのはんだごてを手にして、勇気を出して使ってみる。ガンバレ!

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初めてのイニシャル製作、カーブのつけ方に苦心した大作です。

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お知らせ

次の活動は5月29日
初級:クリップモーターの製作   中級:モーターの製作です。

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今年度も昨年同様、クラブの活動をここでご紹介していく予定です。
大勢の皆さまに支援をしていただきたくどうぞよろしくお願いします。

                                           (広報 今井)

2010年03月31日

平成21年度最後の活動

仙台市太白少年少女発明クラブ

閉講式 &  第22回講座(最終講座)  平成22年3月13日

第一部   22回講座、アイディア自由工作発表会(13:00~14:45)
       モーターを使った自由工作課題の作品を会場に展示 して、各自製作の
       意図やアイディアを発表

第二部 第六期・閉講式(15:00~16:00)   会長 挨拶 修了証書授与 記念撮影他

             ☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆

           自由工作発表   楽しいアイディアがいっぱい

               ☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆

*発表された作品の一部をご紹介

糸巻き機
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おばあちゃんが編み物をするので、楽に糸巻きができないか【考えたことが製作のきっかけ。
家族を思い応援するぬくもりのある作品。

ちょうちょさんの気球広場
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 モーターで雲とちょうちょと青い玉入れの箱が回る。減速調整にとても苦心している。
回転する青いケースにボールを入れて遊ぶこともできる。

机の上のお掃除ロボット
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ギアボックスをモーターで回転させ動かす。一昨年作った作品をもとに改良して性能アップ。
机の消しゴムかすをきれいに掃除したいと考えたことから思いつく。


坂道コロコロ貯金箱
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 キャタピラでお金を上に持ち上げて坂道を転がし、お金の大きさと同じ穴の中へ落とす。
ちなみに左側の一番大きな穴に500円玉が落ちる。

トリプルゲーム
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輪ゴム鉄砲、ビー玉ころがし、ルーレットと三種類のゲームができる贅沢なゲーム機。

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自由工作発表作品と説明


1 トリプルゲーム
輪ゴム鉄砲、ビー玉ころがし、ルーレットと三種類のゲームができる贅沢なゲーム機。

2 ちょうちょさんの気球   
モーターで雲とちょうちょと青い玉入れの箱が回る。減速調整にとても苦心している。

3 糸巻き機        
 おばあちゃんが編み物をするので、それがきっかけ、家族を応援するぬくもりのある作品。

4 ジュース運びロボット  
 コップを置くと前進、再び置くとバックして元に戻る、もっと速く動くように改良を計画。

5 風力でゴ- 
水陸両用車、タイヤ取り付けや重さの調整が難しかったがさらに性能のアップに挑戦、意欲的。

6 いろんな町     
クラフトで作られた町。屋根にはソーラーパネルが装備されクラブで学習したエコにも配慮。

7 船            
発砲スチロールの船体にアルミのプロペラをつけ風の力で浮かせる、まだ調整中。 

8 くるりん貯金箱     
お金を入れると電気が流れてモーターが回転、お金が下に落ちる仕組み、通電が難しかった。

9 机の上のお掃除ロボット 
ギアボックスをモーターで回転させ動かす。一昨年作った作品をもとに改良して性能アップ。

10 モーター振動で動くラジコン 
奥村先生の作品を自分も作ってみたいと思い先生と父に相談、後ろにも動くようにしたい。

11 モーターで回転やじろべえ 
本をみて思いついた。モーターをペットボトルに取り付けるところが大変だった。

12 風車小屋         
モーターで6枚の羽根が回り風を送る。夏休みの自由工作で出来なかったので再度挑戦。

13 まさきー号
おもちゃから苦心してプロペラをはがし手活用、モーターで回して風で水上を走らせる。

14 坂道コロコロ貯金箱   
 キャタピラでお金を上に持ち上げて坂道を転がし、お金の大きさと同じ穴の中へ落とす。

15 ビーズ回転機       
ビーズを回したら綺麗だと思いお父さんお母さんに相談して作る。中板の取り付けに苦心する。

16 水車ボート 
欲しい材料が売っていなかったので発砲スチロールにプラを工夫。今後太陽電池も付けたい

17 永久ゴマ         
モーターとコマに磁石を付けて引き合う力を利用してコマを回す。今後振動を少なくしたい。

18 春のくるくる
輪ゴム、CDケース、ペットボトなど身近にあるもので美しく回転する装置を家 族と考え製作。

19 風の力で動く船     
プロペラの台はカセットテープケースを利用、風をたくさん受けるように羽根の角度を考えた。

20 サッカーマン      
 サッカーが好きなので左右,前方に動きサッカーをするロボットを作りたかった。配線が大変。

21 クリーニングクローバー 
 前のポンポンで静電気を起こし後ろの雑巾で掃除をする車。お掃除が大変なお母さんの要望で。

22 輪ゴムダーツ
悩んでインターネットで調べた。モーターとプーリーの先をかみ合わせるところが大変だった。

23 難しいサッカープレイ機 
 ビー玉の転がる方向と反対に板を回転させて遊ぶ。くるくる回るものからヒントを得る。


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総評                    奥村清彦専任指導員


思いがけないほどの豊かな発想   
自由工作課題は、年度の最後に、会員に一年間の活動の学習成果を発揮してもらうものです。課題は「モーターと電池を使って何か動くものを作る」です。
全てを与えられた材料と指示された方法で学習することが多い日常から、全く自由といわれて戸惑った人も多かったと思います。会員の中にはなかなかアイディアが出てこなくて、作品完成まで行きつかなかった人もいるようでしたが、閉講式会場での発表会には23名もの作品が集まりました。
本を読んだり、家族や指導員に相談したり手を借りたりしながらも、自分なりのアイディアを見出し、材料を探し、工作方法を考えて作った作品はどれも大変ユニークで、どれもこれも課題を出したときには思ってもみなかった発想の作品が出来上がりました。
自分の作品についてみんなの前での発表会では工夫したところ、苦心したところをそれぞれに話をすることもできました。この経験が今後に必ず役立つことと思いますし、大きな自信にもなったと思います。
これらの作品の完成度を高めて夏休みの作品展などに提出できるように頑張ってもらえればたいへんうれしいことです。

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      ーーーーーーーーー 閉講式 ーーーーーーーーー


工藤治夫会長   会員へ贈るメッセージ


・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・
 

  自由工作は自分の考えがなかなかまとまらず、辛い時も
あったでしょう。でもあきらめないでやり続ける、その中から
新しい発想が生まれ、みんなの知恵が大きく育っていきます。
他人から言われたものではなく自分で調べ、考えたことが価値あることなのです。
 今日、発表までこぎつけた努力は本当に素晴らしい。これからも失敗を恐れず、
もっともっと良くなることを目ざして、「ものづくり」に挑戦して下さい。」
と会員への思いを伝えられる。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。、・。・。・。・。・。・。   

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保護者の方々や指導員の見守る中、工藤会長から一人ひとりに講座の修了証書が
手渡される。
「一年間一生懸命がんばったね!」の言葉に会員も笑顔でうなづく。


・。・。・。・。・。・。・。・。・・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

★ お知らせ ★

平成22年度の活動は5月8日からスタートを予定しております。
従いまして新年度の活動報告は平成22年5月中旬~下旬になります。

新年度も【仙台市太白少年少女発明クラブ】のご支援、ご指導をいただきたく
どうぞよろしくお願いします。


                 (写真 コメント 広報 今井)

2010年03月10日

自由工作ただいま製作中

仙台市太白少年少女発明クラブ  第21回講座  (3月6日実施)

 講座の指定材料(モーター2個、電池ボックス、乾電池、電線2色)と作品に応じて各自追加した材料で
オリジナル作品を作る。テーマは特に設けず会員が考えたことや調べたりして、作りたいと思う作品を自由に製作。完成した作品は3月13日の閉講式に展示され、会員自ら作品の製作意図やポイントを説明する。


発表がとても楽しみです!    みんなのアイディア工作

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作途中につき今回は取材者のコメントだけを一部ご紹介します。
完成作品の写真はは次回アップとなりますのでそれまお待ちください。
楽しい作品がいっぱいです。
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*2ℓのペットボトルが主役のようだね。何に変身するのかな。
*はんだづけが多いね。ソーラーパネルがあるのでソーラーカーかな。
*ゼリーのカップと豆腐のパックが回っているね。メリーゴーランドかな、楽しそう!
*黄色い毛糸が手前に見えるね。作品と大きな関係がありそうだ。
*あれ~逆さにしてもコマが回っているよ。次回に謎が解けるね。
*車体の先に歯ブラシがたくさん付いているね。振動を利用するのかな。実用的な感じがする。
*ホットボンドを使って製作中。車かな、配線がずいぶん込み入っているね。

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気合いの入った製作風景

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その他 お知らせs-IMG_8836.jpg


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2月25日少年少女発明クラブの会議に出席の工藤会長、第六十八回全日本学生児童
くふう展にも赴く。下の写真は入選したクラブ会員の作品【ペットボトルホン】を手にして
積極的に挑戦した気持ちを高く評価。

【会員の出品コメント】ペットボトルや磁石など身近にあるもので
ヘッドホーンを作りたいと思い挑戦してみました。ホルマル線と磁石の磁力、ペット
ボトルの膨らみで音を伝えます。家にあった棒磁石と片側10mずつのホルマルセン
では音が出ず、10mずつ線を足し、磁石の強いボタン型磁石に変えたところ音が小
さく聞こえました。ペットボトルをカットしてドライヤーでフイルム部分を縮めるのに苦
労しましたが、牛乳パックや毛糸などでお金をかけずに作れたのがよかったです。
  
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*次回の活動は3月13日、今年度最後の活動及び閉講式となります。
会員の皆さんは自由工作の展示がありますので時間は余裕を見てきてください。
まだまだ寒い日が続きますが健康に気をつけて最後は笑顔で締めくくりましょう。
OBの皆さんも時間があればぜひ後輩の作品を見学に来てください。

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場所 仙台市立太白小学校体育館(上履き持参)

内容 自由工作作品発表会 13:30~14:45
    閉講式           15:00~16:00


      (写真 コメント 広報 今井)

2010年02月28日

災害のとき威力を発揮するね!

仙台市太白少年少女発明クラブ  第20回講座 (平成22年2月20日)

電池がなくても聞こえるゲルマニウムラジオを作ろう 担当 庄子 幸一指導員

ゲルマニュウムラジオの特徴

音は小さいけれど電池などを使わず、電波のエネルギーだけでラジオを聞くことが
できます。

(主な材料 ・ゲルマニュウムダイオード
 ・ホルマル線・クリスタルイヤホン
 ・ターミナル・抵抗器・ラグ版・ダイヤル)


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講座担当の庄子幸一指導員 「オルマル線は細くてキレやすいので巻くときは十分
注意してほしい」とゲルマニュウムラジオを作る時の重要ポイントを会員に伝える。

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会員専用に準備されたオリジナルの材料セット。

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扱いが難しい 0,3mm径で10mのホルマル線は気を抜くとすぐ混線してしまうので
慎重にケースに巻いていく。一巻きひとまき、実に根気よく丁寧だ。


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ラグ版にゲルマニュウムと抵抗器にはんだづけをすることができました。難しかったけれど
ラジオの完成も間近です。

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ただ今テスト中 製作したラジをしっかり握りしめてイヤホンから聞こえる音に耳を澄ます。
結果はどうだったのかな? この後とてもいい笑顔が出ました。成功だね

・。・。・。・。・。・。・。・・。・。・。・。・。・。。。。・・。・。・。。。。。・・・・・・。。。。。。・・・・。。。。・・・・・。。
お知らせ

前回もお知らせしましたが第六十八回全日本学生児童くふう展に出品した
太白少年少女発明クラブ会員の作品【ペットボトルホン】が見事入選しましたので
工藤会長はじめ4名が全国会議のあとで視察に行ってきました。
さすがに工夫展、全国から会場を訪れる方々をうならせる秀作ぞろいばかりでした。

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2月25日少年少女発明クラブの会議に出席の工藤会長、三越日本橋店の特設展
示会場で会員の作品を手に取り挑戦した気持ちを高く評価。そしてにっこり!

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*次回の活動*
3月6日 オリジナル工作の完成

3月13日 閉講式 、オリジナル工作の作品発表会

                                
                                  (写真 コメント 広報 今井)

2010年02月06日

会員のみなさんへ

仙台市太白少年少女発明クラブ、本日(2月6日)第20回講座[アイディア工作」は
大雪のため急きょ中止となりました。残念ですね。

なお、次の活動は2月20日の「鉱石ラジオ」製作ですが、「アイディア工作」に
ついては先日送付した材料をもとにどんな作品を作るか、各自考えをまとめたり、
可能であれば製作を進めておいてほしいと奥村専任指導員から指示がありました。

また20日、[アイディア製作」について相談したいことがあれば講座が始まる前の
12時半から13時半ぐらいまで指導員が待機していますので
ぜひ申し出てくださいとのことです。
書いた設計図や作品は途中でも忘れずに持参してくださいね。

寒いのでくれぐれも風邪を引かないように予防はしっかりやって、また、元気にお会いしましょう。

ゆきだるま.jpg


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☆お知らせ

先日第22回みやぎ発明くふう展・第13回未来の化学の夢絵画展で
NHK仙台放送局長賞 (ペットボトル・ホン)を受賞した仙台太白少年少女発明クラブの
会員の作品が全国展で入選しました。詳しいことは後日追ってお知らせします。

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出品作品のペットボトルホン

                                                広報  今井

2010年01月31日

実験はやっぱり楽しいね!

仙台市太白少年少女発明クラブ


第19回講座  色が変わるいろいろな化学実験
  1月23日 担当  長谷川俊一 指導員

第一部  ろ紙に色をつけて絵をかこう! (考察:どのようにしたらきれいな絵がかけるか)
第二部  インジゴカルミンの変色をみよう!(考察:ペットボトルの液体はどうなったか)
第三部  ベンハムのコマの変色をみよう!(考察:コマの模様や色はコマを回す前後でどうなったか)

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長谷川、ほか指導員.jpg

試験管に薬品を入れて今日の実験について説明をする担当の長谷川俊一指導員。
実験の手順はもとより用具や薬品の扱い方、始末の仕方についても詳しい指導が
おこなわれる。

s-庄子先生撮影.jpg

講座の開始前に指導陣総出でペンハムのコマの台作り。材料は使用済みのCDと
ビー玉。会員も心配顔?で見守る。?

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第 一部*ペーパークロマトグラフィ

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エタノール液をスポイトで吸い取り、ろ紙の上に慎重に垂らす。描いた点の中心に
落とすことが美しい絵を描くポイントになる。手が動いて思い通りにはできないので
空いているもう片方の手で押さえながらおこなう。

ろ紙の絵完成.jpg

時間がたつと美しい朝顔が現れる。なかなかの芸術作品。どの会員も大満足の様子です。
最後には、あちらこちらにたくさんの朝顔が咲きました。


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第二部*インジゴカルミンの変色

変化シグナルカラー.jpg

水酸化ナトリユムにぶどう糖を加えた水溶液は時間の経過とともにシグナルカラーに変色する。

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第三部*ペンハムのコマの変色

コマ作り風景.jpg


コマの台紙を切り抜きCDのコマ台に張り合わせる。コマを回すと色が変わるベンハム
のコマと大王のコマ、完成後に回してみると黒い部分は青みがかって見えました。
会員も自分だけの目の錯覚に何度も首をかしげながら、コマを回して実験を楽しみました。

二つのコマ.jpg

 左、大王のコマ。右、ベンハムのコマ。 
ちなみに回転しているところをデジタルカメラで撮影しましたが、カメラの眼は錯覚は
しないようで黒に写りました。

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☆お知らせ

これからの活動予定    2月 6日   アイディア工作(モーターや電池を用いるなど一部条件付き)

                 2月20日   鉱石ラジオの製作

                 3月 6日   アイディア工作の続き

                 3月13日    アイディア工作の発表    閉講式

今回もご覧いただきましてありがとうございました。
今年度の活動も残すところわずかとなりました。会員は「アイディア工作」に向けていろいろ頭をひねっております。成果は追ってご紹介したいと思います。引き続きご支援よろしくお願いいたします。
(写真 コメント 広報 今井)

2010年01月23日

静電気を起こしてみよう

仙台市太白少年少女発明クラブ

第18回講座   1月9日 実施
                            担当  工藤治夫会長

電気の不思議を探る
「静電気はどのようにして起きるのか」
磁石やコイルなどを用いていくつかの実験をしながら静電気が発電する原理を学習する。

☆テキストより

静電気はどのようにして起きるのか?

【原子の世界の電子の移動による】

・接触帯電  ・摩擦帯電  ・はく離帯電  ・衝突帯電
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☆実験

*磁石とコイルで発電
*人間電気リレーで蛍光灯を点灯
*静電気ー自己発電
*電気クラゲの製作


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# 磁石とコイルで発電実験

磁石と解説.jpg

会員は実験の前にまずテキストをよく読んで内容を確認してから実験に取り組む。
今、コイルに電流を流すと方位計の針がどうなるか確認しているところ。


磁石とコイル検針.jpg

今度は巻いたコイルの輪の中に磁石を差し込んでみる実験。
検流計の針は動きました。会員の表情もぱっと輝く。
発電していることを知る。同時に家庭や工場で使われている電気も交流発電機で
この原理が使われていることを学ぶ。

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# 人間発電機


静電気の椅子.jpg

化繊張りの椅子のシートをお尻でこすり、電気が発生するかを実験、
初めての体験に希望者が大勢でる。衣類や力などで差はあるものの最高1万Vを計測。
なんだか雷様みたいだね!


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# 人間電気リレー
人間電気リレー.jpg

静電気を起こした会員と次々に手をつなぎブラックボックスの中の蛍光灯に触れて点灯させる実験。
ほんの一瞬だったけれど確かに電気が起きて光りました。
どの会員も未知の体験にわくわくしている様子、クラブの活動も楽しんでやっているみたいだ。

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# 電気クラゲの製作
電気クラゲ.jpg


発泡スチロールの棒とビニールひもを使用。こするとお互いに反発しあって、棒を操ると
ビニールひもはまるでクラゲが空中を飛んでいるように見えました。今日の講座の中で会場中が
盛り上がり一番楽しんだ実験だったようです。


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♪お知らせ   次回の活動は1月23日です

今回に続いてまた実験となります。化学薬品を用いて作品も作る予定でおります。
1月末ごろまでには会員の活動の様子と美しい作品をご紹介したいと思います。
また、ご覧いただけましたら幸いです。


           (写真 コメント 広報 今井  )

2009年12月20日

いよいよ手作りのイルミネーション、デビュー

仙台市太白少年少女発明クラブ   第16回講座  11月28日実施

 *クリスマスイルミネーション点灯準備講座 その③

12月12日の点灯式に向け、今回で三回目の準備講座となります。次回の活動日が
イルミネーション点灯の本番ということで各班ともイルミネーションボードの完成を目指しました。
製作の後はイルミネーションがどのような仕組みによって点灯するか学習しました。

s-IMG_8599.jpg

工藤治夫会長のイルミネーション解説図によって会員はイルミネーションの仕組みを
理解しながら一つ一つ作業ををこなしていく。ものづくりの活動は解説図やテキストがあると
言葉だけの説明よりも何倍も楽しみながら取り組んでいける模様。
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 第17回講座  12月12日実施  

*クリスマスイルミネーション点灯、公開


☆さあ点灯の準備開始☆

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指導員の指示に従ってLEDの最終チェックをする。作品が輝くか大切な作業。

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イルミネーションの動力源となるソーラーパネルと、後方は屋根の上に設置された風力発電機。
風を受ける羽根は講座の中で会員が製作したものです。


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みんなで力を合わせ、LEDや送電線の取り付け、線を分断しないように慎重に作業を行う。


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ああ美味しい!トン汁で舌鼓を打ちながら日暮れを待つ。太白小学校有志の方々や
会員の保護者の皆さんが今日の日ために300食も準備してくれました。温かい応援に感謝です。


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響く太鼓の音、太白小学校有志のみなさんの力強い演奏のリズムに乗ってカウントダウン。

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はやる気持ちを抑えて、テープカット,はたして、、、息をのむ一瞬!


☆☆

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色とりどりLED12000個がついに太白山のふもとに輝きました! 


                                     ▲ここ今年度追加された作品                      (撮影 奥村清彦 専任指導員)

平成21年度のイルミネーションは12月12日~12月27日、17時~21時ぐらいまで点灯している予定です。)

設置場所は仙台市立太白小学校敷地内です。
チャンスがありましたら是非会員の作品をご覧いただいて感想などを事務局に
お寄せいただければ今後の活動の励みになります.(TEL022-245-3474 FAX 245-2485)
どうぞよろしくお願いします。

(ただ、自然エネルギーを動力源としていることもあり点灯時間は天候により多少
変動があります。ご了承ください。)


お知らせ 

次回の活動は平成22年1月9日を予定しております。

講座内容は静電気について。実験を通して電気のさまざまな性質を探っていきます。

                          (写真 コメント 広報 今井)

2009年11月27日

着々と進むイルミネーション点灯準備

仙台市太白少年少女発明クラブ
   第15回講座  11月14日実施

*クリスマスイルミネーション点灯準備講座 その②

第15回講座  11月14日実施   *クリスマスイルミネーション点灯準備講座 その②


イルミネーションメッシュボードの製作  担当  佐々木三郎指導員
12月12日の点灯式に向け、10月28日(前回の講座)に各班で話し合い決定をした
デザインをもとにしながら、発光ダイオードをメッシュボードに取り付けていく。
班ごとにまとめる役、サポートする役と役割はそれぞれ違っても一つの作品の完成
をめざして細かい作業にしっかりと取り組んでいく。


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ナイスチームワーク!  点灯式を目指して製作は着々と進む

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製作風景

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高いところは椅子に乗って積極的に製作、作品のスピードもグーンとアップ。
LEDの色を選び差し込む係りとそれを後ろで止める係りのチームワーク素晴らしい。


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一つひとつLEDを丁寧に取り付ける。まだ全体像は見えていないが会員の手は
止まらない。前回画いたデザイン画を頼りに黙々と作業。

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LEDの色や形のでき具合をチェックして全体をまとめる役、取り付けをサポートする役と
しっかりと班全体で力を合わせて作品の完成を目指している。

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前回ご紹介した四葉のクローバー、デザインが通りにメッシュボードにLEDが取り付けられていく。
12月12日の点灯式にどんな輝きをするか楽しみだ。

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おしらせ

①次回の活動は11月28日です。今回と同じように12月12日のクリスマスイルミネーション
の点灯式に向けた準備作業が行われます。
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②去る11月18日、(社)発明協会 宮城県支部主催による
・第二十二回みやぎ発明くふう展 ・第十三回未来の化学の夢絵画展
受賞者の表彰式(会場 ホテル白萩)が催され当クラブからも大勢の会員が出席しました

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。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

夏休み中に悩んだり迷った末に出来上がった作品、頭をひねりながら積極的に取り組んだ
分だけ素晴らしい結果となりました。受賞者の晴々とした姿に次の躍動するネネルギーを
感じました。来年は未挑戦の皆さんもそれぞれの創意工夫をぜひ形にしてほしいと願いな
がら会場を後にしました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
                                 (写真 コメント 広報 今井)

2009年11月13日

イルミネーションのデザインが始まりました

仙台市太白少年少女発明クラブ
   第14回講座  10月31日実施

*クリスマスイルミネーション点灯準備 その①


イルミネーション点灯式までの概要について説明担当 工藤治夫会長
イルミネーションの製作        担当  佐々木三郎指導員
12月12日の点灯式に向け、3回の講座を準備期間にあて、イルミネーションの作品を
完成させていく。
1回目の講座では班ごとに分かれ、メッシュボードに取り付ける発光ダイオードの
デザインを決定する。


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今回は班活動、みんなで知恵を出し合って決めよう!

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     熱気あふれる班ごとのデザイン風景
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頭を寄せ合って自分の意見をぶつけていく。宇宙がメインテーマになる。
グループ活動ならではの風景。でもすぐにはまとまらない。制限時間が近づくと
班長代理役が頑張って話し合いをリードする。みんな予防マスクをかけながらがんばる。


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「クリスマスにふさわしいデザインがいいね」 ほかのグループと違ったデザインにしたい!」
自分の意見を述べながらも、他人の意見も大切にしていく。リースの中に発明クラブの
シンボルマークを入れる案にまとまる。静かな話し合いの中にもイルミネーションに寄せる
期待が感じられる。

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クリスマスらしいデザインが次つぎと出てくる。まずデザイン用紙に絵を画いて
グループ全体で具体的なイメージを膨らませる。
話し合いの末に星をちりばめたクリスマスツリーに決定する。

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          こんなデザインができました


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四葉のクローバーや

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星とクリスマスツリー

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それぞれの意見がぶつかり合ったりいいアイディアが浮かばなかったり、班ごとにデザインをまとめることはかなり大変な様子。それだけに最後に決定した時の喜びは今までの活動とは違う充実感を得たようです。奥村専任指導員の講義で「イルミネーションを点灯する意味」もしっかり学びました。今回は新型インフルエンザ流行のため、いつもの活動とは様子が違い欠席やマスク姿の会員が目立ちましたがそんな中で、点灯式の当日はまた今までにない達成感や感激をしっかり味わってほしいです。
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お知らせ

次の活動は11月14日 今回のデザイン画をもとにメッシュボードに発光ダイオードを取り付けていきます。

                  (写真 コメント   今井)

2009年10月31日

会員の力作ぞろいです!

第22回みやぎ発明くふう展・第13回未来の化学の夢絵画展

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  日時  10月20日~25日   展示会場 東北電力グリーンプラザ ギャラリー

  主催  宮城県  (社)発明協会宮城県支部

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太白少年少女発明クラブの会員は活動の中で学んだことをもとにそれぞれ独自の
創意工夫を凝らして
上記の作品展 絵画展に出品しました。
その中から受賞したおもな作品をご紹介します。

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【くふう展の部】

東北経済産業局長奨励賞 ソーラークッキング

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傘の外側にアルミホイルを張り、傘の内側の中心にペットボトルが置いてある。
太陽光の温度がさらに上昇するようにボトルの中に黒い紙を入れて、ゆで卵などが
できやすくなるように工夫。「自然エネルギーを大切にして活用しよう」というクラブの
テーマが活かされている。
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日本弁理士会会長奨励賞  わくわくタウンのドライブゲーム  

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スイッチを入れると道路が動きハンドル操作で車が道路からはみ出さないように運転
していきます。製作者のメッセージも入っていてとても楽しい。

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東北電力株式会社 宮城支店長賞   雨水利用 水力発電機

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どこのご家庭にでもよく見られる雨どいをうまく利用した作品、クラブ活動の経験が豊富な
会員だけあって自然エネルギーの有効活用というクラブテーマがしっかりと身に付いている。
省エネのためにも我が家にぜひ、備え付けたい発電機だ。


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NHK仙台放送局長賞 ペットボトル・ホン

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クラブの講座で学習した鉱石ラジオの製作が刺激となってチャレンジした作品です。
コイル巻き」に苦心したようですが作品完成をめざして頑張りました。
再利用の毛糸や牛乳パックで作ったヘッドバンドがとてもユニークで人目を引く。


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仙台市教育委員会教育賞  どうぶつえん


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紙粘土と折り紙で作られた動物たち、台のの右手のハンドルをまわすと愉快に大回転を
したり、口をパクパクと開けたりします。旭山動物園にも負けない動物たちの動きが面白い。

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佳作  ばあばに贈る防災玉手箱

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中身の一部をご紹介 ・鉱石ラジオ ・手回し発電機 ・救急用品 ・乾電池 ・爪切り 
・耳かき ・孫の手 ・懐中電灯  ・連絡先メモ帳 ・拡大鏡ほか 
こんな防災箱が自分用にもあったらいいなと思う中身の濃い内容、出品者の優しい気持ちが
ギュッと防災玉手箱に詰められていて、つらい時でもほっとな気分にしてくれそう。
箱を包む布は風呂敷型で背負いバンドがつけられておりリュックにもなる。


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【夢絵画展の部】


仙台市教育委員会教育長賞  水の流れる夢の街

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社団法人 みやぎ工業会会長賞  空をとべるランドセル

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数々の入賞作品をご紹介しましたがご覧いただきまして本当にありがとうございました。
次回からは再びクラブ活動の様子を紹介させていただきます。
いよいよ年末のイルミネーション点灯行事に向けての活動となります。

                (写真 コメント 広報 今井)

みんなで受講しました!外部講座

仙台市太白少年少女発明クラブ
   第13回講座
  10月17日実施


外部講座実施  東北工業大学工学部 知能エレクトロニクス学科  小林研究室

マイコン組み込み工作 、テーマ [車輪型移動ロボットを動かしてみよう]
         1 ロボット工作
         2 プログラミング
         3 競技大会


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    わくわくドキドキ クラブ員参加者27名、今日の活動に期待がいっぱい!

