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2013年02月26日

電池不要のラジオを作りました

仙台市太白少年少女発明クラブ 第19回講座 (2月23日)
・初級      電池を使わないゲルマニュウムラジオの製作
・中級・上級  トランジスター1石ラジオの製作
                  

  担当  庄子 孝一 指導員      大内 厚 指導員

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ラジオを作る前に、庄子指導員より細かい説明があります。講座の重要な時間。

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コイル作り タッパーのフタに開けた2つの穴にホルマル線を通して巻き方を開始。線は10mあるので慎重に巻きつけていかないと絡まってしまいま す。線がバラバラにならないように、ドライバーにさしたり、定規で抑えたり各自工夫をしながら、一番難しい作業に取り組んでいます。

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中級製作 トランジスターラジオの部品が完成。はんだ付けがしっかり出来ています。さすが!

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上の部品をラジオのケースの中に取り付ける。はんだ付けもすっかり板についているね。

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初級 ゲルマニウムラジオの内部、
この他にイヤホンのコードをつければ、完成ももうすぐだね。

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完成したトランジスターラジオで放送を聞く。かなりはっきりと聞こえた様子。大成功だね。
今回の講座は制作したラジオから放送が流れてくるというはっきりとした成果が出たためもあってか、
会員は満足の表情でした。難しいホルマル線の扱いや、細かいはんだ付けもよく頑張ったと思います。
一年間、講座で学習してきた知識や技術が様々なところに現れていました。
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2013年02月15日

化学と算数を楽しく学ぼう

化学と算数を楽しく学ぼう
仙台市太白少年少女発明クラブ
第18回講座                   (2月9日実施)
・第一部  化学実験 金属材料からエネルギー
担当 長谷川 俊一指導員
 (補助員・宮城県仙台第三高等学校3年 佐々木雄哉 2年 村上遼太 2年 宮澤伸治)
・第二部  算数で遊ぼう
     担当講師 宮城県仙台第三高等学校  板橋 淳先生 
 (補助員・2年 石川眞裕子 2年 山口優雅)
ーー化学ーー

電池作りについて注意点や実験の内容を会員に説明する長谷川指導員。
年に一度の待ち遠しい化学実験講座。

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電池づくりのために銅、亜鉛、鉛、鉄の金属板と電解液の入ったビーカを準備する。

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電解液に入れた金属板に電圧計を取り付け、どれくらいの電圧が起きているか、
金属板の組み合わせごとに測ってみる。最高は何ボルトかな?

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銅、亜鉛、鉛、鉄、いろいろ組み合わせて電圧の大きさを測った会員の結果表です。
銅と亜鉛の組み合わせが1番大きい電圧が出る。

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メロディ-ブザ-に挑戦!クエン酸水溶液と金属板を使って起電させて鳴らします。
1ボルトの電圧が必要。どうやら「ハッピバースディ」のメロディが聞こえたようです。

ーー算数ーー

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出題した算数のパズルを前に。「発想力を高め、規則性を見つけることがポイント」と
会員に語りかける板橋先生。楽しむまではなかなか大変!

みんないつもの元気はどこへかな?パズル形式の算数の問題に「う~ん」

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「う~ん」みんな悩んでいます。会員の間を回りながら補助員の方が優しく指導。嬉しい!

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難解なパズルを1番早く正解したグループ。黒板の前で解き方を解説中です。
柔軟なひらめきと、着想が素晴らしい!
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長谷川指導員、板橋先生の補助員として講座をサポートしてくださった5名の高校生の皆さん
フレッシュでとても充実した講座になりなした。ヤング先生の登場に会員も化学や算数にとても
面白さを感じたようです。ありがとうございました。
*両講座ともまだまだたくさんのことを学習、今回は紙面の都合上一部のご紹介となりました。
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お知らせ
次回は2月23日  「鉱石ラジオ」の制作です。