☆太陽の味とても美味しかったよ☆
仙台市太白少年少女発明クラブ第8回講座 (8月5日実施)
ソーラークッキング 担当主任 奥村清彦 専任指導員
講座内容
*太陽光の集光器の製作をする。
*集光器を用いて実験をする。〈太陽の熱でお湯を沸かす)
*太陽熱で料理をする。〈ホットケーキ&目玉焼き)
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@集光器の材料
・ プラスティクミラー 300×450mm. 1枚
・ 厚紙(板目紙) 70×450mm. 1枚
・ 水容器用紙コップ 90cc 2個
・ セロハンテープ
今日の講座は太陽熱を利用してクッキングもするということで会員はとても楽しみにしていました。それだけに何とか成功させたいと願う。〈前日は照る照る坊主をつるしたい心境)
奥村専任指導員はいつも「自然の力を利用するということは人間の力でどうにもできないことが多く不便なことも多い。それだけに工夫の余地もたくさんあるのです」と会員に繰り返し伝えています。
ともあれこの日は、空いっぱいに青空が広がり太陽がまぶしく顔を出したので指導スタッフ全員がホット胸をなでおろしました。
会長をはじめ関係者はいつも講座や子どもたちのことで頭がいっぱいなのです。
さて、今日はどんな講座展開になるでしょうか !
(♪広報・今井)
いよいよ集光器の製作に取り掛かる。形紙に合わせて作ったリングの両端をつなぐ、そうすると朝顔型反射ミラーが出来上がり、大小2個を作り重ねると集光器が完成する。
慎重に型紙どうりにカットしていく。入会の頃よりハサミ、カッター、ハンダゴテなど道具の使い方がかなり上達してきました。
目元と手元から会員の熱心さが伝わってきます。
みごとに出来上がった集光器。水容器とセットにして温度のさまざまな実験ができる。
果たしてどんな結果が出るでしょうか。じりじりと気温も上がり測定結果まちの会員はちょっと暑そうです。
↑会員の測定結果を記入したノートから転載したものです。(午前11時 気温29度 快晴)
ソーラークッキングのために準備されたパラボラ型太陽熱集熱器。
ビニール傘にアルミ箔を貼り付ける。そして焦点となる部分に調理用の鉄製皿を吊り下げる。
さらに指導員の手によって、傘を安定させる砂バケツともしものときに備え防火用水も準備される。
さあ、いよいよクッキング開始!
どうか太陽が元気よく照っていてくれますように、、、、、温度測定で忙しい会員に代って空を仰ぐ。
20分以上はかかったけれど目玉焼きとホットケーキが焼ける。
焦げ目もできたしまあまあの焼き上がり!
ただ、太陽のエネルギーが小さくて一度に大量に作れないため、
全員で少しずつ分け合い味見をする。
それでもあちらこちらから「おいしい!」と嬉しそうな声がたくさん聞こえてきくる。
空高く天まで届きそうな賑わい。指導員の皆さんの頬も和やかに緩むときです。