☆知恵と汗を思いっきり絞った暑い夏の2日間☆
仙台市太白少年少女発明クラブ第9回講座 (8月19日~ 20日実施)
夏休みものづくり体験教室
*主催文部科学省
*協賛 社団法人 発明協会
*開催および技術指導・仙台市太白少年少女発明クラブ
*参加者数 会員15名 非会員8名
*担当主任 奥村清彦専任指導員
*協力指導員・サポーター・スタッフ16名
製作作品 (対象学年)
・風車(1~4年) =紙製の車輪つきタワーに風車を輪ゴムで連結、うちわであおぐ
・プロペラカー (1~4年) =木製の車台にプロペラをつけ輪ゴムを回して動力とする
・ワームマシーン (5~6年) =クランクを用いてマシンを伸縮させ、この運動を利用して前進させる
・ユーターンマシーン(中学生) =電池を動力としてコースの進行方向を360度変更するマシンの製作
今回は文部科学省より依頼を受け「夏休みものづく体験教室」の開催となりました。
一日目は全国の小中学生共通の教材を用いて作品の完成を目指す。
午前10時から猛暑の中、学年に応じて選んだキットを指導員の指示に従って製作していく。
クラブ員は今まで講座の中で培った工夫の気持ちが次々と沸いてくるのか
解説書を参考にしながらも『あーでもない、こーでもない』と改良を試みている姿は心底ものづくりを楽しんでいる様子でした。
製作会場の熱気は参加者と指導員の「ものづくり情熱」で今季最高の暑さとなりました。
二日目は昨日製作したマシーンを携えての競技会開催です。
開始前、どの参加者もマシーンの調整や確認に余念がなく競技にかけるファイトは
昨日にもまして上るばかり、、、太白小学校の体育館はいろんな汗でいっぱいでした。
思い出に残る体験教室になるといいですね。(♪広報 今井)
一日目 マシン製作
指導員が事前に製作して指導上の”ツボ”声のかけ方などを確認。わがクラブでは理論、技術ばかりでなく『ものづくりの心』も大切にすることをモットーにしています。
風車製作中。低学年ということでまず定規やカッターの使い方からものづくりにチャレンジしていく。
しかし真夏の3時間以上の製作時間はつらいはずなのに誰一人泣き言は漏らさない。
興味があるとやり通せるのかな!
低学年だから、、、という先入観は不必要のようですね。
プロペラカーの車体の形についていろいろと考えてみる。どんな形にしたら早く走るのかな!
参加者が考えた工夫や改良点はガイドラインに外れていなければ大切にしてマシーンに反映させる。ここでは子どもたちの創意工夫や独創性も大切にし引き出していくことを目指す。
二日目 競技会開催
競技開始前に運営方法について細かい打ち合わせをする指導員・スタッフ。
発明協会公式ルールに従って厳正に競技をおこなう。
三回トライアルしてベストタイムを各自の公式タイムとする。まずは無事走れ!
きれいにターンを成功させた直後のユーターンマシーン。みごとな走りです。
会場には『マシンの病院」が設けられる。休憩時間は再調整で大賑わいだ。
短時間のうちに復調あるいはレベルアップを目指すため、指導員も参加者も真剣そのもの!!
教えるほうと教わるほう、、、ここに太白少年少女発明クラブの良さがが凝縮されているようですね。
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プロペラカーの競技開始。審判員の指示に従ってスタートラインにつく。一瞬の競技だけに緊張が走る。
バックしないようにバンパーをつけたりクランクの幅を調節したり、マシーンの病院でいろいろ改良や工夫したマシーン。みごと優勝です。頑張った汗の結晶が花開いたね。
表彰式
入賞した参加者の皆さんおめでとう。そしていつもの力が出せず悔し涙を流した皆さんも今回は残念でした。でも『性能を良くするために考えて頑張ったことを大切にしてください』という工藤大会会長の言葉を励みに別のチャンスにぜひ頑張ってほしいです。