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2014年09月30日

みんなで改造車の性能を確かめよう

仙台市太白少年少女発明クラブ
第11回
 活動内容    (2014・9・27実施)
*基礎コース  ・おもちゃの車をハイブリッドカーに改造③ 競技会 担当 奥村 清彦先生・矢内信義先生
*発展コース  ・ワームマシンの製作③競技会 担当 大内 厚先生
*チャレンジコース   ・チャレンジコンテスト関係作業に     担当 佐々木三郎先生
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基礎コース  いよいよハイブリッドカーの性能を披露。

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競技会をめざして、最後の調整に力が入る。


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奥村先生、mmとmを例に取りながら、mvをvで表す方法を講義。
改造車は約1500mvつまり1,5v充電する。

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ハイブリッドカー競技会。 スタート時点の滑り出しは上々!
かなり早い!しかし大きく曲がる車が続出、自分の車を追い
かける場面も。「みんな同じように改造したのになぜ欠点が
出るか、いろいろな原因が考えられます。ぜひ自分で追求し
て下さい」と奥村先生から最後に課題が出される。

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発展コース作り方はいろいろワームマシン・自分で考えながら! 

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工夫その① 縦の金具がしっかり地面をとらえるように長さ、
角度を調節する。

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車輪の軸に取り付けられた金具のカーブがミソ、車輪の回転方向で、
走りをスムーズにしたりブレーキをかけワームマシンの走りを確実にする。

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ワームマシン競技会。走行していくうちに曲がるけれど一歩一歩
確実に前進。ここまでよく頑張りました!
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チャレンジコース 目標に向かって頑張っています。

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全国大会出場を目ざし、ひたすらチャレンジする姿は、後輩会員も
いつしか目標となっています。
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お知らせ
次回活動 10月12日
特別講座  奥村先生による【空気の不思議】のお話と実験

                            (写真 コメント   広報今井)

2014年09月25日

最先端の技術に接して

仙台市太白少年少女発明クラブ
第10回
 活動内容    (2014・9・20実施)

*全コース  施設見学会            引率総括      工藤 治夫 会長

見学先    東北大学電子光理学研究センター 【 センター長(教授) 清水 肇 先生 】

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【講演】
加速器】粒子を加速する装置     講師 (教授)清水 肇 センター長

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センター見学にあたり、センター長 清水先生の講演がありました。アニメキャラクター、ゲゲゲの鬼太郎(=1m)と目玉おやじ(=10cm)を登場 させて、長さや大きさの比較、概念を会員にわかりやすく解説される。その上でスライドを用いて展開された銀河の大きさから原子核の世界は、参加者全員興味 と驚きがいっぱい、未知の世界へ引き込まれていきました。
(加速器の進歩で、見ることの出来なかった世界を知ることは新しい発見や発明に繋がることを感じた貴重な講演でした。)
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施設見学内容
* 本体室(線形加速器)
* 第二実験室(STBリング)
* GeVガンマ線実験室
* 光源加速器棟
見学は四班に分かれて行動
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光源加速器楝

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【コヒーレント・テラヘルツ光源加速器】を見学。電子ビームを使っ
て強い光を発生させる装置。テラヘルツ光源研究は今後、
加速器の進歩に欠かせないと感じる。

GeV-γビームライン

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原子核の中に侵入出来るというGeV-γビームライン実験室を見学。
ここでは物質の階層について学習。原子核は更に細かく陽子と中性
子からできていることを知る。物質って奥が深い。

STBリング(円形加速器)

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地下の大きな施設。原子核の内部構造を探るためには電子線が必要、それには高いエネルギーの粒子線が必要、そこで高エネルギーを作る電子加速器が必要になる。(高エネルギーはこの装置の中で粒子と粒子を衝突させて作るようです)

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施設内の随所に装置や器具類の解説板が設置されており、
クラブの参加者にとって理解が深まりました。

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【実験】 霧箱  身近な放射線を手作り装置で実感

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先ずスクリーンで施設の先生から霧箱製作についての手順が
説明される。

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身近な材料で作る。プラスチック容器,黒紙、エタノール、マントル、
ドライアイスなど。

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霧箱の中のマントルから白い放射線の飛跡が見えます。
霧箱製作大成功!充実の一日となりました。

最後に

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センターを案内してくださった学生・先生方と参加者のみなさん。
総勢七十名(会員二十五名)が大変お世話になり有難うございました。
 
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お知らせ
次回の活動日  9月27日
制作したマシンで競技会を開く予定です。自宅へ持ち帰った会員は
忘れずに持参して下さい。

                        (写真 コメント 広報 今井)

2014年09月15日

クラブオリジナルハイブリッドカー完成

仙台市太白少年少女発明クラブ
第9回
 活動内容    (2014・9・13実施)
*基礎コース    ・おもちゃの車をハイブリッドカーに改造② 担当 奥村 清彦先生・矢内信義先生
*発展コース    ・ワームマシンの製作②   担当 大内 厚先生
*チャレンジコース ・チャレンジコンテスト関係作業に     担当 佐々木三郎先生

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【基礎コース】 ハイブリッドカーにキャパシタ充電器を
取り付ける

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車体に水色のキャパシタを取り付け中。
「充電器があるとなぜ便利なのかな」と考えながら。

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細かい作業を見事クリア、キャパシタの取り付けが完了した車体。
これで動かしたいときに動かせる車に変身。
次回の完成走行披露が楽しみです。
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【発展コース】作り方はいろいろワームマシン・自分で
考えながら! 

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万能フレームという長い棒を組み立て、角度や長さを調節しながら
マシンを作り上げていく。一人ひとり同じものはなく、どうしたらしっ
かり走るか試行錯誤を繰り返す。難易度が高いだけに真剣そのもの。
完成目指して頑張って欲しい。

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制作したマシンに動力の電池ボックスが取り付けられ、完成に
一歩近づく。

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【チャレンジコース】 地区大会の結果を待ちながら

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全国大会出場に願いを込めて、担当の佐々木先生のもとで、
作品についてミーティングを続けていく。

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お知らせ
*活動日の変更
今後の活動日に若干変更があります。間違えないよう注意をして下さい。
次回の活動は施設見学会となります。参加者はお知らせをよく読んで下さい。

                          (写真 コメント  広報 今井)