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会場となった東北工業大学、八木山キャンパス会場前の案内ポスター。


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本日の催しについて挨拶される主催者側の小林正樹教授、会員はやや緊張気味

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車輪型移動ロボットの工作中、わからないところは学生の皆さんがきめ細やかに
指導してくださる。会員もすぐに打ち解けて工作に知恵をしぼる。

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出来るところはグループの中で考えて、積極的に取り組んでいく。活動場所は
変わってもいつもの会員らしさが、、、。


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さあ、いよいよプログラミングです。パソコンの前で画面を見つめる会員。


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いよいよ競技会、かなりの難コースに車は思い通りに走らない。「どうしてかな?」
と何度も調整して粘り強く完を目指す。みんな頑張れ!

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13回講座は初めての経験、クラブの指導員が見守る中、会員は緊張の中にも
小林教授初め学生の皆さんの手厚いサポートでレベルの高い講座を楽しめたようです。

講座が終わっ後に会員に感想を尋ねたところ「マイコンを組み込んだら車がどんな動きをするのかとても興味があった」
「また今日のような講座があったらぜひやりたい」とかなり満足した口調で語ってくれました。。

保護者の皆さんも会員が工作に汗を流している間、同時開催されていた学校祭を
思う存分堪能されていようで、今回は「太白少年少女発明クラブ」全体が東北工業大学に
たいへんお世話になりました。感謝申し上げます。


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    お知らせ


第22回みやぎ発明くふう展・第13回未来の化学の夢絵画
において当クラブから数名が入賞しております。
入賞作品を近日中にご紹介いたしたいと思います。


なお次の活動は10月31日、11月14日、11月28日、12月12日と続き、クラブの最大行事、
クリスマスイルミネーション点灯に向けて活動していく予定です。
引き続きご支援くださいますようよろしくお願いします。


                                       (写真 コメント 広報 今井)

2009年10月20日

パワーアップしたソーラーカー、完成!

仙台市太白少年少女発明クラブ
   第12回講座
  10月3日実施
*ソーラーカーを作ろう  ―その③ 完成編―
        (太陽光エネルギーを使ってモーターを回す)
                                     担当  工藤治夫会長
9月5日、19日、10月3日と三回にわたり、クラブテーマ自然エネルギーの活用講座として
ソーラーカーの製作を取り上げてきました。今回はいよいよ車体の完成、そしてテスト走行、
競技会の実施となります。

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     自然エネルギーもキャパシターに貯めるともっと活用の道が広がるね!

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説明を聞いてキャパシターにもプラスとマイナスがあることを知る。「長いほうが+だ」。
確認したこと忘れないようにすぐテキストに書き込む。とても大切な取り組みだね。
さあ、これを装着したらいよいよ車は完成だね。

          
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太陽が出てきました。チャンスを逃さずソーラーカーを太陽に向ける。エネルギーを
しっかりとキャパシターに貯めて競技会の準備。

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競技のまえに少し学習を!

「このソーラーカーは太陽光が得られない時は手まわし発電機で充電することができる
優れものです。」と工藤会長。さっそく、発電機を回して発電のテスト。測定器の針は
1V以上を指しています。会員は講座を通して「電気はキャパシターに貯めれば、
何度でも長く使える」ことを学ぶ。


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いよいよソーラーカーによる競技会。暗い廊下でも立派に走ることができました。
太陽光を貯めることができるキパシターのおかげだね。自然エネルギーの欠点を克服です。


ソーラーカーの性能(スイッチの位置による働きご紹介

スイッチの位置 によって充電機能や動力源、モーター(車の動き)が変わってきます。

Aスイッチ  充電機能のみ (太陽光と外部電源に接続)

Bスイッチ  充電機能(太陽光)  動力源(太陽光プラスキャパシター) モーターに接続。

Cスイッチ  充電機能(太陽光) 動力源(乾電池) モーターに接続。


とても高性能な手作りソーラーカが完成しました。会員は世界にただ一つ、
自分だけのソ-ラーカーが完成したことに大満足です。材料の準備に携わった
指導員のご苦労が報われるときでしょうか。
会員にこれからもものづくりを通して工夫や改良する積極的な気持ちと、
何かを完成させる達成感をたくさん味わってほしいと思います。


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 おしらせ      

*次回の講座は外部講座を受講、<マイコン組み込み工作>にチャレンジする予定です。
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*去る9月20日、河北新報社主催行事「楽しい理科のはなし」(会場:東京エレクトロンホール)で
当クラブも「風力発電機」や「クリップモーターなどを出展、会員をはじめ大勢の
方々が訪れて大盛況でした。

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(写真 コメント 広報 今井)

2009年09月30日

ソーラーカー完成近づく

仙台市太白少年少女発明クラブ
第11回講座  (9月19日実施)
*ソーラーカーを作ろう  ―その②―
(太陽光エネルギーを使ってモーターを回す)   
                                   担当  工藤治夫会長

9月5日、19日、10月3日と三回にわたり、クラブテーマ自然エネルギーの活用講座として
ソーラーカーの製作を取り上げ中。今回は前回の部品作りからさらに進めてモーターの
設置やスイッチ、配線などソーラーカーとして重要な部分を屋根や車台に取り付ける。

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スイッチの特徴
スイッチの位置によって働きが違う。太陽電池、スーパーキャパシター、
乾電池、外部電源の切り替え機能を持つ。製作が複雑でとても難しい。


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難易度が高いだけに 指導員・サポーター・関係者が一丸となって
講座を支える。新型インフルエンザ予防のためマスク着用の会員が多かったのも印象的。


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かなり根気のいる作業が続く、でもその先に完成の喜びが待っている。
どの会員もドライバーやペンチを片手に長時間スイッチの製作に没頭した。


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アクシデントに負けない! 左腕にギブスをはめながらもソーラーカー
の製作に取り組んでいく。ものづくりが楽しくて仕方がないといった様子に感銘すら覚える!
すでにモーター、電池のケース、二回線三点スイッチ、などが取り付けられている。
あと少しだ、この調子で頑張れ!

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いよいよソーラーパネル搭載の屋根も取り付けられました。細かい部分の配線処理や
車輪を取り付けていけば完成です。

                
完成した暁には太陽光をためてレースをすることが可能になります。
10月3日の完成講座が会員の皆さんとともに待たれるところです。
無事に太陽が元気よく顔を出してくれるといいのですが、、、。


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★おしらせ★ 次の活動日は10月3日です。

 会員の生き生きとしたカーレースの様子などをお伝えできたらいいな思います。


                               (写真 コメント 広報 今井)


                        

2009年09月18日

太陽光のエネルギーを活用しよう

仙台市太白少年少女発明クラブ
第10回講座  (9月5日実施)
*ソーラーカーを作ろう  ―その①―
(太陽光エネルギーを使ってモーターを回す)
     担当  工藤治夫会長


9月5日、19日、10月3日と三回にわたり、クラブテーマ自然 エネルギーの
活用講座としてソーラーカーの製作を取り上げていく。第一回目はソーラーカーの
部品作りとして、車台、太陽電池の支え台、などを製作する。         


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サポーターの方の応援も受けながら
設計図から太陽電池の支え台の実寸を読み取り、製作に取り組んでいく。基礎の
部分だけに丁寧に測っているね。
 

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使い方のコツ 道具の正しい使い方を教わったことを復習しな
がら初めての作業に挑戦していく。とてもいい手つきです。


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角の曲げかたがとても難しい
太陽電池の支え台、見事に完成!
ペンチやニッパなど道具をうまく使いこなすことが求められる。


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うまく穴があきますように キリを回す手に願いを込めながら
ソーラーカーの車台作り。4か所に穴をあけていく。単純そうで正しい位置に穴を
きちんとあけるのはなかなか大変。

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道具の正しい使い方について工藤会長  特別講義  ―はんだづけー
はんだづけ、プロの技を直伝をする。 「十分に暖めて素早くね!」とはんだごて片手の
工藤会長、「何度も口で説明するよりも一回でも実演することのほうが確実に覚える」と
いう指導方針が会員に実践される。


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<講義を受けた後は > はんだを持つ手が慎重さの中にも
力強く感じじられる。性能のいい作品が出来上がりそうだね。期待したい!


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お知らせ
次回の活動は9月19日です。

今回に引き続いてソーラーカーの製作となります。会員がとても楽しみにしている
本体の製作講座です。生き生きとした活動の様子は9月下旬ごろお伝えしたいと
思います。
引き続きクラブへのご声援をよろしくお願いいたします。

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                    (写真  コメント  広報  今井)

2009年08月30日

夏休み中は思いっきり自由研究

仙台市太白少年少女発明クラブ

 第9回講座             実施日8月22日
  

夏休み中の自由製作および研究発表   

会員は夏休みを利用して、自由な発想で工作や研究に取り組む。クラブでは

会員をサポートする目的で指導員による相談室を6日間にわたり開催。

今日の講座ではその成果を発表する。

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           ♪ 研究発表 ♪
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リモコンカー  
相談会に参加しながら完成。こみ入った配線に苦心して作ったことがうかがえます。
発表会ではリモコン操作も板についていてかなり練習した模様。会員の目は
リモコンカーにくぎ付けです。夏休み中の力作。

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綿あめ製造機  
外部の講座に応募したが外れたのでインターネットなどで調べて製作。
ビールの缶に穴をあけてザラメを入れたのち温めて丸く振り回すと綿あめが出てくる。
本当に製造できるとあっておいしい研究に大人気の発表となりました。

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ゲルマニウムラジオ
コイル巻きに苦労した様子。でも相談会参加で2局の受信が可能になり研究成果が
出たことに自信を持つ。専任指導員の先生から「壁掛けタイプにして使いやすい工夫が
されている、このことももすばらしい」とうれしい評価をもらう。


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お父さんの研究 
フライパンなど家庭にある廃物を利用して、ペットボトルロケットの発射台装置を制作。
前回のロケットセンター見学会で作ったペットボトルロケットをもう一度飛ばしたいという
思いが高まり製作。発射実験は見事に成功。


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*ほかに発表されたおもな作品*

・エコヘッドホーン
クラブで学習したことを応用、材料は牛乳パックやペットボトルを活用、独自の工夫
にあふれる実用的な作品。

・モグラダンシング 
箱の中に回転の違うギヤが内蔵されていて、箱の上でモグラを上下させる。
踊るモグラがとても可愛い。


・絵が見える回転装置
切り込みの入った円筒をのぞくと周りの景色や絵が見えてくる。モーターでスピード
調整もできる楽しい作品。


温風で回る円形盤 
円形盤に円状についたたくさんの磁石に順次ドライヤの熱をあてつぎにそれを
ひとつずつ冷やしていくと円形盤が観覧車のように回りだす。
外部の講座で磁石は温度変化で磁力が変わることを学習、その成果を披露。
これからの活動に活かせるね。

さらにその他にも
・ドライアイスの研究 ・植物によって異なる二酸化炭素の吸引量調べ、
・光ファイバーで花束をつくる ・モーターでLEDを点灯、などが発表される。

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このようにクラブで製作した作品を改良する、外部の講座へ参加して学習する、
本を参考にして独学で製作する、まだ構想中の作品など、動機や方法、結果は
様々ですがどの作品発表も会員が一生けん命取り組んだ努力の跡が見られます!

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本日の講座はアイデアいっぱい、工夫いっぱいの発表会となりました。
自分とは違う発想や工夫に触れてどの会員もとてもいい刺激になったようです。
後半の活動が楽しみになってきました。

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お知らせ
次回の活動は9月5日です。

「ソーラーカー」の製作を予定、クラブ指導員によるオリジナルキットを用いての充実講座。
ご紹介は9月中旬を予定しております。ご期待ください!

                      (写真 コメント 広報 今井)

2009年08月17日

夏休みは室内を飛び出してのびのび活動!

仙台市太白少年少女発明クラブ

 第8回講座             実施日8月11日  引率代表者 工藤治夫会長   

 夏休み行事 第二弾 
            
        
              ・アイリスオーヤマ角田工場見学 
              ・宇宙航空研究開発機構角田宇宙センター見学
              ペットポトルによるロケット製作 & 発射

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午前の部  アイリスオーヤマ角田工場見学

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工場見学の前にまずアイリスオーヤマってどんな会社なのか学習する。
インテリア用品を初めガーデニング用品、ペット用品など何万点にも及ぶ生活用品を
製造している会社ということを知る

会員は日ごろあまり入ったことのない会議室にちょっと戸惑い気味ながらも
会社の方の説明にじっと耳を傾ける。

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アイリスオーヤマは中国をはじめ世界中で活躍している。

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工場内は撮影禁止のため研究所の前で記念撮影。(参加者40名)
今回はプラスチックを原料とする衣装整理箱の製造現場を見学、そのほかには
コンピューターで何万点にも及ぶ製品の在庫管理をしている自動倉庫、
出荷指示や現場についても見学する。全員驚きと、面白さをたくさん体験しました。

また、最後のミーティングでデザイナーの方からアイディア発想のポイント、行き詰まった時の
乗り越え方など貴重な体験談を聞けたことは発明クラブ会員にとってとてもいい刺激になりました。


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午後の部   宇宙航空研究開発機構角田宇宙センター


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☆角田宇宙Cではロケットの心臓部であるエンジンの研究と開発を行う。
研究員の方から野外に設置された大型液体ロケットエンジンなどについて説明を受ける。

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初めてのロケット作り、完成目指し集中!
2ℓのペットポトル2本を組み合わせ、色とりどりのテープを巻いていく。製作時間約60分


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さあ、自信作が出そろいました。発射台の前で、緊張の一瞬


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ついに離陸、 手作りロケット発射大成功。全員感動!

雨ばかりの毎日でしたがこの日だけは何とか空模様もよく行事を楽しむことができました。

充実感いっぱいの夏休み行事となりました。


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お知らせ   
 次回の活動日は8月22日です。活動内容は8月下旬~9月初旬ごろご紹介できるかと思います。


               (写真    コメント 広報 今井)

2009年08月10日

夏休み・充実の野外活動

仙台市太白少年少女発明クラブ 

        第7回講座 (平成21年8月1日実施)
                          
                               活動総指揮 工藤治夫会長
夏休み行事第一弾  
大自然の中で太陽光エネルギーについて学びながら、いろいろな実験をする

・講義 太陽光と太陽光の利用について他
・太陽光エネルギーの実験 集光器製作  ソーラークッキング他
・火起こし・たき火の体験
・バーべキューで昼食
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参加人数総勢70名 仙台市の郊外 秋保温泉・木の家の河原で
待ちに待った野外活動がスタート!
太陽光エネルギーの実験だけに空模様を見上げる工藤会長。
雨の日が続き参加者全員「なんとか晴れてほしい」と心から祈る。

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*実験*

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集光器の製作 底の丸い容器にアルミホイルを張る。
生卵を黒い紙で包んで中に入れてラップでふたをする。
実験は一定時間ごとに中の温度を測定、最高80度近くまで上昇する。
最後に卵の様子の変化を見る。日照時間が少なくて大きな変化は見られなかった。
結果が一定しないのも、これまた自然エネルギーの特徴であることを会員は学ぶ。


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ソーラークッキング 燃料代ゼロ!アルミの傘の中に生卵をセット、
晴れたり曇ったりの天気でしたが2時間後に半熟の目玉焼きができる。
パラボラ型集光器のパワーに驚く。

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水力発電機かな 自然エルギーの学習の一環として指導陣が
講座の指導用に見本として制作したオリジナル水車の試運転、
清流の中で勢いよく回り出すとカラフルな水車はとてもきれいだ。

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*体験*

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火起こし・たき火でランチの準備
日ごろから発明クラブの活動を温かく応援
してくださる方々が今年もたくさんの
自家栽培のトーモロコシ、枝豆、トマト、きゅうり、ピーマンなど新鮮な野菜を
提供して下さる。会員は慣れない手つきでも楽しそうにトーモロコシの皮をむきをする。
トーモロコシ、枝豆は石のかまどでゆでたのち参加者全員で味わう。

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*南米の味*

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待ちに待ったバーベキュータイム
10kg以上の大きな肉の塊 パラグアイからわざわざ取り寄せ、時間をかけて焼いて
くださったルイスさんご夫妻のご協力で今年も豪快な味や珍しい味を堪能することが
できました。感謝です。順番を待つ会員もうれしそう。


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保護者の方々サポート 大きな行事だけにとても心強い支援です。
これからもよろしくお願いします。

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*講義*

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活動のしめくくりに! 奥村専任指導員による講義、
「太陽光と太陽熱の利用について」の内容は実験を経験した後だけに
会員も身近に感じた様子、みんな考えながら耳を傾けていました。

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お知らせ

次回の活動日は8月11日 夏休み行事 第2弾 工場見学、ほかです。
活動のご紹介は8月下旬ごろの予定をしております。


                            (写真 コメント 広報 今井)

2009年07月26日

実験で風の力を確認!

仙台市太白少年少女発明クラブ  

第6回講座    風力発電機 風車の羽根の製作(平成21年7月18日実施)
                          
                                   担当 佐々木三郎指導員

*風力発電機・風車の羽根の調整&測定
                          (4枚羽根・3枚羽根)
*上級班 水車の製作

・前回の講座で製作した羽根を送風装置に設置して風を当て、羽根の角度と
 発電力の関係を調べる。

・水車の製作班は前回に引き続き作品の完成を目指し製作に取り組む。

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影絵遊び???    ではありませんね。
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風を効率よく受ける羽根とは  
羽根の発電電力測定について詳しく説明する 担当の佐々木三郎指導員


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測定の前に会員 どうしたらもっと性能がアップするか調整。
羽根をカットしたり、角度を変えたり、指導をもとにいろいろ改良してみる。
羽根の素材がアルミニウムだけに慎重にハサミを動かす。

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形とバランスがきれいに仕上がった風車の羽根。どんな結果が出るか
期待しながら作りあげました。


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測定の準備をする指導員 ファンを取り付けた送風装置、
可動を入念に事前チェックです。

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試される時  順番に並んで一人ひとり送風装置の前で
羽根をモーターに取り付ける。どんな発電パワーが生まれるか表情も自然に
引き締まってくる。苦心した分だけいい結果となって出るといいね。


s-img_8142 (2)syuusei (2)羽根データー.jpg

今回の実験では羽根の角度が20度~30度で最大発電電力が得られました。
もっと詳しイデーターが個々に出たのですが広報の力及ばず、掲載出来ず申し訳ありませんーー;;

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        自然エネルギー・水の力を求めて水車を制作中。(上級班)

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水力発電に挑む  水流を受ける部分を丁寧に削って形を整えていく。
ゴールはまだ先でも根気よく取り組んでいく。どんな水車が出来上がるのだろうか、
会員とともに完成する日が待たれます。


次回活動のおしらせ  
              
             8月 1日 夏休み行事 第一弾 野外活動  
                    ・太陽光エネルギーの学習とバーべキューのお楽しみ会ほか
        
              8月11日  夏休み行事 第二弾 
                     ・アイリスオオヤマ工場見学 
                    ・宇宙航空研究開発機構角田宇宙センター見学
                     ペットポトルによるロケット製作

☆彡会員の生き生きした活動の様子を8月中旬過ぎにはご報告出来る予定です。


                                (写真 コメント 広報 今井)

2009年07月17日

風の力を知って有効利用につなげよう

仙台市太白少年少女発明クラブ  

第5回講座    風力発電機 風車の羽根の製作(平成21年7月11日実施)
                          
                                   担当 奥村清彦専任指導員

今回は自然エネルギーの中でも風の力を利用して発電させることができる風車の
羽根作りに挑みます。

材料     四枚羽根製作  アルミニウム板(5mm×20mm×160)
                    軸(中継ビス)平ワッシャ、スプリングワッシャ、ナット他

使用工具  ポール盤 センターポンチ ドリル、ハンマー他


                    (他に継続会員は三枚羽根製作と、水車の製作にチャレンジする)
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

身近なところで風の自然エネルギーが起きてる!
顔に風を感じる、煙突の煙が風の方向にたなびく、木の葉が揺れる、
台風で瓦がはがれるなどなど。
ー講座テキストより一部抜粋ー

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講座の全体風景 いよいよ羽根作り まず正確な寸法を測る
ことからスタート。正しい定規の使い方はすでに習っている。講座の中で早速実践!
開講した時の「道具の使い方基礎講座」が生きています。


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設計図通りに羽根をカットして! 
そうするとかぜの抵抗が少ないのだ、失敗はできない、、、。
会員が一番緊張するとき。材料がアルミニウムなので曲がりやすく扱いがとても大変、
でも、神経を一点に集中させる!

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サポートを受けながら 
手をたたかないように、狙いを定めてハンマーを振り下ろす。この作業も一点集中!
でもどうやら羽根の中心部に無事印をつけることができたようです。(ホッ!)


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仕上げはセンターポール盤で
会員は見たこともない道具に積極的に取り組んでいく。
指導員の一言一言にうなずきながら注意深く羽根に穴をあけていく。
積極的な気持が仕上がりを良いものにしていく。
(すごいファイトだなとつくづく思う)

☆彡ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆彡


今回は定規からセンターポール盤まで大小さまざまな道後を使っての「羽根作り」
決してやさしい作業ではなかったとようです。でも奥村専任指導員の
「どうして?どうしようか」と失敗の原因と次を考えることはみんなの
財産になる。失敗は決してはずかしいことではない。」
の励ましの言葉を
受けながら全員無事完成させる。

☆彡ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆彡

次の活動は7月18日、11日製作した羽根の発電能力テストです。どんな結果が出るか詳しい内容を7月中にお知らせしたいと思います。(お楽しみに!)

                               (写真 コメント 広報 今井)

2009年06月30日

ハンドパワーで発電を!

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第4回講座    手回し発電機の製作(平成21年6月20日実施)
                          
                                   担当 佐々木三郎 指導員


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前回の講座でモーターが回る原理を学習、今回は内容をさらに一歩進め、
モーターを手で回すと発電することを体験学習する。クラブテーマに沿う
講座の一環、手回し発電機の製作を通じて自然エネルギーへの理解も深めていく。

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講座ように製作された見本の手回し発電機、木の台にねじでしっかりと取り付けられており
手回しするときに、本体がブレルことのないように配慮されている。

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前回はモーター、今回は発電機の製作、お互いにどんな関係があるのかな?

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指導員の見守る中慎重に発電機を製作していきます。小さなテーブルの上に緊迫した空気が
流れています。真剣な瞳に込められたものづくりへの興味、心から応援したくなる雰囲気です。

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会場の全体風景、あちらからもこちらからも「ものづくり」に対する会員のやる気が
あふれています。きっと活動時間が充実しているのでしょうね。

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担当指導員のもとで発電機の発電テストをする。結果はどうだったのかな?
いい笑顔が出たね。成功だ!


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会員どうし完成した発電機を連結してみる。すると、、、
なにが起きるのかな? 
片方の発電機を手回しするともう一方の発電機のモーターが回り出しました。
会員は知らず知らずのうちに電気でモーターが回ることを体験する。モーターの回る
仕組みはモーター製作の時学習したね。ローレンツ力って何か、復習しておこう。

                                (写真・コメント 広報 今井)
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お知らせ 
     次の活動7月11日です。
     講座内容 「風力発電機の製作」 「風車の羽根を作る」
     活動の様子は7月下旬ごろを予定しております。

2009年06月20日

モーター作りで工具の使い方もマスター

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第3回講座    コイルと磁石でモーターを作ろう(平成21年6月6日実施)
                          
                                   担当 工藤治夫会長

*主な材料 エナメル線、フェライト磁石、単三乾電池、
         ビーズ、クリップ、紙やすり、コレクションケース他
*使用工具 ラジオペンチ、ニッパー、キリ、ナイフ他
*講座のポイント 工具は要領を覚えて
         正しく使うことが大切である。そのためには指導をしっかり見て、聞いて、体験する。
 
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講座の中で謎解きをしていきます。モーターはどうして電気で回るのだろう?


テキスト、解説、実技指導で会員はモーターの回る仕組みを理解していきます。  
                                   (発電機の原理の体験学習)

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工藤会長、工程のすべてを実演 、 最初に、今日の講座では何をどのような手順で
作るのか会員に実際に目で見て実感してもらう。

そして手元を見つめる会員の視線は真剣! 工具を巧みに使いながらモーターを作る
様子に興味がいっぱいの様子です。このとき受けた新鮮な刺激がこれからの活動の
原動力になっていくことを予感する。


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テキストを見ながら、自分だけのモーター作りがスタート。不安と期待が入り混じる一瞬、
モーター作りのポイントは何と言っても2mのエナメル線を丁寧に扱ってコイルを作ること、
この作業がなかなか大変、エナメル線を絡ませたり、ねじってしまったりいろいろと
アクシデントが発生する。でも頑張ってコイルを作ったね。


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モーターが完成するまでにはコイルを乗せるクリップを加工したり、ケースに穴をあけて
電池をセットしたりたくさんの工程があります。指導員は立ち往生している会員がいな
いか、いつも会員の様子に気を配りながら講座を進めていきます。

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キリを使って穴あけ はんだごてと同様に使用経験の少ない工具、それだけにケース
の土台に穴をあける作業は大変。それでもモーターを完成させたいという気持ちが
手元に力強くよく伝わる。ぜひモーターを完成させてほしい。

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頑張ったところ、エナメル線がばらばらにならないようにしっかり巻いたこと、軸受に乗
せたとき水平になるように何度も調整したこと。このことがモーター完成につながる。


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ついに完成! 一番初めに「回りました」と工藤会長に報告。エナメル線で作った
コイルが勢いよく回転する。会長の「説明をよく聞いて、道具を正しく使いこなした
ことが成功のポイントです」と言われてとてもうれしそうでした。今後の活躍に期待大です。

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今回の講座では、最初にモーター作りの工程を一部始終会員の目の前で実演しました。
その時の様子から、直接目で見て学ぶことは、テキストを読んだり、説明を受
ける以上に大きな刺激となったのではないかと感じる。

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#お知らせ#
   次回の活動は6月20日 「手回し発電機の製作」です。
   活動の掲載は6月末ごろを予定しております。

                     

                                    (写真 コメント 広報 今井)

2009年05月31日

ものづくりのために覚えておきたいこと

仙台市太白少年少女発明クラブ 

第2回講座   もの作りのための基礎講座 5月23日実施 担当 奥村清彦専任指導員


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「ものづくり」には設計図が必要、その準備として今回は寸法の測り方、描線、裁断
の仕方などについて正しい技法を学習する。ここで基本をマスターすることが今後の
クラブ活動に大きく役に立つ。
使用した用具 定規、コンパス、ハサミ、他

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・

どの会員も真剣な表情で耳を傾ける。今の最初の新鮮な気持ちを持ち続けよう!

・。・・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。。・。・。・。・。・。・。・。・。・。。。。・。・。・。・。・。・。・。・。・・
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奥村専任指導員による講義
これからのクラブ活動において基礎となる内容だけに会員全員にしっかり聞いて
ほしいと説明の言葉にも熱が入る。


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基礎の一歩を大切に!
定規で線を引いたり、コンパスで円を描くことはすでに体験している会員、
しかしクラブの基礎講座で正しい技法を実習することで改めてたくさんの
気づきがあったようです。

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的確でタイムリーな指導を!会員の様子を見て幾世橋廣指導員が
線描の仕方のアドバイス。クラブでは会員の自主性を尊重しつつもあいまいに理解をし
たまま先へ進むことのないように配慮しなが講座を進めています。


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最初は定規を使って線を引こう!
正確に目盛りを測ってきちんと線描することは思っていた以上になかなか難しい。
侮れないね。クラブではもの作りにおいて設計図が必要なことから基礎講座の実施
を大切にしている。

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ハサミも使いこなそう!
講座の最後は紙飛行機作り。慎重に飛行機の型を切り取っていく。
どの会員も最初は直線部分からカット。斜線や曲線は後回しに、やや苦手なようです。
ファイト!

☆彡ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆彡

*二度目の講座とは思えないほど会員の黒板に向ける視線は真剣だ。難しい内容も
かなり含まれている。それにもかかわらずである。萌え出る若々しい芽を
今年度もぜひ大切に育み応援していきたい!

