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2009年10月31日

会員の力作ぞろいです!

第22回みやぎ発明くふう展・第13回未来の化学の夢絵画展

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  日時  10月20日~25日   展示会場 東北電力グリーンプラザ ギャラリー

  主催  宮城県  (社)発明協会宮城県支部

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太白少年少女発明クラブの会員は活動の中で学んだことをもとにそれぞれ独自の
創意工夫を凝らして
上記の作品展 絵画展に出品しました。
その中から受賞したおもな作品をご紹介します。

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【くふう展の部】

東北経済産業局長奨励賞 ソーラークッキング

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傘の外側にアルミホイルを張り、傘の内側の中心にペットボトルが置いてある。
太陽光の温度がさらに上昇するようにボトルの中に黒い紙を入れて、ゆで卵などが
できやすくなるように工夫。「自然エネルギーを大切にして活用しよう」というクラブの
テーマが活かされている。
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日本弁理士会会長奨励賞  わくわくタウンのドライブゲーム  

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スイッチを入れると道路が動きハンドル操作で車が道路からはみ出さないように運転
していきます。製作者のメッセージも入っていてとても楽しい。

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東北電力株式会社 宮城支店長賞   雨水利用 水力発電機

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どこのご家庭にでもよく見られる雨どいをうまく利用した作品、クラブ活動の経験が豊富な
会員だけあって自然エネルギーの有効活用というクラブテーマがしっかりと身に付いている。
省エネのためにも我が家にぜひ、備え付けたい発電機だ。


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NHK仙台放送局長賞 ペットボトル・ホン

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クラブの講座で学習した鉱石ラジオの製作が刺激となってチャレンジした作品です。
コイル巻き」に苦心したようですが作品完成をめざして頑張りました。
再利用の毛糸や牛乳パックで作ったヘッドバンドがとてもユニークで人目を引く。


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仙台市教育委員会教育賞  どうぶつえん


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紙粘土と折り紙で作られた動物たち、台のの右手のハンドルをまわすと愉快に大回転を
したり、口をパクパクと開けたりします。旭山動物園にも負けない動物たちの動きが面白い。

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佳作  ばあばに贈る防災玉手箱

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中身の一部をご紹介 ・鉱石ラジオ ・手回し発電機 ・救急用品 ・乾電池 ・爪切り 
・耳かき ・孫の手 ・懐中電灯  ・連絡先メモ帳 ・拡大鏡ほか 
こんな防災箱が自分用にもあったらいいなと思う中身の濃い内容、出品者の優しい気持ちが
ギュッと防災玉手箱に詰められていて、つらい時でもほっとな気分にしてくれそう。
箱を包む布は風呂敷型で背負いバンドがつけられておりリュックにもなる。


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【夢絵画展の部】


仙台市教育委員会教育長賞  水の流れる夢の街

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社団法人 みやぎ工業会会長賞  空をとべるランドセル

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数々の入賞作品をご紹介しましたがご覧いただきまして本当にありがとうございました。
次回からは再びクラブ活動の様子を紹介させていただきます。
いよいよ年末のイルミネーション点灯行事に向けての活動となります。

                (写真 コメント 広報 今井)

みんなで受講しました!外部講座

仙台市太白少年少女発明クラブ
   第13回講座
  10月17日実施


外部講座実施  東北工業大学工学部 知能エレクトロニクス学科  小林研究室

マイコン組み込み工作 、テーマ [車輪型移動ロボットを動かしてみよう]
         1 ロボット工作
         2 プログラミング
         3 競技大会


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    わくわくドキドキ クラブ員参加者27名、今日の活動に期待がいっぱい!

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会場となった東北工業大学、八木山キャンパス会場前の案内ポスター。


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本日の催しについて挨拶される主催者側の小林正樹教授、会員はやや緊張気味

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車輪型移動ロボットの工作中、わからないところは学生の皆さんがきめ細やかに
指導してくださる。会員もすぐに打ち解けて工作に知恵をしぼる。

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出来るところはグループの中で考えて、積極的に取り組んでいく。活動場所は
変わってもいつもの会員らしさが、、、。


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さあ、いよいよプログラミングです。パソコンの前で画面を見つめる会員。


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いよいよ競技会、かなりの難コースに車は思い通りに走らない。「どうしてかな?」
と何度も調整して粘り強く完を目指す。みんな頑張れ!