*次回の活動は6月6日、「クリップモーターの製作」です。
活動報告は6月中旬を予定しております。引き続き少年少女発明クラブを応援して
くださるようお願い致します。
                         (写真 記事 広報 今井)

2009年05月22日

6度目の開講式を迎えました

仙台市太白少年少女発明クラブ 

平成21年度開講式&第一回講座(5月9日)

第一部 開講式 (太白小学校理科室において)
          AM10時~10時30分
・挨拶 仙台市太白少年小女発明クラブ会長 工 藤 治夫      
・祝辞 宮城県教育委員会委員         渡 邊 忠彦
・仙台市立太白小学校長              齋 藤 俊子
・活動計画の説明・会員バッチ授与       工 藤 治夫
・会員の心構えについて 専任指導員      奥 村 清彦  

第二部   第一回講座 正しい工具の使い方 

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第一部  開講式
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開講式辞
クラブテーマ「未来を拓く、自然エネルギーの技術を創出する発明と工夫」について
触れながら、会員に「これからは初めてのことにも失敗を恐れず積極的に挑戦して
ください、そうすることで沢山の知恵が身につき、大人になってからもよりよく生きる
ための知恵が生み出せるようになります。発明クラブの活動でそういう力をぜひ、
育んでほしいです」と励ましの言葉を贈る工藤治夫会長。

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会員バッチの授与
「少年少女発明クラブの」会員の証です。がんばりましょう」と新会員の胸にバッジを
つける工藤会長。
会員がクラブの一員になったことを実感するときです。後方で保護者のみなさんが
温かく見守るまなざしが印象的です。


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第二部   第一回講座 正しい工具の使い方

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「ものづくり」の基本はまず道具の名前と用途を覚えて正しく使えるようになることが大切」、
ということで当発明クラブでは、初回において必ず実施している講座です。
工具の説明に当たる遊座宏指導員。


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初日とは思えないほどえ、会場の工作室は真剣な雰囲気になりました。
指導員より説明を受けてまもなく、会員が早くもネームプレート作りに没頭しています。

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初めてのはんだごてかな。失敗を恐れずに頑張っているね。どれほど自分の力を
つけていくのか、これからの一年間が本当に楽しみです。

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入会して初めての作品、ネームプレートが出来上がりました。
表情をアップできないのが残念ですがこの日最高の笑顔でしたよ。完成おめでとう。


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平成21年度仙台市太白少年少女発明クラブ開講式の記念写真


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平成21年度 クラブ会員構成 継続会員 7名・新会員28名 合計35名
6年目を迎え過去最高の会員数でスタートとなりました。一年後の成長が期待されます。


(次回の活動は5月30日、ものづくり基礎講座の第二弾として「正確な寸法、線描、裁断」
などを学習する予定です。ウェブ上でのアップは6月上旬をめどにしています。引き続き
当発明クラブを応援してくださいますようお願いいたします。)

                          【写真・コメント 広報 今井】

2009年04月17日

クラブ創設五周年を迎えて

仙台市太白少年少女発明クラブ

平成16年度に創設されて以来当クラブは平成20年度で五周年という節目を迎え
記念事業として、記念誌の発行および記念式典、記念講演、祝賀会などが催されました。

今回はおもな部分を抜粋してご紹介いたします。

           ======*記念誌より*======

クラブ代表者よりご挨拶    「 創立5周年にあたり 」
                              

                        仙台市太白少年少女発明クラブ    会長 工藤 治夫


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(クラブ創設者として式典で挨拶の言葉をのべる工藤治夫会長)

  平成17年1月に宮城県内で3番目の発明クラブとして誕生しました仙台市太白少年少女発明クラブもお陰様で創立5周年を迎えることができました。
これもひとえに企画運営委員や指導員の皆様の温かく情熱溢れるご協力と太白小学校並びに地元企業の皆様のご支援の賜と深い敬意を表しますと共に衷心より御礼申し上げます。
 当クラブは、地域の児童生徒の皆さんに「ものづくり」活動を通して科学的な発想に基づく発明工夫の楽しさと創作する喜びの体験を通して「未来に向けて創造性豊かな人に成長して貰いたい」という目的のもとに運営してまいりました。
これまでに小・中学35校から99名のクラブ員が参加して実践活動をしてきましたなかで、みやぎ発明くふう展や未来の科学の夢絵画展におきまして、宮城県知事賞をはじめ17件の入選と、更には全国展におきましても3人のクラブ員が入選受賞しておりますことは、当クラブ活動の成果として高い評価を得ております。
当クラブは「未来を拓く自然エネルギーの活用と技術」をテーマに掲げ、太陽光・風力・水力・等のエネルギーで発電し電池に貯めて有効に使える技術と工夫を学び、もの作りの基本である半田付けやドリルなど様々な道具を使い手作りの工作を通して作品を作り、性能を測定して改良を重ねる工夫を導くよう指導に努め子供達に科学と技術の面白さに興味を深めるように活動しております。
また、夏の見学会では一般的には見られない施設や事業所を特別なご協力の下、分かり易く丁寧な説明による見学は子供達と保護者にも貴重な体験をした事と思います。
平成17年:自然エネルギーは? 東北電力の水力発電所とソーラー発電施設
平成18年:物質と宇宙の元は? 最先端研究・東北大学原子核理学研究施設、
平成19年:環境と気象は? 気象観測機器メーカー・光進電気工業(株)
平成20年:ものを作る? 機械工場・梶原電気(株)
地元企業の出前講座においては担当された社員の皆様の周到な準備による講座でありました。
平成18,19年:光の科学 ピンホールカメラ・顕微鏡を作る・仙台ニコン(株)
平成20年:応力発電 圧電素子で振動ライトを作る・NECトーキン(株)
毎年冬の恒例イベントとして自然エネルギーの電気でクリスマスにイルミネーションを点灯していますが子供達がそれぞれに作った風力発電機と太陽電池を集合設置して発電した電気を蓄電池に充電し、その電力で夜間に太白小学校の校門側に設置した発光ダイオード11,000個のイルミネーションが煌びやかに輝きます、この瞬間は子供達も大人も地域の人々も感動する瞬間です。 
クラブ員の皆さんには、クラブの様々な「ものづくり」活動の経験を通して多くの失敗や苦労を乗り越えて創造性豊かな発想力とそれを具体的な形に展開出来る力を身につけ「生きる知恵」を育んで貰いたいと思っております。 
この度、当クラブ創立5周年の記念として、これまでの活動を振り返り今後一層の発展を期すため記念誌を発行する事と致しました。
多くの皆様方のご協力の下、当クラブが活動して参りました軌跡をご覧頂くと同時に今後益々のご支援と、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げます。
 最後になりましたが、本誌発行にあたり様々なかたちでお力添えを頂きました皆様並びに編集委員諸氏に厚く感謝の意を表しまして発刊のご挨拶と致します。

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チーフスタッフのメッセージ

「自然エネルギーの活用で美しい地球を守りたい」                  
                    
                                     専任指導員    奥村 清彦

  誰でも子供時代は好奇心に満ちており,みな理科が大好きなはずです。
日頃,意識しなくとも,身のまわりにあるすべてが不思議のかたまりであり,身体のどこかに「なぜ」の心が隠れているとおもうのです。何かのきっかけで「実物」にふれた体験によって,かくれた「なぜ」がひとつ解決したとき,次の新しいものへの好奇心が生まれ「工夫する能力=知恵」が育まれます。
太白少年少女発明クラブでは何よりも先に「体験してもらう」ことを心がけてきました。例えば道具の使い方,自転車の乗り方など身体で覚えたことは長い間忘れないということは日頃経験することです。体験に重ね合わせて「なぜそうなるの?」を理解すれば,身体がおぼえたことが次の工夫(応用力)を生むことにつながります。積み重ねた知恵を生かして人の役に立てるのが理科の楽しさであり,物作りなのです。
環境や自然エネルギーの話題は最近の新聞やテレビでも数え切れないほど取り上げられており,地球に生きるすべてが快適に生き続けられる環境を維持するためには,二酸化炭素を出さないエネルギー開発技術の大きな進歩が必要なことはほとんどの人が理解し始めていると思います。この原稿を書き始めた日,アメリカ合衆国にオバマ大統領が誕生しました。その就任演説の中でもアメリカのエネルギー政策の課題として自然エネルギー利用の重要性にふれていました。
 自然は大きなエネルギーを持っておりその利用が大きくすすめば,きれいな地球環境を守ることができるようになると思います。現在でも太陽エネルギーをはじめ,風,波,地熱,バイオ(生物)など多くの自然エネルギーの研究が進んでおり,さまざまなところで実際に利用されるようになってきています。広い宇宙の中のすばらしい星に生きている一人ひとりが知恵を出し合うことによって,美しい地球を守り通せることを信じたいものす。
平成17年,この発明クラブが発足したことを新聞記事で見て,若い頃から大学の研究室で実験装置の設計製作に携わってきた経験を社会に役立ててもらえる機会と思い仲間に入れていただいて今日までお手伝いを続けてきましたが,会長はじめ経験豊かなスタッフ・指導員の方々とともに純真な子供達と交わることができ,私自身の勉強になったことのほうが多い様な気がします。
この発明クラブが活動を続けられているのは協賛企業の関係者,地域・学校・アフタースクールの関係者,子供達の保護者など多くの方々の支えがあってのことと厚く感謝申しあげるとともに,今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願いいたします。
太白少年少女発明クラブの自然エネルギーに注目した一連の活動は,全国に200以上ある発明クラブの中でもユニークなものとして注目されております。これからも発明クラブの活動は続きます。発明クラブで楽しみながら知恵をみがいた仲間が,いつかどこかで科学や物つくりにかかわる人になって,地球に優しい仕事に取り組んでもらえれば,発明クラブのお世話をしている上でこんなに嬉しいことはありません。
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(式典にて、講座総括担当者としてスピーチする奥村清彦専任指導員)

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          === *記念式典より===*

 
  クラブ創設5周年記念式典      3月14日  PM2:00~

☆挨拶 仙台市太白少年小女発明クラブ会長   工藤 治夫   
☆祝辞 仙台市長                     梅原 克彦
     発明協会宮城県支部支部長         四ツ柳 隆夫
     宮城県教育委員会委員            渡 邊 忠彦
     仙台市立太白小学校長            齋 藤 俊子

 
☆ 記念品贈呈 仙台ライオンズクラブより       小 島 養冶

☆記念講演  ロボット博士が「ロボットをつくる」
 
  講師・東北学院大学工学部機械工学科准教授  熊谷  正朗    
     
 ***************************************


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お祝に駆けつけて来てくださった梅原仙台市長、SF映画「2001年宇宙の旅」の中から
人類進化の大きなきっかけとなったエピソードを取り上げるなど臨場感あふれる式典の
スピーチに会員は思わず引きこまれる。

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これからもますます知識を身につけることを基礎として、想像力・創造力を発揮してもらいたい」
という言葉にうなづく会員、市長から伝えられた「期待のメッセージ」はしっかり届いた様子です。


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           *======記念講演======*

・ 講演   ロボット博士が「ロボットをつくる」
・ ロボットのデモストレーション


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講演をとおして小学生は意外に理科が好き、理科系に進路を向けてもらうには少なくとも
小学校5,6年位から理科や数学を勉強する動機づけしていくことが重要と語られる。
熊谷正朗先生ご自身の経験を踏まえての説明にはなるほどと感じる大きな説得力がありました。

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「玉乗りロボット」をはじめいくつかの制御ロボットの実演、はたしてうまく乗れるでしょうか。
見たこともないロボットの出現に会場の視線は釘ずけ。会員にとって興味あふれる講演と
なったようです。


           *=======記念撮影======*
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クラブ活動後に駆けつけてくれたOB会員も加わり厳粛の中にも賑やかな
記念撮影となりました。
(正面撮影の掲載ははウエブ上ということで差し控えさせていただきました)

              *===祝賀会===*
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節目の五周年を迎えクラブの発展を願う創設者の渡辺忠彦クラブ顧問と指導員、
協賛企業をはじめ支援者の皆さま方。


本日の式典には祝賀会を含め100名の方々が出席。仙台市太白少年少女発明クラブは指導員スタッフはもとより発明協会、ライオンズクラブ、協賛企業、学校、地域、保護者など実に多くの方々の支えで成り立っていることを実感。これからもよろしくお願いします。


☆彡記念誌掲載の会員の感想などは後日、ご紹介したいと思います。


☆彡今後のお知らせ・・・平成21年度の開講式は新年度の会員を迎えて5月9日を予定しております。


                            (写真 記事 広報 今井)

2009年03月31日

たくさんの思い出とともに締めくくりの時

仙台市太白少年少女発明クラブ (3月14日)

【第一部】
    
   ・第23回講座 アイデイア作品展示作業・調整
  
【第二部】
   
   ・平成20年度閉講式
                     PM1:00-太白小学校体育館において
   
   あいさつ      工藤治夫会長
   修了証書授与  
   記念撮影
   会員による自作アイディア作品の説明

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いよいよアイディア作品の完成、披露です

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会員は展示作品について仲間の見守る中、最後の調整をする。

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閉講式のあと、クラブ創設5週記念式典のお祝いに駆けつけて来てくださった
梅原市長に自分の作品を説明する会員。いつもと違ってやや緊張気味です。

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*回るハワイアンダンサー*
工夫したところは低速ギアで回転を安定させたこと。見た目にもかわいらしく楽しい作品。


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*自動うちわ機*
工夫した点は支点と力点を調整してうちわを速く動くようにしたこと。一人に一台は欲しいエコ作品です。

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*光る車* 

講座で製作したソーラーカーをレベルアップ。モーターを発電機として使い、プーリー
の大きさにも気をつけて性能のいい車に仕上がる。

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閉講式

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工藤会長より、平成20年度5期生32名に一人ひとり講座修了証書が授与される。

写真の会員はクラブ開講以来、5年間にわたって活動してきた最年長会員です。
今春理系の学校に合格、クラブで活動したことが進路決定に役に立ったとのこと、
クラブの指導陣、関係者にとって顔のほころぶ嬉しい報告となりました。
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早いもので五月十日の開講以来、本日のアイディア工作の展示を含めて
二十三回の講座が無事終了しました。今年度も地球環境に目を向けた
「自然エネルギーを創出する技術の発明と工夫」をテーマに揚げ、それに沿った
活動が活発に実施されました。
 また、今年度は会員の出席率が非常に高く「ものづくり」に対する興味がしっかり
浸透してきた一年間でもありました。中でもアイディア工作の講座で発揮された工夫や
ファイトには目を見張るものがあり、大きな成長を感じました。


                                 (写真 記事 広報 今井)

2009年03月17日

未来に架けるみんなの知恵

仙台市太白少年少女発明クラブ第22回講座(3月7日)

モーターを使ったアイディア作品②     
 (1月24日実施の第19回講座の続編講座)

                                 担当・指導 全スタッフ

今回は第19回講座の後半で渡された材料(モーター2個、電池ボックス、乾電池、電線2色)と、自分なりに追加した材料でオリジナル作品を完成させ、作品について製作意図や使い方を説明する。
また、今回の作品は各自が名前をつけて閉講式の日に展示される。


会員が悪戦苦闘しながらも考えたアイディア工作の成果が徐々に見えてきました。
スペースの関係で一部ご紹介します。


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保温シートとおまけの保冷剤を活用したエコ冷風扇、底には水滴の受け皿も付いています。
ファンを回すとほんとうに涼しい風がきます。


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勉強机用移動式扇風機、赤い羽根がとても素敵です。出来れば鉛筆や消しゴムも
乗せたいようです。


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ゼリーの空きカップで作ったゲーム機?モーターの回転でカップのふたが開きそこにボールを入れて点数を競ったりすることができるそうです。動きがとてもユニークで面白い。

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手でも動かせる便利なウチワ、ハンドルを回すとギアの組み合わせでうちわが上下に動く。今後の展開がとても楽しみな作品です。


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大型赤色灯つき車。 中に発行ダイオードが装備されておりモーターが回ると点滅する。
とても目立つ赤色灯です。講座で学習したことがたくさんおりこまれている作品。


いくつか会員の作品をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

今年度、道具を使って物を作るのは今回の講座が最後です。渡された材料で会員はどんなものを考え製作するかとても楽しみでした。一年間学んだ知識や、培った知恵がたくさん詰まった作品で教室はあふれんばかりです。指導陣の「これほどまでにものづくりに取り組んできた成果を見ることができて感激しております」のコメントに思わず「同じ気持ちです」と叫びたくなる。

 


                ( 写真 記事 広報 今井)

2009年02月28日

電気なしでどうして聞こえるのかな?

仙台市太白少年少女発明クラブ

第21回講座(2月21日)

鉱石ラジオを作ろう       担当  大内 厚 指導員

*鉱石ラジオの製作 
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*鉱石ラジオの動く原理の学習

*回路の学習

*使用した主な部品

ダイオード、可変コンデンサー,AMコイル
イヤホン、プリント基板、アンテナリード線他

*講座をとおして電池や電気がなくてもラジオの放送を受信できることを学ぶ。
クラブテーマに沿ったエネルギーを大切にする講座でもある


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「日本でラジオ放送が始まったのは約八十年前です」とラジオの歴史から講座がスタート。


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大内指導員の説明にじっと耳を傾ける会員、このあとのラジオ作りに期待が高まります。


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いよいよラジオの製作開始です!

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プリント基板を見てうまく部品を実装出来たか確認をする。

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図面通りにはなかなかいかない、でも「自分で作ったラジオは絶対聞きたい」という
熱意がものづりの気持ちを前に押し出させる。がんばれ!

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今年度の講座もいよいよ終盤、道具の使い方がしっかりと板についてきました。
はんだづけもペンチの使い方も一人前です。

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「ちゃんと聞こえるね!」遊座指導員に褒められて完成の喜びがわいてくる。
このあと、取材者の私も聞かせてもらいました。放送局の音楽番組がバッチリ耳に届きました。
成果が出る「ものづくり」の完成って嬉しいのだろうな!とちょっぴり会員がうらやましくなりました。

                          (写真 記事 広報 今井)


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2009年02月20日

実験・金属にはどんな性質があるのかな

仙台市太白少年少女発明クラブ

第20回講座(2月7日)

金属の性質を確かめよう       担当  長谷川 俊一指導員


実験① 磁石、電気を用いて金属の性質を探る
   おもな準備品 
     磁石、銅線、乾電池、豆電球 
     A、スチール缶、B、アルミニウム缶、C、銅板、D、亜鉛板


実験② 炎色反応 ある種類の金属(元素)物質を炎の中にいれると特有の色を
            出す性質があることを確かめる
 
   おもな準備品 
     ガラス棒、蒸発皿、ビーカー、
     ア、硫酸銅水溶液、イ、塩化ナトリウム水溶液
     ウ塩化リチウム水溶液、エ、硝酸カリウム水溶液

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講師の長谷川指導員、「オリンピックのメダルはどうして金、銀、銅なのか知っている?」
面白い話もたくさん飛び出す。会員は興味津々。答えは講義で明かされる。


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何の実験かな?楽しそうだね。いろいろな金属に磁石を近づけてくっつくか
テストをしています。

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A~Bの金属を用いて通電実験。班ごとに協力し合あって、結果はノートにしっかり
記録する。

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炎色反応実験、「炎が大きくてこの色に燃えるのは?」と学習したことを思い出しながらじっと
炎を見つめる。最後に全員で答え合わせをして確認をする。

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【発展学習】イオン化傾向について
マグネシウムを塩酸の中にいれて水素を出す実験をしています。

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    実験状況と結果
実験①磁石に金属を近ずけるとスチール缶(鉄)はくっついたがほかの金属は
くっつかなかった。金属には磁石につくものとつかないものがある。
導線、豆電球を使ってA~Dが電気を通すか実験。結果金属は電気を通すことがわかる。
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実験②ア~ウの水溶液をそれぞれ燃やして燃えるときの色を観察する。
銅はダイダイ色、ナトリウムは黄色、リチウムは赤色、カリウムは紫色とそれぞれ違った。
燃やす金属(元素)によって特有の色を出して燃えることがわかった。

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♪実験中の会員の表情は本当に生き生きと輝いています。やはり直に見て触れて
実行できる実験は魅力ある講座の一つなのでしょう。興味あふれることを体験した後は、
会員がいつどんな形でどんな「芽」を出すのかとても楽しみになってきます。♪


                                     (写真 記事 広報 今井)

2009年01月30日

みんなが主役のもの作り

仙台市太白少年少女発明クラブ

第19回講座(1月24日)

モーターを使った自由工作をしよう
                                    担当  奥村清彦専任指導員


配布された材料
モーター       2個
電池ボックス     1個
乾電池  単三   2個
電線 2色     各2mずつ
みの虫クリップ(赤、黒)各2個

*これらの材料をもとに、会員が自由な発想でオリジナル作品の製作に挑戦する。

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今回は会員が自ら考え行動する講座です。クラブで学習したことや経験したことを
思い出してうまく応用することが求められる。

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車かな?四角の板に部品を取り付け中、設計図がきちんと描かれており、
完成品がイメージできている模様。

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自由工作といっても、やはりなれない会員も多い。そんなときはう考えがうまく
まとまるように指導員が素早くお助けマンとなる。 


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電気ゴマかな?かなり大きいね。ペットポトルの先端にモーターを取り付けて回す仕組み、
大好きなゲームに登場したコマを見て自分も作ってみようと思ったとのこと。
早く回してみたいね。


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冷風装置、会員の説明によると発砲スチロールの箱にケーキなどについてくる保冷剤をたくさん入れる
次に小さい穴をあけ箱の中のモーターを回して冷気を外に出すという仕組み。

夏、暑い台所に立つお母さん用に一生懸命考える。


「何かに役に立つものを考えよう」というクラブの声掛けがすこしずつ実ってきたようです。
会員のやさしい気持ちがなんともいえない。 感動!

他の会員の作品もぜひご紹介したい。
3月7日の講座で全会員作品が完成となる予定です。お楽しみに!


                                         (写真・記事 広報 今井)

2009年01月20日

地球にやさしい発電ってたくさんあるね。

仙台市太白少年少女発明クラブ
                      
                第18回講座
(平成21年1月10日)

第一部               担当  工藤治夫会長    

 (電気のいろいろ )実験と電池作り

*電気の不思議・静電気を起こして実験してみよう
*いろいろな発電 

・熱を電気に変える実験


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第二部                担当  奥村清彦専任指導員

*家庭にあるもので電池を作ろう    

木炭電池と活性炭電池
 準備する材料 備長炭と活性炭、キッチンペーパ、アルミホイル、食塩水、
グリップコード、テスター、LED、モーター、ブザーなど電気が発生していることを
確認する器具

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********   電気についての学習と実験      ********

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静電気の実験
静電気発生装置の前で実際に静電気が起きているか触れてみる。未知の体験に挑戦!s-I</p>

<p></p>

<p></p>

<p><br />
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・↑熱を電気に変える実験    左側が 61.6度    右側が33.3度になっている。
この温度差を利用して電気を発生させた。


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磁気・磁石の実験発電機の製作講座中に、磁石とコイルで発電することを学んだ会員、
N極の磁石の針はほぼ北の方角を指しており、異なる極同士は引き合うことを再確認。


********  電池作り  ********
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木炭電池ができたので電圧を測ってみる。なんと0・93Ⅴの電圧が出ました。
会員も成功におもわず笑みがこぼれる!

*作り方のポイント

テスターであらかじめ電気を通す炭かどうか確認をしておく。 

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三人で木炭電池を直列につなぐと約2・8Ⅴにパワーアップ。11月の講座で製作した
発光ダイオードの置物につなぐと美しく光を放ちました。
みんな今回の講座で作った木炭電池の威力に大満足です。


          (写真・記事 広報・今井)

2008年12月15日

自然エネルギーをパワーに手作りイルミネーション輝く

仙台市太白少年少女発明クラブ


第17 回講座 (12月13 日) 


風力発電機、ソーラーパネルの設置、クリスマスイルミネーションの取り付けと点灯式
                               総括      工藤治夫会長
      
    
ついに自然エネルギーとイルミネーションがつながりました                               
           
点灯までのドキュメント


点灯式前日と当日、早朝から事前準備に渾身の力を注ぐ指導員陣。

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日ごろマイクや、ペンを持つ手をハンマーに替えてイルミネーションボード設置の土台造り。
傾斜地の上、かなり寒くて作業はかなり大変。取材者は何もできず、無言のエールを贈る。

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平成17年製作のイルミボードを今年も一緒に披露する。かなりの重さなので
保護者の応援も得て搬出する。(ファイト!!!)


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「長時間の活動です、自分の役割を考え行動して、点灯の完成を喜び会いましょう」と
会長より会員へクラブ最大の行事の実施について、心得が伝えられる。
会員も心待ちにしていた行事だけに、内心わくわくしている様子だ。

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イルミ・パネルへ最後のLEDを取り付ける。
点灯式の主役となるだけに形や色などもチェックする。満足するまで粘り強くがんばる。

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いよいよLEDを現地のイルミネーションスクリーンに取り付ける。
今夜が本番なだけに全員真冬の寒さもなんのその
イルミネーション班が一丸となって作業に当たる。


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風力発電機、ソーラーパネルからイルミネーションまでの送電線の取り付け、
命綱となるだけに全員で慎重に作業。

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クラブが誇る風力発電機、取り付けられている羽根は、会員が講座の中で
どうしたらよく風を受け回るか角度や幅などを考えながら製作したものです。


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太陽光エネルギー発電機、使用されているパネルは、会員が講座の中で製作した
ソーラーカーのパネルを再利用しています。

どちらも気象条件により発電能力は変化しますが、クリスマスイルミネーションへの
大きな動力となります。クラブ全体で自然エネルギーを活用してイルミネーションを
点灯させることに大きな誇りと喜びを感じています。

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いよいよ点灯のカウントダウン、はやる気持ちを抑えながらもテープを持つ手に力が入る。
合図の太鼓の音が後方で大きく響く。

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太白小学校区内の有志のかたが暖かいトン汁で今日の日をお祝いしてくださる。


13日点灯直後のクリスマスイルミネーション

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中央のイルミネーションと右はじのイルミネーション小作品群が今年度会員によって製作される。


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イルミデジ一眼.JPG

平成20年度、クリスマスイルミネーションの点灯全景

4年間にわたる、延べ百数十人の会員の活動の「証し」が灯っています。
天候次第ですが、12月25日までの夕方5時から9時まで点灯を予定、あと十日間ほどですが多くの方々にぜひ現地へお越しいただきたいです。
そしてもの作りを、自然エネルギーを大事にしている「仙台市太白少年少女発明クラブ」の灯す
光のメッセージを感じていただきたいと願っています。  (場所:仙台市立太白小学校)
                                        (下段の写真提供・大内厚指導員)


                                     (写真・記事 広報 今井)

2008年11月30日

今年のハイライト行事に向けGO~

仙台市太白少年少女発明クラブ


第15回講座(11月22日) 第16回講座(11月29日) 


クリスマスイルミネーション点灯準備講座
総括      工藤治夫会長
担当指導員 ☆イルミネーション班( 15名) 
遊 座・佐々木・幾世橋    
☆風力エネルギー班( 7名)  
奥村・山崎
☆太陽光エネルギー班( 6名)
大内・早坂・工藤(隆)

12月13日の点灯式に向けて、各班、それぞれ担当した内容に応じて準備に取り掛かる。

4回目を迎えたイルミネーション点灯式、太白地区の皆さんも心待ちにしている!


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自然エネルギーとイルミネーション点灯の仕組みについても学ぶ
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工藤会長が図解を交えて会員に詳しく説明する。いつものことながらとても
わかりやすいです。わがクラブの会長は図解の達人?。
ただの説明は会員の頭を通り過ぎるだけかも知れないが絵を交えて説明することで
イメージがわき会員のこれからの活動をエネルギッシュなものにしていくことでしょう。

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☀☀☆彡太陽光エネルギー班☆彡☀☀

集光器やソーラーカーで学んだことが生きる!

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昨年使用したソーラー大パネル、日当たりのよいところにおいて、
確実に充電するか調べる。イルミネーション点灯時の大事な自然エネルギーです。

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パネルの細かい部分の充電能力も調査する.「2V出ているよ」と弾んだ声の報告がうれしい。

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昨年よりもパネルを増設してパワーアップしたソーラーボード。「頼もしい太陽の力を
たくさんもらおう!」と会員の最後の仕上げにも力が入る。

★・。・☆彡イルミネーション班☆彡★・。・

世界でただ一つの、発光ダイオード使用作品を楽しく制作したことが生きる!


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点灯式で注目度の高いイルミネーション、クリスマスということでこの時期にふさわしい
デザインを考える。出来上がりが楽しみ!

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まだ製作の途中ですが、なんとなくツリーの形が見えてきました。
クリスマスに相応しいイルミネーションになりそうです。


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発光ダイオード取り付けパネルの裏側、まるで迷路のようです。
次回活動日にはいよいよイルミネーション点灯式。どんな光の世界が繰り広げられるでしょうか。

~~☆彡風力エネルギー班☆彡~~

風車の羽根やクリップモーター製作で学んだことが生きる!


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第五回講座で製作した風車の羽根を風車のタワーに取り付ける。太陽エネルギーと
同じぐらいイルミネーション点灯の大切な動力とわかる。

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羽根の接続方法について、どのような方法が点灯時に有効なパワーを得られるか
奥村専任指導員より講義を受けて理解していく。
会員はここでも改めて並列つなぎと直列つなぎの違いを復習する。行事や
もの作りを通じて、会員に理解してほしいところを繰り返し学ぶことを実践していく。

今回、風力エネルギー班は羽根を全部を取り付けたのに電力が予定の数値まで
上がらない事態が起きた。羽根はきちんとついて,回っているのになぜ?
しかし原因を調べる中で会員は羽根の向きを反対につけると電力が上がらず
マイナスの作用が働くことに気がつく。今まで繰り返し学習の積み重ねがあったからこそ
応用力が身に付き改めて羽根の回転の向きもチェックしながら無事作業を終了させる
ことができた。 

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風車の羽根がすべてとりつけられ、出番を待つばかりになった風力発電機、12月13日
からの活躍が望まれます。太白小学校の屋上でたくさんの風を受けて力いっぱい
発電してほしいですね。

・。・。・。・。・。・。・。・。・・。・。
お知らせ
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

来る2008年12月13日から26日までと約二週間にわたって、
太白小学校校庭にクリスマスイルミネーションが点灯されます。(自然エネルーによる点灯のため
天候により変更があります。)

今年で、4年目を迎えるイルミネーション、約11000個以上のLEDに延べ百数十人の
会員の色とりどりの思いが込められて灯っております。
地球にも優しい自然エネルギーを大いに活用して世界でただ一つの光の夜空、
お近くへお立ち寄りの際は、ぜひ会員の手作り作品にも心を寄せていただければ
大変うれしく思います。


                        ( 写真 記事 広報 今井)

2008年11月20日

みんなは光の魔術師

 仙台市太白少年少女発明クラブ

第3回講座 (11月1日)   担当 遊座 宏 指導員

オリジナルイルミネーションの製作          

          ☆材料 


発光ダイオード点滅基盤、発光ダイオード6個(赤、黄、緑、各色二個)、熱収縮チューブ
☆作品の説明
遊座指導員が準備した身近な材料を会員が各自でいくつか選び、それに発光ダイオードを取り付けて独自のイルミネーションを製作する。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

十二月のイルミネーション点灯式の準備として発光ダイオードについて学習です 。                   

           ++++++++++++++++++++++++++++++++


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☆彡 指導陣の笑顔に支えられて会員は思い思いのオリジナル作品の製作に楽しみました! ☆彡

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「作業はうまく進んでいるの?」と講座担当の遊座指導員、
会員へ優しくて頼もしい声掛け。
会員も遊座指導員の見本作品に負けないとファイトを燃やす。

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「先生ホットボンドの使い方はこれでいいですか?」
自分で考えてもわからなくなった時は指導の先生に指示を仰ぐ。
支えられている安心感が会員をつつむ。

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どうしようかな、あれこれ思案中!どんなデザインに決定したのかな。
会員が一番知恵を絞る時だね。
また、製作にはすっかり得意になったはんだごての技術が生かされる
時でもあるね!


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さあ!いよいよ製作開始、頭の中のイメージが素敵に表現される時、
みんなの個性が輝き始め出したね。


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こちらのテーブルでもベテラン指導員のアドバイスを受けながら
イメージに描いた作品作りを目指す、どんな完成品になるか
披露される時がとても楽しみだ!

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作品は今回の講座中に完成させる事を目ざしているため、会員の製作進捗状況に
応じて指導員は細やかに指導に当たる。どの会員も達成感ともの作りの楽しさを
味わって帰ってほしいと願う。

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「どんな点を工夫したのかな?きれいに仕上がったね」作品を講評する工藤会長。
会員も自分の作品の苦心したところを一生懸命アピールする。


この講座で製作した作品は12月13日のイルミネーション点灯式の日から
おおよそ2週間にわたって、太白小学校の道路沿い敷地に特別展示されます。

お花と雨。海とイルカと灯台。ピンクのタコ。美しい案内板。キャンドルコップ。
などなど会員が思い思いに工夫を凝らした作品がいっぱいです。

お近くを通られたさいには、会員の力作、発光ダイオードによる作品を
ぜひご覧いただきたいと思います。。


                                     (写真・記事・広報 今井)

2008年10月31日

地球にやさしいエコライトです!

仙台市太白少年少女発明クラブ  第13回 講座(10月18日)

       *カシャカシャライトを作ってみよう*

         今回は外部講師による素晴らしい物づくりの講座が実現!

ご協力企業と特別講師 ・NECトーキン株式会社
                     研究開発部グループマネージャー  戸叶 祐一氏
                                  主任         早坂 淳一氏
                                  主任          佐々木 淳氏
おもな部品

発光ダイオード、基盤、銅線、バネ、ナット、差し込み棒、球、
圧電板(製品名PZTを発電の力を高めるために二枚張り合わせたもの)、銅テープなど


作品の説明

NECトーキン特製の「モバイル型の圧電セラミック」を曲げたりたたいたりすることで
電気を発生させ発行ダイオードを点灯させる。

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会員はわざわざ電気を使わなくても圧電板を曲げたり叩いたりすると発電することを学びました。

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講座の前に講師の方が用意された部品と完成したカシャカシャライトです。
カシャカシャとふると黒い丸い球がNECトーキン製の圧電板にあたって電気が発生し
先にある緑の発光ダイオードがきれいに灯るというもの。


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早坂講師の説明を聞きもらすまいと真剣な面持ちの会員、よく聞くことが次の作業や行動
がとりやすいということを日ごろの活動から身につけてきた模様。うれしい成長です。


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先生教えてください!初対面とは思えないほど積極的な会員に丁寧に対応される
戸叶講師(右)と佐々木講師(左)、

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この日は「カシャカシャライト」製作のほかに大型糸電話装置も準備されており、会員は糸通信にチャレンジ、思わぬサプライズに大喜びでした。講座を盛り上げる講師の方々の熱い情熱がじんわりと伝わってきました。

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「うまくできているかな、わからないところはないかな」と会員の作品の出来具合をみてまわる早坂講師。
出来ることならこれからもずーっとクラブの指導員になっていただきたいと、、、。


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会員の完成品、「振動した圧電板を受けるナットの止め方が難しかったけれど、ライトがうまく灯ったのでとても満足」と会員の感想です。

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 「カシャカシャライト」は作品の考案から材料の調達まで今回指導の三名の講師の方とほかの研究開発部の方が時間をかけて準備され、万歩計からヒントを得ての工夫やオリジナル部品の使用で大変苦心されたようです。でも会員からは今回の講座は新鮮でとても楽しかったと大好評!インパクトのある物づくりの一日だったようです。   

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                        写真・記事・広報 今井

2008年10月24日

魅力あふれるソーラーカーが完成!

仙台市太白少年少女発明クラブ  第12回 講座(10月4日)

ソーラーカーの製作 その③                
                    担当   奥村清彦 専任指導員


9月6日、9月20日、10月4日と
三回にわたってチャレンジしてきた
ソーラーカーの製作、今回がいよいよ最後の完成の講座となります。


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今回製作したソーラーカーの魅力と特徴を探る!


☆自然エネルギーをコントロールするスライドスイッチの機能

・太陽光と外部電源を充電。  
・太陽光を充電しさらに太陽光+キャパシターを並列運転しモーター を動かす。
・太陽光を充電しかつ乾電池でモーターを動かす。

  
[これだけの機能を搭載しています。全国の少年少女発明クラブでもレベルの高い試みといえます。]
。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・

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世界中のどこにもないソーラーカーの誕生 車体の右側にスライドスイッチが取り付けられている。
スイッチの位置によって機能が切り替わります。

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奥村専任指導員によって準備されたテキスト、車体の製作について詳しく解説されている。
講座ごとに渡されるので会員も自分から読み取る力が相当付いてきました。他でも生きる力ですね。


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分からないところは会員同士が助け合いながら積極的に問題を解決していくようになってきました。
会員の協調精神、仲間意識の育成というクラブ目標がすこしづつ実ってきました。

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自分だけの世界中どこにもないソーラーカです。三回の講座ということで
難しいところもあったようですがみんなの「作り上げるんだ」というファイトが完成にこぎつけました。
また「部品がいっぱいで、配線作業も込み入っていて大変だったけれど、その分おもしろくてやりがいがあった、また挑戦したい!」感想もたくさん聞かれました。
なんだ会員がとても堂々としているように見えました。


                                    (写真 記事 広報 今井)

2008年09月30日

だんだん出来てきましたマイソーラーカー

仙台市太白少年少女発明クラブ  第11回 講座(9月20日)

ソーラーカーの製作 その②                
                    担当   奥村清彦 専任指導員

組み立て手順
①太陽電池の支え台②車台の組み立て(スイッチ、ラグ版などに配線をする)
③ブーリー(ベルト車)と車輪の組み立て④太陽電池、乾電池ケースの取り付け
⑤走行テスト    (奥村専任指導員作成のテキストより)

製作の特徴
一般的なソーラーカーは車台にソーラーパネルをつけ太陽光を集めて走るが
今回のソーラーカーは一歩進んで、取り入れた太陽光を貯める働きをする
スーパーキャパシターを搭載する。


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ソーラーカーの製作、2回目の講座、メインの部品を車体に 取り付けていきます!

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今回のソーラーカーのキッドはクラブオリジナルキッドを準備したため
いつもより難易度の高い講座となりました。奥村専任指導員は講座の
途中にも会員の進捗状況や理解度を見ながら、時折、図解による
講義をはさんでいきます。
どの会員も「できなかった」ということのないようにクラブ全体としても
きめ細かな対応をしていきます。

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モーターを車台に取り付け、ソーラーカーの心臓部ともいえるべき重要な作業だ。
細かい作業でも一つ丁寧に製作していく。
会員、難しい作業を味わっているかのようにも見える。

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万力台で部品の組み立てをする会員。奥村専任指導員の解説で理解を深め
ながら少しずつ真剣にこなしていく。かなりの集中力ですね。


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ブーリーに次々と部品が取り付けられていきます。だんだんソーラーカー
の性能が備わってきました。プラスとマイナスを間違えないように配線の
チェックをしながら作業を進めていく。


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ソーラー電池の支え台を取り付ける前の状態。モーターとスイッチが取り付けられ、
ソーラーカー全体の性能がかなり備わってきました。


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車輪の付いたシャーシにほとんどの部品が取り付けられている。
あとは充電機能を持つスーパーキャパシターを取り付ければほぼ完成。

二度の講座でここまでできました。喜びの瞬間は次回10月4日の講座
終了後となります。その日がとても楽しみに待たれます。


                                (写真 記事 広報 今井)

2008年09月18日

太陽光エネルギーを具体的に理解する

仙台市太白少年少女発明クラブ  第10回講座 (9月6日)

ソーラーカーの製作 その①
                
                    担当     奥村清彦 専任指導員

*第8回講座で集光器の製作などを通して学習した太陽光エネルギーについて、今回はさらに知識と興味を深めるために「ソーラーカー」の製作に挑戦する。材料の部品はできるだけ会員自身が加工しながら製品を作り上げていくことを目指してクラブ指導陣考案のオリジナルのキッドが使用される。

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部品作り、車体や車輪の組み立て、配線とレベルの高い物づくりの講座!

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見本の電源駆動
ソーラーカー完成
教材を準備した担当の指導陣によって製作される。
会員はこの完成品を見て製作の意欲を燃やす。


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整理されたトレーの中の材料とテキスト。
講座の中で一つの部品がなくなっても物づくりは成功しないという物づくりの基本も
学習していく。

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部品の手作り、太陽電池の支え台に挑戦。一本の針金から作るためペンチの
使い方が出来具合に大きく影響する。でも最後まで頑張ってつくりあげました。
市販品のキットを使用するときとは違った困難と喜びを味わう!

ペンチ、ハンダごて、作業の進み具合に応じて道具を使い分けながら
ソーラーカーの完成を目指す。

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二時間以上の活動時間中、会員の視線はテキストと自分の手元にくぎづけ。
すばらしい集中力です。


    
いつもこのブログを応援してくださってありがとうございます。 
ソーラーカーの講座は次回9月20日と10月4日の三回にわたって実施されます。
いましばらく 完成編をお待ちくださいますように。(広報 今井)

2008年08月26日

夏休み中に物作りをしよう

仙台市太白少年小女発明クラブ第9回講座(8月9日・10日実施)         

夏休みものづくり体験教室(文部科学省より委託)

☆講座の詳細*教材:文部科学省より配布される。

*対象:仙台市内の小中学生
*参加者: 29名(内訳クラブ会員16名 非会員13名) 
*会場: 仙台市立太白小学校(図工室・体育館)
*工作キットおよび対象学年、参加人数
・かざぐるまカー コース(対象 小学1年~4年) 6名(会員0名)
  (担当  遊座指導員 幾世橋指導員)
・プロペラカーⅡ コース  (対象 小学1年~4年)10名(会員4名)
  (担当  山崎指導員 奥村専任指導員)
・クランク歩行マシンコース(対象 小学5年~6年)11名(会員のみ)
  (担当  佐々木指導員 大内指導員 工藤会長)
・Uターンマシンコース (対象 中学1年~3年) 2名(会員1名)
  (佐々木指導員 大内指導員)

一日目 - コースごとにものづくりを体験する
二日目 - 各コースに分かれ競技会を開催


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配布された材料のみでどうしたらマシンの性能を十分発揮できるか考えました!

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夏休みもの作り体験教室一日目がスタート


かざぐるまカーの製作
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思案中の参加者にクラブ指導員のリードのもと保護者も力を合わせて物づくりを
サポートしていきます。
どんなかざぐるまカーができるでしょうか。幼いながらも真剣な様子が
とても印象的です

プロペラカーの製作
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全身に力をこめてプロペラカーの車体をカット、思い通りに切れたかな。今年初めての
参加ということで道具の使い方もぎこちない、でもそんなとき保護者の方の抑えの
手が心強い!日ごろの家族力を発揮です。


クランク歩行マシンの製作
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配布された材料であればOKということで、足の長さ、止め方、接地面など、
随所に独自の工夫が見られます。「どうすれば性能をもっと良くすることができるか、
失敗を恐れず考えてやってみよう」という講座での学びが細かいところに生かされています。
今日の努力が明日の競技会で出るといいですね。 


クランク歩行マシンの製作
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これもクラブ会員の作品、中学生対象ということでかなりレベルの高いマシンの製作です。
この作品の特徴はマイクロスイッチを入れるレバーの形がとてもユニークです。
見本はL字のような形ですが会員がじっくり考えて製作したものです。
この鹿の角のようなレバーが競技会で素晴らしいコーナリングを披露しました。

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二日目 競技会がスタート
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かざぐるまカーの競技、前日から団扇のあおぎかたを練習して今日の日に臨みました。
しかし、5mのゴールはなかなか遠かったようです。応援席もヒートアップ、
心配そうな声援がたくさん飛びました。


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クランク歩行マシンの競技、のんびりゆっくり移動のマシンのせいか参加者も
楽しみながら自分の作ったマシンの行き先を見守っていました。

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競技の合間にはマシンの修理・改良タイム、「どこが良くなかったのか、どうすると良くなるのか」
クラブ指導陣の声掛けを聞きながら自分なりに考えてみる参加者。
たくさん悩むことによってきっと次のいい結果に結び付くね。がんばれ!

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参加者だけで手に負えないときはマシン病院へ、クラブ指導陣が待機していて
問題の解決にあたる。競技会ということで参加者も指導者も応援者もみんな熱くなる。
何かに熱中するってすごいエネルギーを生み出すね。


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競技の後は待望の記録発表と入賞者の表彰式、
プレゼンターの工藤会長は全参加者に向けて、「皆さんは競技会のために失敗を重ね
ながら性能のいいマシンづくりを目指してがんばってきました。たとえ今日いい結果が
出なくてく悔しいと思った人もその気持ちを忘れずに次の機会に生かしてください。
いろいろ考え悩んだことは次のときに必ず力となって生きてきます。そのことを忘れな
いでほしいと思います」と励ましの言葉を述べる。
悲喜こもごも、暑い中大いに盛り上がった二日間の「夏休みものづくり体験教室」は
無事終了しました。

                                      (写真 記事 広報 今井)

2008年08月16日

夏休み行事第二弾  大自然の中で!

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第8回講座
 (8月2日)             

*体験学習 秋保の河原(木の家)    

          参加者 会員 発明クラブ指導員 スタッフ 保護者他  67名

                      代表引率者 工藤治夫 会長   

講座内容
・太陽光の学習として太陽光集光器の製作  ・火おこしと湯沸かしとトウモロコシゆで・
・バーベキュー ・講義他

*自然エネルギーの学習の一環として「太陽光」を学習しながら、野外活動を通してクラブ全体の親睦を深める。


★活動スタート

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工藤会長の号令のもと活動現場の河原へ参加者が集まる。待ちに待った野外講座、川面に響く会員の華やいだ声が今の気持ちを代弁しています。みんなで楽しい思い出に残る一日にしたいね!


★集光器の製作                                                                                                         s-IMG_6174.jpg
籐のざるにアルミホイルを巻いて集光器づくり、ゆで卵になることを想定して中に入れる卵は黒い紙で包み太陽熱の伝導を良くする。 でも、今日空はあいにくの曇り空、なんとか出てほしい笑顔の太陽!!

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[後日談、2日のソーラークッキングは太陽の機嫌が思わしくなく成功までには至りませんでした。
しかし集光器を持ち帰って自宅で晴天の日に再トライした会員は温泉卵作りに成功したようです。
無限の力を秘める自然エネルギーもそのままでは不便であるということも学習した模様。今後課題をどう克服していけばいいのかということが講座で取り上げられていきます]


★火おこし、お湯わかし
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大自然の中だからこそできるたきぎでの火おこし、お湯沸かし、
やはり自分たちで直接に関わってやるのは手ごたえがあるので楽しいのかな。
河原の石の即席かまどをじっとみつめる会員。

★トウモロコシの皮むき
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みんなの大好きなトウモロコシもぎたてだけに一粒一粒輝いている。会員は自然の恵みを感じつつ力強く丁寧に皮をむく。きっといつもより何倍もおいしいよ。

★バーベキュータイム
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パラグアイより空輸された牛と羊肉の塊、会員は今までに見たこともない大きな焼き肉に目を見張る。
そして焼きあがるのをじっと待つ。
パラグアイ出身の音楽家ルイスさんとご家族のご尽力で異文化に触れる事ができました。
ここでも自然の恵みに触れながら楽しいひと時を過ごしました。多人数で食べるお肉の味は絶品でしたね。

★講義タイム
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食事の後は奥村専任指導員の講義。全参加者を対象に室内でスクリーンに映し出しながら「地球環境と自然エネルギーについて」開催する。身近で、切実なテーマだけに聴講者の皆さんも熱心に聞き入っていました。自然エネルギーについては発明クラブでも取り組む大テーマです。
  

                 (写真 記事 広報 今井)

2008年07月30日

夏休み行事  新しい体験をしました!

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第7回講座
 (7月25日)             

*体験学習 「梶原電気株式会社」 工場見学  (若林区六丁の目元町 )      

参加者 会員 発明クラブ指導員 スタッフ 保護者他  41名

                      代表引率者 工藤治夫 会長   


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4年前のクラブ発足時から太白少年少女発明クラブをバックアップしていただいている
梶原電気株式会社
もの作りの会社ということで会員の夏休みを利用して、工場の中の製品作りの現場を見学をさせていただきました。今回はその時の様子を一時部分ですがご紹介します。

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       *****************************************

          できないことはない、チャレンジ精神あふれる物づくり大好きの達人が集結した会社
        *****************************************

              

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雨の中、梶原社長が私たちを笑顔で出迎えてくださる。
会社の製品についてや見学するときの注意について話されたあと会員へ「この中から未来の発明家が出ることを応援しています」と述べられ、クラブにとっては本当に嬉しいエールをいただく。
朝から緊張気味の会員も親しみを覚えた様子。

               ★    製造   ★

                  
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板金やプレスするハイテクマシーンを見て会社の方から説明を聞きながらただ繊細さと
ダイナミックな動きに目を見張る。
見学終了直後、会員に「どこが一番印象に残っているのかな?」と質問したところ
最初に見たNCマシーンやパレットパンチなどにまず驚いたという感想がとても多かったです。

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当クラブの工藤会長も会員を代表して?興味を持ったところを質問をする。
「滅多にない工場見学、会員も刺激されて興味に感じたこと、わからないことを
どんどん質問をするとするといいのになー」と取材者は心の中でつぶやく。
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溶接現場 日ごろはんだ付けには少々自身のある?会員も本物の溶接作業にシーンとなる。


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             制御盤や分電盤を作っている現場を見学、係の方から細かい説明を受ける。
         実にさまざまな分野に使われていることがわかる。会員もどんなことを制御するのか
         とても興味をもつ。たくさんのスイッチにも興味があるようでした。
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ここでベテランの方にインタビューをいたしました。
「電気関係の仕事に就かれたきっかけと,長年続けてこられた理由はなんでしょうか」とお聞きしたところ、「親がやっていたことで興味を持ったことと、大変なことでも自分自身が好きだからやってこられた」と深い含蓄のあるコメントをいただきました。子育て中の方々は参考になるのではないでしょうか。

             ☆   製品   ☆                        

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          看板?ネームプレート?とても精巧な文字のくり抜きに「機械の力ってスゴイ」の連発!

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            まだ未完成品のベンチについて説明を受ける。先ほどの機械によって作られたもの          ということで会員の見る目も関心度が深い事を示している。


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見学の途中で鋼鉄のイルカがプレゼントされました。板金担当のかたが今日のために何十個も製作して準備してくださる。会員は大喜びです。ペンダントになるように穴があいているのがプロのご配慮です。


                        。
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出荷を待つばかりの携帯電話 電波中継基地の完成品を見学。

このあと、塗装や研磨の現場なども見学。続いて
廃蛍光管破砕機の前では環境問題に積極的に取り組む会社ということも学習する。

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            見学終了後は工場内を案内をしてくださった会社の方々と記念撮影。
         お忙しい中、仕事を中断して安全に気配りしながら発明クラブの見学に応じてくださった        梶原社長をはじめ社員の皆様、本当にありがとうございました。


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取材後記 
 今回の工場見学会は日ごろ完成品しか見ることのない会員にとって材料から、どんな道具を使って、どんな工程を経てものができるのかがわかり、とてもインパクトのある学習機会となりました。今日の体験はずっと頭の隅に残り続けることと思われます。
工藤会長はじめ指導陣もそれを願っての工場見学会を実施したものと思われます。
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そして取材の中で、「わが社はどんな仕事でも最初からダメと思わず、まずあきらめないでやってみる」という梶原専務の柔軟な発想のコメントがとても印象に残りました。これから成長していく会員に活動の中でぜひ伝えていきたい言葉です。

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                                写真 記事 広報 今井

2008年07月28日

風の力を測ってみよう

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第6回講座
 (7月19日)             担当 佐々木三郎指導員

風力発電機の風車の羽根の改良と力の測定

         

 
☆クラブテーマ  「自然エネルギーの活用」についての学習<の一環


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            羽根の角度を変えると、モーターに取り付け風を当てたとき発電する力が                                        どう変化するか測定する。


         //////////////////////////////////////////////

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測定に先駆けて、風洞にモーターがきちっと据え付けられて、正確に作動するかチェックする指導陣、
手作りの電力測定装置がとても立派に見える。製作担当者の創意と工夫に満ちた装置だ。

                             

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会員を前にして「一度測定して、あまりいい結果が出なかった羽根はどこが悪かったのか欠点を見つけて改良していくことが大切です」と工藤会長の講義。            
    

                          s-DSCF6396.jpg

自分たちの羽根についてさらに性能アップを目指してチャレンジする会員たち,みんなよりよい結果を出すために悪戦苦闘しています。

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指導員も再び慎重に風力発電機の羽根を測定器の中にセッテイングをする。
どんな結果が出るか楽しみです。 

★測定結果★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
            ・三枚羽根最大数値→ 曲げる角度20度のとき・・・・・最大電力0、047(W) 
            
            ・四枚羽根最大数値→ 曲げる角度10度のとき・・・・・最大電力0、042(W) 
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(注 担当指導員より)「今回は会員にわかりやすくするために曲げる角度と発電電力の関係を取り上げたが、取り出せる電力は羽根の角度だけではなく、形状やバランスなど多くの要因が絡んでいる」とのことです。
         

                                      (記事  広報 今井)

2008年07月18日

風の力をいかそう

仙台市太白少年少女発明クラブ  
第5回講座 (7月5日)             担当 奥村清彦専任指導員

風力発電機の風車の羽根を製作

         *初級編ー4枚羽根製作 *中級編ー三枚羽根製作
           (材料 いずれもアルミニューム)
 
☆クラブテーマ  「自然エネルギーの活用」についての学習<の一環

クラブ活動をとおして、風力は人にも地球にも優しい自然エネルギーだということを会員に伝えていきます。そしてまた、どうしたらたくさんの風を受ける羽根が作れるのかな?みんなで考える!       


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継続会員は昨年よりさらに性能がアップする風車の羽根三枚羽根作りに挑戦。奥村専任指導員の言葉に耳傾けながら難しくなった分じっくり考えながら取り組むく。

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材料のアルミ板を羽根の形になるようにイメージしながら測って、しるしをつけていく。柔らかい材料だけに変形しないように慎重に取り扱う。一つ一つの作業が丁寧だ。レンズを通して会員のいい緊張感が伝わってくるよ。
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風の力をたくさん得る風車の羽根を作るには道具を使いこなすことも大事だね。
指導員のアドバイスで焦点を見定めて思いっきりハンマーを下ろす。勢いがあるね。

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当クラブでは、会員が積極的に道具を使用できるようになっています。道具の数、管理、使用の指導、などものづくりを経験してきたからこそ整えられる「もの作り環境」といえます。

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ボール盤を回して羽根に穴をあける。
今までに見たことも触れたこともない機械だけにかなり慎重に取り扱う。
次の順番を待つ会員も心配そうに操作する手元を見守る。


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ひとりで心配な時は指導員ががっちりサポートする。
でもどの会員も講座の会を重ねるごとにもの作りに対する興味がいっぱい湧いてきているようです。
今回の未知の体験は、この次同じ道具や機械を扱うときにすごい自信になっているね!
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。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。s-IMG_6056.jpg

二時間頑張った末にこんな立派な羽根が出来上がりました。とても達成感が伝わってきます。
次回は、この羽根がどんな力を出すか測ってみる講座だね。楽しみにしている!


                                              (写真・記事 広報 今井)

2008年06月21日

クリップがモーター作りに一役

 仙台市太白少年少女発明クラブ

第3回講座 (6月7日)   担当 工藤治夫会長

クリップモーターを作ろう

          ☆コイルと磁石で発電機原理の体験学習

          本講座で電気が流れている金属の線に磁石を近付けると
         「ローレンツ力」という力が働いてモーターを回すことができる
         ということも学ぶ。

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今回の講座担当は工藤治夫会長、開講当初から
「未来を拓く自然エネルギーの技術を創出す発明と工夫」をクラブのメインテーマとして
提唱、運営、指導に当たっています。
また、エネルギッシュで温かい語り口調は早くも保護者から大きな信頼をよせられ、
会員からは「会長先生!」と呼ばれて慕われています。  
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今回のクリップモーターは、完成後美しく収納できるクリアケースや回ったとき
楽しくということでビーズの飾りも取り付けられるように会員の製作意欲に配慮された
「会長先生」独自の考案による教材が用意されました。

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テキストと同じように出来たクリップ。会員はまっすぐにのばす事が難しかったようです。
でも、こんなにしっかりと形を作ることができましたね。


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次はクリップモーターを取り付ける台座づくり、すでに作業に合わせて使用する
道具を選んでいますね。
すでに、自分で出来るところはどんどんテキストを見ながら作業を進めていきます。
2回目講座より一段と積極さが増してきたように感じられます。
この後の、コイル巻きもがんばりました!


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これは見本の完成品です。クリップに支えられたコイルに磁石を近づけるとコイルは
くるくる回ります。この日回らなかった会員も次の活動日までに回るように完成させました。
あきらめないのがいいですね。

                                       (写真・記事 広報 今井)

2008年05月31日

図面に強くなろう

仙台市太白少年少女発明クラブ    

第2回講座   5月31日実施       担当 佐々木三郎指導員

  ものづくり基礎講座②

            図面の見方・描き方


      *部品を見て図面を描く。
         物を平面の紙に実際に描いて今後の講座に最低必要な製図の規則を習得します。

      *図面を見て部品を加工する 
         発砲スチロールをカッターナイフ、定規などを用いて図面通りに形を作っていく。


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講座担当の佐々木指導員、物づくりに大切な図面とはどんなものか、
会員にきちんと理解してもらうために、スクリーンとテキストを用いて解説する。
クラブの本格的な講座は今回からスタート。新しい雰囲気に慣れていないのにも
かかわらず、どの会員も積極的に図面の見方や描き方の規則を一生けん命学習する。
今後の活躍がとても期待できます。

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                                             s-IMG_5827.jpg

説明を受けた後は、出された課題の正面図、側面図にチャレンジする。
まず書いてみることによって理解したところ、そうでないところが分かってくる。
頭で考えていた時よりかなり大変なことわかってくる。
寸法の記入の仕方が算数の図形とは違うことに少々戸惑う。

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指導陣は20年度の講座が開講してまだ間もないことから、会員に対してきめ細やかな目配り、
指導を行っています。

ものづくりに興味をもって集まった小中学生の会員に最後までクラブ活動を楽しんでほしいと願う
気持がとても高いのです。

指導陣の気持ちは、講座の回を重ねるごとに会員にもきっと伝わっていくことと思います。
例年のように、、、、、。
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製図の後は、発砲スチロールでものづくり、図面どおりに製作していきます。

頭で想像していたよりかなり難しそう!
でも、これから面白い講座がたくさんあるね、くじけそうになったら、一年間の活動予定表を見よう。
楽しそうでしょう。

むくむくと芽生えたものづくりの「やる気」、ずっと持ち続けて発明クラブの活動を自分のキラメキタイムにしよう!


                                             (写真・記事 広報 今井)

2008年05月29日

平成20年度、クラブいよいよ始動!