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13回講座は初めての経験、クラブの指導員が見守る中、会員は緊張の中にも
小林教授初め学生の皆さんの手厚いサポートでレベルの高い講座を楽しめたようです。

講座が終わっ後に会員に感想を尋ねたところ「マイコンを組み込んだら車がどんな動きをするのかとても興味があった」
「また今日のような講座があったらぜひやりたい」とかなり満足した口調で語ってくれました。。

保護者の皆さんも会員が工作に汗を流している間、同時開催されていた学校祭を
思う存分堪能されていようで、今回は「太白少年少女発明クラブ」全体が東北工業大学に
たいへんお世話になりました。感謝申し上げます。


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    お知らせ


第22回みやぎ発明くふう展・第13回未来の化学の夢絵画
において当クラブから数名が入賞しております。
入賞作品を近日中にご紹介いたしたいと思います。


なお次の活動は10月31日、11月14日、11月28日、12月12日と続き、クラブの最大行事、
クリスマスイルミネーション点灯に向けて活動していく予定です。
引き続きご支援くださいますようよろしくお願いします。


                                       (写真 コメント 広報 今井)

2009年10月20日

パワーアップしたソーラーカー、完成!

仙台市太白少年少女発明クラブ
   第12回講座
  10月3日実施
*ソーラーカーを作ろう  ―その③ 完成編―
        (太陽光エネルギーを使ってモーターを回す)
                                     担当  工藤治夫会長
9月5日、19日、10月3日と三回にわたり、クラブテーマ自然エネルギーの活用講座として
ソーラーカーの製作を取り上げてきました。今回はいよいよ車体の完成、そしてテスト走行、
競技会の実施となります。

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     自然エネルギーもキャパシターに貯めるともっと活用の道が広がるね!

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説明を聞いてキャパシターにもプラスとマイナスがあることを知る。「長いほうが+だ」。
確認したこと忘れないようにすぐテキストに書き込む。とても大切な取り組みだね。
さあ、これを装着したらいよいよ車は完成だね。

          
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太陽が出てきました。チャンスを逃さずソーラーカーを太陽に向ける。エネルギーを
しっかりとキャパシターに貯めて競技会の準備。

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競技のまえに少し学習を!

「このソーラーカーは太陽光が得られない時は手まわし発電機で充電することができる
優れものです。」と工藤会長。さっそく、発電機を回して発電のテスト。測定器の針は
1V以上を指しています。会員は講座を通して「電気はキャパシターに貯めれば、
何度でも長く使える」ことを学ぶ。


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いよいよソーラーカーによる競技会。暗い廊下でも立派に走ることができました。
太陽光を貯めることができるキパシターのおかげだね。自然エネルギーの欠点を克服です。


ソーラーカーの性能(スイッチの位置による働きご紹介

スイッチの位置 によって充電機能や動力源、モーター(車の動き)が変わってきます。

Aスイッチ  充電機能のみ (太陽光と外部電源に接続)

Bスイッチ  充電機能(太陽光)  動力源(太陽光プラスキャパシター) モーターに接続。

Cスイッチ  充電機能(太陽光) 動力源(乾電池) モーターに接続。


とても高性能な手作りソーラーカが完成しました。会員は世界にただ一つ、
自分だけのソ-ラーカーが完成したことに大満足です。材料の準備に携わった
指導員のご苦労が報われるときでしょうか。
会員にこれからもものづくりを通して工夫や改良する積極的な気持ちと、
何かを完成させる達成感をたくさん味わってほしいと思います。


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 おしらせ      

*次回の講座は外部講座を受講、<マイコン組み込み工作>にチャレンジする予定です。
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*去る9月20日、河北新報社主催行事「楽しい理科のはなし」(会場:東京エレクトロンホール)で
当クラブも「風力発電機」や「クリップモーターなどを出展、会員をはじめ大勢の
方々が訪れて大盛況でした。

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(写真 コメント 広報 今井)