仙台市太白少年少女発明クラブ  
                      

開講式と第1回講座(5月10日)*開講式 AM10:00-太白小学校体育館

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   ◆ 第一部 開講式 ◆平成二十年度クラブ活動、市内十五の小中学校より三十名が入会
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平成十六年一月のプレオープンから、今年で四年目を迎えた「仙台市太白少年少女発明クラブ」、今年度も地球環境に目を向けた「自然エネルギーを創出する技術の発明と工夫」をテーマに掲げて活動が開始されました。全国でも珍しい、大きな活動テーマを持つ発明クラブです
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最初に工藤治夫会長より入会した会員に「今、地球にとって自然エネルギーの活用はいかに大切か社会の抱えている問題点と、これからの活動の中で人と同じことをやって結果が違う、これはどうしてだろうどこが違うのだろうと常に調べ追及していく気持ちを持ってほしい」と励ましとお祝いの言葉が述べられる。 
また来賓の太白小学校齋藤俊子校長からは「物づくりを通して不思議だなと思う心を育ててください」と、賛助会員企業の梶原功社長からは「サポートするので仙台から世界へ発信できる人になってほしい」と温かいメッセージが贈られました。
続いて会員へクラブバッチの授与、指導員紹介、奥村清彦専任指導員による工具の取扱い心得説明があり、最後に記念撮。平成二十年度の開講式は緊張の中にも優しい雰囲気に包まれて無事終了。

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これから一年間「ものづくり」を通じてどんな交流が生まれるでしょうか。
スタートを記念して会員と指導員および関係者全員で記念撮影です。
一年後の閉講式では今日と一味も二味も違う成長した会員の姿が楽しみです。


*第二部第1回講座              担当指導員 遊座 宏 他

工具の使い方の学習とイニシャルづくり
これからの活動に使用する工具の説明と使い方を会員に正しく理解してもらう。初回講座でははんだごてを使って自分のネームプレート作りにチャレンジする。

                                                       s-IMG_5709.jpg

はじめての経験、慎重に丁寧に恐る恐るはんだごてを使ってみる.。
熱さよりも煙が出てくることにどの会員も最初はたじろぐ。
しかし指導員の先生のお手本指導と声掛けで見る見るうちに慣れてくる。
まずは上手下手より慣れることが大切と担当の指導員のアドバイス。
初回なので先生の声がうまく届いたでしょうか。
でも一時間後には立派なネームプレートが出来上がり!やる気十分の新会員です。
                                              s-IMG_5712ne-mu.jpg

とても初めてとは思えない出来栄えです。特にM字は真ん中の曲げ方が難しいのですが、
がんばりました!


                                   (写真・記事 広報 今井)

2008年04月29日

♪指導員、講座外の活動もパワフルに!

仙台市太白少年少女発明クラブ

クラブ設立の趣旨を遂行するために、社会のニーズに応え会員の成長の姿に喜びを感じながら指導員スタッフは多彩な活動に取り組みクラブ運営の向上、発展を図っております。

今回は、年間を通じて取り組むおもな活動をご紹介いたします。


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*第18回少年少女発明クラブ  5月31日~6月1日

   *東北ブロック運営協議会総会(相馬市)

             出席者:奥村清彦専任指導員・幾世橋廣指導員・今井広報員

★1日目 東北ブロック6県における発明クラブの原状報告や運営について協議並びに意見
交換.・懇親会開催など
☆2日目 分科会・実技研修会

どのクラブも専任の指導員確保は大きな問題、その中で少人数の指導員で活動を
継続させている東根クラブに、クラス分けのシステムについて質問をする奥村専任指導員。
他にはクラブ運営資金確保に苦慮しているクラブの多さが浮き彫りになる。


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*宮城県内・他クラブと交流会 6月31日

宮城県内のクラブ同士が情報の共有や意見の交換をすることで抱える懸案事項の解決に当たる。当面の大きな課題は、平成20年度の開催地になっている「東北ブロック運営協議会総会」の円滑な運営について話し合われる。同じ県内のクラブとして今後も連絡協議会を継続的に開き発明クラブのよりよい運
営を目指し協力していくことを申し合わせる。[泉・富谷・太白・青葉の4クラブ出席]

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宮城県内の身近なクラブとして活発な意見交換がなされる。


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*発明クラブとして学校教育の支援を!      8月29.30日
     仙台市立太白小学校3年生 ものづくり特別講座  【プロペラカーの製作】  

クラブでは太白小学校において、夏休み明けの2日間、授業の一環として「ものづくり特別講座」を開きました。    文部科学省の意向でもある「少年少女発明クラブ」としての「学校教育支援」の実現です。

教材は文科省主催の「夏休みものづくり体験教室」と同じ「プロペラカー」
初日から3年生は指導員と緊張の中にものびのびと作品の製作に奮闘しました。2日目の競技会は,故障車が続出のため、特設の修理工場は大忙し、でも悔しいと何度も相談に通って改良した結果、好タイムが出ました。「すごく楽しかったよ!」という3年生の感想はとても嬉しい言葉です。

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”はじめての先生”

太白小学校の三年生の皆さんはものづくりに積極的です。今日初対面の先生にもかかわらず
プロペラカーの製作で分からないところはどんどん質問しています。会場の
図工室は教える側、教わる側が一体となって時間もあっという間に過ぎて行きました。


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指導員の手元を真剣に見つめる。好タイムがでるといいね!

早く届いて、お願い!と手を合わせていのる。


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”メカ病院開設”

2日目はいよいよプロペラカーの性能を確かめる競技会。
はじめての競技会に、三年生ののみなさんはわくわくドキドキ。

競技中は故障車が続出。

でも発明クラブのモットーは「故障したら、自分で作ったもののどこがダメだったのか、どうしたらいいか自分で考えその上で、一緒に考え改良してみましょう!」というもの。

一度ダメでもまだ頑張ればチャンスがあるということで体育館は、競技と、病院とで今までにない挑戦する気持ちと工夫そして達成感に満ちたものとなりました。

(たった2日間の交流でしたが、クラブの指導員も一緒に物作りに汗を流し太白小学校3年生の素直さと積極さに触れた2日間となりました。この日を境にこれから少しでも 「ものづくりって面白いんだ !」
と興味を持ってもらうえることを願いつつ講座を終了しました。

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*第61回少年少女発明クラブ全国会議 (名古屋)      10月20日~10月21日                   出席者・奥村清彦専任指導員・佐々木三郎指導員 

★1日目 全国会議 クラブの運営資金調達に関する質疑応答が多い。
奥村専任指導員により解説された太白少年少女発明クラブ出展の「クリップモーター」が好人気。

☆2日目 創作展見学
【トヨタテクノミュージアム産業技術記念館】

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第62回少年少女発明クラブ全国会議(東京) 3月5日~6日

出席者・工藤治夫会長・奥村清彦専任指導員・遊座宏指導員・今井広報員

★1日目 全国会議 主として 協会本部から参加クラブに対しての報告が中心となる。
協会本位の会議の在り方に参加者より苦言が呈される。
また、工藤会長の「多くのクラブが苦慮している恒久的な活動拠点の確保を文部科学省
に積極的に働きかけてほしい」という要望に会場から大きな賛同が得られる。
どのクラブも活動資金の確保と同様に抱えている大きな課題のようです。

                                                           
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   クラブ運営の問題点をを発明協会に鋭く指摘する工藤治夫会長

☆2日目 第66回全日本学生児童
発明くふう展を見学        【日本橋三越店にて】

 クラブ会員 高野改くんの作品『譜めくるりんⅡ』が見事入選です!


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発明の日フェア参加  4月20日
■主催:東北経済産業局/特許庁
■共催:仙台市教育委員会  ■後援:宮城県/仙台市 
■実施:社団法人 発明協会 

ものづくり教室指導              奥村清彦    専任指導員
クラブ作品の出展ブース管理、指導    佐々木三郎   指導員 
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太白少年少女発明クラブで出展した「迷走ロボット」や「手回しウオーキング・ロボット」が大人気、
興味の瞳でいっぱいになりました。
会場の科学館が閉館するまで数多くの人々が訪れて作品を手に取り触れて、楽しそうに実際に動かしていました。
ここでものづくりの楽しさに触れた何人かは新年度のクラブ会員として入会。発明の日フェア参加はとても有意義なクラブ広報活動となりました。

2008年03月26日

♪思い出がいっぱい、あっという間の一年間でした♪

仙台市太白少年少女発明クラブ 第23回講座(3月15日実施)     

      【 競技会と閉講式】
        

                    第一部 競技会

                           ・紙飛行機の部
                           ・振動モーターロボットの部


                    第二部   ・平成19年度閉講式

                           ・競技会成績優秀者発表
                           ・一年間の活動の振り返り他


                                 

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待望の競技会スタート                     

                       
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競技会開会式、開始の前に競技についてのルールや参加者としての心構えなど工藤会長より説明がある。会員はどんな気持ちで今日に臨んだのかな、会場の体育館は緊張の中にもいつもの講座の時よりなんだか華やいだ雰囲気に満ち溢れています。

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前回の講座で空気の不思議についてたくさん学習した会員、どうしたら滞空時間を長く保たせることができるか2週間の間にいろいろ工夫をしてきたようす。みんな全身で思いっきり紙飛行機を飛ばしていました。きっといろいろな思いがこもっているのでしょうね。「一秒でもながく飛べ」とストップウオッチを持つ指導員の手も思わず「ギュツ」と力が入っていました。


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4秒以上飛び見事一位に輝いた会員の紙飛行機、風を受けやすいように尾翼を少し立てるという自分なりの工夫をしたのがいい結果につながったようです。講座の内容をしっかり自分のものにしていたのだね!

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粘り勝ちの優勝だね!最初のレースからトラブル続き、しかしあきらめずに根気よく現場で調整をかさねたね。その結果3回目の競技で最高タイムが出る!本当におめでとう!


                                                       s-IMG_5433.jpg
指導員も特別出場!、楽しそうにでもかなり慎重にロボットを操ります。成績は?内緒です。

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思い出がいっぱい閉講式


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工藤会長より会員一人ひとりに修了証書が手渡される。
そして最後のメッセージ、「みなさんはつらい時も力を合わせて大きな催しものを実現させてきましたね。何事も逃げずに進んでやっていくうちに生きる知恵がついてきます。また他人のできないことに挑戦して人の役に立つ自分でありたいと思うようになってください。」と全指導員の願いも込めて伝えられる。

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当発明クラブの常任指導陣も会員とともに歩んできた一年間がとても名残惜しそうです。


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カメラからみた会員はこの一年間さまざまな活動を通じ多くの喜びや楽しみを味わい、 
工夫することを覚えたように感じます。経験豊かな指導陣の教えは様々な形で
会員の気持の中に深く刻まれたことでしょう

                         (写真 記事 広報 今井)

2008年03月14日

♪空気の性質を知って素敵な紙飛行機を作ろう♪

仙台市太白少年少女発明クラブ   第22回講座(3月1日実施)     

【 空気の不思議と飛行機  】
                                 担当指導員  奥村清彦 専任指導員

☆講座のポイント

紙飛行を作るにあたり、どうしたら長い時間飛ばすことができるのか、先ず空気のいろいろな性質を実験をしながら学習する。


第一部 空気の成分、基本性質、圧力、膨張収縮、振動などについて。

第二部 紙飛行機がなぜ飛ぶのか基本原理の学習と制作。

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空気の不思議に触れる実験


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ビニール袋に空気を閉じ込めて、空気の存在を知ってもらう。「なーんだ、そうか」と納得したようす。

                   。空気IMG_5223風船.jpg

   ペットボトルの中に風船を入れて膨らませることができるのかという実験、奥村専任指導員以外の
   チャレンジャーはどうしても膨らますことができない。全員キツネにつままれたような気分???
   でも、これからの展開になんだかワクワクドキドキ、やっぱり実験って興味がわいてくる、なぜか
   そんな雰囲気がいっぱいにあふれる。

   [指導員の手品?の種明かしは、、、ペットボトルの中の空気が詰って、風船が膨らむのを
   邪魔しないように仕掛けが、、、。講座の最後に謎解きがありました]

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空気の重さを知る実験

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布団圧縮袋に物を入れさらに空気を入れて膨らませたのちに重さを量る、次に空気を抜いて真空状態にして重さを量ると、なんとはかりの目盛りに変化が現れる。今まで空気の重さを意識したことがなかった会員はとても不思議顔です。なぜ自分たちの体はいつも空気を重く感じないのだろう?と。その答えは実験が進むにつれて解き明かされていきます。


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圧力の差の実験

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真空容器の中の空気を抜くと今まで膨らまなかった風船が膨らみ始めました。同じようにお菓子の袋を入れて容器の中の空気を抜くと袋が破けて中身が飛び出しました。空気は圧力の高いほうから低いほうへ動くことがわかる。

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空気の流れと力の実験

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ボールの空中浮遊。ドライヤーでボールを自在に操る?このあと一枚の紙を用いて空気流にひかれる紙の実験、空気の抵抗など飛行機に関係のある実験を行う。

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紙飛行機を作る

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実験で空気のことをたくさん学習した後は、いよいよ
閉講式の記録大会へ向けて紙飛行機作り。高性能の飛行機を目指す。
                  
会員の真剣な表情を見ていると二週間後の大会が盛り上がりそう。
                  楽しみになってきました

       
                              (写真  記事  広報 今井)

2008年03月09日

♪電気がなくても聞こえるよ!♪

仙台市太白少年少女発明クラブ  第21回講座(実施2月16日)

   【鉱石ラジオを作ろう】       
   
 
担当指導員  大内 厚 指導員 


*材料プリント基盤・AMコイル・アンテナリード線・可変コンデンサー・ダイオード ほか

☆講座のポイント

鉱石ラジオの製作だけにとどまらず、会員の知識や興味が今後の活動につながり広がっていくことも考慮された講座構成となっている。
*どうして聞こえるのかラジオの動作原理を学習       *回路の説明          *作り方 

*電波と放送の仕組みについてなど


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鉱石ラジオの仕組みについて解説する大内指導員。全会員に「聞こえるラジオを作って達成感を味わってほしい」と願う思いが伝わってきます。

                                                s-IMG_5172.jpg
 
           大内指導員とサポート役をかってでた工藤会長とのコンビネーション講義もばっちり!

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       s-IMG_5191.jpg

               会員の指先と表情からかなり熱の入った取り組みということがうかがえます。                            「ものを作るのは好きだよ」という声が聞こえてきそうです。
           

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細かい部品もなんのその、今までに培ってきたと集中力で難易度の高いラジオの組立てやはんだ付けをこなしていく。

                                     s-IMG_5206.jpg
  
                   待ちに待ったテスト、はたして電気なしでラジオを鳴らすことが                       できたのかな?君たちの苦心の成果に期待できそうだね。
              

s-IMG_5179.jpg

できました!完成した作品です。はんだ付けの作業がたくさんありました。細かい部品もたくさんありました。でも、一生懸命取り組んだ分だけ完成のあとはみんなの喜びが大きくなって返ってきた模様。
帰りの挨拶の声、いつもより弾んで聞こえました。。


                                        (写真 記事 広報 今井)

2008年03月03日

♪「気体(窒素・水素)の不思議♪

仙台市太白少年少女発明クラブ  第20回講座(2月2日実施)

空気について・・「窒素編」&「水素編」&「水の分解編」
                        
                      担当指導員     長谷川 俊一 指導員

 ★講座の内容★実験を中心に進めていく。

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#実験その①窒素編  液体窒素をかけてみよう。

対象物に液体窒素をかけるとどう変化するか結果を観察する。


対象物:バナナ・花・テニスボール

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化学実験において大ベテランの長谷川指導員が担当した気体実験、これからどんなことが始まるのか、会員は興味津津今まで見たこともない光景に静まりかえる。

                                                     DCF_0035fs.jpg

                       バナナはカチンカチンになり落としたら割れ、花もかたくなり落としたらばらばらになった。軟らかかったボールも落としたら割れてしまった。 会員はこんなにいろいろなものを短時間で凍らせることのできる液体窒素にびっくりした様子。
「かなりすごかったよ!」と講座終了後に伝えてくれた感想がそのことを物語っていました。今回のこの実験は会員にとても大きなインパクトがあったようです。
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#実験その②水素編 「水素を発生させよう」   塩酸を用いる。

発生した水素を集めて燃やしてその様子を観察する。
 

DCF_0038fs.jpg
一つの実験が終わったら結果がどうであったか様子や感想をノートに記入しておきます。クラブでは講座で気がついたこと、おもしろかったこと、次自分ならどんなふうに工夫してやってみたいか、などフリースタイルでノートに書き留めておくことを奨励しています。「講座の気づきメモ」は将来何らかの形できっと会員の財産になることをクラブの指導陣は確信しております。本当にそうなってほしい!

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#実験その③水の分解編 水の電気分解で水素を発生させよう。
                           水酸化ナトリウムと直流6Vの電源装置を用いる。

電気分解の様子を観察。

・発生した気体の多いほう(水素)にマッチを近づけるどうなるか観察。
・発生した気体の少ないほう(酸素)に線香の火を近づけて燃え方の変化を観察。
      DCF_0046fs.jpg

日ごろあまり見られないH型ガラス管やフラスコなど実験器具によって次々と行われる気体の科学実験に会員はいつもと違う、緊張と興味と驚きがあったようです。この新しい刺激、次の興味とやる気の高まりへとつながっていくといいですね。

★まとめとしての講義★ 

窒素の性質・水素の性質についてそれぞれ学習。
「環境問題がいろいろ叫ばれている現在、液体窒素が気体に変わるときには、体積が何倍にもふえ、たくさんの水素が燃えるときは爆発という大きな力が発生。しかも二酸化炭素は発生しないという性質があります。環境問題がいろいろ叫ばれている現在、ぜひ、これらを自然エネルギーとして利用できないか会員の皆さんも考えてみましょう。      (参考資料・長谷川指導員作成講座テキストより)」

長谷川指導員の実験と講義をとおして非常に意義のある呼びかけは、それぞれの会員の胸にしっかりと刻み込まれた、そんな印象の受ける「気体の不思議」講座でした。

                                ( 写真・山崎指導員ー  取材 広報・今井)

2008年02月06日

♪コントローラーで方向変換ができるよ♪

仙台市太白少年少女発明クラブ         第19回講座(1月26日実施)

  【振動モーターを使ったロボットの製作 】
                          担当指導員  奥村清彦 専任指導員 
    
*使用する部品*

★コントローラー製作
・プラスチックスケース・乾電池・押しボタンスイッチ・平ワッシャー ・ 電線・ほか


★移動台製作 
・プラ段ボール・平型マイクロ振動モーター・小型自在車・配線用ターミナル ほか


*使用する道具*・ハンダごて・ハサミ・ナイフ・定規・ニッパー・ピンセット ほか


*講座のポイント*ロボットの製作を通じて、ブラシに振動を与えるとなぜ物が移動するのかその原理を学習する。


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ロボット作りに密接に関係のある遠心力や振動について道具を用いながら解説をする奥村専任指導員。会員が楽しく興味を持ちながら学べるように道具を用いての事前の講義は会員に製作の期待感をさらに高めます。

*こんな部品が準備されましたs-IMG_5064.jpg


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ブラシは歯ブラシの柄をカットして、コントロールボックスは100円ショップで売っている小物整理箱を応用
 当クラブ独自のユニークな部品がいっぱいです 。仙台市太白少年少女発明クラブブランドの「振動ロボット用キット」 の誕生です。                


*たくさんのハンダ付け作業  s-IMG_5046.jpg 

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今回は、コントローラ、振動モータ等に配線するためハンダ付けがとても多かったのですが、どの会員もコツを習得して確実に作業をこなしていました。今までにたくさんの講座をこなしてきたことが道具を持つ手にも表れています。
(レンズを通して、指導員の愛情あふれる指導とそれに応えた会員の努力がひとつになって見えた気がします。)


..........................................................................s-065.jpg

コントローラーでテスト走行をしてみる。表情から、どうやらかなりうまくいった様子です。繰り返し繰り返し操縦スイッチの入れ方を研究していました。

   

     s-067.jpg


作品の工夫した点、カットした歯ブラシを輪ゴムでまとめ、台の前方に取り付ける。なぜ?と質問をすると、そのほうがロボットが安定して震動がブラシにしっかり伝わり、コントロールしやすいとの答えが返ってきました。
会員が制作する中で自ら気がついた改良点です。今後がますます楽しみになってきました!

               

                      写真 記事  広報  今井


                   

2008年02月01日

♪静電気ってなぜ起きるの?♪

仙台市太白少年少女発明クラブ         第18回講座(1月12日実施)

  【静電気を起こす実験をしてみよう 】
                          担当指導員  工藤治夫 会長、 


*材料     ・クリップ・ビニール紐・蛍光灯・紙ほか

☆講座のポイント

身近なところに存在している静電気について、いくつかの楽しい実験をとおして、会員に発電の仕組みを理解してもらう。
                              

★静電気発生の仕組みを学習(講座資料より抜粋)

  原子の世界の電子の移動による
   * 接触帯電=二つの物質が接触したとき
   * 摩擦帯電=物質同士をすり合わせたとき
   * はくり帯電=接触した物をはがすとき
   * 衝突帯電=物質と物資とがぶつかったとき。(講座資料より)


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磁力の確認
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発電に密接な関係のある磁石と方位計との実験でN極とS極は引き合い、
S極とS極N極とN極は反発することがわかった!
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電気くらげ
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くらげの製作、30センチ長さのビニールひもを結び、両端を細かく裂く。作業の途中から紐がおどりだす。会員は早くも静電気が発生したことを体感する。完成後水道管とともにティシュなどでこするとくらげと水道管はさらに反発しあいビニールの紐はふわふわ浮き出した。

s-IMG_4996.jpg

くらげを静電気発生装置に近づける。くらげは反発して今にも飛び出しそう!会員はやや離れて見学、静電気発生装置は高電圧になっているので要注意です。


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人間電気椅子
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お尻を揺すり椅子の上のビニール製の座布団と摩擦させる。はたしてどのくらい発電したのか
工藤会長にチェックをしてもらう。ちょっぴり期待と不安の入り混じった実験かな?


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人間電気リレー
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端の人がいすで静電気を起こしたのち、手をつなぎ次々と電気を伝えて最後に蛍光灯を光らせる。勇気ある会員によって見事に蛍光灯はほんの一瞬ですが確実に光りました。発電大成功!
工藤会長、指導員の先生、そして会員の皆さんよかったですね!!


・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

「実験でも講義でもそのときは難しいと感じても一生懸命取組むことが大切。そうすることで将来必要になったとき、必ず思い出して役に立つ」ということを繰り返し会員に伝えて今回の講座は終了しました。指導陣の熱い思いは確実に届いていることでしょう。

                               (写真 記事 広報 今井)

2008年01月06日

♪赤・青・黄・緑~灯る光誇らしく♪

仙台市太白少年少女発明クラブ       第17回講座(12月17日実施)

☆・・・vv・・vv・・太白小学校校庭にイルミネーションの点灯および点灯式実施・・vv・・vv・・・☆

講座の目的、製作内容などは前回お知らせいたしましたので、今回は点灯式当日の様子を写真中心にご紹介いたします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・s-IMG_4877.jpg
イルミネーション班最後の調整、正方形の網に発光ダイオードによるツリー、太白山、プレゼント、雪ダルマなどのイルミネーションが次々と姿を現していきます。夜の点灯が楽しみ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・s-IMG_4857.jpg
              指導陣も総力を挙げて早朝から今日のイルミネーション点灯行事に備える。 
              クラブ発展のため、日々精力的に活動する様子には頭が下がります。


・・・・・・・・・・・・s-IMG_4865.jpg
          発光ダイオードを使い第12回講座で製作した会員の独創的な作品。イルミネーションの          案内版とともに展示される。


・・・・・・・s-IMG_4902.jpg
校舎南側に設置されたソーラーパネルを見学、イルミネーションの仕組みを現場で学習。
太陽のエネルギーが受けやすい位置と角度が考慮されて設置されていることを
奥村専任指導員より説明を受ける。


・・・・・・・・s-IMG_4910.jpg
太白山からの風をたくさん受ける位置に取り付けられた風力発電機、なんだかとても頼もしそうな様子、点灯期間中元気でがんばってほしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・s-IMG_4898.jpg
            フェンスにみんなで配線作業、地域の方々にも喜んでもらいたいと寒さがかなり               厳しい中、がんばる。


・・・・・・・・・s-IMG_4933.jpg
点灯式を一目見ようと集まった太白小学校児童・地域の皆さんに暖かいトン汁が振舞われる。使用した大根や白菜などはすべて地元産のみずみずしい野菜ばかりです。アフタースクール有志の皆さんが調理に全面協力してくれました。30分で350人分が完食!最高においしいトン汁でした。!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・s-IMG_4918.jpg
          かなり日が暮れてきました、あとは点灯式の”とき”を待つだけです。

・・・・・s-IMG_4940.jpg
 太白小学校児童・保護者有志の皆さんによる和太鼓のカウントダウンが始まりました。威勢のいい音に 期待が高まります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・s-IMG_4945.jpg
              はやる気持ちをおさえてさあ、いよいよテープカットのとき!

 ・・・・・・・・・・s-IMG_4947.jpg
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・s-IMG_4948.jpg

         灯りました!!!今年も大成功、人気の高い青色発光ダイオードがたくさん                加わったのが特に印象的。そして成功を喜ぶ会員の笑顔、やはり全スタッフ                 の喜びですです。                
               
                イルミネーションはもちろん天候に左右されますが
                日が暮れると、27日まで点灯し続けます。短い期間ですが大勢の方々に                  自然の力とやさしさを感じ取っていただけるといいですね。
   


     点灯式後日
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   s-IMG_4968.jpg
 21日に再びイルミネーションを取材をしました。点灯式同様イルミネーションは素敵に輝いておりまた。(この状態を保っているのはクラブ指導員の皆さんが毎日厳しい保守点検を実施されていたためと思われます。本当に寒い中ご苦労様です。)

     車や道行く人もしばし足を止めて鑑賞、興味深げに会員の展示作品や案内版にも目を留めて     おりました。
     自然の力がつなぐ人と人の輪でしょうか。ここには大勢の方々の気持ちがにこやかに灯り続けて     いることを感じて太白小学校を後にしました。


                                   (写真  記事  広報担当 今井)

2007年12月06日

♪四回の講座をかけて光の行事スタート♪

★☆★。。。太白小学校校庭にイルミネーション点灯計画。。。★☆★
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          ===点灯式までのスケジュール===


第14回講座
(11月10日実施)
・イルミネーション計画の説明と基礎知識を学ぶ ・グループ編成
第15回講座(11月17日実施)
・太陽光発電機の製作・風力発電機の製作・イルミネーションボードのデザインおよび発光ダイオードの取りつけ  
第16回講座(12月8日実施)
・12月15日点灯式に向けて最後の準備。各班は担当の作業を完了させ、イルミネーションボードなどを設置場所に取り付け可能な状態にしていく。
第17回講座(12月15日実施)
・イルミネーション完成。点灯式を実施


                  「特色ある3つの班が誕生」


☆風力エネルギー班   風車タワーの製作および設置 (指導・奥村専任指導員・山崎指導員) )        
☆太陽エネルギー班   太陽光発電機の製作および設置 (指導 ・大内指導員  ・工藤指導員)  

☆イルミネーション班   デザイン・製作および設置
                    (指導 ・佐々木指導員 ・遊座指導員・幾世橋指導員 ・浦澤指導員)

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≪総括≫・工藤会長・奥村専任指導員 
≪全般≫・沼田・早坂各指導員・ほかサポーター
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☆活動のポイント

イルミネーション点灯計画を通じて会員が楽しみながら互いに助け合い積極的に考え行動していくことをサポートしていく。                

                 ~~風力エネルギー班~~        
                 s-IMG_4791_3.jpg
担当の奥村専任指導員の指導を受けた会員は自分たちのやるべき仕事内容を汲み取っていく。

s-IMG_4809.jpg。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。s-IMG_4810.jpg

次第にできていく風力発電機、風車タワーにみんなの作った羽根が取り付けられる。たくさんの風が取り込めるように羽根の角度を調整しながら取り付けをする。また、イルミネーションまで電気を運ぶための配線作業がかなり慎重に行われる。
大勢の会員が活動しているのに静けさすら感じられる。(カメラのシャッター音も邪魔にならないようにと思わず忍び足の取材に、、、)
s-IMG_4850.jpg 風力エネルギー班の風力タワーが完成。会員の作った羽根はきっと大活躍してくれることでしょう。


   @太陽エネルギー班 @   
s-IMG_4781_3.jpg
ソーラーカーの製作で工藤会長より自然エネルギーの活用がいかに大切なことかを学んだ会員は、そのときのソーラ-パネルを再利用し、さらにパワーアップして、太陽光発電機製作に取り組む。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。s-IMG_4827.jpg

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。s-IMG_4828.jpg
               小さなソーラーパネルを大きな枠に取り付ける。太陽エネルギーをより多く貯め               送電できるように細心の配慮をしながら電線も取り付けられる。                       

s-IMG_4849.jpg
太陽エネルギーをしっかり貯めるソーラーパネル大ボードの完成です。どのくらいの電力が出るのだろうか。これからのお天気にかかっていますね。


★イルミネーション班★ 
。。。。。。。。。。。s-IMG_4804.jpg

一番人目に触れるチーム。それだけに指導員から活動および作業内容、手順などについて細かい説明がある。会員みんなも成功させたい気持ちが強く、取り組む視線が熱い。

                    s-IMG_4786.jpg
いよいよ何をイルミネーションとして表現するか3チームに分かれてボードのデザインをする。今年は約3000個のイルミネーションを追加して合計10000個点灯する予定。s-IMG_4851.jpg
なかなかデザイン通りにはいかず、各チームとも発光ダイオードの取り付け作業をしながらも修正が続く。
思わず「納得のいく作品ができますように」とレンズを覗きながら手を握りしめる。
。。。。。。。。。。。。。。s-s-IMG_4835.jpg。。。。。。。。。。。。。。
       担当の遊座指導員と佐々木指導員も次週の点灯式に向けイルミネーション班の細かい打       ち合わせ幾度となく行う。太白少年少女発明クラブ最大の行事遂行のためみんな一生懸命!


「次回は点灯式風景をご紹介します。ご期待ください!  写真  記事  広報担当 今井   」

2007年11月04日

♪パワーアップしたソーラーカー♪

仙台市太白少年少女発明クラブ第13回講座(10月20日実施)

【太陽電池の電気をためソーラーカーを走らせよう】
                                        担当主任  工藤治夫 会長
材料  ・第10回講座で製作したソーラーカー・蓄電池(バッテリー) ・蓄電器(コンデンサー)
道具ハンダ、カッター ニッパー、ペンチほか

☆講座のポイント☆
自然エネルギーを活用する学びの一環として第十回講座でソーラーカーを製作。今回の講座ではそのソーラーカーの弱点を補う方法として電池をため使うことを学習する。


++++++++++++++++++++++++++++++++++

自然エネルギーだけでは使いたいときに自由に使えないね、どうする?
++++++++++++++++++++++++++++++++++

                                         s-IMG_4679.jpg
クラブテーマである「自然エネルギーの活用の大切さ」と不便な点、またそれを克服する方法について、黒板や資料を活用して会員に講義をする工藤会長。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。s-IMG_4649.jpg。。。。。。。。。。。

                        会員用に準備されたコンデンサー搭載のソーラーカー完成図と                         解説資料、カラー印刷で分りやすくとても見やすい!

。。。。。。。。。。。。。。IMG_4668.JPG

            指導員のアドバイスを受け、一生懸命ものづくりにチャレンジする


       。。。。。。。。。。s-IMG_4666.jpg。。。。。。。。。。。
                コンデンサーを取り付ける作業、配線が命。細かい手作業が続く。


。。。。。。。。IMG_4685.JPG。。。。。。。。。。。

        講座の終盤、コンデンサーの取り付け作業も完成間近、
        会員の表情にも余裕が見られるようになりました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。s-IMG_4688.jpg。。。。。。。。。

          会員同士で走行テスト、出来はなかなかいいようです。
          仲間同士の交流がクラブ活動の楽しみを深めています。

                                (写真 記事 広報担当 今井)

♪みんなは光の魔術師 ♪

仙台市太白少年少女発明クラブ         第12回講座(10月6日実施)

【発光ダイオードで素敵なイルミネーションを作ろう】
                                担当指導員 遊座 宏 指導員   

☆講座のポイト

第一部  発光ダイオードについての基礎知識を学ぶ

第二部  作品の製作、 指定の材料を用いてオリジナルの作品を組み立てる
いろいろな場所で便利に利用されている発光ダイオード、どんなものに使われているか会員に質問すると「電子機器の表示や信号機、ライト、携帯、ゲーム、大型ディスプレーなどとたくさんの答えが返ってくる。発行ダイオードについてはかなり身近なものとして捉えているようです。
今回の講座は低消費電力、長寿命であり、また構造が簡単でしかも大量生産が可能で安価と長所の多い発光ダイオードを用いて、会員の独創性を引き出しながら発光ダイオードについての興味と親しみを持ってもらう。またこの講座を体験することによって、当クラブのテーマ【自然エネルギーの技術を創出する発明と工夫】を最大に表現する12月のクリスマスイルミネーション点灯行事に深い関心と期待を持ってもらう。

                                     s-IMG_4619.jpg

「今日は皆さんのためにたくさんの材料を用意しました。
自分の好きな作品をぜひ作り上げてください」 といつもやさしい口調で生徒一人ひとりに講座の内容を説明する遊座指導員。
会員も講座はまず説明をじっくり聞いてから行動に移すことが身についてきました。

*********~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
作品を自分の力でアレンジするとき会員の瞳はとても前を向いて意欲的でした。いつまでも新鮮で楽しむきもち、大切にしたいですね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~*********


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遊座指導員の見本作品、会員はこれを見て大いに刺激を受け自分の独創的な作品の製作に意欲を燃やす。

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楽しい材料選び、作りたい作品のイメージにあったものをあれこれ探す表情はかなり真剣!

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少々風邪気味でも「ヤリタイ」気持ちが勝る。こんなエネルギーがたくさん溜まって会員の財産になっていくのでしょうね。無理をしないでね、でもがんばれ!


                         s-IMG_4647.jpg

世界でただひとつ、お花とコップと発光ダイオードのコラボレーション。赤い光が魅惑的だ。
       
                             (写真  記事 広報担当 今井)

                         

                       

2007年10月10日

♪myカメラを作ろう♪

仙台市太白少年少女発明クラブ         第11回講座(9月15日実施)

【手作りカメラに挑戦してみよう】

特別指導・(株)仙台ニコン、映像事業部より
指導 製造技術部ゼネラルマネージャ― 三浦康晶講師
製造管理部   マネージャ―      内藤雅喜講師

材料塩ビのパイプ,ルーペ用レンズ、黒画用紙、トレーシングペーパー、ガムテープ、接着剤ほか
道具
紙やすり、カッターほか

☆講座のポイント☆カメラの製作と同時にカメラの原理、ピントの調節について、レンズの焦点距離について学習していく。


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「レンズを使うと像を結ばせることができますよ」「写すものの距離でピンとを調節することも必要です」
とカメラ開発や製造に携わってきた豊富な体験談も交えながら会員を講座の中へ引き込んでいく、
三浦講師(右)
「少年の時期に不思議と思ったことを大事にしてください 」と会員一人ひとりの写真を撮りながら、温かいメッセージを送ってくださった内藤講師(左)


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ピントを調節する大小のパイプに黒い画用紙を慎重に張りつけています。ここで円周率についても確認学習をしました。

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何が見えたのかな?写り具合を点検中!    


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教室の外の風景を写す。緑と建物がしっかりと写っています。講座で学習したとおりさかさまに見えます
                       

                              (写真  記事 広報担当 今井)

                              
                   

2007年10月01日

♪太陽のエネルギーで車を走らせる♪

仙台市太白少年少女発明クラブ       第10回講座 (9月1日実施)

【ソーラーカーを作ろう】                 担当指導員 工藤治夫会長  

☆講座のポイト
・ソーラーカーの製作を通じてクラブテーマ「自然エネルギーの活用」がこれからの社会にいかに必要であるかということが講座に盛り込まれる。

・キットの部品が多いので各自で自己管理をすることが求められる講座です。


^^^^^^^講座もいよいよ前期が終了、活動を通しさまざまな場面でみられた
会員の成長した様子に後期も大いに期待したいです。^^^^^^^^^^^^

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ソーラーカーの製作について解説する工藤会長。黒板に描かれたイラストと解説が
会員の興味を引きつける。


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「いつでも思うようには走らないけれど、環境を守りながら活用できるのが自然エネルギーのよさだね。
次は、どうしたら不便さを解消できるか考えてみましょう!」
と会員と対話をしながら講座を進めていく会長。


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わからないところは積極的に自分でテキストを読み問題を解決するようにもなってきました。会員の成長の証です。
                
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難しい配線やハンダづけをこなしてソーラーカーが「できました!」
ただ、本日はあいにく太陽が出ていないので外での走行テストは中止。
白熱灯でエネルギーを貯めることになりました。
やはり自然エネルギーだけに頼り切っては思い通りに動かすのは難しいと
どの会員も感じたようです。

                      (写真  記事 広報担当 今井)
      

2007年09月10日

♪夏休みー楽しいものづくり体験ー♪

仙台市太白少年少女発明クラブ        第9回講座 (8月18日~19日実施)


【夏休みものづくり体験教室(文部科学省より委託)  】

担当指導員  工藤会長  奥村専任指導員  遊座指導員、
         沼田指導員  大内指導員  佐々木指導員  幾世橋指導員  

☆講座のポイント

教材:文部科学省より配布される。
対象:仙台市内の小中学生
参加者: 25 名 (内訳クラブ会員15名 一般10名 ) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・
低学年コース ・かざぐるまカー  11名 (会員3名)
中学年コース ・プロペラカー    9名 (会員7名)
高学年コース ・クランク歩行マシン 5名 (会員5名)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
一日目 - 各コースごとにものづくりを体験する
二日目 - 各コース別の競技会を開催


ものづくりでいい汗かこう!ー製作体験ー

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夏休みということでものづくりに興味のある子どもたちがたくさん参加、
選んだ作品の製作にチャレンジ!

                                                s-IMG_4229.jpg

     低学年は保護者の方も付き添い急遽サポーターとして活躍。親子の交流がさらに深まったようです。


 ・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。。・。・。・。・。・。・。        

自分の作品の性能を確認してみようー競技会ー

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かざ車コースの熱戦、低学年とは思えない白熱振りです。うちわのあおぎ方に勝敗の分かれ道がありそう。


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参加者の記録はコンピューターにより集計されすぐ掲示される。

                                                s-IMG_4364.jpg
                
作品の欠点を改良により性能アップをはかり、大会ですばらしい成績を残したクランク歩行マシーン。
足の先がスキーのように曲がっているのが工夫のポイント。


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「風の抵抗を少なくする工夫がよかったね」とプロペラカーで優勝した参加者に
工藤会長より表彰状が贈られる。
また入賞できなかった参加者には「どこが悪かったのか振り返り、今の悔しい思いをバネにしてまた来年参加しましょう」と励ましの言葉が贈られる。

                                        夏休みものづくり集合.jpg

最後に全員で記念撮影。暑い中にも思い出いっぱい詰まった二日間の体験教室が終了となりました。

                                      (写真  記事 広報担当 今井)

♪どうしてものを検知するのかなー光スイッチー♪

仙台市太白少年少女発明クラブ       第8回講座 (8月4日実施)

【光を使ってものを検知しよう 】
担当指導員 佐々木三郎指導員   

☆講座のポイト
「光スイッチ」を製作することで光を使って物を検知する仕組みを学ぶ。会員はテキストの実体図を見ながら製作することにチャレンジ。

★おもな部品プリント基板、LED、トランジスタ、
光トランジスタ、カラーチューブ、
反射板、個抵抗器、遮光紙、など

★おもな作業内容  (実体図&テキスト作成。:佐々木三郎指導員)
電子部品を実体図の指示通りにプリント基板の指定の穴に差し込み、裏側で折り曲げてハンダ付けをする。

                       s-IMG_4148.jpg
教室内が一丸となって【光るスイッチ】の完成を目指す。見知らぬ世界を目指して興味は募る

  

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挫折しそうになったら実体図をもう一度チェック、なかなか根気の要る作業も決してあきらめない!

         s-IMG_4192.jpg

          かなりできました。完成ももうすぐです!


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大成功!!ものを検知すると赤い光が「キラリ」と光りました。感動の一瞬。

2007年08月26日

♪夏休み第二弾・秋保の里で、、、♪

仙台市太白少年少女発明クラブ       第7回講座 午後の部(8月1日実施)

夏休み行事・秋保(木の家)でバーベキュー&火おこし*講座担当 奥村清彦 専任指導員 

*参加者55名 (会員、保護者、クラブ関係者)   
会社見学のあとは一般家庭では味わえない野性味あふれる肉料理を楽しむ。その後は、河原で石のかまどを作り、火おこしとお湯沸しを体験、最後にとうもろこしをゆでて、もぎたての味を堪能する。一部・二部ともにクラブ活動の魅力を大勢で満喫する一日となった。


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太陽の下で思いっきり食べて遊んでそして学んだね
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        (´ー`)パラグアイ式バーベキュー(アサド)を食べて南米の文化にふれようs-IMG_4110.jpg

パラグアイから来仙中の音楽家でアルパの名手、ルイスさんと夫人が今日の行事のために特別にアサドを準備してくださる。なんと豪快な肉の焼き方、キロ単位の大きな肉の塊に全員大喜び!


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外で、しかも大勢で食べる味は格別、思わず最高!の声が


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さあ次は河原で火起こしにチャレンジ!→そしてトーモロコシをゆでよう! s-IMG_4118.jpg

「昔の人は本当に大変だったんだね】と火起こしの大変さを実感しながらみんなでタイムスリップ
めったに体験できないことだけにみんな煙に巻かれながらも一生懸命だ!


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トーモロコシをゆでる水を力を合わせて運ぶ。重い上に足場が悪くて大変そう、それだけに真っ先に行動に移してくれたことは拍手したいな、ガンバレ!

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さあ、いよいよトーモロコシを食べましょう。
秋保で取れた新鮮なものだけに大なべに三杯ゆでたのにあっという間に売切れてしまいました。
アサドとともに最高のご馳走となりました。ほころんだ皆さんの笑顔が物語っていましたよ。

                             
                           (♪写真 記事 広報担当 今井)

2007年08月17日

♪夏休み行事・秋保の里~風の企業へ行きました~♪

仙台市太白少年少女発明クラブ         第7回講座 午前の部(8月1日実施)
            
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        【 光進電気工業株式会社・仙台工場を訪問 】
      
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        *参加者50名    *引率者代表  工藤治夫 会長

♪会員は三回にわたって取り組んだ風力発電機の風車の羽根の製作と性能の実験、それらを通して風の力についてもっと知りたいと興味を募らせている。そういう状況の中、自然と対峙し地球と人類の未来を見据えて60年という長い歴史のある企業、光進電気工業株式会社・仙台工場を見学できたことは会員の科学への大きな興味や関心を高め、夏休み最高の行事となりました               


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         【さあ、自然と対話する企業見学会、いよいよスタート】

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10時光進電気工業株式会社に到着!仙台工場の責任者 製造部 部長 阿部正信氏より社内見学について、内容や予定が発表されました。「どんな見学ができるのかな」初めての体験に参加者は不安と期待でちょっと緊張気味です。


【興味いっぱいー雨量計ー】
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会員は空より降り注ぐ無数の雨をどのようにして何ミリと測定ることができるのかとても不思議に感じていました。そのせいか社員の方の説明におもわず身を乗り出す。やっと疑問が解けたもようです。

【光進ベーンの存在も知るー風向・風速計】s-IMG_4085.jpg

会員は屋上に設置されたたくさんの風向・風速計を目の当たりにして、日ごろの講座で学んだ自然エネルギーのことを思い出しました。なんだか私たちの日々の生活にとても大切なものなんだとの実感がわいてくる。

【さらに詳しく学ぶ】
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社員の方の優しい説明に会員も疑問点を質問したり、いつものげんきな調子が出てきました。
一見単純な機械に見えた風向・風速計が、実は髪の毛一本の差でもバランスに誤差が生じる精巧な機械だということを知り驚く。

【さらにスペシャリストより深く学ぶー製造している製品について】
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会社の歴史や高度な技術が要求される製品について
マーケティング部の登石弘氏より丁寧な 解説があり、ビデオ放映も交えて下さったせいか
難しい内容も楽しく勉強することが出来ました。特にテレビ出演された方が登場のときは大拍手、
子どもたちの心をぎゅっとつかんだ一瞬です。
知れば知るほど「光進電気工業株式会社って人類に役立つすごい会社なんだ」という思いを
参加者全員はいだいたようです。


【光進電気のことを大切な会社と感じるー活躍している場所などについて】s-IMG_4106.jpg


風向・風速計や雨量計は以前から知っていましたが、マーケテイング部の小倉裕三氏より、
説明を受けてかなり身近なところで活躍していることがわかり驚いている参加者がほとんど。
参加した子供たちも、自分の知っている場所や行ったことのある場所に風向・風速計などが
設置されていなかったかどうか一生懸命考えていました。

最後に教えていただいた夏休み研究の「雨量計作り」は親にも大好評。粋で優しいやさしいご配慮です。


【名残惜しいけれど最後に笑顔でパチリ!】
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今回の見学を通して光進電気工業株式会社では風向・風速計・雨量計のほかに
・気象・水文観測システム ・積雪計・蒸発計 ・温度計・湿度計 ・気圧計 ・日照計
・日射計 ・水位計・水温計 ・データロガー・システム機器 など数え切れないほどの
気象観測機器やほかにも医療用機器、半導体製造装置や人口衛星、ロボット関連の
機器なども製造しており、私たちの現在の生活やこれからの地球の未来にもますます
大きく関わっていく大切な会社だということがわかりました。

また光進電気工業仙台工場はゴミ分別に取り組み、社内にチリひとつなく清潔感に
あふれていることも印象に深く残りました。

日々の業務でお忙しい中、阿部部長をはじめ社員の皆様が綿密な見学メニューを組み
見学がスムーズに行われるよう細かいご配慮をしてくださったこと感謝とうれしさでいっぱいです。
そして見学者一同に対して最後まで優しい微笑と挨拶をしてくださったこと、
これもまたいつまでも心に残ります。

温かい雰囲気のなかであれもこれも学ぶことの多い見学会でした。
これからも宇宙(そら)へ大きくはばたいてくださいと願わずにはいられません。

子どもたちもきっと見学会で学んだこと教えていただいたこと、近い未来に生かす日が来ると感じます。
本当にありがとうございました。

  ーーー☆☆☆その後☆☆☆ーーー  
        
*たくさんのうれしい気持ちが手紙に託されました*s-IMG_4200.jpg


*早速雨量計をつくってみました。結果は大成功!*s-IMG_4232_2.jpg

     
                    (♪ 写真 記事 広報担当 今井)
                  

2007年08月06日

♪何度も実験してたしかめたよ♪

仙台市太白少年少女発明クラブ         第6回講座(7月21日実施)

【手回し発電機の羽根、そのパワーを探る】
                              講座担当 佐々木三郎 指導員   
☆講座のポイント
       第4回講座=羽根を製作。
       第5回講座=羽根の調整、モーターに取り付け風を送ると、モーターの発電する電圧が羽根               の形によってどのように変化するかを測定。(出力電流= 0 の時)

       第6回講座でも実際に製作した羽根をモーターに取り付け、風を送ったときに発電される電圧               を、実際に電流を流して測り、どんな羽根の形が電圧が下がりにくいのか、つま               り電力を大きく得られるのかを調べる。

                 【電流×電圧=電力】ということも学習。


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電力ってなんだろう? 羽根をモーターにつけて電流を流してみると羽根の形で発電する力が
変化することがわかったね。(今回は抵抗(Ω)も加わる)

下のグラフを参照しましょう。



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今回の実験の平均値     実施日2007・7・21     資料作成:佐々木三郎指導員


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     【みんなの先生クローズアップ 】 大内 厚指導員
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手回し発電機の羽根を製作中の会員に優しくポイントを指導する  大内 厚 指導員。

*とどめておきたい大内先生の言葉*
「何だろうと興味を持つ。そしてどうしてだろうとわいた疑問にたいして、どうすればもっとうまくいくかな?と考えよう。物を作るって、苦労もあるけど楽しいことだね。」


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*「物は作るだけでなく性能を測定して調整、再び実験でデーターを確認するという今回の講座は高度だが、さらによい結果を想定しながら欠点を改良していくことが出来るよ。」*と会員へ工藤会長よりメッセージがある。
太白少年少女発明クラブではものづくりだけにとどまらず、今取り組んでいることがどういう意味を持つのか、今後どんな影響があるのか、活動の内容にあわせながら会員に伝えていくことを大切にしている。


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送風機の前のモーターに取り付けられた会員製作の風車の羽、さあいよいよこれからどんな力が出るか実験です。


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会員一人ひとりのデーターがコンピュータで集計されスクリーンに映し出される。
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自分の作った羽根がどのくらいの電力を生むのか興味津々。また、調整前と調整後では
性能にどんな変化があるのか自分の目でしっかり確認していく。
決してやさしい内容でないはずなのに、、、。
でも会員はいつも一生懸命だ。講座の回を重ねるごとにクラブの活動が好きになってきて
いる証拠かな?
会員の前向きな気持ちが指導員のみなさんの活力になっている!どちらにもエールを贈りたい。


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中級クラス製作の風杯型風車のパワーを確かめてみる指導陣。うまく回ったのかな?ちなみに風杯型風車の羽根はお味噌汁をよそう時に用いるお玉、というのがなんともユニークで楽しい。

                                   ( 記事  写真 広報担当 今井 )

2007年07月23日

♪つくつた羽根、さらに工夫と調整をしょう♪

仙台市太白少年少女発明クラブ         第5回講座(7月7日実施)
【風力発電機・風車の羽根の工夫と調整・他 】
担当指導員 奥村清彦専任指導員   

☆講座のポイト
*前回製作の風車の羽根を実際に回し、改良や工夫する余地がないか検討し調整する。後に各会員の作品を発電させて能力を測定、成果を確認する
★おもな作業内容
*初級=新会員・新モーターの極性確認・新モーターにリード線ハンダ付け・新モーターの
      外側防水シール貼り・タワーに新モーター取り付けなど。
*中級=経験会員対象= 風杯型風車・サポニウス型風車のタワー組み立て、シャフト取り付け
      モーター取り付け、調整など。
 
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【みんなの先生クローズアップ 】 遊座 宏 指導員

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今年度も新入会員が多いため、今後講座の中で使用される主な工具類について現物と資料を用いて『正しい道具の使い方』を丁寧に説明する先生。今後とても必要な内容ばかり。

   ~・とどめておきたい遊座先生の言葉・~

「いろいろな物作りに興味をもって、幅広い知識を持ち将来
自分の進む道を決めるのに、役立って欲しいものです。
物作りは面白く、人の役にもたつものです。」
今年度も新入会員が多いため、今後講座の中で使用される主な工具類について現物と資料を用いて『正しい道具の使い方』を優しい口調で丁寧に説明する先生。今後とても必要な内容ばかり。

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風車の羽根はどうしたらよく回りよく発電するのかな?みんな苦労しました!
調整していく中で、羽根の曲げる角度が発電エネルギーに大きく関係していることがわかる!

           

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         ** 真剣に取り組みながら活動を楽しむ!**
           *******************

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サポニウス型風車の製作に取り組む中級班、活動に対する取り組み方積極的だ。昨年の経験が生きている。

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自力で作品の回転テスト!講座の最後の性能検定を前に積極的に改良に取り組む。力強くしっかり回るといいね。


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さあ!いよいよ性能検定、自分の作った作品がどんな結果が出るか、工藤会長の説明を聞きながらも
ワクワク、ドキドキ!

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当発明クラブ指導員の力作に送風装置(風速10m)、会員製作の羽根がとりつけられるモーター、そしてどのくらいの発電エネルギーがあるかを測るテスターなどがならぶ。

講座を通してわかった
羽根の曲げる角度と電圧の関係

曲げる    発生
角度     エネルギー 
45°→ 0.75V

30°→ 1.4V

10°→ 1.6V

★今回も講義、製作を通して会員は「なぜ?どうして?」の疑問を持つことが工夫や改良へとつながり
さらにものづくりの楽しさや醍醐味を味わったようです。大切にしてほしい気持ちです。
 
                                 ( 記事  写真  広報担当  今井)

2007年07月06日

♪風の力を生かして電気を起こす

仙台市太白少年少女発明クラブ         第4回講座(6月23日実施)
【風力発電機・風車の羽を作ってみよう 】
担当指導員 奥村清彦専任指導員   

       *使用する部品
・アルミニューム板・中継ぎビス平ワッシヤー・スプリングワッシャー・ナット他

       *使用する道具・ボール板・ドリルキリ・センターポンチ・金キリ・サンドペパーはさみ・定規他

☆講座のポイト

*自然エネルギーである風の力を利用する1つの方法として風車を取り上げる。羽根の製作を通して地球の現状を理解していく。同時に風の力で風車を回すにはどんな形や角度の羽根の形がいいのかを学び、会員自らも探求していく。

*初級=新会員・小型の風力発電機の羽根製作
*中級=経験会員対象・中型風力発電機 “

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【 みんなの先生クローズアップ 】    奥村  清彦 専任指導員


会員が製作したたくさんのアルミニューム製の羽根を発電機に取り付けて『風力発電機のしくみ』に
ついて説明する奥村専任指導員

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        ~・とどめておきたい先生の言葉・~

「自分でものを作るときどんな苦労をしたのか、作ったものがどうしたら性能がよくなったのか、考えたり工夫したことはとても大切です。これからみなさんの財産になります」


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完成に向けてさまざまな作業に取り組む

^^^物を作るために必要なさまざまな道具は、多くの人々によってどうしたら
使いやすいかさまざまな改良されて今日に至っているということも学ぶ。
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 ものづくりはまず正しく測ることからスタートする。
一ミリでも誤差がないようにと慎重に材料を測る。      


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羽根に穴を開けるためかなづちで思いっきり穴を開ける。なかなかダイナミックだ!
会員は日増しに道具に対して抵抗なく、使いこなせるようになってきた。


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風杯型風車の羽根らしきものが出来つつあります。
おや~台所でよく見かけるものに似ていますね!
発明クラブでは身近なものを工夫し活用することも大切と会員に伝えています。


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送風装置の前でモーターに羽根を取り付け回転の様子や起きる電圧を測る。自分で製作した羽根が初めて力をj生み出すので、みんなドキドキ!!!

                             (記事・写真   広報・今井)

2007年06月23日

♪赤い光がしっかり点ったね♪

仙台市太白少年少女発明クラブ            第3回講座(6月9日実施)

【手回し発電機をつくろう】  講座担当 佐々木三郎指導員     

        *使用する部品・ギヤボックスセット 端子板 LED 抵抗器 アルミパイプ他
        *使用する道具・ニッパー・ドライバー・ペンチ・ハンダ他

☆講座のポイント
前回の講座でコイルに電気を流すと磁石や鉄を引き寄せる力(電磁力)が生まれることを学習。
今回はそのレベルアップ編として、
電磁力を応用した機械の一つであるモーターを回すと発電するということを体験する。
人力によるというところがクラブテーマに沿う

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            電磁力を応用したモーターで発電の原理と法則を学ぶ。


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 【みんなの先生クローズアップ】        佐々木 三郎 指導員

資料、片手にスクリーンに映し出された発電機の作り方や原理を解説する講座担当の佐々木三郎指導員。


      ~・とどめておきたい佐々木先生の言葉~・

今はわからない部分があっても会員が大きくなったとき、いつか『あの時教ったことだ』と思い出すことがあると思います。そのことを念頭において今のうちから正しい理論を会員に教えていきたい。そのためにも資料作りには力を入れています。

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たくさんの部品と説明書を前に製作の手順を考える会員。目の前にさまざまな工具が並ぶ。
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          力をこめて!ドライバーを持つ手もだんだん慣れてきました。

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どのくらい明るいの?発電する力を大内指導員にテスターで測ってもらう。
4~5ボルトぐらいかな!さあ、乾電池よりも電圧が高いかな?調べてみてみよう!

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完成した発電機をまず自分で回してみる。まず表情が輝いたね。なかないいできのようだ!赤いLEDが目に飛び込んでくる。ヤッタネ!
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♪今回の講座より保護者の方による「サポーター」の活動がスタート。気持ちのこもった対応に講座の雰囲気も一段と熱気を帯びる。「会員は関係者全員で見守り育てようという」クラブの考えがさらに浸透して運営が円滑に行われていくことが期待されます。 

                  (記事・写真 広報担当 今井)

2007年06月11日

♪モーターってどうして回るのかな♪

仙台市太白少年少女発明クラブ            第2回講座(6月2日実施)
【コイルと磁石でモーターを作ろう】
担当指導員 工藤治夫 会長     
*使用する部品:エナメル線・フェライト磁石
・単三乾電池・紙やすり・絶縁テープ他
*使用する道具・キリ・ナイフ・定規・ニッパー・ラジオペンチ他
☆講座のポイントモーターの製作を通してなぜ電気で回るのか、その秘密を探る。また、今回はキリやナイフなど鋭利な道具も使用することから事故のないようにと道具の扱いについても事前に学習をする。


扇風機やドライヤー、電車など、
日常生活の中でモーターはさまざまなところに使われている

 今日からいよいよ本格的な発明クラブの講座がスタート。その第一弾として「モーター」が取り上げられる。
身近なところで多種多様に使われているモーターの動く仕組みついて、二時間の製作を通じて学んでいく。同時に電気の便利さやおもしろさなどにも触れる。
準備されたテキストや部品、道具などを目のまえにして新会員はやや緊張しながらも工藤会長の説明に真剣な表情で聞き入る。


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会員は講座担当の工藤会長による「なぜモーターが回ると思うのかな」
という問いかけで講座への興味が次第にわいてきた様子。その後の
「電気が流れている金属の線に磁石を近づけると『ローレンツ力』と
いう力が働いてモーターが回るよ」という謎解きの解説でさらにやる
気が深まる。


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思い通りに出来なくても、モーターを回したい気持ちがペンチを持つ手にしっかりこめられる。
さらにベテラン指導員の指導や会長の「そのやり方もいいね」の声がけが会員の「出来るかな?」の気持ちを励ましていく。

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設計図を見ながら、コイルを支える柱をクリップを用いて形作っていく。なかなか思うようにいかない。

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モーター全体を収納するためケースに台を取り付ける作業。キリで穴を開けて作る。初めての道具にやや戸惑いながらも完成目指してがんばる。

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モータ作りで一番気を使うコイル巻き、円形に正確に巻いていくことが成功のポイントとなる。それだけに一巻きひとまき丁寧にエナメル線を巻いていく。根気の要る大変な作業だ。入会して間もない新会員も気持ちを集中させて取り組んでいく。興味はすごいパワーを生んでいく!


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見事に完成、コイルがしっかり回ったね。クリップで作った支柱もなかなかの出来栄え。身近なものを活用していろいろなものが作れるね。今回の講座はモーターとともにきっと会員の一生の宝物になると思う!


                ( 記事・写真 広報担当 今井 )

2007年05月15日

♪さらにパワーアップして19年度クラブ活動スタート♪

仙台市太白少年少女発明クラブ開講式  5月12日   会場:仙台市立太白小学校
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どの瞳も好奇心に満ちあふれて
活動拠点を太白小学校に置き、平成十九度も昨年と同様にクラブテーマ
【未来を拓く、クリーンエネルギーの技術を創出する発明と工夫】を掲げ、新会員十四名を新たに迎えて総勢二十五名でスタート、第一と第三土曜日の午後二時間を活動の基本として魅力いっぱいの講座やイベトを実施する。
 今後、会員に楽しくもの作りの喜びを体験してほしいと願う経験豊かな指導員やスタッフがボランティアながら情熱を持ってクラブ活動の運営に当たっていく。

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また、工藤会長より「何事も積極的に興味を持って世界に二つとない自分だけの物を作ってみましょう。」「困難にぶつかってもあきらめないことが大切です。」と会員へ温かい励ましの言葉が贈られる。

*事務局より会員証とバッチを胸に着けてもらう会員。ちょっぴり誇らしげです

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保護者の立場から提案や助力を
 開講式の終了後、【保護者会】を発足させる。
太白少年少女発明クラブではクラブ全体を一つの大きなファミリーとして活動することを理念としており、
保護者も参加のもと、全会員を支え育んでいくことを目指す。

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*太白小学校の佐藤校長先生から会員へお祝いの言葉と理科が大好きになる本のご紹介がある。
とても楽しそうな本です。いつかきっと会員も思い出すことがあるでしょう。

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                第1回講座(5月12日実施)
                
                ☆第一部【図面の見方描き方】
                                  担当指導員 佐々木三郎 指導員
                ☆第二部【工具の名前と使い方】
                                  担当指導員 遊座 宏  指導員
                ☆第三部【ネームプレートを製作】
                 使用道具:ハンダ・ニッパー・ペンチ

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*初めての図面を目の前にして少々戸惑う会員もいるね。担当の佐々木指導員が心配そうに見守る。

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*遊座指導員によってこれからのクラブ活動を支える道具について説明がある。ハンダゴテやラジオペンチは日ごろほとんど使う経験がないだけに、特に新会員は興味がいっぱいといった様子。「うまく使いこなせるようになってね」と思わず願う。


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*ネーム作り、火傷もしたけれど果敢に初めてのハンダづけに挑戦する!

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*会員の力作、世界で一つしかないね。初めての作品、とてもすてきに完成したね。これからの活動を楽しみながらがんばっていきましょう!

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H18年度修了会員の保護者の方よりクラブへ寄せられた【声】のご紹介
♪怪我をしても休まず、今年もサッカーと迷ったが結果はやはり発明クラブを選んだ。
♪いろいろなものに興味を持ち、落ち着いて取り組むようになった。子どものいい面を伸ばしてくれるいいクラブだ。♪学校の授業や、紙面ではわからないこともここは実務、経験をつんだ指導員がそれにのっとってやってくれるので素晴らしい。♪中二で忙しいが本人のクラブへの思いは変わらない、今日は親だけ参加させていただく。♪学校だけでは物足りない。それだけにクラブへの期待は大きく持つ。♪生物が好きでもの作りは苦手だったが、ここで好きになった。♪理科の成績がよくなり他の教科にも自信を持つようになった。♪競技会のときにつくつたマシーンを大切に飾っている。夏休みは参加したいようだ。♪指導員の先生は出来なくてもしかったりしないで丁寧に教えてくれる。

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                                  【記事・写真 広報担当   今井】

2007年04月20日

☆いよいよ18年度最後の講座☆

仙台市太白少年少女発明クラブ  第23回講座     平成19年 3月17日実施
                                                                
  
   第一部  紙飛行機大会       第二部  閉講式                                  
                                     
 
 昨年5月にスタートした太白少年少女発明クラブ、いよいよ本日の活動をもって18年度の講座は終了となります。
入会した当初、ハンダゴテやハンマーなど危険と敬遠されてきた道具は使い方がまだぎこちない会員がほとんどでした。ところが最近は手つきもすっかり板につき、その上達振りには目を見張るものがあります。 

23回の講座を通じ確実に成長してきた会員、このクラブで培ったものづくりに対する喜びや興味は尽きることなくこれからもすくすくと大きく膨らんでいくことでしょう。

閉講式を迎えるにあたり、クラブ運営、指導に心血を注いだ工藤会長をはじめ指導員一同はことのほか会員の成長に感無量の思いを抱いていることと思われます。   (♪広報・今井)                                          

【 紙飛行機大会 】

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たった一枚の紙から、いかに長い時間飛ばすことができる飛行機を折ることが出来るか
考え考え折る。


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会員だけでなく保護者の皆さんや指導員も大会に参加して競技を盛り上げる。結果は果たして?


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会員の意匠やアイディアがたくさん詰まった作品です。


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滞空記録で優勝し、デザイン賞にも輝いた会員の作品。

「デザインも素晴らしくシンプルで美しく折り方が正確、飛行機の性能が出るように工夫されている」と指導員のみなさんからとても高い評価があり表彰される。一年間本当に楽しそうに伸び伸びと活動していたことがとても印象的でしたよ。


【 閉講式 】

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一人ひとりに修了証書が渡される、会員の表情は誇らしげです。周りから温かい拍手をいっぱいいただく。


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発明クラブの活動が応募の刺激にとてもなったと
会員から全国発明展で「発明協会会長賞」受賞の報告がある。関係者一同にとっても嬉しい受賞です。


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奥村専任指導員による今年度最後の講義、
クラブテーマでもある「地球環境と自然エネルギーについて」
大きな課題ながら全員に理解しやすいように解説。地球の一員として考えさせられます。


名残惜しくはありますが、18年度仙台市太白少年少女発明クラブの活動の報告はこれにて終了となります。
つたない表現でしたがお読みくださった皆様ありがとうございました。このブログが会員をはじめクラブ発展の一助になることを願ってやみません。(広報 ・今井)

2007年03月14日

☆どんな音色かな♪~☆

仙台市太白少年少女発明クラブ  第22回講座     平成19年 3月3日実施
                                                                
  
音を知って「笛」をつくろう          
                                
                                     指導主任   奥村清彦 専任指導員
                                                 協力スタッフ(10名)   
講座内容    
                   *「音について」            
                     ・どこから出のか

                     ・どうして出るのか 

                     ・笛の種類などを学習

*「笛」の製作をする

【おもな材料・道具】   竹、糸、プラスティックフイルム、ナイフ、のこぎり、サンドペーパー


・笛を作るだけでなく音のことについてさまざまのことを学ぶ。音の高い低い、大きい小さい、速さ,共振と共鳴、空気の振動を利用した楽器について、笛の種類などなど、笛の工作講座を通して実に広範囲で内容の深い講義を会員は受けている。このことが笛作りの興味の高まりとなって作品が完成したときの充実感につながっていく。  
 (♪広報 ・今井)


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奥村専任指導員より会員に紹介された数々の南米の楽器、ふだん見慣れないものもたくさんある。


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笛の出来不出来を左右する穴あけ作業は慎重におこなう。


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2時間がんばった末にいよいよ完成!笛の音を繰り返し繰り返しチェックする会員。
製作会場は笛の音がいっぱいに響き渡る。どの音もそれぞれ個性があり自信にあふれていた!
講座もあと一回と迫った会員の成長が著しいと感じる。


            

2007年02月25日

☆天秤の仕組みを学んで・・・☆

仙台市太白少年少女発明クラブ  第21回講座     平成19年 2月17日実施
                                                                
  
 「さおばかり」を作ろう            
                                
                                     指導主任   奥村清彦 専任指導員
                                                 協力スタッフ(10名)   

講座の内容     
天びんの原理
天びんは支点からの距離(長さ)と重さをかけた値が等しくなったときバランスが取れる。公園のシーソーに乗って遊ぶときをイメージすればよいと解説がある。(なるほど・・・これなら誰にでもよくわかる)

【主な材料】 ・さお(木の丸棒)、一本  ・受け皿、一枚  ・受け皿をつるすアルミの針金、二本 
・ S字型掛け金大中,各一個  ・おもり、15号、5号、1号、0,5号、各一個

【使用道具】   ・きり  ・ペンチ  ・ホットボンド  ・標準おもり、(50グラム、200グラム)  ・定規 他                         (奥村専任指導員オリジナルキッド使用)


                         
重さを量る「天びんばかり」の製作過程において会員はたくさんの「はかる」を学んだようです。

天びんの支点を求めるにはバランスの取れるところをきちんと正確に測る。

おもりがつりあわずうまく量れないときはどうすればいいのか解決の道を推し量ってみる。

時間内にできるか周りを見ながら自分の製作の進捗状況を計ることもわすれない。

こうやって改めて「はかり」を考えてみるとたくさんの意味がある。

今後困難に出会ったとき会員が自分から積極的に問題を図るようになってほしいと願う。(少しこじつけもあるが;;;会員の成長を願う発明クラブスタッフ全員の気持ち❤)  (♪広報 ・今井)

最初はやはり講義をきちんと聞いてから

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講義は誰でも苦手な時間と思えますが、奥村専任指導員の巧みな話術でこれからの「さおばかり製作」は楽しいものだと期待を抱かせてくれる。


はかり作りに正確に測ることは欠かせない
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簡単なようで正確に測るということは、「はかり」を作るだけに慎重の上にまた慎重をきたす。
会員の定規を見る目はいつもと違う!

周りの状況も推し量る
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太白少年少女発明クラブでは学校も学年もさまざまだけれど、ひとつのファミリーとして周りと協力し交流も楽しみながら活動をするのがモットー。活動中の会員同士も和気あいあいとお互いの製作情報を交換し合う。

さまざまなトラブルの解決を図りながらやっと完成!
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二時間、一生懸命がんばった末に立派な「さおばかり」が出きました。支点の位置もばっちり、バランスもしっかり取れているね。私もチャレンジしてみましたが、なかな大変でした。会員の粘り魂はかなり熱いとみる。
肖像権で?正面からの大写しは載せられないのが残念!

2007年02月18日

金属が酸化するっていいことあるのかな?

仙台市太白少年少女発明クラブ  第20回講座     平成19年 2月3日実施
                                                                
  
 金属の酸化を学習しよう
               指導主任   長谷川 俊一 指導員
                                                 協力スタッフ(11名)   

講座の内容      

*基礎編*     金属について      酸化について

*応用編*     イオン化傾向について 

*実験編* 
①  金属を燃やしてみよう   ②  インスタントカイロを作ろう  ③  イオン化傾向を確かめてみよう
                         

会員はカイロ作りで材料は指示通りに、順番を守り、正確に量る、薬品は危険なものが多いので慎重に扱うなど「楽しく」だけではなく場合によっては、気持ちを集中させて正確にやる。このことがものづくりの感動を深く味わえると理解できた模様。知らず知らずのうちにものづくりの基本的心構えも身についてきたといえます。今後に期待大です。(♪広報 ・今井)


講義を真剣に聞く
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「金属の性質を知っておくことは発明クラブで活動する会員にとって、今後きっと役立つでしょう」と、長谷川指導員、講義の一語一語に熱意があふれる。

酸化の実験・やはりわくわくするね

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鉄粉が燃えた!  空気と結びつき酸化して熱を出したからだね まさか燃えるとは思っていなかったのでびっくり!


実験・酸化の原理を応用してインスタントカイロ作り
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水、塩化ナトリウム、バーミキュライト、活性炭、鉄粉、など数種類の原料を天秤ばかりで量る。初めての機材に手元もかなり慎重になる。誤差のないように神経を集中させているね。


金属の酸化されやすい性質(イオン化傾向)の実験してみようs-s-IMG_3090.jpg

金属の酸化について学んだあとは、またまた会員が楽しみにしている実験。銀より酸化されやすい、つまりイオン化傾向の大きい鉄板を硝酸銀の水溶液にいれると・・・何と鉄の板の上に銀が出てきました。驚きの声がいっぱい。「銀メッキの原理」と説明されてなお納得。金属と酸化に興味がわいた一瞬です。

2007年01月30日

静電気の正体を探ってみよう!

仙台市太白少年少女発明クラブ  第19回講座     平成19年 1月20日実施
                                                                
  
                             担当主任 工藤治夫 会長  
                                              協力スタッフ(12名)

*講座内容 -電気の不思議-

①静電気を起こして実験をする。
A、 電気ばけを作る
B、 実験人間電気リレー
C、 静電気、帯電実験
②静電気について学習*(注参照)
③工作 クリップモーターを作り回す。


*(注)講義内容   静電気はどうしておきるの?
原子の世界の電子の移動  (講座で使用の資料より)
☆接触帯電  2つの物質が接触したとき
☆摩擦帯電  物質同士をすり合わせたとき
☆はく離帯電 接触したものをはがしたとき
☆衝突帯電  物質と物質がぶつかったとき

会員のほとんどが電気に触れては危険と感じている。しかし、今日の講座のように電気の仕組みを学習し、実験を体験することによって正しい知識と扱い方をすれば頭から恐れなくてもいいと電気に対する認識を少し新たにしたようです。恐れながらも果敢に実験に挑む姿に少し感動!会員の興味、関心の深さがうかがえます。指導員の先生も感動でしょうか (♪広報 今井)

実験・・・電気ばけ
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@ビニール紐を裂いて「電気ばけ」を作る。摩擦をするとはやくも静電気が起きている様子。なんとなく笑みがこぼれる。

実験・・・人間電気リレー
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静電気をおこし帯電した会員がほかの人と手をつなぐと電気が伝わって蛍光管が一瞬だけ光る。「ピカッ!」実験は大成功!ビリビリくるのにみんな勇敢にチャレンジしたね。さすが発明クラブの会員、肝がすわっているかな?

実験・・・静電気、帯電実験
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体と座布団をすり合わせて、静電気を置きし人体にどのくらい帯電したかを工藤会長に測定してもらう。なんと1万V以上帯電した会員がかなりいました。どの会員も恐る恐る測定器に向かう、


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測定された数値の発表に興味と驚きの声がたくさん飛び出しました。
今日の静電気について、たくさんの興味と関心が会員の中にしっかりチャージされるといいですね。
とにかくあっという間に終了した19回講座となりました。

2007年01月17日

☆どこまで走る気まぐれコップ☆

仙台市太白少年少女発明クラブ  第15回講座     平成19年 1月13日実施
                                                                
     迷走ロボットの製作                                                                                                                                                      担当主任 奥村  清彦 専任指導員  
                                                (協力スタッフ 9名)

講座内容☆モーターの回転軸に中心から外れたおもりを取り付けて回転させると、遠心力が働いて振動が起きるため、モーターを取り付けた紙コップが迷走するというもの。

会員は電気や光の講座とはまた違う物理の世界を楽しく体験できる講座となっています。

また、講座の終盤には教材考案者の奥村専任指導員からは「今日の講座でなぜ迷走?どうしてだろうと思ったことは積極的に自分で調べて解決してみよう」と会員へ強いメッセージが伝えられる。
     
       (このメッセージ、会員のどこかにとどまっていてくれることを期待しています。♪広報・今井)


* 材料
           ・マイクロ振動モーター1個
           ・電池ホルダー1個   ・電池(LR44)1個
           ・切りかえスイッチ1個  ・リード線
           ・厚手ベース両面テープ ・セロテープ

*使用した道具
           ・はんだごて  ・ナイフ  ・ピンセト  ・ニッパー  ・他

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今回は実技に入る前に「振動」と「遠心力」について、教材考案者の奥村専任指導員より会員に理解を深めてもらいたいということで事前の講義が行われる。難しい内容にもかかわらず、どの学年も真剣な面持ちです。


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資料を傍らにおいて、道具のピンセットを上手に使って教材を完成させていく。細かい作業が続く中、本当に神経を集中させていることがうかがえます。

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迷走ロボットの本体が出来ました。一番上が電池、左下がスイッチ、右端がマイクロ振動モーター。

この後、本体の上にさらに顔を書いた紙コップや飾りを付けると「迷走ロボット」の完成となります。

最後にダンボールなどにたくさんにピンを打ち、迷路を作りスイッチを入れると、モーターは振動をはじめ紙コップのロボットは気ままに走り出します。   行き先は誰にも分りません。

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完成した作品を実際に走行させて迷走するかテストをしてみる。みごとピンの間を走り出しました。

モーターの位置を変えて、走り方の変化を楽しむことも覚えました。

頑張った2時間、会員の笑顔と嬉しい声がいちばんよく聞こえる瞬間です。
指導陣もホット胸をなでおろす。

2006年12月31日

☆太陽と風の力で太白山のふもとに優しい光☆

仙台市太白少年少女発明クラブ
                  第14回講座~第17回講座(実施期間11月11日~12月16日)

            クリスマスイルミネーションの製作および点灯  

4回の講座をかけて3000個の発光ダイオードによるクリスマスイルミネーションを製作、
点灯動力は自然エネルギーを活かして仙台市立太白小学校校庭に設置するというもの。

         ▼ 4講座の活動内容 ▼ 

*第14回講座(11月11日実施)
 
12月16日、太白小学校にクリスマスイルミネーションを設置するまで会員は
「ボードデザイン班」、「風力発電機班」、「太陽光発電機班」の3班に分かれ活動。
今回の講座では初回ということで班分けと今後の活動内容を打ち合わせする。

*第15回講座(11月25 日実施)
 
@イルミネーションボード班はデザインを決定して発行ダイオードをボードに取り付ける。
@風力発電機班は風を受ける羽根の調整と発電機本体へ取り付けを行う。
@太陽光発電機班はソーラーパネルを取り付ける枠の製作に取りかかる。

*第16回講座 (12月 9 日実施)
 
各班は、前回に引き続きイルミネーションの点灯に向けて製作の作業を進める。

*第17回講座(12月16日実施)
 
点灯式準備と実施
     ______________________________________ 
       

          ・総監督 工藤 治夫 会長 
          ・担当主任
                *イルミネーション班 遊座 宏 指導員  佐々木 三郎 指導員  
                *風力発電機班    奥村清彦 専任指導員
                *ソーラー発電機班  大内 厚 指導員  他 協力スタッフ大勢

                                                              
発光ダイオードによるクリスマスイルミネーション点灯計画は「環境にやさしい自然エネルギーを
活用しよう」というクラブの目標の実現ということから、今年度活動の集大成と位置づけ総力を上げて
実施される。
(会員と指導員によるクラブ最大の行事実現までの詳細は写真にて多数ご紹介。最後までご覧ください)
                                              (♪広報今井)

           ========================
            グループ活動で大なパワーに!
                     クリスマスイルミネーション製作に挑む。

                =========================


【 風力発電機班 】

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自然エネルギー活用の一翼を担う風力発電機班、「どうすると羽根はよく回りたくさんの
風を受ける事ができるのか」指導員の問いかけに会員は改めて第5回講座で学習したことを思いだす。
昨年体験したメンバーが多いだけに真剣な取り組みの中にも余裕が感じられる。

【 ソーラーパネル班 】
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以前の講座でそれぞれに楽しかったソーラークッキングやソーラーマシーンの製作、
そこで太陽光の力を学んできた会員、そのとき使用したパネルを慎重に設置しながら
イルミネーション点灯計画で再び太陽のすごい力を認識する。


【 イルミネーションボード班 】
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初めての体験、イルミネーションのデザインに ついて自分たちの意見を活発に出し合う。 
鉛筆の先にも力が入っている。
12月16日世界でただ一つの作品ができるね。周りも楽しみ!
              


               ______________________
                    イルミネーションの縁の下の力       
              ___________________

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イルミネーション点灯の動力となるソーラーパネルがついに完成!校舎南側に設置する。
太陽の機嫌のよい日が続きますように!!!

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力いっぱい回り始めた風力発電機、年末まで頼もしい威力を発揮する。風よふけ!!!


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迷路のように張り巡らされたボード裏の配線の一部。
点灯の命綱となる。会員や指導員の皆さんの気持ちがしっかりと灯りそう☀

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クラブのPRをかねた、イルミネーションの案内掲示板ができました。
大勢の方に太白少年少女発明クラブを応援していただきたいという思いがたくさん込められています。

また、発明クラブの目標の一つに、イルミネーション点灯行事を通じて「自然エネルギー大切にして活用する」という取り組みが太白の地域に根付き他へ広がっていくこともめざしています

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日が暮れるのを待つ点灯式直前のひと時、発明クラブをサポートしてくださる皆さん方の手により
温かい豚汁やお菓子などが振舞われる。
地域の方から、「昨年同様とても楽しみにしていました」と嬉しいコメントをいただく。


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  おめでとう!2か月間かけたLEDクリスマスイルミネーションがついに点灯しました! 

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寒い中、本当に生き生きと楽しそうに活動していました。

一度学習したことをさらに掘り下げてイルミネーション点灯とい大きな形にできたことで、
みんなの充実した感動がしっかりと伝わってきました。

今回の活動で自然のエネルギーに対する理解もさらに深まったこようですね。

会員のそれぞれに得た興味や関心がいつかどこかで点灯することを指導員、関係者全員が
願っています。

2006年11月10日

☆気ままな自然エネルギーだって貯めて使うと便利だね☆

仙台市太白少年少女発明クラブ  第13回講座      10月21日実施
                         

自然エネルギーの保存について学び活用範囲を広げよう!
                                            
                                       指導主任    工藤治夫 会長

                                           
講座内容

第10回講座で制作したソーラーカーとソーラーウオーカーにスーパーキャパシター(電気二重層コンデンサー)を取り付けて太陽のエネルギーを充電させ走らせて見る。

学んだ大きな点

太陽のエネルギーは無限にあり環境にダメージを与えないというすばらしい特徴があることを会員は今までの講座から理解している。
しかし太陽のエネルギーは屋外のみで、しかも晴れているときにしか利用できない欠点がある。

今回の講座では太陽エネルギーをもっと便利に広い範囲で活用するにはどういう方法があるのか、資料による講義やソーラーカーの競技を通して楽しく学ぶ。

       *エネルギーの保存ー貯めて使う方法

①一次電池   ・乾電池 ・木炭電池 ・レモン電池   ←使いきったら捨てる

②二次電池   ・バッテリー ・鉛電池 ・カドニカ電池 ・リチュウム電池  ←充電して繰り返し使える

③蓄電器    ・コンデンサー ・フィルム型 ・セラミック型 ・電解型  ←放充電少なく長時間使えるがエネルギー量が小さい

④スーパーキャパシター(電気二重層コンデンサー)←最先端の大容量コンデンサー、充放電特性がよく永く使えてエネルギーの量が大きい。エネルギーを蓄えて使う電気自動車や電気機器にも普及する。


難しい講座の後は指導員も会員も保護者もみんなでエキサイトできる二種類の競技
(コンデンサーなし=屋外、 コンデンサーあり=屋内)を実施する。
2時間半の長い講座ながらクラブテーマの「自然エネルギーについて」レベルアップしした内容が会員にスムーズ伝わるように指導方法が工夫されている。(♪広報・今井)


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今日の講座はどんな流れなのか以前の講座とも関連させて本日の指導員、工藤会長より説明がある。
競技会があると聞くとやはり会員の頬は一瞬にこやかに。

期待するメニューがあると、難しい説明や講義もなんとなく理解できてしまうから不思議!


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まず最初に改造する前にソーラーパネル搭載のみで走らせて見る。
なかなか太陽は顔をみせてはくれない。ひたすら待つ会員。思わず空を仰ぎ見る
「太陽は気まぐれですね、当てにならないことも多いですよ」と会長は声をかける。
会員に競技を通じて太陽エネルギーの欠点も知ってほしい様子。


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待望の太陽が顔を出しました。マシーンも、そろそろとスタート!時々脱線もありますがそれでも会員はマイマシーンに声援を送る。熱い日差しの中で熱い戦いとなる。


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さあ!これからはスーパーキャパシターをとりつけて太陽の状態に振り回されず室内でも走れるように改造する。
マシーンのエネルギーがレベルアップするので取り組む作業も周りと和気合いあいだね。

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太陽が出ていなくてもエネルギーを貯めるスーパーキャパシターが新たに搭載されたのでちゃんと走り出す。太白小学校の廊下がさしずめみんなの思いを乗せたサーキット場に変身です。
みんながんばれ!!

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競技の後は成績優秀者を発表。周りから祝福を受ける。同時にどんな点に配慮して改造したか工夫点も披露してもらう。ちょっと誇らしい一瞬だね。
一つの講座から会員はものづくりの知識だけでなく気持ちのめんでもいろいろなことを体験します。嬉しい思いも悔しい思いもみんな明日の工夫の知恵へと続くのでしょうね。

2006年10月25日

★少年少女発明クラブ全国会議見聞メモ・芽モ★in金沢

                    (取材および文責:仙台市太白少年少女発明クラブ広報・今井 )


去る10月12日、13日の両日、石川県金沢市において全国少年少女発明クラブ全国会議が開催されました。開催会場の金沢市文化ホールに、全国の少年少女発明クラブから指導員、事務局員が約200名がそれぞれのクラブを代表して集う。
主催者 財団法人 発明協会が用意した2日間の会議メニューはつぎのとおりです。

研修一日目  

・全体会議と協会からの諸項目連絡
・新設4クラブ紹介
・講演 からくり人形の歴史と知的財産の結びつき
・質疑応答
・懇親会(夜)

研修二日目

・体験教室
        *からくり人形製作コース   *ホーバークラフト製作コース   *見学コース
・オリジナルキットの展示&紹介
・金沢市からくり館見学(希望者)


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初日、開会にあたり来賓の石川県知事、金沢市長が祝辞を述べられる。会場は遠隔地にもかかわらず増席されるほど、写真の撮りやすい席を何とかキープする。


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≪発明協会の動きと考えていること≫
  
   ー会議要覧、および出席者との質疑応答より一部抜粋して要約ー  

Q、本会議の目的は?
A、少年少女発明クラブの円滑かつ効果的な運営を図るため、意見の交換と指導方法などについて研修の場とするものです。

Q、発明協会が、各地の少年少女発明クラブ運営に対する基本的な考えは?

A、基本的にはそれぞれのクラブのやり方にお任せしている。運営方法で何かいい案があれば協会のほうへどしどし寄せていただければと思う。

Q、指導員の確保に苦慮しているが、協会として何か対策は立てているか?

A、指導員の皆さんの活動に対する情熱には大変頭が下がる思いだが、協会としてもいろいろ考えている。例えば今日のような全国会議の場などで優秀指導員を表彰するというような制度を設けることも一つの方法だと思う。

Q、クラブ活動の資金獲得が大変だが、協会としてバックアップ体制を考えているか?
A、企業の支援を拡大していきたいと考えている。方法としては、
  *PRのためのパンフレットを作る。
  *発明協会のホームページから企業へのリンクができるようにする。
  *子どもの作品を企業のイメージアップに使用する。
  *企業協賛マークを作る。        などを検討している。

Q、少年少女発明クラブや指導員の活動の範囲はさらにどんなことを考えているか?

A、文部科学省が子どもの理科離れを防ぐため全国10万校を対象に60億の予算を組んでいる。
協会でもサポート制度を検討している。
その他に、「子どもの居場所つくり」として地域と発明クラブがもっと密になり連携プレーれをすば何かできると思う。

Q、会員が部活や塾通いなどであまり集まらないがどう考えているか?

A、平成17年度資料によると全国190のクラブで男子6493人女子3085人と合計9578人の子どもたちが活動しているのは予想以上に多いのではないかと捉えています。

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(♪取材雑感)質疑応答ではもっと白熱するのかなと思っていたけれど、穏やか過ぎるやり取りに少し物足りなく感じる。会議のスケールが大きいとやや形式的になるのはいたしかたないのかな?と勝手に推察する。

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    講 演               IP指導員 矢野 光男氏(半屋 春光)
   
 からくり人形の歴史と知的財産との結びつき
遊戯の中から生まれたおもちゃのからくり人形は創意、工夫、その時代の美しさのこだわりや先端技術が利用され、ロボットの原点といわれます。
そのいわれをたどると人の生み出す技術の創造性と可能性を知ることができます。
本日のIP講演では江戸からくりの技術の創造性と知的財産の意義を現在の所有権制度との対比で説明しています。


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        お茶を乗せると動き出したからくり人形、堅苦しい会場の雰囲気が瞬時に和む。

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        小さい体ながらなんとなく江戸の情緒と雰囲気が漂う。

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        着物の未着用人形でからくりをわかりやすく解説する。大勢の指導員の方もカメラを片手に        興味深く見学する。
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講師プロフィール 半屋 春光  氏 
昭和17年群馬県生まれ。30歳で通産省工業技術院を退官、このころに
江戸期の技術書『機巧図彙』と出会い、「からくり人形」の再現 に取り組む。
「技術立国ニッポンの原点ともいえるからくり技術の再認識と復興を」と訴え、
若い世代への技術継承に力を入れる。からくり人形工房「スタジオぎえもん」を主宰。

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♪ 新設された4クラブの紹介
・仙台市青葉少年少女発明クラブ(宮城県)
・三島市少年少女発明クラブ   (静岡県)
・上越市少年少女発明クラブ   (新潟県)
・三豊市少年少女発明クラブ   (香川県)
宮城県からは青葉少年少女発明クラブの秦会長が新設クラブとしてスピーチされる。

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発明協会発表データーのいろいろ     平成17年度


*全国の少年少女発明クラブ数-190クラブ
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*全国の在籍クラブ員数-9878人   

在籍数21~40名のクラブが全体の半数以上の 54%を占める。以下、20名以下22%、41~60名のところが12%と続く。

@在籍数30名前後の太白少年少女発明クラブは全国的にみて標準的のようです。
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*クラブ在籍学年別内訳               

小学4年と小学5年がそれぞれ22%で、小学1・2年が18%、小学3年と6年がそれぞれ16%、中学生が6%とやはり小学生の在籍が圧倒的に多い。

@太白少年少女発明クラブの募集学年、小学4年~中学生に照らし合わせてみると三分のニを越える。このことからわがクラブの在籍学年層は全国的にみてほぼ標準といえる。
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*クラブ指導員数-1980人  

6~10名のクラブが65クラブで35%、 5名以下のクラブ が61クラブで 32%、と10名以下のクラブが合計で三分の二を占める。以下11名~15名在籍のクラブが31クラブで16%、16名~20名のクラブが18クラブで10%と続く。

@ クラブ員、指導員の総数からも1人の指導員が5人のクラブ員を指導していることになる。
わがクラブでは指導員・サポータ あわせて 毎回12~16名が活動しており、全国的にみても指導陣層は厚いといえる。    
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*クラブの年間活動回数
21 ~31回 が92クラブ 49%とほぼ半数を占め、以下11~20回が61クラブで32%、31回~40回と41回以上がそれぞれ同数の13クラブで7%と続く。

@太白少年少女発明クラブは23~25回なので年間活動回数においても全国的に標準といえる。

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*クラブ運営費         

51~100万のところが69クラブで37%、101~200万のところが54クラブで29%、31万~50万のところが36クラブで19%となっている。ちなみに201万以上は17クラブで全体の9%になっている。

在籍人数や活動回数にもよるが、運営費に関してはほとんどのクラブが獲得に苦心しており、公的なあるいは民間組織のバックアップがあるかないかでかなり格差が出ている模様。

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(♪取材雑感)
会議をとおして、全国の少年少女発明クラブの指導員や事務局の皆さんの少年少女発明クラブにかける思いは相当深いと感じる。公的機関から活動の要請があればさらに尽きることのない情熱で協力するでしょう。、運営の雑事や運営費の捻出に多大な苦慮をせずに、本来の「ものづくりのエネルギー」を子どもたちの活動に十分向けられるようになってほしい、そんな環境が一日も整うことを願う。
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研修二日目の様子
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半屋春光講師の指導により希望者の一番多かった、からくり人形「スイマー」の製作が二日目のメイン研修となる。

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取材者も体当たり体験、ものづくりが苦手と見てか、お隣の席の愛知の発明クラブの指導員が丁寧にサポートしてくださる。嬉しい触れ合いのひと時。贔屓目抜きにしてこういう指導員の方に教わる子どもたちは幸せかな?

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タコ糸と滑車で手、足、首を動かすからくり人形の製作、50名の受講者のうち女性もかなりチャレンジしました。難易度は小学生が1~2時間でできる程度とか。でも金沢で、ものづくりの体験は予想以上にフレッシュだったようで皆さん楽しみながらやっていました。

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こんなオリジナルキットが紹介されました

*昆虫捕獲器 *電子オルガン *エアーカーリング *ステアリングカー *カプセルUFO
*昇り人形 *カットピーカー *光る星座 *いらいら迷路 *クリスマスツリー*音の出る万華鏡
*手作り自動車 *光るオルゴール
           

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                          カーリング

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                          木のソーラーカー


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★取材あとがき★

昨年新築された近代的な金沢駅、アルミとガラスで出来たドームは」もてなしドーム」と命名され観光客を歓迎する。さすが加賀百万石、伝統工芸、近代芸術、海、山の幸、北陸経済圏の要としてバランスよく栄えている。「前田まつ」の影響も大きいかも知れない。地の利が遙かによい仙台ももっと「郷土力」を高めたいものです。クラブの会員たちに思いをはせつつ金沢に別れを告げる。学ぶことの多い「少年少女発明クラブ全国会議」出席でした。           (♪広報・今井)

2006年10月24日

☆発光ダイオード(LED)の光に魅せられて☆

仙台市太白少年少女発明クラブ   第12回講座    (10月7日)

                                 担当主任  遊座 宏  指導員

*講座内容*      独創的なイルミネーションを作ろう

第一部 基礎学習編   発光ダイオードについての基礎知識と基礎技術

第二部 応用編      指定の材料を用いてオリジナルの作品を組み立てる


いまや現代社会で数多く便利に利用されている発光ダイオード、会員も構造はともかく今までの講座体験から、どんなものかなんとなく理解している。

「色は赤や白そして青(緑)」「電子機器の動作表示や信号機また、携帯、ゲーム、大型ディスプレーなどに利用されているよ」など、質問をするとかなりの答えが返ってくる。

低消費電力、長寿命であり、また構造が簡単しかも大量生産が可能で安価と長所の多い発光ダイオード、今回は会員の独創性を引き出しながら発光ダイオードについての興味と親しみを持ってもらう。

クリーンエネルギーを創出する技術の発明と工夫というテーマを掲げ地球環境を大切に守り人々が幸せになることも考えていこうと会員に常日頃教えている太白少年少女発明クラブでは、クラブ最大のイベントである、12月のクリスマスイルミネーション(LED)の製作に向けて静かに会員への働きかけが動き始めたともいえる講座です。
会長はじめ指導員陣の心憎いカリキュラムづくりです。(♪広報・今井)

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講師の遊座指導員から発光ダイオード使った作品について説明を受ける。
講座の始まりはいつだって会員はワクワク、真剣、そしてこれからやることを期待しているね。
みんなの表情をみているとそう思えてくる。


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まず、発光ダイオードについて「基礎を学びましょう。」と全員で指導員の説明を聞きながら解説書を片手に同じ作業をする。どんなときでも基礎学習って大変だけれど頑張りどころだね。

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悪戦苦闘しながらも何とかハンダゴテを使うところまできたね。ここをクリアすれば基礎編の終了はもうすぐだ!

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でも、まだ応用編へ進むには心配で、、、不安もよぎる。でも君の気持ちの動揺がきっと素敵な作品へ結びつく原動力になるよ。

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応用編の材料選び、自由に選んでいいといわれると悩んでしまう。でもみんなすごく楽しそうで張り切っている。


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応用編で石灯籠選び、発光ダイオードを取り付けて作品を完成させる。風邪を引いていたのにスゴイファイトだね!

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応用編の完成作品の一例。
題は「散歩するイルカと海の中の光る宝石」 なんだか潮騒が聞こえてきそう。
みずみずしい会員の感性が伝わってくる。

応用編になるとがぜん会員たちはいきいきと陽気になりました。講座を心底楽しんでいるようです。
やはり自分で考え工夫した作品が出来上がるのは嬉しいのかな。いずれ基礎学習でがんばったからこそ得た喜びということに気がつくでしょう。期待大!

2006年10月05日

☆手作りカメラで記念写真が撮れたよ☆

仙台市太白少年少女発明クラブ     第11回講座  (9月16日実施)

                講座担当 ・ 特別講師  (株)仙台ニコン 内藤雅喜氏
  
 *講座内容*
        ピンホールカメラの製作

   
カメラの特徴 ★ピントを合わせなくても良い
          ★撮影に時間がかかる
          ★自然な色が出る

  主な使用材料     ・牛乳パック ・アルミホイル
     使用道具     ・ハサミ、のり

今回の講座はいつものようにようにハンダやペンチなどの工具を用いてではなく、
学校、家などでよく使っているハサミやのりを用いてのカメラ製作となりました。

材料はシンプルだけど目的はカメラの製作ということで、やはりいつもと違う
緻密さが求められました。

牛乳パックを切りすぎたり、ホールを大きく開けたりと細かい手作業が多かったため
失敗もたくさんありましたが、全員が最後までくじけずに完成にまでこぎつけました。
(思わず”頑張ったね”と褒めたくなりましたが今は胸のうちに秘めておくことに、、、。)

講座が回を重ね、もう11回目にもなっていることを実感させてくれる会員の活動の姿です。
外も実りの秋の気配ですね。 (♪広報・今井)

 

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ピンホール部分を取り付けるための牛乳パックを講師の先生の説明どおりに切った、「これでいいのかな?」少し心配になってくる。でも、写るカメラを絶対作りたいという会員の気迫は当クラブの指導員の先生は決して見逃さない。いつもみんなのことを遠くから、そして近くから熱いまなざしを注いでいる。

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講師の先生から「ピンホールの大きさで通る光の量が変わり写る像の良し悪しが決まるよ、
このカメラの一番大切なところだね」と繰り返し説明を受け、黒画用紙の扱いや定規の使い方も一段と慎重になる。「あわてないでね」と周りのサポーターもいつもよりそれとなく気を遣う。


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講師の先生の説明を受けながら思わず自分の作品の出来具合をチェック、上手くできたか気になる。鮮明に映るといいね。


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 大成功!!!講師の先生は会員のピンホールカメラをデジカメに取り付けて記念撮影、それをパソコンからスクリーンに映し出してくれました。
売っているカメラのように精密ではないけれど、自分たちの手で悪戦苦闘しながら作った世界でただ一つのカメラ、写り具合はとても味がありました。
確かにホールの大小で写り方に差はあったけれど、今日やったことが形になって現れたことにみんな大きな満足感があふれていました。
今、芽生えたカメラや光への興味が大きく育つといいな。

                    (写真 コメント  広報 今井)

2006年09月18日

☆パワフル太陽のエネルギーをもっと活用しよう!☆

仙台市太白少年少女発明クラブ  第10回講座(9月2日実施)

  ソーラーで動くメカを作ろう  担当主任  奥村清彦 専任導員

 
  初級  ・ソーラーカー     (ソーラーパネルを搭載して走る車)
  中級  ・ソーラーウォーカー (ソーラーパネルで歩くロボット)


第8回講座でクッキングや集光器を通して太陽のエネルギーについてたくさんのことを学びました。
今回も自然エネルギーを深く理解していくということで「ソーラーカー」と「ソーラーウオーカー」の
製作にチャレンジしました。

製作に当たって、今回は部品がとても多いことから、部品の自己管理をすることも講座の中に
盛り込まれました。

いままでもクラブでは「作品の完成は材料をきちんと管理することが大切、いつでも
予備があるという気持ちでいるといい作品や創意工夫は生まれてこない」
と会員に伝えてきましたが
今回さらに徹底強化です。

たしかに整理整頓、、、大人の社会も大切なことです。(深く思い当たるふしが、、、)(♪広報・今井)

初級講座=ソーラーカー
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トレーに注目!部品がきちんと管理されています。講座スタート時の奥村専任指導員の声がけが
しっかり会員に届いているようです。
作品の完成を目指してがんばろう!

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初級者の作品「ソーラーカー」誰一人部品をなくすことも無く全員完成する。よかった!
車体に自分のすきな絵を描くとさらに完成度が増すね。世界で唯一つのソーラーカーの誕生だ!


中級講座=ソーラーウォーカー
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中級講座の会員は、部品の管理はもちろんのこと自分の力で積極的に作品制作に取り組んでいく。


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分らないところやうまくできないところがでてきたら、指導員に質問して問題を解決していく。

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最後に「ソーラーウオーカー」の性能をしっかりチェックして達成感も味わう。

☆知恵と汗を思いっきり絞った暑い夏の2日間☆

仙台市太白少年少女発明クラブ第9回講座 (8月19日~ 20日実施)

夏休みものづくり体験教室 

*主催文部科学省
*協賛 社団法人 発明協会

*開催および技術指導・仙台市太白少年少女発明クラブ
  
*参加者数 会員15名 非会員8名

*担当主任  奥村清彦専任指導員

*協力指導員・サポーター・スタッフ16名

 製作作品 (対象学年)
  ・風車(1~4年)        =紙製の車輪つきタワーに風車を輪ゴムで連結、うちわであおぐ
  ・プロペラカー (1~4年)  =木製の車台にプロペラをつけ輪ゴムを回して動力とする
  ・ワームマシーン (5~6年) =クランクを用いてマシンを伸縮させ、この運動を利用して前進させる
  ・ユーターンマシーン(中学生) =電池を動力としてコースの進行方向を360度変更するマシンの製作

今回は文部科学省より依頼を受け「夏休みものづく体験教室」の開催となりました。

一日目は全国の小中学生共通の教材を用いて作品の完成を目指す。
午前10時から猛暑の中、学年に応じて選んだキットを指導員の指示に従って製作していく。
クラブ員は今まで講座の中で培った工夫の気持ちが次々と沸いてくるのか
解説書を参考にしながらも『あーでもない、こーでもない』と改良を試みている姿は心底ものづくりを楽しんでいる様子でした。
製作会場の熱気は参加者と指導員の「ものづくり情熱」で今季最高の暑さとなりました。

二日目は昨日製作したマシーンを携えての競技会開催です。

開始前、どの参加者もマシーンの調整や確認に余念がなく競技にかけるファイトは
昨日にもまして上るばかり、、、太白小学校の体育館はいろんな汗でいっぱいでした。
思い出に残る体験教室になるといいですね。(♪広報 今井)


一日目 マシン製作              s-IMG_2017.jpg
     

指導員が事前に製作して指導上の”ツボ”声のかけ方などを確認。わがクラブでは理論、技術ばかりでなく『ものづくりの心』も大切にすることをモットーにしています。

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風車製作中。低学年ということでまず定規やカッターの使い方からものづくりにチャレンジしていく。
しかし真夏の3時間以上の製作時間はつらいはずなのに誰一人泣き言は漏らさない。
興味があるとやり通せるのかな!
低学年だから、、、という先入観は不必要のようですね。

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プロペラカーの車体の形についていろいろと考えてみる。どんな形にしたら早く走るのかな!

参加者が考えた工夫や改良点はガイドラインに外れていなければ大切にしてマシーンに反映させる。ここでは子どもたちの創意工夫や独創性も大切にし引き出していくことを目指す。

二日目 競技会開催
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競技開始前に運営方法について細かい打ち合わせをする指導員・スタッフ。
発明協会公式ルールに従って厳正に競技をおこなう。

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三回トライアルしてベストタイムを各自の公式タイムとする。まずは無事走れ!

きれいにターンを成功させた直後のユーターンマシーン。みごとな走りです。


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会場には『マシンの病院」が設けられる。休憩時間は再調整で大賑わいだ。
短時間のうちに復調あるいはレベルアップを目指すため、指導員も参加者も真剣そのもの!!
教えるほうと教わるほう、、、ここに太白少年少女発明クラブの良さがが凝縮されているようですね。


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プロペラカーの競技開始。審判員の指示に従ってスタートラインにつく。一瞬の競技だけに緊張が走る。


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バックしないようにバンパーをつけたりクランクの幅を調節したり、マシーンの病院でいろいろ改良や工夫したマシーン。みごと優勝です。頑張った汗の結晶が花開いたね。


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表彰式

入賞した参加者の皆さんおめでとう。そしていつもの力が出せず悔し涙を流した皆さんも今回は残念でした。でも『性能を良くするために考えて頑張ったことを大切にしてください』という工藤大会会長の言葉を励みに別のチャンスにぜひ頑張ってほしいです。

2006年08月24日

☆太陽の味とても美味しかったよ☆

仙台市太白少年少女発明クラブ第8回講座  (8月5日実施)

ソーラークッキング           担当主任     奥村清彦  専任指導員


   講座内容

 *太陽光の集光器の製作をする。
 *集光器を用いて実験をする。〈太陽の熱でお湯を沸かす)
 *太陽熱で料理をする。〈ホットケーキ&目玉焼き)

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@集光器の材料
 ・ プラスティクミラー   300×450mm.  1枚
 ・ 厚紙(板目紙)      70×450mm.  1枚
 ・ 水容器用紙コップ    90cc   2個
 ・ セロハンテープ
 

今日の講座は太陽熱を利用してクッキングもするということで会員はとても楽しみにしていました。それだけに何とか成功させたいと願う。〈前日は照る照る坊主をつるしたい心境)

奥村専任指導員はいつも「自然の力を利用するということは人間の力でどうにもできないことが多く不便なことも多い。それだけに工夫の余地もたくさんあるのです」と会員に繰り返し伝えています。

ともあれこの日は、空いっぱいに青空が広がり太陽がまぶしく顔を出したので指導スタッフ全員がホット胸をなでおろしました。
会長をはじめ関係者はいつも講座や子どもたちのことで頭がいっぱいなのです。

さて、今日はどんな講座展開になるでしょうか ! 
(♪広報・今井)

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いよいよ集光器の製作に取り掛かる。形紙に合わせて作ったリングの両端をつなぐ、そうすると朝顔型反射ミラーが出来上がり、大小2個を作り重ねると集光器が完成する。

慎重に型紙どうりにカットしていく。入会の頃よりハサミ、カッター、ハンダゴテなど道具の使い方がかなり上達してきました。

目元と手元から会員の熱心さが伝わってきます。


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みごとに出来上がった集光器。水容器とセットにして温度のさまざまな実験ができる。
果たしてどんな結果が出るでしょうか。じりじりと気温も上がり測定結果まちの会員はちょっと暑そうです。

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↑会員の測定結果を記入したノートから転載したものです。(午前11時 気温29度 快晴)
                                    

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ソーラークッキングのために準備されたパラボラ型太陽熱集熱器。

ビニール傘にアルミ箔を貼り付ける。そして焦点となる部分に調理用の鉄製皿を吊り下げる。
さらに指導員の手によって、傘を安定させる砂バケツともしものときに備え防火用水も準備される。

さあ、いよいよクッキング開始!
どうか太陽が元気よく照っていてくれますように、、、、、温度測定で忙しい会員に代って空を仰ぐ。


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20分以上はかかったけれど目玉焼きとホットケーキが焼ける。
焦げ目もできたしまあまあの焼き上がり!
ただ、太陽のエネルギーが小さくて一度に大量に作れないため、
全員で少しずつ分け合い味見をする。

それでもあちらこちらから「おいしい!」と嬉しそうな声がたくさん聞こえてきくる。
 
空高く天まで届きそうな賑わい。指導員の皆さんの頬も和やかに緩むときです。

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2006年08月21日

☆初めての体験!原子核理学研施設見学☆

仙台市太白少年少女発明クラブ第7回講座    (7月22日実施)


  夏休み施設見学会

場所:  東北大学大学院 理学研究科
                 原子核理学研究施設

見学・学習のポイント
★ものは何からできているの  ★どうやって調べるの ★原子核ってなあに?
★加速器ってなあに?  ★放射線ってなあに?

実際に見て触れたこと

   *直線加速器と円形加速器を見学する。

   *サイクロトロンを見学する。
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   *どんな物質が放射線を通過するか実験(α線とγ線の線源を用いる)
   *霧箱で放射線を見る実験(シャレーにエタノールとマントルを入れた装置)
   *粒子の衝突実験〈標的にビーム粒子を当てると散乱の様子から標的のかたちが分る)
          (見学時・施設配布の資料より)

太白区の桜の名所三神峯公園のすぐ近くに歴史を感じさせる数棟の建物があります。
ここが今回の見学施設『東北大学院 理学研究科 原子核理学研究施設』です。
普段は一般公開されていない施設だけに関心は高く見学者数は総勢73名になりました。

当日は土曜にもかかわらず施設長笠木次郎太教授をはじめ研究室の先生方、
大学院生の皆さんが大勢で太白少年少女発明クラブの一行を迎えてくださいました。
見学会は対象が小中学生ということで、楽しく遊びながら学べるように工夫された数々
の実験や、分りやすい説明書などが準備されていました。

おかげで今まで程遠いものに感じていた原子核物理や物質科学の世界が少し
身近に感じることができました。(♪広報・今井)

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全長60メートルにも及ぶ直線電子加速器の前で先生より装置の生い立ちや性能などについて
分りやすく丁寧な説明を受ける。ここで加速された電子は隣接の円形加速器へと送り込まれるということですが、、、「でもやっぱり難しい!」
  
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施設の大物、円形加速器について詳しい説明がパネル表示されている。早速会員も一生けんめい読んでみる。興味をもってくれたかな。


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どんな物質が放射線を通過するか実験です。(α線とγ線の線源を用いる)
大学院生の皆さんが何とか理解してもらいたいと会員にクイズを出して実験に引き込む。
この方式は大人も楽しめてとても魅力がありました。


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粒子の衝突実験
模型装置が遊び感覚ももりこまれていて会員に大人気、粒子に見立てたボールを
見学者も衝突させてみる。ここでも担当の大学院生の方々の準備の大変さが伝わってきました。
それだけに今日の体験は会員たちの頭の片隅にしっかりファイルされたようです。


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長時間にわたる見学会、3班に分かれて 行動したあと最後に合流して記念撮影前のひと時。
緊張が解けて和やかな笑みがこぼれる。一生けんめい学んだ後はリラックスすることも大事だね。

最後に施設長笠木教授から 「これからもどうしてこうなっているのかなと自分の頭で考える習慣を身につけましょう」と励ましのエールをいただいて 貴重な見学会を終えました。 本当にありがとうございました。

2006年08月16日

☆光の世界を楽しく探る☆

仙台市太白少年少女発明クラブ第6回講座  (7月15日実施)
                    特別講師  株式会社 仙台ニコン ・相澤英徳氏 ・桜井継貴氏

光とレンズについて(講義と実験)


 
講座内容

  ★   光の色の足し算をしてみよう
  ★   顕微鏡を組み立てて、どんな色がどのようにひかり、どんな形をしているか見てみよう
  ★   光を分解してみよう
  ★   光の反射を実験してみよう

講義の冒頭に「光ってどんなことに役立っているかな?」と講師の先生から会員へ質問が出されて講座はスタートしました。
会員の間から元気よくたくさんの手が挙がりました。そして「テレビ、ゲーム、携帯、信号」とたくさんの答えが返ってきました。
特に、二年目の会員は昨年の講座「あかりの歴史」や「クリスマスイルミネーション」の
飾りつけ」発光ダイオードを扱い学習していることから光についてはかなり知識を得て
いたようです。(♪広報・今井)

                            
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講師の方から資料の配布をじっと待つ。なかに「ドラゴンボール」の
気になる資料もありワクワクする会員。

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早速「光の色の足し算」に挑戦する。自分たちの知識でまず色を塗ってみる。
やはり「色の三原色」と混同してしまう。
光の色は全部混ぜると白になり、赤と緑を足すと黄色に、青と緑を足すと水色になることが
不思議と感じた会員も多かったようです。

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指導員の説明を聞きながら一生けんめいペン型の顕微鏡を製作する。
これで光の色を観察するとどんな様子に見えるかな。
「色が粒粒に見えたよ!」と観察後の会員の感想。思いがけない結果
に少し驚いた様子です。横からのぞいた保護者も広報もびっくり!

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パソコン、プロジェクター、スクリーン、黒板を駆使して
2時間半の長い講座を飽きさせず楽しく盛り上げてくださった(株)仙台ニコンの先生方、
さわやかで巧みな話術は好奇心旺盛な会員の気持ちを虹色に包んで未知の世界を
ガイドしてくださったようです。
講座終了後、製作した顕微鏡と資料を大事にしまう会員の様子はとても満足気でした。

2006年07月17日

☆自然の力で羽根を回す~すると~☆

仙台市太白少年少女発明クラブ第五回講座  (7月1日実施)  
                                          指導主任 奥村清彦専任指導員

    *風力発電機の製作ー風車の羽根を作る

  前回の講座は手回し発電機でしたが、今回は風車の羽根を作ることによって風から力を得ようという講座です。
 
材料はアルミ板2枚(2センチ×16センチ)を用いて風を受ける羽根を作りました。
羽根の角度が小さかったり、曲げる方向が反対だったり一度ではなかなかできない会員が多かったようです。でも「どうすると羽根はよく回りたくさんの風を受けることができるのだろうか、紙の風車などを考えてごらん」と指導員の先生からおおきなアドバイス。最後には最高0、54Ⅴ、全体で1,5Ⅴもの電気(電圧)を起こすことに成功しました。(♪広報 今井)

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すぐに完成しなくてもくじけず何度も工夫して風車の羽根作りに集中する会員。
次の回転テストはきっといい結果が待っている。

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風車の羽根の中央はセンターポンチで穴を開ける。初めて見る機誡にちょっとドキドキする。

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どのくらいの電気が起きるかな?期待と不安がちょっと入り混じる電圧テスト。

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1,5Ⅴの電気を起こすみんなの羽根が集まる。後半の講座でもこの羽根パワーが活躍することに!楽しみにしていてね。

2006年07月16日

☆人力エネルギーの発電機をつくる☆

仙台市太白少年少女発明クラブ第四回講座  (6月17日実施) 
                                         指導主任  奥村清彦専任指導員

        *初級 手回し発電機簡易型
       *中級 磁石とコイルの組み合わせ型

  手回しという簡単な方法で電気を起こす装置の製作を取り上げる。
今回は6メートル以上のエナメル線を丁寧に3本巻くという作業があるため、会員にとって前回の講座にも増して材料の処理と管理が大変なようす。

奥村専任指導員から繰り返し、「材料や部品をきちんと管理し使いやすいようにすることも大切なものづくりの基本です」と会員に伝えられる。(♪広報 今井)


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エナメル線は混線しやすいので廊下に目印を張りそれに沿って班リーダがカットしていく。
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この班もリーダーが自分の作業をこなしながら活動していく。昨年の経験が活かされています。

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☆音は小さくても聴こえた喜びは何倍も大きいよ☆

仙台市太白少年少女発明クラブ第三回講座  (6月3日実施)  
                                 指導主任 庄子孝一指導員  大内 厚指導員

    *鉱石ラジオの完成と放送を聴こう

  前回に続きラジオの製作。天然の鉱物で電池が無くても簡単な回路で放送局の電波をキャッチできるゲルマニュウムラジオを全員が完成させること、また実際に番組を聴くことを目ざす。(♪広報 今井)

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 この講座では仕上がりがクモの巣に似ていて、人気の高い『スパイダーコイルゲルマニュウムラジオ』に挑戦。エナメル線をクモの巣のように丁寧に巻く作業はとても根気の要る作業でしたが、最後まで頑張り通した会員のファイトはとてもすばらしいです。支援援る指導員、サポーターの皆さんも指導に力が入りました。


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果たして見事に聴こえるようになったかな?。学校が違っても高学年が中学年の受信の調整を手伝っています。「このクラブでは全員が一つの大きなファミリーとして助け合い向上していきましょう」という方針が浸透してきつつあるような一コマです。

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☆地球にやさしいラジオ作りにチャレンジ!☆

仙台市太白少年少女発明クラブ第二回講座  (5月27日実施)   
                                指導主任  庄子孝一指導員  大内 厚指導員

         初級講座  鉱石ラジオを作る
        中級講座  鉱石ラジオの増幅とスピーカを作る
 
 
現代の社会では電気や電池をつかうことがごく普通になっていますが、クラブのテーマでもある「未来を拓くクリーンエネルギーの技術を創出する発明と工夫」に沿って、電池が無くてもラジオが聴ける鉱石(ゲルマニュウム)ラジオの製作をしました。(♪広報 今井)


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少し難しいけれどまず、指導員の説明をよく聞いてからラジオを作り始める。会場が一つとなって聞き入る。

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なんといっても細くて扱いにくいエナメル線をを100メートル以上まく作業はとても大変でした。でもみんな2時間以上の作業にもかかわらず真剣そのもの。いい汗かきました。

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2006年07月01日

☆18年度仙台市太白少年少女発明クラブ開講☆

『未来を拓くクリーンエネルギーの技術を創出する発明と工夫』をテーマにクラブ活動がスタートしました。2年目ということで指導員、スタッフ全員、気持ちも新たに今まで以上にとても張り切っております。また、小学2年生から中学1年生までの会員30数名も、講座の受講をとても楽しみにしているようです。今回は、5月13日に実施された和やかな開講式とやや緊張感に包まれた基礎講座の模様をご紹介します。(♪広報・今井)>     
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      工藤会長より「科学やものづくりの楽しさをたくさん体験してください」とお祝いの言葉 が贈られる。                  
 
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これから一年間講座を支える指導員の皆さん。 会員の可能性を見出す名人揃いです。                         
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  それぞれの思いが大きくなあれ!
     

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